本部
怪人は日曜に現る
- 形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 10人 / 4~10人
- 英雄
- 10人 / 0~10人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 4日
- 締切
- 2017/10/13 19:00
- 完成予定
- 2017/10/22 19:00
掲示板
-
ヒーロー戦@舞台裏
最終発言2017/10/13 08:04:54 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/10/11 21:15:28
オープニング
● その怪人は決まった時間に現れる。
日曜日、とある住宅地真ん中の公園にて。
まだ早い時間帯、八時頃にも関わらず少年が砂場で遊んでいた。
「おお、少年、君は日曜朝のヒーロー番組には興味はないのかい?」
そんな初年の頭上に影が落ちる。少年は声と影に驚いて顔をあげた。
そこにはがたいがそこそこ良い、白衣の男が立っていて、白々しい笑みをうかべている。
「子供は家でヒーローを応援している時間だろう?」
子供はあわてて距離をとる何せ。知らない人だし、不気味だし。明らかに関わってはいけない人だったからだ。
「君はヒーローが好きじゃないのかな?」
しきりにヒーロー、ヒーロー口ずさむのも耳に心地悪かったし、少年は思った、適当に答えて帰ろうと。
「おれ、そう言う餓鬼っぽいの見ないから」
告げて家に帰ろうと荷物をまとめ始めた矢先。
叩きつけるように男は告げる。
「素晴らしい! 君は見込みがある」
その言葉に驚いてすっころぶ少年。
「そう、あんなものがたり、ダサい。夢物語だ。君たちの教育に悪い」
告げながら男は少年ににじり寄ってくる。
「そう、そうだ、そんな少年を探していた、君のような、見どころある少年を!!」
「こっちくんな!」
少年が叫んだ。
「さぁ、一緒に行こう、そして一緒にヒーローのいない世界を作ろう」
その時であった。公園入口に終結した君たちがその蛮行を制した。
● グロリア社新技術
時は少し逆戻りH.O.P.E.会議室。
「なんだかおあつらえ向きに、面白い敵が出たわね」
モニター越しに遙華は告げた。
「今回の任務は日曜の朝だけに出る怪人を討伐することよ、簡単に思えるけど、ちょっとややこしいから話を聞いてね」
先ずその怪人の戦闘スタイルについて。
「彼は自身をコザッキーと名乗ったわ」
コザッキーは研究者のような白衣を羽織っているが、頭にボルトが突き刺さっており、どちらかというとフランケンシュタインのようだ。
腕力が強く、彼を怒らせると遊具を引っこ抜いて武器にし襲い掛かってくるという。
「そしてここからが彼の特異性。なんと、この怪人、九時になると姿を消すのよ」
遙華が参考に見せてくれた動画では、本当に九時を過ぎると煙のように消えてしまう映像が見えた。
まるでもともとそこにいなかったかのように痕跡ごと消えてしまう。
「戦闘時間は短いわ。彼を見つけて、追い詰めてって考えると十分が、戦闘できる時間の限界点」
けれどコザッキーはそこそこ強いことがわかっている。
デクリオ級でも上位なのではないだろうか。
しかも子供たちを人質に取ったりと卑劣なことを平気でする。放っては置けない愚神だ。
「そこで、あなた達にはそのコザッキーに対する対処方法を作ってもらって、その上でヒーローを演じてもらいます」
遙華はいたく真面目にそう告げた。ふざけているわけではないようで画面にとあるヒーロー番組のポスターを映し出す。
「うちがスポンサーでやってるヒーロー番組が何本かあって、ヒーローブームをね、巻き起こしたいの。あなた達ぴったりじゃない。だから」
次いで遙華は信じられない一言を口にする。
「今回は、みんな正義のヒーロを意識して戦ってみて」
● ヒーローいろいろ
今回のシナリオはヒーローっぽさが大切です。
遙華が提示した戦闘条件に、ヒーローっぽく戦うというのがありまして。
これが一定値超えるとボーナスがあります。具体的には報酬が増えます。
いろいろ考えてみてください。
名乗りを上げて見たり、悪を糾弾してみたりです。
そのヒーローっぽい行動ですが。行うのは簡単です、皆さんの胸の中の正義の心に聞くのです。
皆さんはヒーローのどんな行動にしびれるでしょうか、憧れるでしょうか。
敵を倒すだけがヒーローではありません。悪の道に走ろうとした人を繋ぎとめたり。
ピンチから立ち上がったり、いろいろあるでしょう。
自分が思う、カッコいいを演出すればいいのです。
そこで皆さんは自分の思うカッコいいを演出するために、エキストラを雇うことができます。ある程度戦闘経験のあるエージェントですが皆さんのためにピンチを演出しようと。道端で転んでみたり、怪人に突っ込んでみたりします。
子供から老人まで用意可能ですので言ってください、演技もできます。
また、ヤラセなんて不要だぜ! という方はそれはそれでカッコいいと思いますので自分の正義を貫いてください。
コザッキーという三下が不満ならば、悪役を雇うことができます。
ただし、雇ったリンカーは皆さんよりはるかに弱いので、苦戦したりしのぎを削ったりというのを演出したい場合演技になります。
解説
目標 コザッキーの退治。
+条件 ヒーローっぽく戦う
● コザッキーについて
コザッキーは東京内のどこかに八時から九時の間に必ず現れている。
ただ、どこに現れるのかは分からないので発見の報告があり次第急行することになるだろう。
まず皆さんにはその急行するシーンから考えていただきたい。
機動力確保のために。
ヘリ、バイク、車、自転車。ローラースケートあたりなら用意できる。
そしてコザッキーの戦闘スタイルについてだが。
1格闘。
2周囲にある物を自分の武器として振り回す。
3手からレーザービームを発射しそれを受けた者から霊力を吸収する。
飛距離は10SQ程度。固定ダメージ体力の一割を奪って自分の体力を回復する。
4真っ黒な影法師のようなジャミーを複数召喚する。
のどれかの行動をとってくる。
ジャミーとは戦闘能力が低い人形戦闘員で、一回の召喚につき5~15体生成される。
戦闘方法は格闘戦と、遠距離から攻撃してくる人物に関しては、足に火をつけロケットのようにすっ飛び頭突きをしてくる。
コンクリート粉砕程度はできる威力だ。
●PL情報*********
今回コザッキーが登場したのはOPにあったような住宅地のど真ん中だ。
3方向を囲むのはマンモス団地。その公園から出れば80M四方の区画に建物が押し込まれた碁盤の目のような住宅地が広がっている。
今回はここでの戦闘を行っていただく。
状況としては。少年が今目の前で怪人に狙われている。
早朝という事で人通りは少ないが、それでも避難は君たちの戦闘と同列で行われることになるだろう。
さらに整備された住宅地を逃げ回るので。あらかじめ追い詰めるための連携を決めておかなければ取り逃がしてしまう可能性はある。
街中での戦闘になるので被害も気にしてみてほしい。
この情報は作戦開始直後に発覚するものとする。
*********ここまでPL情報
マスターより
今回のテーマは、前面に押し出している日曜朝の世界感です。
鳴海、日曜朝だと仮面ライダーが好きですが、魔法使いのライダーあたりから見てません、次は科学者ライダーみたいですね。これはキチンと追っていこうかなぁ、と思ってます。
そんなノリで、戦隊ヒーローや、ライダー。少女向けのキュアキュアなあれになりきって遊んでいただけると嬉しいです。
リプレイ公開中 納品日時 2017/10/21 16:48
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ヒーロー戦@舞台裏
最終発言2017/10/13 08:04:54 -
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