本部

本当の敵はゴブリンではない

睦月江介

形態
ショート
難易度
普通
オプション
参加費
1,000
参加制限
-
参加人数
能力者
6人 / 4~6人
英雄
6人 / 0~6人
報酬
普通
相談期間
5日
完成日
2017/04/06 20:12

掲示板

オープニング

「ゴブリンの討伐をお願いします」
 HOPE職員は、すっぱりと、簡潔に用件を述べた。これだけならば、ああなんだ、で済む大したことのない話だ。しかし、そんななんてことない依頼でしっかりと会議室が準備され、説明を受けているという事は何かがあるのがお決まりだ。
「皆さんの中で、この時期辛いという人は辞退していただいても構いません」
 何の事だろうか?
「そろそろピークですからね……目は腫れぼったくなるし、くしゃみや鼻水は止まらないし……」
 ああ、そうだ。リンクして戦闘していると多少強引に押し切れてしまう部分もあるし、個人差も大きいので人によっては気にもかけていないがこの時期はスギ・ヒノキの花粉のピークだ。花粉症の人にはつらい。
「ゴブリンは10体程度で一般的な強さです。ただ、出現位置が杉の多い山の中で相当な花粉の飛散が予想されます。ゴブリンの方は花粉に対して完全に免疫があるのか、全く問題なく行動してきます」
 こっちは花粉症デビューの可能性に加えて、元々花粉症の場合は集中もままならないアウェーの戦闘を強いられる、という事だ。万全の対策をしておかなければゴブリンですら強敵となり得る……本当の敵はゴブリンよりも花粉、と言えるかもしれない。
「幸い、現場には周囲に人がいることは無さそうです。しかし、山の麓に林業の業者が拠点にする小さな村落があるのであまり多く取り逃がしてしまうと業者さんや村落の住人に被害が出る可能性があります」
 つまり、全滅させる必要こそないが人里に降りる事を目論まぬよう数を減らす必要はある。今後を考えれば、理想は全滅だろう。
「周囲は木々に囲まれているので不意打ちには気を付けてください。ゴブリン自体の戦闘力は皆さんが知っての通り高くはないため慌てず、十分な対処をしていればそれほど怖い相手ではありません。花粉症に気を付けて、頑張ってきてください」
 そう言って送り出す職員自身が辛そうに鼻をかんでいる様子を見ると、少し不安を覚えないでもないエージェント達だった……。

解説

スギ花粉が舞う山村でゴブリンと戦闘です。何の花粉症対策もない場合、毎ターン開始時に判定を行い、失敗してしまった場合狼狽を受けます。マスク等の対策をしている場合は、一定のダメージを受けるまでこの判定を行いません。

ゴブリンは10体、一般的なゴブリンと同様でありそれほど強くはありません。数が減ると撤退を試みだしますが、必ずしも全滅させる必要はありません。

周囲は木々に囲まれていて視界は悪いですが、山の中なので十分な広さはあり極端に動きが阻害されるという事はありません。しかし、杉の木に大きな衝撃を与えてしまうと花粉が飛散するので花粉症対策の判定を行うことになります。

リプレイ

●知らないって怖いね
 辛い人には辛い、花粉舞い散る中でのゴブリン討伐……その事前準備は知っている者と知らない者で顕著に差が出ていた。
赤城 龍哉(aa0090)や飛龍アリサ(aa4226)、ミーニャ シュヴァルツ(aa4916)はしっかりマスクを着けているが、ファリン(aa3137)とフェルナンド・ガルシア(aa4836)は特に目立った装備はしていない。
『花粉症ってそんなに辛いモンなの?』
「さあ……上海には杉は多くありませんし……」
 ダイ・ゾン(aa3137hero002)の問いにもあいまいな答えしか返せないファリン。それはガルシアも同様だった。
『花粉症? なんだそれ……?』
ジャガー戦士(aa4836hero002)が問うも、推測以上の事は言えなかった。
「お前らの時代はなかったか? いや、アレルギーの正体がわからず放置されたか、弱い人間はそもそも育たずに死んでいたのか、もしくは……杉が生えてなかったとか? かなり時代が進んで発達してるのに石器時代で畜力もなしというのは聞いてるが、さすがに杉はあるだろうな……」
 そんな様子を見ながら、赤城 龍哉(aa0090)は不安を口にする。
「ああ、これは対策なしに行くと症状なくても発症するヤツじゃねぇか」
『それを考えると難儀な依頼ですわね』
 ヴァルトラウテ(aa0090hero001)も同意し、僅かにため息を漏らす。
「下手打つと俺らだけでなく近隣にも影響しそうだからなぁ」
 
