本部
紅葉の君
- 形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 6人 / 4~6人
- 英雄
- 6人 / 0~6人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2015/12/08 22:00
- 完成予定
- 2015/12/17 22:00
掲示板
-
作戦相談卓
最終発言2015/12/08 06:11:28 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2015/12/07 22:13:13
オープニング
●出会い
紅葉の季節が終わり、山は木の枝で出来た巨大な剣山の様になっていた。
「本格的に寒くなる前に、資料用の写真を撮りに行くか」
一眼レフが付いているカメラを大切そうに持って男は、紅葉シーズンでは賑わっていたであろう長野にある並木道へと向かった。
「うん、いい景色だ」
山へ沈む夕日が枯れ木の間から光が差す。
ふと、男は並木道に目をやるとそこには……未だに鮮やかな赤い色をした紅葉の木を見つけた。
美しい、と男は心の底から思った。
「素晴らしい」
その紅葉に魅入られた男は、木に近づき優しく触れた。
さらり
男は驚いた、何故ならば木の表面は絹のように滑らかな肌触りだからだ。
「誰?」
鈴の音が転がるような少女の声がした。
「……っ!」
男は息を呑んだ。
少女は紅葉のように赤い目と髪に、病気的に白い肌に紅葉柄の着物を着ていた。
「私に何か?」
小さく首を傾げる紅葉の少女に魅入られた男は、頬に手を当ててゆっくりと撫でた。
「あぁ、美しい……君が、君が、欲しい!」
焦点の合ってない目で男は少女を見つめる。
「ならば、ずっといましょ?そうしたら、私はアナタのもの……」
少女は男の耳元で囁いた。
「いる!あぁ!ずっといるとも!」
男は嬉々とした声で答えた。
「嬉しいわ……二人の世界へ……」
少女とは思えない力で男を抱きしめ、赤々と光る紅葉の木の中へと沈んでいった。
●H.O.P.E.会議室
「皆さん、揃いましたね」
事務の女性はアナタ達を見つめた。
「今回の任務は、行方不明になったカメラマンの男性です」
アナタ達に男性の写真付きの資料が手渡された。
「昨日から『少し、写真を撮りにいってくる』と言って出て行ったが、3日間も連絡が取れない状態だそうです」
女性は別の資料を配った。
「その男性が向かった山で最近、奇妙な遺体が見つかっているのよ。紅葉の木の下にミイラ化した男性の遺体がね」
女性はため息をついた。
「もしかしたら、彼も同じ目にあっている可能性があるわ。生きているかは不明だけれども、行方不明の男性を探してミイラ化事件の犯人を見つけ次第倒してね。期待しているわよ」
解説
●人物
事務の女性:【ティリア・マーティス】29歳独身
行方不明の男性:【鈴木 勇】35歳既婚
●目標
行方不明の男の捜索。デクリオ級『紅葉』と従魔の討伐
●登場
デクリオ級『紅葉』
蝋のように白い肌をした少女。爪が唯一の武器。
落ち着いて人と会話が可能。
魔法撃力が高め。接近戦は苦手。
・魅了の眼差し
近距離で見つめられると3分間魅了状態になる。
・吸生
魅了した相手の体力を徐々に奪う。
・紅葉の舞い
紅葉の葉を飛ばして攻撃する。(3~5mしか飛ばせない)
ミーレス級従魔『エント』1体
紅葉の指揮下にある従魔。開始時は紅葉の付近にいる。
身体が木。4mほどの大きさがある。
やや凶暴。知性は蟲並み。
物理攻撃力とスピードは優れるが、火に弱い。
木の枝で捕縛やムチにして攻撃する。
一般人
オフシーズンなのでほとんどいません。
●状況
山沿いの並木道。やや狭い。
時間帯は夕方。晴れ。
マスターより
こんにちは、紅玉ことたまちゃんです。
行方不明の男性は皆さん次第では生還します!
救いはあります!
皆さんの参加をお待ちしております。
リプレイ公開中 納品日時 2015/12/15 19:20
参加者
掲示板
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作戦相談卓
最終発言2015/12/08 06:11:28 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2015/12/07 22:13:13