本部
- 形態
- イベント
- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
- 500
- 参加人数
-
- 能力者
- 25人 / 1~25人
- 英雄
- 25人 / 0~25人
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2017/02/20 22:00
- 完成予定
- 2017/03/05 22:00
このシナリオは3日間納期が延長されています。
掲示板
-
【相談卓】明日への決死行
最終発言2017/02/20 20:38:29 -
【相談卓】明日への決死行2
最終発言2017/02/20 20:48:38 -
【槌】支援部隊
最終発言2017/02/20 10:35:22 -
仮プレイング卓
最終発言2017/02/20 01:01:02 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/02/18 03:37:07
オープニング
このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●命
ウーニジェ。
静かだった町はわずかな時間で死線と化し、人類は従魔群との激戦を繰り広げていたが、しかし。
そしてそのすべてを今。
愚神群の総督たる地竜が踏みにじる。
百の鋼が凍りつく。
千の血肉が割れ砕ける。
万の命が。
永遠に、失われる。
それでも軍人は戦友だったものを足がかりに進み、従魔へ向かった。
その背の彼方にて、震えながら明日を待つ同胞のために……彼らは己の今日を捨てる。
「突入!!」
ヴァルリアの誘導を担うエージェントたちが、押し詰められる死のただ中へ突っ込んだ。
「レガトゥス級はHOPEが引き受けた!! だから――」
死ぬな。そんなことを言えるはずがなかった。
誰かを生かすために死に行く者たちへ、同じように死に行くのかもしれない者がなにを言えようか。
だから――歯を食いしばって噛み殺した。
共に逝くとは言えない。
けして言わない。
だから――
「かならず、しとめるぞ……!!」
エージェントが天をあおぐ。
曇天の遙か先に浮かび、今もこちらへ盲いた眼を向けているだろう機械じかけの雷神、「ライトニング・ステアウェイ」を。
●道
先行したエージェントの精鋭たちが、決死の覚悟をもって従魔にあたり、ヴァルリアを誘導している。
その結果を受け、はるか上空にてヴァルリアに狙いをつける攻撃衛星「ライトニング・ステアウェイ」の“照準”を合わせるのが【雷導班】の任務である。
「ライトニング・ステアウェイは“ユラン”作戦の開始と同じ時間に起動したよ。でも、発射態勢が整うまでまだ時間がかかる。しかも発射態勢が整ったら、何分かしかそれを維持できないんだ。ボクたちが衛星の都合に合わせるしかない」
多数のエージェントで押し詰まったブリーフィングルームの隅から、【雷導班】担当オペレーターの礼元堂深澪(az0016)が告げた。
「それから衛星はただの機械だから目が悪い。分厚い雪雲もレガトゥス級のまわりに断続的に出現するドロップゾーンも見通せない。だから、衛星が攻撃目標を確認して起動できるように、レガトゥス級へマーカーを撃ち込んであげないとだめなんだ」
最初から人類を敵と認識し、猛攻をかけてくるだろうヴァルリアへ肉迫し、マーカーを撃ち込む。
「それだけじゃないよ。マーカー撃ち込んでから最低5分間、ライトニング・ステアウェイが照準合わせて発射するまでレガトゥス級をそこに足止めしなきゃ」
無茶な話だ。殺されるまでもなく、確実に死ねる。
深澪はエージェントたちの代わりを務めるようにため息をついた。
「一旦解散して、ちょっと休んで。……連絡したい人がいたら、絶対ちゃんとしといてね」
もう話せないかもしれないから。
言外に含まれた深澪の言葉を、エージェントたちは察せずにいられなかった。
生還の見込みは限りなく低い。
しかし。それでも。逃げ帰る道はない。
エージェントに選ぶことのできる道はただ一条――死線の向こうへ続く、糸のごとくの細道だけなのだった。
●明日へ
『雷導班、いい?』
「準備は」とも「覚悟は」とも言わず。深澪は戦場の後方に置かれた指揮車から、エージェントたちへ通信を投げた。
『ボクはみんなを励まさない。弱気を慰めない。勝利を約束しない。ボクにできるのはみんなに行けって言うだけ。でも、だから――ジャスティン会長の言葉、そのまま伝えるよ』
深澪は大きく息を吸い込み、声の限りに叫んだ。
『――私が口にする言葉はいつもとなんら変わりはないっ! 諸君の全力をもって戦えっ! 友の背を守り、世界を救えっ! 誰ひとり死んではならない! 誰ひとり死なせてもならない! ひとりひとりが成すべきを成し! 明日へ還れーっ!!』
本当にいつもと同じ、変わり映えのない指令。
だが。
HOPEの旗を掲げる者が、その指令を違えるわけにはいかない。
誘導班から連絡が入った。
後の15分弱、雷導班に托す――!
『みんなで還るよ、明日に!!』
解説
●グランドシナリオについて
このシナリオは時鳥MSのシナリオと舞台を共有しています。
両シナリオで共通、連携する作戦の相談や質問などは「【絶零】作戦会議室をご利用ください。
●依頼
1.59ラウンド以内にヴァルリアの体へ衛星攻撃の照準用マーカー(小型発信機)を撃ち込んでください。
2.マーカー着弾後、最低30ラウンドの間ヴァルリアと交戦、足止めしてください。
●状況
・時鳥MSのイベントシナリオの結果により、戦場や状況が変化します。
・この戦場の敵はヴァルリアのみです。
●ヴァルリア
・【絶零】特設ページを参照。
●マーカー
・マーカーはふたつ用意されています。
・形状は弾丸型(銃で発射)とナイフ型があり、選択可能(ひとつずつの選択も可)。強度が高く、基本的には破壊不可です。
・これがヴァルリアに撃ち込まれていなければ、ライトニング・ステアウェイは発射されません。
・ただ撃ち込むだけでは、マーカーはヴァルリアの装甲に食い込めません。
・ひとつめのマーカー着弾(起動)後27ラウンド以内であれば、もうひとつのマーカーを撃ち込むことで照準をそこに変更することができます(ヴァルリアの位置が大きくずれてしまった場合やヴァルリアの弱点を見つけた際、照準を指定しなおせます)。
●ライトニング・ステアウェイ
・戦闘開始から25ラウンドで発射態勢が整います。
・25ラウンド以前に撃ち込んだマーカーも有効となりますが、発射は最速で55ラウンドめです。
・ライトニング・ステアウェイ発射までにヴァルリアから最低10スクエア以上離れていなかった場合、超ダメージを受けます。
・エージェントが自分から離れると、ヴァルリアは移動再開します。
●支隊タグ
・【楔】=ヴァルリアを攻撃し、足止めする隊です。
・【針】=ヴァルリアにマーカーを撃ち込む隊です。
・【槌】=【楔】、【針】を支援する隊です。
マスターより
電気石八生と申します。
こちらはユラン作戦のクライマックス、対ヴァルリアを担うイベントシナリオとなっております。
先に述べておくならば、今回は重体で止まらない方が出る可能性があります(あるのです)。
ですが。全力をもって戦い、友の背を守って世界を救ってください。そして明日へ還りましょう。なにとぞ、よろしくお願いいたします。
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2017/03/05 20:00
参加者
掲示板
-
【相談卓】明日への決死行
最終発言2017/02/20 20:38:29 -
【相談卓】明日への決死行2
最終発言2017/02/20 20:48:38 -
【槌】支援部隊
最終発言2017/02/20 10:35:22 -
仮プレイング卓
最終発言2017/02/20 01:01:02 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/02/18 03:37:07