本部
H.O.P.E.安全パトロール
- 形態
- ショート
- 難易度
- やや易しい
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 12人 / 4~12人
- 英雄
- 11人 / 0~12人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2017/06/08 15:00
- 完成予定
- 2017/06/17 15:00
掲示板
-
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/06/05 22:49:59 -
相談卓
最終発言2017/06/08 09:42:43
オープニング
●正義の番犬
実施日:6月××日
活動時間:10時~15時
活動内容:愚神および従魔の被害地域における見回り
見回り地域:
1東京都……区
2東京都……
3東京……
:
:
「あ、これ……2番ってうちの周りの地域だ」
赤須 まこと(az0065)は募集要項を見て呟いた。この地域が選ばれたのは、かつて自分が起こしてしまった肉屋泥棒のせいである。学生を狙う不審者への警戒目的もあるようだが。
「これ参加しよう! いいでしょ、亮次さん?」
言葉には出さないつもりだけれど、見回りに参加することで町の人々に報告したかった。H.O.P.E.の一員として頑張っていることを。
「なんだ? 要は散歩か?」
呉 亮次(az0065hero001)がからかうと、まことは眉を吊り上げた。
「お仕事だよ! 亮次さん、いつもみたいにふらふらどっかいくのやめてよね!」
「おまえこそ、散歩中の犬とか見つけてもついていくなよ」
「行かないよ、紐がちぎれたわんこじゃないんだから!」
くだらない吠え合いに、まことは我ながら少し呆れた。
「確かに、家で飼えない分、外で会うと嬉しいんだけどね。……それにしても、亮次さんの方が犬にモテるのは納得いかない」
「あっちから寄ってくるんだからしゃーねぇだろ。人望だな」
テレビでは話題のドキュメンタリー番組『救命戦士タイガード=マックス』のCMが放送されている。虎柄のヒーロースーツにサングラス姿のヒーローに視線を移し、まことは言った。
「あ、タイガードだ! 格好良いなー!」
「ふうん、犬にしか興味ないかと思ったら……」
まことは彼の言いたいことを察したようで、顔を赤くする。
「いや、確かにイケメンだけど! 力を失ってもめげずに戦ってるところが素敵なんだよ! 後方支援のお仕事しつつ、戦うためのトレーニングにも励んでるんだよ」
亮次は興味なさげに鼻を鳴らした。
(バリバリ従魔どもを倒してたリンカーが、急に力を失うなんてあり得るのか? あいつがまことの嫌いな『嘘つき』じゃないといいけどな)
タイガードはかつて高レベルの戦闘能力を持つという嘘をついていた。亮次の指摘は的を射ているのだが、今は置いておいて――。タイガードの正体が同じ依頼に参加していることを、まことは知るよしもないのだった。
●見回り地域詳細
1~3の地域を一つ選んで参加してください。仕事の始めと終わりに集合場所にて点呼を取ります。
1、かがやき商店街
東京某所にある商店街。
『かがやき商店街』
集合・解散場所は、商店街の入り口。
全長約600m。アーケードなし。肉屋、八百屋、魚屋、おでん屋(練り物屋)、たこやき屋、クレープ屋など、食材や総菜を扱う店や飲食店が多い。
かつてチーズが従魔化し、人々を襲った。解決に当たったエージェントたちの機転で「チーズフェア」を行い、客足減少の被害も最小限に抑えられた。曲がり角の先に服屋や雑貨店中心の『ときめき商店街』が約300m続いているが、そちらに被害はなかった。
【留意事項】
犀川 ジョージ(さいかわ-)とケント・ミラーが見回りに参加。彼らは人気リンカーヒーロー『救命戦士タイガード=マックス』の正体である。タイガードはテレビのレポーターとして商店街を訪れたことがあり、その際に上記のチーズ事件解決に協力した。
非共鳴状態で依頼に来るのは初めて。混乱を防ぐため、緊急時以外に共鳴はしないとの条件付きで参加を許可。無名の新人として扱うこと。
2、東京某所の住宅街