 だがゴブリンは殲滅だ。幸いにしてフィミア・イームズ(aa4401)が予め、ゴブリンの居そうな所を町の人に遠回しに聞いて出現場所の目星をつけた地図がある。細かいポイントまで搾れるわけではないが、事前準備があるだけで不意打ちの危険は大幅に減少するのもまた事実だ。
『見逃す理由がどこにありますの? いえ、ありませんわ』
 ヴァルトラウテの宣言に反して、堂々と山に踏み込んでわずか数分。

「ともかく、俺も農作業慣れしてるし、そんなキレイな環境でぬくぬくしてたわけじゃないしな。普通の花粉程度なら平気だろう。このままいくぞ!」
『おーっ!』
 なんて息巻いていたガルシアとジャガー戦士、ファリンとダイ・ゾンはキッチリ花粉症デビューを果たすことになっていた。
『「ハーックション! ブエックショグッション! ハックシュグショグショ!!」』
『ぶあっくしょーーい! ちくしょう……くそっ、舐めてたね』
「クシャミの感覚まではわたくしに共有されないようですわ。でも、息ができません、溺れているようですわ!」

 うん、知らないって怖いね。日本の花粉を舐めてかかった結果がこれである。そしてそんなパニックに陥っている人間を見逃すほど敵さんもバカじゃないわけでぞろぞろと小柄な姿を現すのだった。

●敗北を喫しようはずもなく
 ゴブリンは多少の知性を持ち、奇襲や連携と言った戦術を使える程度には頭が良い。加えて、頭数も10体と多くエージェント達が難儀している花粉の影響も全く受けない……ここまで聞くと、たかがゴブリン、されどゴブリンと言うべきかなかなかの強敵であるように聞こえる。しかし、現実はと言えば奇襲及び花粉によって集中が乱れたスキに仕掛けてくる攻撃によって手傷を負いはするものの総合的には終始エージェント達はゴブリンに対し有利に立ち回っていた……理由は簡単、地力が違う。
 実際はそこまで極端ではないだろうが、簡単に例を挙げるならライオンとチワワが戦ったところでチワワに勝ち目がないのと同じことだ。よほど油断しない限り、正面から戦って負ける道理はない。
 「我らが願いはただ一つ」
 『すべての生活を楽しむこと』
 「行くよ、オケアノス!」
 『おうよ、任せとけ!』
 フィミアは誓いの言葉と共にオケアノス・ラナンクルス(aa4401hero001)と共鳴し、積極的に前に出る。救急医療キットと救命医療セットで、タオルケットで花粉が入らないようなマスクを作り、ゴーグルで目を隠した姿が端から見たら顔を火傷でも負ったような感じに見えてしまうのが少々残念ではあったが、あまり見た目を気にしてもいられない。
「残念ながらあたしは君らに構っている暇はないんでねぇ。だけど君らの一匹や二匹くらい解剖室に連れ帰るのも悪くないけどねぇ」
『悪いゴブリンさんは滅菌室にぶち込んで消毒してやるのですぅ~♪ ラジカルメディカルキルゼムオールぅ~♪』
 アリサは実際のところ、ゴブリンに対して興味がなかったので社会の病原体駆除と言う名の処刑遊戯を楽しみたいだけの黄泉(aa4226hero001)に付き合うような形での共鳴だ。
 花粉症を舐めていたことで対策が遅れたガルシア、ファリンも一歩遅れて戦闘態勢に入る。ガルシアは鼻の中にぬって花粉を減らす薬、やや高価なマスク(といっても軍隊のではなく布の普通のもの)、花粉対策メガネを装着。ファリンは無垢なる愛を急遽マスク代わりにしたが、全身毛皮に電気のライヴスと言う特性が仇になり花粉に脅威の吸着力を発揮してしまい本当に気休めと言った感じである。
『ミーニャがマスクをくれたのでのぅ、対策は上々じゃ。しかしのぅ、このデザインはどうにかならんものかのぅ』
 アーニャ ヴァイス(aa4916hero001)はミーニャの用意したマスクに対して、性能はともかくデザインに不満がある様子。しかし、そこまで求めるのはなかなか難しいのが現実である。
「まあこんなものか……木を切り倒せば視界はよくなるだろうが、花粉のリスクもある。視界が狭まった林の戦闘、いけるか? ジャガー」
『あたしはジャガーの戦士……木々の間の戦闘は慣れたものだ、なめるんじゃないよ』

