本部
- 形態
- イベントEX
- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 25人 / 1~25人
- 英雄
- 11人 / 0~25人
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 7日
- 締切
- 2015/12/30 19:00
- 完成予定
- 2016/01/13 19:00
このシナリオは5日間納期が延長されています。
掲示板
-
質問卓
最終発言2015/12/28 17:39:23 -
相談卓
最終発言2015/12/30 13:46:09 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2015/12/26 19:51:26
オープニング
●マッド・野望
暮れなずむ。
「チッ、クソ共がァ――!」
トリブヌス級愚神ヴォジャッグは忌々しげに舌打ちした。
自慢のバイクを全力で噴かせ、猛スピードで駆けてゆく。
ミラーでちらと確認した後方、そこには、ヴォジャッグを追うエージェント達の姿が遠く。
ヴォジャッグは行方をくらませるつもりだった。
H.O.P.E.に想定以上の苦戦を強いられ、一度は大敗も喫して。
理解する。己はこのままではH.O.P.E.には勝てないと。
であるからライヴスを蓄積し自らを強化せんともくろんだのだが。
――しかし。
エージェントはまたもや、ヴォジャッグの想像を超えた。
見つかったのだ。
追ってきたのだ。
想像よりも、うんと早く。
「クソッ、クソ以下のクソ人間共がぁあああぁあああ……!」
愚神はただただ、ままならぬ苛立ちに悪態を吐き続けていた。
●譲れぬものがある
『――それでは皆様、よろしいですか?』
明石海峡大橋。
構築されたバリケードを背後にしたエージェントへ、H.O.P.E.オペレーター綾羽 瑠歌が通信機によって語りかけた。今一度、作戦概要の確認を行う。
ヴォジャッグ追撃作戦。
先の大規模作戦にて行方をくらませたヴォジャッグ。
その狙いは「自己強化」だ。そして愚神の自己強化が何を示すのか、エージェントならば嫌というほど分かるだろう。
罪のない命が奪われ、大地が不毛の土地と化す。
――ヴォジャッグを放置すれば、必ず被害が発生する。
誰かの大切な人が奪われる。誰かの大切な場所が壊される。
誰かの日常が。幸福が。無慈悲なまでに踏み躙られるのだ。
『そんなこと……、我々H.O.P.E.が、許しません』
であるからこそ、H.O.P.E.は総力を挙げてヴォジャッグの捕捉を成功させた。
かくしてプリセンサーは未来を掴む。
今日、ヴォジャッグが、明石海峡大橋を通過する。
ヴォジャッグは今、大規模作戦によって消耗しきっており、配下である従魔も数少ない状況下におかれている。分かりやすく言えば「千載一遇のチャンス」だ。
だが、大規模作戦で消耗しているのはH.O.P.E.側とて同じこと。ゆえにH.O.P.E.は少数精鋭によるヴォジャッグ掃討作戦を始動――「君達」が、ここに集められた。
『本作戦は二部隊に分けて行われます。片方はヴォジャッグ追跡及び手勢掃討。そしてもう片方――皆様には、ヴォジャッグとの戦闘を行って頂きます』
味方部隊からの連絡が更新される。
ヴォジャッグは従魔を囮・あるいは時間稼ぎとしてこちらに差し向け、『そちら』に向かった模様。
作戦通りだ。
こちらは任せて。
――武運を祈る。
バイクのエンジン音が聞こえてきた。
寸の間。冬の凍てつく風が、吹き抜ける。
『ターゲット接近を確認。接触までのカウントダウンを開始――』
瑠歌の声が届く中。エージェント達は次々と身構えてゆく。
暴虐の音が迫り来る。
真っ赤な夕日を受けた海がキラキラと輝いていた。
斜陽が照らすは、エージェント達の凛とした横顔。
「ヒャッハァアアーーーーーーッッ!! そこをどけぇ家畜共がああああああああああ」
ヴォジャッグの怒鳴り声が大きく響いて。
カウントダウンはゼロになった。
――暮れなずむ。
解説
●目標
ヴォジャッグへ追撃戦をしかける。
●登場
愚神『ヴォジャッグ』
筋骨隆々の大男。武器は斧。モヒカンヘッドが自慢。
物理特化のパワーファイター型。
ライヴスを吹き込み魔改造したバイクに乗っており、凄まじい機動力を有する。
バイクが破壊された場合、1~2ターン消費してバイクを復活させる。
・ロードキラー
パッシブ。
バイクによる暴走移動。ヴォジャッグが移動するスクエア上の対象に攻撃判定が発生すると共に、命中した対象を1d4スクエア後退させる。
・クリメイトダート
アクティブ。
広範囲への火炎攻撃。命中対象へ減退(2)付与。
・アックスキッス
アクティブ。
スクエアを貫通する直線攻撃。攻撃判定を二度行う。
・グラップルボム
パッシブ。
「クリメイトダート」以外の攻撃・スキルが命中時、命中した対象を中心とした範囲(1)内の対象(ヴォジャッグ以外)へ2d6ダメージ。また、回避を行う対象に回避時ペナルティを付与。
・朧族×10
ホバー飛行タイプの改造バイクに首のない骸骨が乗っているような風貌。(バイクと骸骨で一体)
バイクに銃砲めいたパーツが存在している。
デクリオ級前後相当。
飛行高度は最大2m。
INIと回避の高い高機動型。能力としては物理型寄り。
・スライサーフロー
パッシブ。
移動するスクエア上の対象に攻撃判定が発生すると共に、一定確立で【減退(1)】を付与する。
※昇竜MSのシナリオ結果によって、増援が出現する可能性があります。
●場所
明石海峡大橋。その終点(四国側)地点。
周辺は封鎖されており、一般人(船など)はこない。
時間帯は夕方。
●状況
OPの状況からリプレイスタートです。
橋の終点、PCの背後にはバリケードが構築されています。
迎撃という状況であるため、戦闘開始前にスキルやアイテムの使用が可能です。
ハンズフリー通信機支給済み。
マスターより
こんにちはガンマです。
謂れ無きリベンジなのです。
よろしくお願い致します。
※作戦に関する質問はNPCジャスティン・バートレットが答えます。
質問を行う際はスレッドをお立て下さい。
※昇竜MSのシナリオと連動しています。昇竜MSの結果によって、こちらのシナリオの結果が変動する可能性がございます。
リプレイ公開中 納品日時 2016/01/14 18:30
参加者
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質問卓
最終発言2015/12/28 17:39:23 -
相談卓
最終発言2015/12/30 13:46:09 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2015/12/26 19:51:26