集合・解散場所は、私立石英高校。
公園や学校(小中高大)が多い。激安スーパーや若者向けのカフェなども点在。暮らしやすい町であるため住民は増加傾向。去年の6月に肉屋の連続襲撃事件があった。深夜に肉が『食い荒らされる』という特異なもの。メディアは『肉裂きジャック事件』と面白おかしく騒ぎ立てたが、住民たちは得体のしれない犯人に恐怖した。
【留意事項】
犯行は赤須 まこと(石英高校3年)・呉 亮次によるものである。当時の彼らは共鳴すると極度の錯乱状態に陥り、自分を狼だと思い込んだ。その暴走の結果が連続襲撃事件である。彼らはライヴス制御などの訓練を受けH.O.P.E.エージェントとなったが、一般には知らされていない。
3、東京某所の古本街
集合・解散場所は駅前。
基本は古本屋が多く立ち並ぶ街。路地裏や雑居ビルの高層階にはマニア向けの店舗(テーブルトークRPG、武器屋、ウィッグ専門店、執事喫茶など)が点在。メイド喫茶『命ドキッ☆』の周辺地域でもある。駅前と店の前にて、メイド服の店員がチラシ配りをしているとのこと。バレンタインに愚神の悪戯の被害に遭い、駅前にチョココーティングされたメイドさん(愚神の人質)が展示された件は「ある意味伝説」といわれている。
【参加者:現在1組】
椿康広(az0002)/ティアラ・プリンシパル(az0002hero001)
解説
【PL情報】
各エリアでは以下のような小事件が起きる。
1、到着直後、チーズフェアの再開催を望む者(リーダー:おでん屋)たちと、また従魔が発生したら怖いと反対する者(リーダー:チーズ屋)たちが道の真ん中で言い合いを始める。人数は10名ほどずつ。殴り合いに発展しそうなので仲裁せよ。
解決法はいくつかあるが、皆さんが能力者または英雄という「力ある存在」であることは忘れないように。
2、12時頃、まことが迷子の女児を発見。うまく接することが出来ず、2の参加者全員にメールで連絡。
女の子は5歳程。猫らしき耳あり。自分のことを「猫のお化け」と自称する。何を聞いても「わからない」と答え、名前すら不明。食べ物には興味を示さない。犬や体の大きな人間を怖がる。
もし家が見つからなくても、15時まで女児を保護し続ければ成功。
3、14時頃、インシィを自称する悪ガキたちがスカートめくりを開始(共鳴済み3名。全員10代男子)。額につけたカメラからネット上に生中継。至急確保せよ。
最初の被害者はティアラ。呆れつつも他参加者に電話連絡。共鳴は彼女が主体。
少年たちは戦闘行動をとらず、逃げることを優先する。土地勘アリ。ヒット&アウェイでスカートをめくる。彼らはHOPEの見回り中であることを知らない
【注意】
・時間は10時~15時。休憩は適宜とること
・能力者と英雄は2人一組で行動。能力者のみで参加の場合、終始共鳴状態で描写します
・各組がバラバラに見回っても、グループを作ってもOK
・PL情報の小事件については関わらない組がいても構いません。(遠くて気づかなかった、意図的に無視した等)
【NPC】
・犀川ジョージ&ケント・ミラー:
ひょろ長眼鏡イケメン(20歳過ぎ)と生意気金髪少年(14~5歳)。
戦闘の才能はゼロ。HOPE所属前はそれを隠してやらせヒーロー番組に出演していた(ジョージの出身施設を貧窮から救うため)
マスターより
高庭ぺん銀です。正義の味方として、時にはこんなお仕事も大事かもしれませんね。
さぼりすぎは禁物ですが、買い食いや地元民とのおしゃべりなどもOK。むしろ仕事の一環といえるかもしれません。
小事件に関しては、「関わった人数」ではなく「成果」で評価します。ヒントは本文および解説中にちりばめてあります。
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2017/06/16 20:57
参加者
掲示板
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依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/06/05 22:49:59 -
相談卓
最終発言2017/06/08 09:42:43