●甘さは被害拡大の元
 相手はゴブリン、場所は日本の山奥と言ってもそこは戦場である。故に、この戦いでも甘さを見せることは、被害の拡大につながる……だが幼さもあり、ミーニャにはそのことが認識できていなかったようだった。
「うー! ごぶりんさん嫌い! 畑荒らすし友達にイタズラするし!」
 と息巻いており、最初はアーニャの真似をして自信満々に振舞っていた。
「くっくっくー♪ こぶりんごときワシの敵では無いのじゃー! かかってくるとよいわー♪」
 どうにもアホっぽい印象を受けてしまうが、それもまた愛嬌というもの……こうして愛らしい振舞いを見せながらも戦うだけならば何も問題は無かったのだ。だが、いざとどめを刺すという段になって、その優しさが仇となる。
「ぅうっ、こ、殺さなきゃ駄目なんだよね、でも……」
 その躊躇いを、ゴブリンは見逃さなかった。木の陰から仲間が拳大の石を飛ばし、ミーニャの頭に当てる……流石に山奥では銃器は簡単には手に入らなかったようだが、スリングを作るくらいならば可能だ。マスクが外れ、こめかみから血を流すミーニャに追い込んだゴブリンは短剣で斬りつけ自分を助けようと悩んだ少女の行いに対し、完全に仇で返した。
 傷ついた体を起こし、余分な花粉を吸いこむまいとマスクをつけ直したミーニャは姿こそ同じだが、表情、雰囲気等が素人目にも判るほどに変化した。アーニャが(勝手に)主導権を握ったのだ。
『この様な些事にお主の手を汚させる訳にはゆかぬのぅ。こう言う事は姉であり母であり友である儂の仕事じゃ……目を逸らさず確り見ておくのじゃぞ』

 アーニャは彼女なりの優しさ故、いずれ必ず来る敵を殺すと言うことを身をもって教えるという意図をもって恩知らずの息の根を止める。その上で、先程投石があった方に向きなおりどこか抜けた様子のミーニャとは違う、容姿こそ同じだが明確な圧力を持った言葉を投げかける。
『くっくっく、ゴブリン如き儂の敵では無いわ。掛かって来ぬのか? ならば儂から行くぞ? ミーニャに敵対した時点で貴様の命運は決まっていたのじゃ、諦めよ』
 甘さ、と言うのは何も敵への情けに限ったことではない。経験の差と言えばそれまでだが、戦術・戦略の甘さもまた『甘さ』である。
 山の中で火炎系やら爆発系火器はさすがにマズイと判断し、樹々をブラインドにすることで油断しているゴブリンを隙間を縫うように九陽神弓で狙撃する龍哉とヴァルトラウテ。これで全部、とはいかないのは歯がゆいがそれは仕方がない、と割り切っている。取りこぼしについてはアリサと黄泉がライヴスリッパーで気絶させライヴスショット、ライヴスブローで対処してくれたというのも大きいが。
『とは言え、これで全部はさすがに無理ですわね』
「ま、覚悟はしてたが仕方ねぇ」
 彼らの戦いが地味ながらも確実であり、甘さの感じられない良い例であるとするならば、ファリンとダイ・ゾンは悪い例だった。
 刀で仕掛けるもクシャミで手元が狂い上手く行かず、鼻をかむ間にゴブリンに攻撃されこめかみに青筋が立つ……気持ちはわからないでもない。
『こうなったら速攻で決着をつける!』
「おじ様! こんな至近距離でロケットランチャーなんて……!危険ですわ!」
『細かい動きが無理なら面で押す!』
 と、ゴブリンにフリーガーファウストをぶっ放す。しかし、山の中でそんなものを使えば案の定……杉の木を巻き込み大量の花粉が舞い散る。結果、自分を苦しめる花粉症地獄を……わざわざ自分から誘発することになった彼女らがクレーター状に抉れた地面の中で打ちひしがれる姿は心もち黄色かった。
「……思った以上に花粉の量が」
 龍哉が想定外に広がる花粉に顔をしかめ、ヴァルトラウテも同意する。
『さすがに視界に影響しますし、マスクも目詰まり気味ですわ』
「花粉が従魔絡みの代物でないことを願うぜ」
 愚痴をこぼしながらも、接近してきたゴブリンを近接戦闘で仕留める。長物を振り回すには少々厳しそうだと判断し、拳で勝負。
「視界が悪いからと言って、簡単に奇襲できると思うなよ?」
 得意の奇襲までも正面から破られたことと、気が付けば半数を割るまでになっていたことで、ゴブリンは攻撃の際を上回るすばしこさで武器を収め後退を始めた……。

