本部
- 形態
- ショートEX
- 難易度
- やや難しい
- オプション
-
- 参加費
- 1,500
- 参加人数
-
- 能力者
- 10人 / 4~10人
- 英雄
- 10人 / 0~10人
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 4日
- 締切
- 2018/03/31 19:00
- 完成予定
- 2018/04/14 19:00
このシナリオは5日間納期が延長されています。
掲示板
-
質問卓
最終発言2018/03/30 00:58:40 -
【相談板】だよ。
最終発言2018/03/31 19:01:15 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/03/28 10:03:11
オープニング
このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●愚信凶魘01
惨劇である。
朝っぱら、通勤ラッシュ、人間過密のプラットホーム、足の踏み場もないほど死体、生々しい赤がA型B型O型AB型入り乱れて流れている。それをうずくまって呆然と眺めるしかないのは未だ数多の生き残りだった。足には大なり小なりの負傷。地面を奔った風が、彼等の足をことごとく切り裂いたのだ。
「これが愚神」
死体の海の真ん中で、一体の愚神を傍らに一人の人間はそう言った。そいつは機械の顔をしていた。
「これが悪役」
器用に生首リフティング。死体を辱しめながら、“悪役”はAGWなもなんでもないただの拳銃を無秩序に撃った。それは数多の人間の中の運が悪い奴の胴に当たり、呻き声と悲鳴が響く。
「悪役と正義の味方が仲良しこよしでハッピーエンドだなんて、絶対絶対みとめナ~イ」
狂乱と恐慌。でも逃げられない。なぜなら炎の壁が一切の退路を塞いでいるからだ。炎の中には愚神がもう一体――炎を突っ切ろうとした人間を長い手で捕まえて、火炎の中に引きずり込む。悲鳴はなかった。頭から人間が補食されたからだ。
「愚神と分かり合おうなんて、皆きっと騙されてるんです。私が目を覚まさせてあげます。愚神とは悪です。人間の敵です。燦然と立ち向かわねばならないのです。ご理解いただきたいのです。分かってくれるまでそれはもう衝動的に突発的に悪事を働いちゃうのです。おいそこのピューリッツァー希望者」
なんでもない拳銃を線路にポイと捨て、悪役はコッソリとスマホで撮影をしていた人間を指でさす。撮影者はゾッと凍りついた。殺される、恐怖が意識を遠退かせた。
だが。
「引き続きかっこよく撮りなさい。PEACE(平和)!」
そいつは嬉しそうな口ぶりで、ピースサインをしてみせた。
●共演
ヴィランズ『マガツヒ』上位構成員エネミー、愚神十三騎シャングリラ、愚神パライソ、出現。
無差別的に一般人を殺傷している。
以下、被害者と思われる一般人のSNSに投稿された動画。エネミーによるメッセージ。
『愚神と分かり合おうとしたからですよ。皆様は愚神に惑わされているんですよね。いえ、分かりますよ。善性愚神達は実に上手くH.O.P.E.と古龍幇に取り入ったと思います。あれはNOって言えない状況ですよね。分かりますよ。うん、愚神のことですからロクでもないことをするのは目に見えていますよ。でもね、そういう策略だろうとね、愚神ってか悪役と仲良くなろうと思う正義の味方が出るのはね、良くないですよやっぱり。だから教えて差し上げるんですよ、愚神は敵だと、悪なのだと。さあ早くおいでなすって下さいね。さもないと益々、突発的に無差別的に連続的に殺人しちゃいますからねッ!
