本部
おふとんからでたくないひ
- 形態
- ショート
- 難易度
- 易しい
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 6人 / 4~6人
- 英雄
- 6人 / 0~6人
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2017/12/26 07:30
- 完成予定
- 2018/01/09 07:30
このシナリオは5日間納期が延長されています。
掲示板
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依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/12/24 21:23:54
オープニング
●ある寒い冬の朝
ユウ(az0044hero001)は一つ溜息を吐いた。
時刻は朝八時。
普段ならばとっくに起床して朝ごはんを口にし、任務だ訓練だ勉強だと話を聞かされている頃だ。
しかし当人――竜見玉兎(az0044)は朝ごはんの席につくどころか未だ起きてすらいない。
やれやれと思いながらもユウは玉兎の部屋の扉をノックする。
「おい、起きろ」
声を掛けて耳を澄ましてはみるが、反応無し。
再び溜息を吐いてから「入るぞ」と言って扉を開ける。
部屋の中は少女らしく柔らかい色合いで統一されており、こんもりと盛り上がった布団もクリーム色で温かみが……こんもり。
「こらねぼすけ、そろそろ起きろ」
彼女はどうやら布団の中で丸くなっているらしい。
無理矢理布団の端を引っ掴んで起こそうと試みるが、竜見玉兎、幼くともエージェントである。
剥げない。
引っ張ろうが上に持ち上げようと試みようが、布団は剥げない。
確実に起きているだろうに出てくる様子もない。
「……んのやろう」
ぴきっと、ユウの額に浮かぶ怒りマーク。
ここに能力者VS英雄、布団を賭けての攻防が始まった。
●また違うある寒い冬の朝
名執芙蓉(az0106)は目を覚ました。
枕元にある目覚まし時計を見上げれば、時刻はそろそろ八時を回る所。
今日は本部に行って調べ物をしなければいけないと思っていた、のだが……。
「……寒い」
起き上がろうとして再びベッドの中に沈み込む。
寒い。
冬に突入したからか、はたまた雪でも降ったのか冷え込みが尋常じゃない。
……もう少し暖かくなってからでもいいか。
ぼんやりそんな考えが浮かんで消えていく。
どこからか「マスター」と呼びかける声が聞こえたが聞こえない振りを決め込んで、芙蓉は再び眠りに落ちていった。
解説
●目的
布団から出る。
●状況
・とても寒い冬の朝
・尋常じゃない冷え込み
・暖房器具がなければぷるぷるしてしまいそうなほど気温の下がった室内
●登場
・布団
様々な形状を持ちながらも使用者を包み込み眠りの世界へと誘う物体
夏はないがしろにされがちだが冬は絶大な効果を発揮する
この物体に包み込まれたが最後、離れられなくなる人間多数
※従魔ではない。
※愚神でもない。
・冬の朝
清廉とした空気を持ちながらも起き上がってきた人間を再び布団へと帰らせる脅威
暖房器具がなければ立ち向かうこと困難
特に雪が降った日などに脅威を発揮する
※従魔ではない。
※愚神でもない。
マスターより
お世話になっております、MSの秦(しん)と申します。
最近寒い日が続き、布団から出たくない日も多くなって参りました。
特に休日の予定がない日などは昼過ぎまでごろごろとしてしまい、後悔することが多々あります。
いかに屈強なエージェントといえど寒い冬の日には弱いのでしょうか。
OPではどちらの組も布団で攻防の最中ですが、もちろん冬に強い方でも構いません。
その場合は布団から起きだしての冬の朝の描写になるかと思います。
皆様の冬の朝の過ごし方、楽しみにお待ちしております。
リプレイ公開中 納品日時 2018/01/07 19:14
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最終発言2017/12/24 21:23:54