本部
- 形態
- イベント
- 難易度
- やや難しい
- オプション
-
- 参加費
- 500
- 参加人数
-
- 能力者
- 25人 / 1~25人
- 英雄
- 25人 / 0~25人
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2017/11/13 22:00
- 完成予定
- 2017/11/27 22:00
このシナリオは5日間納期が延長されています。
掲示板
-
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/11/13 18:30:48 -
【相談卓】
最終発言2017/11/13 21:02:39 -
『行動先まとめ板』
最終発言2017/11/12 12:43:29 -
質問卓
最終発言2017/11/12 14:44:58 -
『MA護衛対応』
最終発言2017/11/13 20:40:42 -
『フレイ対応班』
最終発言2017/11/13 19:10:14 -
『従魔対応班』
最終発言2017/11/13 19:31:55
オープニング
このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●願い
救済なんて興味はない。
世界なんてどうでもいい。
救われて欲しいのは、大切なのは、護りたいのは、お前だけだよ、
■■■■。
●異端強撃
バリアが破られたと同時に、ウールヴへジンとヴァルキュリアが群体となって雪崩れ込んだ。巨大な猿のような従魔、巨大な犬のような従魔、戦乙女のごとき従魔が、腕を、牙を、翼を、掲げ、剥いて、広げ、咆哮しながら疾走する。
「キュウサイ……キュウサイ……ッ!」
「タスケテ! ヤメテ! コロサナイデッ!」
「行け! 真なる世界の使徒達よ! 我が主の名の下に救済の道を切り開くのだ!」
背を気色の悪い汗が滑り落ちていくのを感じた。従魔はただのプログラム。故に、従魔達の並べ立てている言葉も、意味も意義も有しない音の羅列に他ならない。
いや、だからこそ、この一団には狂気めいたものを感じた。壊れた戦士と、獣と繋がれた犠牲者と、偽りの戦乙女が隊を為して差し迫る。
「メザスベギ……ジンナルゼガイ……」
「シニタクナイ……シニダグナイィィ……」
「行け! 選ばれし神の使者達よ! この穢れた世界に聖なる光をもたらすのだ!」
「セキュリティシステム準備完了! 総員白線の位置まで退避せよ!」
端末を操作していた職員が声を上げ、別の職員達が「君達、こっちへ」と応援に駆け付けたエージェント達を誘導した。そして起動ボタンが押された、瞬間、地面から柱が競り上がり周辺の従魔を弾き飛ばした。柱を避けた従魔達へ、壁際に並べられた四つの砲身が向けられる。
「発射!」
号令と共に直径2mの砲弾が射出され、直線上にいた獣共に襲い掛かり薙ぎ倒した。「今だ、掛かれ!」の合図と共にリンカー達は戦場に踊り、剣を、槍を、銃を構えて眼前の敵に差し向ける。
と、その時、戦場をスノーボードに乗った一人の青年が駆け抜けた。青年は迫る砲弾を、柱を、立ちはだかるリンカーを最小限の動きで躱し、そのまま単身インカ支部のゲートへと突入する。
「まずい、突破された!」
「エントランスシステム起動! 今の内に撃退を……うわ!」
職員が支部に突入しようとしたその時、鬼火のような従魔……ムバエと、巨大な兎のようなウールヴへジンがバリア内に入り込んだ。ムバエは手当たり次第に爆風を巻き起こし、兎型ウールヴへジンはM・Aを狙って宙高く跳躍する。
「踏ミ潰セ、踏ミ壊セ、踏ミ躙レ」
「M・A!」
戸丸音弥(az0037)が駆け出し、M・Aを突き飛ばし代わりに従魔の蹴撃を受けた。ヴァルキュリアが杖を掲げ、従魔達の傷を癒す。
「行け! 真なる世界の使徒達よ! 我が主の名の下に救済の道を切り開くのダ!」
M・Aが倒れればバリアが壊れ、更なる従魔が押し寄せる。
従魔とフレイを倒さなければインカ支部が破壊される。
どう動き、どう戦うか。リンカー一人一人に選択が迫られていた。
●願ウ
フレイはエントランスに出現した樹木に行く手を阻まれていた。見た目は模造植物だが、何らかのライヴス技術が使われているのだろう。破壊して先に進むには少々時間が掛かりそうだ。
が、フレイに焦りは見えない。何があろうと表情が変わる事はない。感情など消え失せた。彼の中に残る心は、たった一人への想いのみ。
「救われて欲しい……大切……のは、護りたい のは、
お前だケ」
●戦域情報
・インカ支部前
40×40sq。PC、NPC、従魔が入り乱れて点在している
□□□□AA□□□□
□● ● ● ●□
□ □
□ 柱 柱 柱 □
□ □
□ 柱 柱 柱 □
□ □
□ 柱 柱 柱 □
□ M □
□□□□BB□□□□
A=インカ支部入口
B=バリアの穴
M=M・A
●=大砲型AGW。3ターン毎に直径2mの砲弾を発射。砲弾は40sqを直進し消失。砲弾に当たると固定ダメージ5を受け3sq後退(無差別)
柱=太さ1×1sq。一定ダメージで破壊可能。壊れると周囲2sqに瓦礫を落とす。瓦礫に当たると【衝撃】発生(無差別)
・支部エントランス
20×20sq。現在防壁トラップ「樹木壁」が生えフレイの進行を妨害している。樹木は一定ダメージで破壊可能。樹木ではフォレストホッパー使用可能
●敵情報
フレイ
