本部
猫娘とため息プールサイド
- 形態
- ショート
- 難易度
- 易しい
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 8人 / 4~8人
- 英雄
- 8人 / 0~8人
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2017/07/21 12:00
- 完成予定
- 2017/07/30 12:00
掲示板
-
プールサイドにて
最終発言2017/07/18 22:21:12 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/07/19 23:32:50
オープニング
●猫娘と気弱少年
「にゃご、どこ行くの?」
にゃごは、あたしの能力者。あたしは英雄。
「塾だよ。いい子でお留守番しててね、ミヤ」
にゃごはしゃがんで、あたしの目を見る。にゃごの白い歯が見えた。猫だったら喧嘩の合図。でもにゃごは人間だから、これは仲良しの合図。あたしは猫だったけど、にゃごの世界におひっこしししたら人間になってた。だから、いろいろおべんきょうしてる。
「あたち、お外であそびたい!」
「だめだよ、ミヤは小さいんだから。帰ったらまた遊んであげるからね」
そぉっと頭に置かれた手。にゃごのなでなでは優しすぎて、少しくすぐったい。
「いってらっしゃい」
教えてもらったばかりのあいさつをしたら、にゃごは嬉しそうに笑った。にゃごはいつも困った顔をしてるけど、あたしがおべんきょうをがんばると喜んでくれる。だからあたしはお着替えのおべんきょうをがんばるし、ふぉーくやすぷーんもできるようになった。ゆびがある手は変な感じで、ボタンの服はまだ自分で着れないんだけど。
「あ」
にゃごがいつもいじってる不思議な板。ソファにおいてて、もってくの忘れちゃったんだ。
「おもしろそう! 遊んでみよっと!」
●退屈へるぷみー
赤須 まこと(az0065)の元にかかってきた電話は、少し前にできた友人からのものだった。
「もしもし、名護くん?」
相手の名は、名護炎龍(なご えんりょう)。心配になるくらい気弱な中学一年生。
「まこと?」
「ミヤちゃん?」
聞こえてきたのは、彼ではなく小さな友達の声。
「まこと、遊ぼうよ!」
「私もミヤちゃんと遊びたいな。名護くんと相談するから、代わってくれるかな?」
「にゃご、いないの」
ミヤは猫耳の生えた幼い子どもだが、元の世界では猫の妖怪だったらしい。現代の常識にはかなり疎い。炎龍の携帯をいじった結果、アドレス帳の先頭「あかずまこと」に電話がかかったようだ。
「わかった。私から名護くんを誘って見るよ。後で電話するね」
「うん! あ、でも……大きい犬のおじさん、怖いの」
「あ、亮次さんのこと? うーん、わかったよ」
ミヤは前の世界で襲われたことでもあったのか、犬が苦手だ。亮次の大きな体や鋭い目つき、犬が唸るような低い声が怖いらしい。
「悪い人じゃないんだけどなー。幻想蝶の中に隠れててもらおう」
まことはひとりごちる。
(そういえば、名護くんはH.O.P.E.に所属するのかなぁ? 何かアドバイスができればいいんだけど、私だけじゃ不安だ……)
何度かメールもしてみたが、迷っているらしい。仲間ができるのは魅力的だし、エージェントへの憧れはある。でもそれ以上に『怖い』という気持ちが強いようだ。
「場所は……暑いし、プールとかが良いかな?」
別の任務でH.O.P.E.に行く予定がある。一緒に行ってくれる人がいないか、談話室で声をかけて見ることにした。
●アザラシ公園・屋内プール
※ホームページより抜粋
建物の2階にあり、ガラス張り。太陽の光がたっぷりと降り注ぎます。
1、流れるプール
25mプールの周りを楕円状に一周。全長約100m、水深1m。浮き輪の使用もOK。
2、25mプール
泳ぐ用のコースが2コース、歩く用のコースが1コース。流れるプールを横断するか、橋を渡って移動できる。
3、ウォータースライダー
全長70mほど。2周のとぐろを巻いたようなデザインで、スピードは控えめ。着水点は流れるプールの隣にあるプールで、流れるプールとつながっている。対象年齢は3歳以上。
4、お子様プール
水深50cm。ぞうさんの形の滑り台あり。浮き輪の使用OK。
5、ミニジャグジー
円形。ここだけ温水となっている。
6、日光浴スペース
プールサイドにはデッキチェアを用意。水着のまま寝そべることができます。
7、シャワー
プールに入る前に体をすすぎましょう。
解説
プールで自由に遊んでください。
※ミヤと遊ぶ、炎龍と話す、という行動もできますが、全員が行わなくても構いません。
【プール】
・通貨は消費しません。
・あまり大きな施設ではありませんが、その分お客さんは少なめです。
・水着は貸し出しできますが、デザインはどれも地味です。
・浮き輪は貸し出し可。
【NPC】
名護 炎龍
小柄な中学1年生。とても臆病な少年。名前負けしている自覚があり、コンプレックス。ミヤと誓約したのは先月のこと。小さなミヤが心配で、一人での外出は認めていない。本音を言えば、常識を身に着けるまではあまり外出させたくない。
エージェントに憧れを抱いているものの、わからないことだらけで怖い。知り合いのまことにエージェントと話してみたいと相談。話しかけたそうにもじもじしている。泳ぎは苦手。
好きなもの:本(物語、図鑑、雑学など)、パズル、ヒーロー漫画
苦手なもの:痛いこと、人と争うこと、ホラー、スポーツ全般
よければ、彼の参考になりそうな経験談(所属のきっかけ、エージェントをやっていて嬉しいと思うこと、苦労していることなど)を話してあげてください。
ミヤ
猫の耳と尾を持つ4~5歳の女児。身長110cm。前の世界では猫又。通常の猫よりも大きめの体に二股の尻尾を持っていた。自分より大きな生き物を怖がる。特に犬が苦手。
幻想蝶内に一人でいるのは寂しいので、炎龍の母と留守番していることが多い。最初は水を怖がっていたが、お風呂の気持ちよさに感動して克服済み。ただし、顔を濡らすのは怖い。浮き輪をレンタル予定。プールは初めてだが、いざとなれば野生の勘で泳げる。
まこと
普通に遊びつつ、炎龍の様子を気にしておくつもり。何か手伝えることがあれば協力します。
亮次
ミヤに怖がられているため、幻想蝶内で待機。
マスターより
暑いですね。プールでのんびり遊んで行っていただければ幸いです。ちゃぷちゃぷ涼みながら、おしゃべりもどうぞ。
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2017/07/28 19:48
参加者
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プールサイドにて
最終発言2017/07/18 22:21:12 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/07/19 23:32:50