ああ、そうそう。善性愚神を連れて来たらマジで真っ先に罪なき市民を皆殺しにすっからエージェントの皆様だけで来て下さいね? ……あはは! イイコト思いついた! 善性愚神の新鮮な生首もってきたらすぐ撤退してあげるぴょ~ん!』
――事態を重く見たアルター社は、罪なき市民を守るべくH.O.P.E.に全面協力を申し出る。
周辺封鎖協力、救出された一般人の為の医療支援、作戦用の技術提供、etc……
その他、要請があれば可能な限りそれに応えてくれるだろう。
また、エネミーの声明から、善性愚神の直接的支援は人命に直結する危険性がある為、望めない。
出撃するエージェントの任務は、敵性戦力の撃退。
一人でも多くを救うため、一秒でも早く倒さねばならない。
●愚信凶魘02
「大丈夫、もうすぐ正義の味方が助けに来てくれますから」
燃える炎の壁を見ながら、エネミーは彼方を見やった。
「きっと分かってくれますよね、皆様なら、正義の味方なら。いや、でも分かり合いたくない。否定が欲しい。侮蔑が欲しい。分かり合えないからこそ正義と悪は闘争すべきなんですから。ああジレンマもどかしい。でも皆様に悪は悪だってご理解いただけるためなら、私、私、なんだってシちゃうんですから」
そう例えば今日みたいな無差別大量殺人とかいうおよそ許されるべきではない即死刑的凶悪犯罪。
……独白の間にも悲鳴が絶え間なく聞こえる。腹をすかせたパライソは、炎の中から手を伸ばしては、人間を掴んで捕食してゆく。
「こんなにいっぱいのご飯ひっさびさー」
背後のシャングリラも、血と共に流れ出る“命”を啜り幸せそうだ。
「ねえエネミー」
「はいなシャングリラ」
「ずっと気になってたんだけどさあ、エネミーってオスなの? メスなの?」
「そういうのは切除しましたからどっちでもないですね」
「ほええ」
「顔とか性別とかは極力消しておかないとね。お情けで正義の刃が揺らぐことはあってはなりませんから。愛と顔の良さの前には罪も許されるとか、そういうことは正義にあるまじきですよ、正義とは徹底して美しく為されるべきなんです」
「エネミーにも顔があった時代があるのかー」
「空前絶後の顔の良さしてましたよ私」
「ウッソだぁ」
「ウッソぴょーん」
ひとしきりゲラゲラ笑った後、愚神とヴィランは今一度炎を見やった。
気配がする。間もなくだろう。
やってくる彼らに、悪役はいつものようにこう告げる。
「――さぁ、レッツ世界平和!」
解説
●目標
敵戦力の撃退
●登場
マガツヒ上位構成員『エネミー』
アイアンパンク(生命適正)、機械化部位は顔面。性別不詳。使用AGWはマチェット。
憑依しているのは愚神『シャングリラ』。
・裏表のない奴
常時発動。背面よりライヴスでできた愚神の上半身が突き出ている。
向けられる「不意打ち」の効果減少、一ラウンド二回攻撃の効果などなど。
愚神『シャングリラ』
機械仕掛けの人型めいた外見。チェーンソーめいた武装を持つ。
能力はバランス型。ブレイブナイトめいた何か。
・血の宴
範囲不明周囲の「出血している非リンカー」からライヴスをじわじわ吸収しており、能力強化・生命のリジェネレートを行っている。この効果はエネミーとも共有している。
・死角?特にありません、無敵です
常時発動。エネミーと知覚を共有している。「不意打ち」の効果減少。命中回避上昇。
・なすりつけ
被ったバッドステータスを「非リンカー」に移し替える。エネミーと共有。
愚神『パライソ』
自然現象や斥力などを操作する能力に長ける。
リプレイ開始時、プラットホームの階段にいる。一定のダメージを与えれば戦場の炎の壁を解除できる。
“リプレイ開始時『は』”炎にライヴスは通っていない。
・森羅の忌児
「火や水などの自然現象系エフェクトをフレーバーテキストに持つAGW」「同上のスキル」
これらに対する防御力が高められている。常時発動。
・嘲笑せし者
対象単体。1シナリオ1回のみ使用。イニシアチブフェーズに宣言し、即座に行動終了になる。
対象に攻撃が命中したものとしてクリンナップフェーズにダメージ算出を行う。
・見えざる手
クイック。支援妨害……?
・etc…
AGW『フェニックスブレイズ』
アルター社製。使い捨て。全員に支給される。
バッジ型で、使用すると一時的に使用者のライヴスを超活性化。
任意一つのアクティブスキル使用制限を1回復。
マスターより
●状況
通勤ラッシュ時の朝の駅、広いプラットホーム。
膨大な数の一般人がおり、足場がないほど死者や人で満ちている。
周辺封鎖済、電車などは来ない。
PC達が線路側の炎の壁を突っ切った直後からリプレイは開始する。(ただし、作戦によっては炎の中に入らない選択をしてもOK)
以下、簡易地図(周囲を炎が取り囲む)
せ ん ろ
――――――――
階段 (ホームそこかしこに膨大な人) 敵
――――――――
せ ん ろ
●MSより
こんにちはガンマです。
敵出現。
よろしくお願い申し上げます。
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2018/04/11 16:19
参加者
掲示板
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質問卓
最終発言2018/03/30 00:58:40 -
【相談板】だよ。
最終発言2018/03/31 19:01:15 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/03/28 10:03:11