●これって本当にスギ花粉?
 先にも触れたとおり、ゴブリンとエージェント達では地力が違う。戦場となった山が視界が悪さと花粉でその差を多少埋めていただけであり、ゴブリン達が数を減らし、退却を始めるのは自明の理であった。一応、任務としては無理に全滅させる必要はないという事で聞いてはいる……しかし、わずかでも残ればいずれ体制を立て直して再び山を下りて人間を襲う可能性も低くないため、エージェント達の間では逆の認識で統一されていた。即ち『無理に全滅させる必要はない、可能であれば全滅』ではなく『可能な限り全滅、ただし状況いかんによっては取りこぼしもやむなし』という認識。だからこそ見逃すという選択肢はなかった。
 ゴブリン達が後退を選んだことでむしろ動きやすくなったのはガルシアとジャガー戦士。ゴブリンからの奇襲をうけては、木に隠れて奇襲をしかけて戦うといういわば奇襲の応酬であったため、相手が後退している方が奇襲を仕掛けやすく、反撃の危険が少ないのだ。
「これだけ槍が降れば、少しは当たるだろう、行っけぇ~!」
 更にフィミアがエクストラバラージで命中率を上げて、ウェポンズレインで追撃。龍哉のハングドマンによる足止めもあって、最終的に逃げおおせたゴブリンはゼロ……無事全滅させることに成功した。
 作戦としては、これで終わりである……が、エージェント達にはどうしても気がかりなことが1つあった。それは『これって本当にスギ花粉?』という疑問。
「こいつは匂うねぇ。共鳴中のリンカーすら苦しめるとは、只のスギ花粉とは思えないねぇ」
 その疑問故にアリサの関心はゴブリンよりも花粉の正体に向いていた。ちょっとやそっとの物理的な外力では掠り傷程度で済んでしまう共鳴中のリンカーが花粉如きでダメージを受けてしまうのはどう考えてもおかしい。ライヴスの干渉で杉の木が異変を起こしているのか、杉の木が愚神化しているのか、花粉そのものが従魔なのか、調査する余地は有り余るほどだ。
 実際、戦闘中でもこの辺りを心配していたのが龍哉であるし、フィミアも気になっていたためにサンプルの回収を提案した。ゴブリンと言う邪魔者はもういないわけであるし、杉自体が危険であった場合遠からずまた何かしらの形でここを訪れる事になるかもしれない。対策は行っておくに越した事は無いためアリサは杉の花を切除、フィミアは杉と檜の花粉と木の枝を採取しサンプルとして持ち帰ることにした。
「さて、当てが外れていなきゃいいんだがねぇ。折角死地に出向いたのに徒労に終わっては虚しいんでねぇ」
 サンプルの調査結果に関してはすぐさま出る、と言うわけにはいかないが早ければ1か月もかからず何らかの結論が出されるだろう……これで、今度こそ任務完了である。

