本部
Shooting Star
- 形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 8人 / 4~8人
- 英雄
- 8人 / 0~8人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2018/11/05 19:00
- 完成予定
- 2018/11/19 19:00
このシナリオは5日間納期が延長されています。
掲示板
-
質問卓
最終発言2018/11/04 19:09:29 -
Giantkilling相談卓
最終発言2018/11/05 18:22:56 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/11/05 18:21:52
オープニング
●機甲襲来
アルター社、CEO室。ロバート・アーウィンは最早顔馴染みとなったエージェント、澪河青藍といつものようにやり取りしていた。
「……ふむ。確認した。輸送任務ご苦労だ」
「はい。まあ何事もなく済んだんで良かったです」
秘書に書類を渡すと、ロバートは穏やかな表情で青藍を見上げる。左目に埋め込まれた義眼、横顔に刻まれた傷は、今も痛々しい。
「訓練の状況は良好らしいし、もう少しで、君達H.O.P.E.の手を煩わせる事も無くなるだろうね」
「お願いしますよ。この前みたいな事は勘弁ですからね」
「気を付けるさ」
背もたれに身を預けて溜め息を吐くと、彼は秘書へとちらりと眼を向けた。秘書は頷くと、そっとタブレットをデスクの上に乗せる。アルター社との契約書類が映されていた。
「どうだい? これからもアルター社の為に色々と手を尽くしてくれればこちらとしても嬉しいのだけど」
じっと中身を見つめていた青藍。年俸を見て思わず目を丸くしたが、やがてタブレットを突き返して首を振る。
「……今の所はノーで。身軽でいたい気分ですから」
「身軽に?」
「ええ。“王”との戦いが終わったら、探偵名乗ってフリーでやろうかな、なんて。何と言うか、最近そんなんばかりで、そういうやり方に慣れちゃいましたしね。……勿論、依頼としてお二人に手を貸すなら喜んでやりますよ」
「ああ。そう言ってくれると力強いね」
二人が微笑んでいると、不意に険しい顔をした秘書が会話に割り込んでくる。
「H.O.P.E.から連絡です。プリセンサーが、百号プラントに対する従魔の襲撃を察知したとの事です」
「……狙いはAGW、か」
ロバートは苦い顔をした。秘書はタブレットを拾い上げ、二人に見せる。そこには、プラントの彼方に立って巨大なライフルを構える、一機のロボットの姿があった。
「これが、プリセンサーの予知を再現した映像、との事ですが……」
『あーーーーーっ!』
突然幻想蝶からアンドロイドの少女――テラスが飛び出してくる。口元に両手を当てたりしながら、慌てた調子で呟く。
『これ、私が前いた世界で乗ってたヤツ……』
「はぁ?」
『何となく覚えてる……最後の方に、向こうの世界で従魔に乗っ取られちゃってたんだよ。どうしよー……』
「……という事は、あの従魔がどんな戦い方をするかは大体わかるわけだな?」
ロバートに尋ねられると、テラスはこくりと頷く。
『うん。まあ……』
「なら話は早い。急行してくれ!」
●其は流れ星の如く
君達は緊急招集に応じ、アルター社のAGW製造プラントに駆けつけた。会議室で待ち構えていた青藍は、君達に向かってぺこりと頭を下げる。
「来てくださってありがとうございます。……今回はよろしくお願いします」
青藍は頭を下げる。君達が揃ったのを確かめると、スクリーンのそばに構えていたオペレーターが説明を始めた。
「今回の目標は、十分後に襲撃してくる予定のケントゥリオ級従魔を撃退する事です。ケントゥリオ級と言っても、その能力そのものはトリブヌス級にも迫る勢いと考えられます。くれぐれも無理はしないでください」
『敵の名前はエクスシア。私が前いた世界で、愚神と戦う為に使ってた巨大なAGW、みたいなものかなー。私は殆ど持ち場を離れられなかったから、その分長大な射程のビームライフルで前線に立つ仲間の火力支援をしてた感じの機体だよ』
テラスが脇に立って説明を付け足す。オペレーターは彼女を見下ろして頷くと、横長のケースをテーブルに載せ、鍵を外す。
「また、そうした性質を鑑みて、H.O.P.E.研究班から一台の試作AGWが提供されています」
中から取り出されたのは、白く輝く一丁の狙撃銃。ごてごてとメカニックな装備が取り付けられていた。
「名前はシューティングスター。小型のAGWを射出し攻撃する、超長距離対応用のライフルです。最大射程距離は3000m以上。弾丸は敵のライヴスを吸収して炸裂するようになっており、開発段階からネックになり続けた威力の問題をある程度解決しています」
「ただ、この銃弾の生産には非常に時間がかかります。今回も用意できたのは三発だけです。くれぐれも外す事の無いように気を付けてください」
「敵襲が始まります。準備を開始してください」
翼を広げた人型の機体が、丘陵の頂上へと静かに舞い降りる。腰にマウントしていた巨大なライフルを取り出すと、静かにプラントへ狙いを定めるのだった。
解説
メイン エクスシアの撤退(生命70%まで減少)及びエンジェルの全滅
サブ アルター社のプラントが無傷のままメインを達成する。
ENEMY
☆ケントゥリオ級従魔エクスシア
元の世界ではテラスが用いていた対愚神用の装甲。
●ステータス
生命、物攻、物防S その他A。体長5m、飛行可能。
●スキル
・ロンギヌス
超長距離ライフル。アルター社のAGWプラントを破壊するべく、付近の丘陵から狙いを定めている。
[最大射程1200。カバー不可。攻撃前に、メインアクションを10R分消費してチャージを行う。]
・インヴィディア
ナイフ。と言っても大剣AGW並みのサイズはある。
[通常の近接物理攻撃]
☆デクリオ級従魔エンジェル×10
エクスシアをカバーする小型の自律機械。
●ステータス
エクスシアの半分。
●スキル
・クラックショット
ライフル。障害物を貫通し、ターゲットのみ攻撃する。
[最大射程20。カバー不可]
・スタンランス
ライヴスを纏ったブレード。斬りつけられると、流し込まれたライヴスにより暫く動けなくなる。
[近接。命中判定に勝利した場合、BS気絶(1)付与]
FIELD
・丘陵
→ゲーム開始地点からの距離は1000スクエア。
→高所に敵が陣取っており、敵から発見されやすい。
→茂みが生えており、上へ登るにあたって障害物になっている。
→日当たりは良く、照明の心配はない。
ITEM
☆シューティングスター
恭佳が開発したスカバードレールガンの最終形態。威力不足を特製の銃弾で解決したが、銃弾の量産が利かないためいざという時にしか使えない。
[最大射程(使用者の命中/2)。威力は敵の物攻の半分。シナリオ中3回しか攻撃を行えない。]
TIPS
・サブを達成する場合はシューティングスターを有効に活用する事。
・纏まって移動すると狙い撃ちされる可能性があるので注意。
・ロンギヌスのチャージ中にシューティングスターの弾丸を当てると……?
マスターより
影絵企我です。
ロマン武器として度々登場させてきた狙撃銃スカバードレールガン。この度真打として生まれ変わりました。
ジャックポットの方には是非おいでいただきたいところ……
勿論、この武器だけではミッションはクリアできないので、これを使わない七人の動きが重要になります。
NPCの青藍は使えば動きます。詳しい能力値は過去シナリオを参考にするか、質問をお願いします。
ではでは。
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2018/11/11 15:47
参加者
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質問卓
最終発言2018/11/04 19:09:29 -
Giantkilling相談卓
最終発言2018/11/05 18:22:56 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/11/05 18:21:52