ケントゥリオ級愚神。ステータスは特設ページ参照。樹木壁を破壊し奥に進もうとする。一定ダメージで逃亡しようとする
・グリンブルスティ
パッシブ。地上から10cm地点を浮遊するスノボーに乗って移動、足場の制約を受けない。スノボーを盾のように使い防御を行う。スノボーを破壊された場合物防・移動・回避が大幅に減少。スノボーを修復するのに2ターン要する。修復中のスノボへのダメージは修復後に引き継がれる
・ブローズグホーヴェイ
アクティブ。赤い馬の幻影を召喚し、前方に横3×縦8sqの無差別攻撃
・アルフヘイム
妖精型のライヴスを周囲に舞わせ惑わす無差別攻撃。1d6で判定を行い、勝利した場合対象に【減退(2)】【封印】【劣化(防御)】【狼狽】付与
(例:フレイが4を出した場合、3以下を出した者にBS付与)
ヴァルキュリア×10
デクリオ級従魔。翼で地上から50cm地点を浮遊し移動、足場の制約を受けない
・戦乙女の加護
杖から回復のライヴスを放ち、対象の生命力を10回復。一度だけ自身の生命と引き換えに範囲8にいる者全て(無差別)の生命力を10回復
ウールヴへジン(山猿)×8
デクリオ級従魔。体長3m。ラグナロクを讃える言動をする
・虫払い
周囲にある瓦礫や人間を掴んで1~8sq先に投擲。当たると【衝撃】発生
・虫穿ち
前方5sqに突進
・虫潰し
腕を振り回し範囲5sqを攻撃
・教架
パッシブ。生命力が減る程攻撃力上昇
ウールヴへジン(山犬)×6
デクリオ級従魔。体長3m。助けを求めるような言動をする
・爆牙
爆発性の牙型RGW。命中すると爆発し、攻撃対象に通常+1d6ダメージを与えるが、使用者にも1d6ダメージを与える。なお、攻撃が外れた場合は、使用者にのみ1d6ダメージを与える。PCが牙に攻撃した場合、ウールヴへジンに通常+1d6ダメージ付与
・虫穿ち
前方5sqに突進
・教架
パッシブ。生命力が減る程攻撃力上昇
ウールヴへジン(山兎)×6
デクリオ級従魔。体長2m。破壊を愉しむような言動をする
・蹴撃
1ターン目で跳躍し、次ターンで敵を踏み潰す
・虫潰し
足を振り回し範囲5sqを攻撃
・教架
パッシブ。生命力が減る程攻撃力上昇
ムバエ
ミーレス級従魔。飛行能力あり。大量に集まり一斉に自爆する事がある。リプレイ開始時に20体おり、戦闘終了まで1ターンにつき10体増える
・集団自爆
半径2sq以内に集まったムバエの数×1の数値を範囲内にいる対象に無差別/防御無視の固定ダメージとして与える
解説
●目標
敵の殲滅
インカ支部防衛
(フレイがエントランスを突破/フレイが逃亡/支部建物が大幅に破壊される/M・Aが戦闘不能になる/NPCに死者が出ると失敗)
●NPC
インカ支部職員×20
4人は大砲の操作を行い、残りは戦闘に当たる。剣装備のドレッドノート×4、盾装備のブレイブナイト×4、銃装備のジャックポット×4、魔法書装備のソフィスビショップ×4
戸丸音弥&セプス・ベルベッド
バトルメディック。アサルトライフル/禁軍装甲所持。ケアレイ/クリアレイ使用。指示がなければM・Aの護衛を行う
M・A
ギアナ兼インカ支部長。バリア維持のため戦闘行動は不可。戦闘不能でバリアが解け、「敵情報」記載従魔が各3体ずつ追加される
●その他
・PC/NPCが支部エントランスに入るには1ターン以上を要する(フレイに会敵出来るのは2ターン目以降)
・ウールヴへジン/ムバエが支部建物に到着すると壁の破壊を行う
・ヴァルキュリアが支部建物に到着するとフレイの回復を行う
・使用可能物品は装備・携帯品のみ
・PL情報は「PCは知らない情報」/活用するにはPC情報への落とし込みが必要です
・プレイングの出し忘れにご注意下さい
・英雄が二人いる場合は英雄の変更忘れ/装備・スキルの付け忘れにご注意下さい
・装備されていないアイテム・スキルはリプレイに反映する事が出来ません
・能力者と英雄の台詞は「」『』などで区別して頂けるとありがたいです
・「●願い」「●願ウ」「マスターより」はPL情報です
マスターより
一人の男がおりました。彼には護りたいものがありました。しかし彼は無力でした。護りたいものを護るための力さえ存在しませんでした。
彼は居場所を求めました。彼と彼の護りたいものが穏やかに生きていける場所を。彼は世界を憎んでいました。彼と彼の護りたいものを迫害するだけの世界を。
彼は力を求め。彼は居場所を求め。彼は力を乞い。彼は護りたいものと生きていける場所を乞い……。
彼は思いました。それを手に入れられるなら、己の持っている全てを犠牲にしても構わないと。
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2017/11/25 23:34
参加者
掲示板
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依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/11/13 18:30:48 -
【相談卓】
最終発言2017/11/13 21:02:39 -
『行動先まとめ板』
最終発言2017/11/12 12:43:29 -
質問卓
最終発言2017/11/12 14:44:58 -
『MA護衛対応』
最終発言2017/11/13 20:40:42 -
『フレイ対応班』
最終発言2017/11/13 19:10:14 -
『従魔対応班』
最終発言2017/11/13 19:31:55