●あとは全部洗い流したい
 ゴブリン退治とサンプルの回収が終わり、ようやく一息つける時間が訪れる。マスクを回収し龍哉の口からつい本音が漏れる。
「……甘く見てたつもりはねぇが、ちょいと予想以上だった。波打つような密度の花粉とかしばらくは勘弁だな、さすがに痒くなってきたぜ」
『ご愁傷様ですわ。しっかり洗浄しておくことです』
「何でお前は影響ないんだよ」
『私、英雄ですので』
「なん……だと……」
 ヴァルトラウテの言葉の真偽の程は不明だ。だが花粉をしっかりと洗い流したいのは彼らだけではない……むしろ、花粉を被った量で言えば一番ひどいだろうファリンの方がその気持ちは強いだろう。
「すぐに着替えを、いいえ……入浴ですわ」
 共鳴をといても髪や耳や尻尾が気持ち悪い。さっさと人間形態で帰りたいと漏らす……実際お顔のメイクは崩れどろどろだし、仲間の目が無ければ泣きたいところだった。鬼の【王虎】隊長も女の子なのだ。
 そして、その横で違う意味で泣きたいのだろう落ち込んだ様子を見せるミーニャ……仲間達がかける言葉を探しながらも声をかけられずにいたところに、パートナーたるアーニャが真っ先に声をかけた。
『落ち込むでないミーニャ、お主と儂では生きた環境が違う、受けた悪意が違う。少しずつ慣れていけば良いのじゃ。其までは儂がついていてやるでな』
「…………うん、ありがとう」
 ミーニャは、その一言だけを返してまた俯いてしまった。殺すことをためらった結果、心身ともに誰よりダメージを受けてしまったふがいなさと、自分の考えが間違っていたのかと言う葛藤のためであろうことは、想像に難くない。
『……良いのですか?』
 黄泉がアーニャに問いかけるが、良いのだと落ち着き払った様子で答える。
『子供は大人に頼って良いのじゃ。そうやって大人になって行くのじゃからな』
『それはその通りだが、そのなりで言われても説得力を感じないな』
 ジャガー戦士がアーニャを見て、かすかに笑う……英雄は外見と実年齢が一致しない者も多い存在ではあるが、確かにアーニャはミーニャとさして変わらない子供の身体のためもっともらしいセリフでも違和感が抜群だ。
『よ、余計なお世話じゃ! 儂はミーニャの姉であり母であり友、それで良いではないか』
 うん、それで良い……しかし、その言葉は口から出る事は無くやはり微笑で返されただけだった。やはり今回の依頼、本当の敵はゴブリンではない。花粉であり、自分達の甘さであり……ちょっと締まらない現実だった。
 でも、たまにはそんな敵が相手でもいいかもしれない。季節の風物詩にダメージを受け、自らの甘さと向き合った結果がしまらないものでも、それはきちんと日常を守れたうえでの結果であるわけだし締まらないくらいの方が親しみが持てる。人は完璧たりえないのだから、締まらなくても最後に笑えれば、きっとそれは最高の勝利なのだ。

結果

シナリオ成功度 大成功

MVP一覧

  • 愚者への反逆
    飛龍 アリサaa4226
  • ひとひらの想い
    フィミア・イームズaa4401

重体一覧

参加者

  • ライヴスリンカー
    赤城 龍哉aa0090
    人間|25才|男性|攻撃
  • リライヴァー
    ヴァルトラウテaa0090hero001
    英雄|20才|女性|ドレ
  • 危急存亡を断つ女神
    ファリンaa3137
    獣人|18才|女性|回避
  • 我を超えてゆけ
    ダイ・ゾンaa3137hero002
    英雄|35才|男性|シャド
  • 愚者への反逆
    飛龍 アリサaa4226
    人間|26才|女性|命中
  • 解れた絆を断ち切る者
    黄泉aa4226hero001
    英雄|22才|女性|ブレ
  • ひとひらの想い
    フィミア・イームズaa4401
    人間|18才|男性|回避
  • エージェント
    オケアノス・ラナンクルスaa4401hero001
    英雄|19才|男性|カオ
  • エージェント
    フェルナンド・ガルシアaa4836
    人間|28才|男性|攻撃
  • エージェント
    ジャガー戦士aa4836hero002
    英雄|21才|女性|ドレ
  • おもてなし少女
    ミーニャ シュヴァルツaa4916
    獣人|10才|女性|攻撃
  • おもてなし少女?
    アーニャ ヴァイスaa4916hero001
    英雄|10才|女性|ドレ
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