本部
- 形態
- イベント
- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
- 500
- 参加人数
-
- 能力者
- 25人 / 1~25人
- 英雄
- 23人 / 0~25人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2018/12/07 12:00
- 完成予定
- 2018/12/21 12:00
このシナリオは5日間納期が延長されています。
掲示板
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相談卓
最終発言2018/12/07 08:18:53 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/12/06 22:49:54
オープニング
このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●投げられた賽(さい)の行方
「ここが帝都ですか」
「大規模な戦闘があったと聞いていましたが、思ったより破壊の跡は少ないですね。安心しました」
この日、キュリス・F・アルトリルゼイン(az0056)とヨイは厳重な警備が敷かれた帝都を訪れていた。
多くのエージェントが侵入者がいないか目を光らせ、キュリスとヨイの周囲にも護衛が囲んでいる。
「しかし、私の目的は『天蓋の世界樹』を再起動させて転移現象を終息させること。操作も複雑ではありませんし、わざわざご足労いただかなくとも大丈夫でしたよ?」
「一連の事件に携わった者として、事件の終わりを直に見届けたいのですよ。それに、超古代文明の帝都を実際に見てみたいという個人的な興味もありますしね」
どうしても物々しい雰囲気は漂うが、ヨイとキュリスのやりとりは気安く穏やかだ。
道中、キュリスが疑問に思ったことをヨイが解説しながら帝都を歩き、神殿にたどり着いた。
「これは、相当激しい戦いがあったのですね」
「すみません。まだ修繕まで手が回っていないのです」
そして、『天蓋の世界樹』祭壇がある部屋へたどり着いたヨイとキュリスは室内の様子に嘆息する。
先日の戦闘からあまり日が経っておらず、比良坂清十郎(az0134)が逃走時に空けた大穴もそのままだ。
「ここには多くの帝国民も水晶の中で眠っていたと聞きましたが、人的被害が少ないのは本当に幸いでした」
「彼らの肉体はコールドスリープ……時間停止に近い状態にあるのでしょうか?」
「はい。専用のオーパーツを用いれば、再び目を覚ますことでしょう」
浮かべた憂いを素早く追い出し、ヨイは取り出したタイムジュエリーをセットする。
「それでは、始めます」
祭壇を操作すると宝石がバチバチと放電し、『天蓋の世界樹』を再起動しようとした――その時。
「っ!? これは……」
「どうしました?」
突然ヨイの表情が一変し、慌てて操作する様子にキュリスが近づく。
「一部の操作が受け付けなくなりました! このままでは、今までの比ではない暴走が起こります!」
「っ! ――皆さん、タイムジュエリーの破壊を!」
余裕がないヨイの言葉に、キュリスはすぐさま判断を下す。
遠距離用AGWを持つ護衛エージェントが次々と攻撃を放ち……煙から無傷のタイムジュエリーが現れた。
「まさか、タイムジュエリーから放出されているライヴスがAGWの出力を上回っている……?」
『緊急事態発生! 比良坂清十郎が、マガツヒを連れて帝都を襲撃してきました!』
分析しながら驚愕に染まったキュリスの顔が、通信機から響いたエージェントの警告に険しくなる。
「……状況からして、比良坂清十郎の仕業と考えてよさそうですね」
ここにいても伝わってくる威圧感と遠くから聞こえる爆発音に、キュリスは護衛を振り返った。
「皆さんも比良坂清十郎とマガツヒの迎撃に向かってください! 私たちはここで『天蓋の世界樹』の操作を取り戻せないか試します!」
「まだ完全に乗っ取られてはいませんが、それも時間の問題でしょう! 可能な限り急いでください!」
事態の深刻さを表すキュリスとヨイの大声を受け、エージェントたちは最低限の護衛を残して部屋を出た。
「行け、同士たちよ! 壊し、殺し、本能のままに欲望を満たせ!」
『うおおおおっ!!』
帝都ドームの外壁を破壊し、侵入した清十郎は声高にマガツヒの士気を高めてあおる。
首領から直接命令を下されたマガツヒ構成員は歓喜と狂気を笑みに乗せ、それぞれ好き勝手に動き出した。
「……残った有象無象も、最後くらいは役に立って欲しいものだ」
静かになった場所で1人、ぽつりとこぼした清十郎は中央にそびえる神殿へ顔を向けた。
「さあ、見定めるとしよう――次元と終焉の果てに、我らの救済があるのか否かを」
怒号と爆音を背景に、たなびく和装を背後へ流して歩き始める。
漆黒の布に浮かぶ金輪は、『天蓋の世界樹』をまっすぐ捉えていた。
解説
●目標
比良坂清十郎の討伐
『天蓋の世界樹』暴走阻止
●登場
・比良坂清十郎
マガツヒの首領でありトリブヌス級愚神
浮上したガリアナ帝国の帝都ドームに再び出現
前回『天蓋の世界樹』に仕込んだライヴスを操り、完全な状態での暴走を狙う
能力…物攻C 物防E 魔攻B 魔防D 命中B 回避A 移動D 特抵F イニS 生命C
スキル
・先見の明…常時発動、命中・回避判定で相手の基礎値-10%
・無明…射0・範5、魔攻-60、命中+40、命中→2D6sq後退、特殊抵抗判定【魔攻vs魔防】勝利→BS衝撃付与
・奈落…射1~20・範3、魔攻+40、命中-50、命中→BS拘束、特殊抵抗判定勝利→BS減退(2)付与
・涅槃…『奈落』が命中→1度以上減退が発生、魔攻-200、必中→BS気絶(5)・暴走・封印付与
・マガツヒ
総数不明
清十郎の命令を受け、『天蓋の世界樹』暴走までPCたちを積極的に妨害
H.O.P.E.警備部隊も迎撃するが、広範囲に展開しておりすべてに手は回らない
・キュリス
H.O.P.E.ロンドン支部長
帝都内の視察、および転移現象の終息を確認するためヨイに同行
・ヨイ
ガリアナ帝国の女帝
『天蓋の世界樹』安定のためタイムジュエリーを使い祭壇を操作
●状況
場所は地中海に浮かぶガリアナ帝国帝都ドーム
中心部に大きな神殿のような城がそびえ、周囲を円形に取り囲むように民家が並ぶ
警備は24時間体制で街中・神殿まで配置され、民家の一部は臨時の宿泊・待機場所として利用中
当日PCはキュリス・ヨイの護衛or帝都警備として参加
『天蓋の世界樹』起動後に異変が発生し、同時に清十郎とマガツヒが帝都へ襲撃
汚染された『天蓋の世界樹』を正常に戻すため、清十郎の討伐(生死問わず)に動く
●PL情報
清十郎が祭壇(神殿)に近づくほど暴走の危険が高まる
タイムジュエリー破壊での暴走阻止は不可能
マスターより
比良坂清十郎さんとのラストバトルになります
前回の『天蓋の世界樹』起動時、タイムジュエリーの欠片に仕込んだライヴスで誤作動を起こしています
イメージとしては、コンピューターウイルスを使ったクラッキングに近いでしょうか
またタイムジュエリーの破壊が今回無効なのは、完全な状態と欠片とではエネルギー保有量が違うため
『天蓋の世界樹』操作中に放出する膨大なライヴスが一種の防御膜となり、すべての攻撃は弾かれます
なので、暴走の原因である清十郎さんを倒す(殺す)以外に止める術はありません
予期される未曾有の大災害を防ぐため、マガツヒとの決着をつけましょう
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2018/12/28 20:54
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相談卓
最終発言2018/12/07 08:18:53 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/12/06 22:49:54