本部
ある職員の悲劇
- 形態
- ショート
- 難易度
- やや易しい
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 5人 / 4~6人
- 英雄
- 5人 / 0~6人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2018/12/12 07:30
- 完成予定
- 2018/12/21 07:30
掲示板
-
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/12/10 18:32:58 -
相談卓
最終発言2018/12/12 00:54:57
オープニング
●好事魔多し
「あ、お疲れ様でーす」
H.O.P.E.本部を出たところで、エージェント達は女性職員に声をかけられた。
「今日も寒いですね。コンビニでおでん買ってきたんですよ、ほら」
職員は、コンビニの袋を掲げてみせた。一瞬おでんをくれるのかと思ったが、そういうわけでもなさそうなので、エージェント達は適当な返事をして、職員の横を通り過ぎようとすると。
「最近、みなさん忙しくて大変ですよね」
職員は、エージェント達の前に移動して微笑んだ。
なんだろう、圧がすごい。
「まあ、こんな状況ですから忙しいのは当然ですよね」
職員は、左手で髪をかきあげた。その指にキラッと光る物。
「あ、気づいちゃいました? そうなんです、私、婚約したんです!」
気づくまで逃がさないつもりでしたよね、とツッコミを入れたい。寒いので、早く解放してほしいのだが……。
「相手は職場の先輩なんです。お花見に誘っても流星群の観測会に誘っても、ずっと断られ続けていたんですけど、世界が大変な時だからこそ、ちゃんと自分の気持ちを伝えなきゃと思って告白したら、うまく行ったんですよー」
幸せのオーラがまぶしい。
「あ、指輪をもっとよく見たいですか? 一応、本物のダイヤです。何カラットかは秘密ですよ、うふふ」
職員は指輪をはずして、エージェント達に差し出した。
「あ」
職員の手がすべって、指輪が地面に落ちた。
「あーーーーーー!!」
どこからともなく現れたカラスが、指輪をくわえて飛んで行った。突然のことに、誰も身動きできなかった。
「……終わった。私の人生終わった……」
職員はへなへなとその場に座り込んだ。
幸せの絶頂から不幸のどん底に突き落とされた職員。
どうしたらいいのだろう、とエージェント達が戸惑っていると、職員は泣きながら目の前のエージェントの足にしがみついた。
「うっうっ……お願いします。指輪を取り戻して下さい。お昼休みが終わったら、先輩が職場に戻ってくるので、どうかその時までに……。一生のお願いですから……ひっくひっく」
解説
●目標
制限時間内にカラスから婚約指輪を取り返す
●状況
現在時刻12時10分。晴天。
13時までにカラスから婚約指輪を取り返し、H.O.P.E.のロビーで待っている職員に届けて下さい。
カラスは、周辺にたくさんいます。
捜索をしつつ、「そう言えば、自分はまだ大切な人に自分の気持ちを伝えていなかったな」と気づき、その人に自分の気持ちを伝えましょう(恋の告白、日頃の感謝等何でもOK)。
従魔や愚神は登場しません。
マスターより
こんにちは、花梨七菜です。かわいそうな職員を助けてあげて下さい。よろしくお願いします。
リプレイ公開中 納品日時 2018/12/19 00:09
参加者
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相談卓
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