本部
薄曇りに何を待つ
- 形態
- ショート
- 難易度
- 易しい
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 8人 / 4~8人
- 英雄
- 8人 / 0~8人
- 報酬
- 少なめ
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2017/09/02 12:00
- 完成予定
- 2017/09/11 12:00
掲示板
-
【相談】カラオケボックスにて
最終発言2017/09/02 09:44:51 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/08/30 21:13:07
オープニング
●プリセンサー、かく語りき
「今日の午後、何か出る気がするんだよなー……えーとね、U町の辺りに」
9月2日、早朝。東京海上支部所属のプリセンサーは、地図を開きながらそんなことを言った。
「出るって、従魔ですか? それとも愚神?」
女性オペレーターが、表情を引き締めて答える。性格はゆるいが、今まで幾度となく予測を的中させてきたプリセンサーの発言である。
「うーん、どっちかはわかんないんだけど……こういうときって何かしらの対応した方がいいよねえ?」
「それはそうですけど、あまりにも抽象的ですよ」
粘ってみたが、ライヴス反応の詳細についてはわからなかった。今日、それも日没までに何かがあるということ以外は。
「仕方ないですね。エージェントたちには待機任務ということで依頼をしましょう」
●エージェント出動……?
何もない日だった。――と、言えば語弊がある。今日は椿康広(az0002)の誕生日である。所属する軽音部の仲間たちは、張り切って誕生日パーティーを準備してくれているらしい。楽しみだ。ただ、予定がうまく合わなかったため、決行は9月4日の放課後と決まっていた。
仕事の都合で、両親は東京にはいない。英雄のティアラ・プリンシパル(az0002hero001)はここ数日、幻想蝶から出てこない。ネットで配信するための曲作りをしているらしいのだ。しかしこの世界に来た時よりは、ひきこもり癖がずいぶん改善したと思う。良い傾向だ。
決して、悪い日ではなかった。
「暇だな……」
だから、問題があるとすればその一点に尽きた。薄曇りの空。じっとりと停滞する空気。夏の終わりを感じるには及ばない気温。待機任務を受けたのは、誰かに会いたかったから。そして、特に理由もなくまとわりつく憂鬱をはねのけたかったからだ。
「出かけるぞ、ティアラ。何かあれば呼ぶけど、それまでは幻想蝶の中に居てくれて構わねぇ」
『いいえ、ちょっと気分転換がしたいの。着いたら呼んでくれる? 出てくるから』
向かうのは『現場』に程近いカラオケ。外での待機よりはマシだろうとH.O.P.E.が用意してくれたらしい。作詞用のノートと筆記用具、幻想蝶には愛用のギターをいれて、康広は家を出た。
解説
【任務内容】
『何か』が現れると予想される現場(東京都、U町)付近にて待機。他のメンバーの迷惑にならない範囲で、過ごし方は自由。
【場所】
カラオケ
12時から日没の18時まで借りている。詰めれば15名ほど入れる部屋×2(仮に部屋A、部屋Bと呼ぶ)。飲食物の持ち込み可能。部屋同士の移動も可能。
【NPC】
康広
部屋Aにいる。バンド少年。ギターとボーカルを担当。秋にある学園祭に向けて、歌詞作りをしようかと思っている。まだ白紙の状態だがテーマは「秋」。秋といえば失恋ソングや切ない歌が多いが、恋愛についての引き出しがないのでどうしようか迷っている。
まだ余裕があるため、雑談にも応じる。
『康広からの話題』
「今夏、一番の思い出は?」「歌は得意? 楽器はできる?」「秋といえば?」「失恋したことある?」
ティアラ
部屋Bにいる。康広には秘密にしているが、誕生日祝いに歌をプレゼントする予定。披露のタイミングは未定。アコースティックギターを使ったバラードがほぼ完成しているが、歌詞は一行も書けていない。周りの者にアドバイスを求めたり、「自分にとって英雄(能力者)とはどんな存在か」を尋ねたりする。
康広とは戦友であり、音楽に人生を懸ける同志である。
【PL情報】
17時30分頃にH.O.P.E.より連絡。U町にてライヴス反応を確認。新しい英雄が能力者と誓約したときの反応だったことが判明。つまりプリセンサーの勘違い。待機任務は終了となる。
マスターより
家計簿でも、おしゃべりでも、やり残した夏休みの宿題でも、お好きなことをして過ごしていただければOKです。良ければ悩める二人(特にティアラ)にアドバイスをしてあげてください。テーマに合うような単語やフレーズの案など歓迎します。
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2017/09/10 21:10
参加者
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【相談】カラオケボックスにて
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依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/08/30 21:13:07