本部
退治されるは鬼か人か
- 形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 6人 / 4~6人
- 英雄
- 6人 / 0~6人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2016/08/17 07:30
- 完成予定
- 2016/08/26 07:30
掲示板
-
プレイング卓
最終発言2016/08/16 03:28:36 -
いざ往かん、鬼退治!!
最終発言2016/08/16 13:03:13 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/08/12 21:57:48
オープニング
●小さな信仰者
「康広ちゃん、ティアラちゃん、遊びに行きましょ」
夏休みも丁度良く始まったということもあり、椿康広(az0002)とティアラ・プリンシパル(az0002hero001)は猿、犬、烏、小鬼による襲撃の後、集落の老夫婦のご厚意でそちらの家に宿泊していた。その老夫婦には可愛らしい孫がいるようで、騒動終了後、無理を言って香川から遊びに来ていた。そして、何故か気に入られた二人は度々彼女――桃愛(もあ)と一緒に行動することが増える。
「私は家でいいわ」
「いいじゃねぇか、行こうぜ」
「……わかったわ、幻想蝶の中に入ってる」
「おい」
ブレスレットにしている幻想蝶に触れ、ティアラはさっさと幻想蝶の中に入りこむ。それに康広は呆れながらも、行かないというよりはマシかと思いながら、康広は桃愛とお出かけすることになった。
お出かけ先は桃愛のお気に入りの場所だという。
「ふーん、どんなとこなんだ?」
「あのね、お社様があるの。おじいちゃんの話だと、昔ね、鬼を封じた場所なんだって」
でも、今はぼろぼろなのと残念そうに告げる彼女の頭にぽんと手を置く。
「だったら、お前がでかくなった時にでも綺麗にしてやればいいんじゃねーの?」
「……そっか、そうだよね! あたし、頑張るね!」
康広の提案にうふふっと嬉しそうに笑う桃愛。それから、桃愛はその社でどういう遊びをしていたのかを康広に語る。
「お社様の隣にはね、白い蔵があるの。そこには、いっぱい、お猿さんやお犬さん、烏ちゃんの置物が置いてあるの」
『……猿、犬、烏の置物?』
「そうよ! 本当はキジさんにしたかったらしいんだけど、顔料って言うのが手に入らなくて、烏にしたんだって」
「……ティアラ」
『わかってるわ。警戒しながら行きましょう』
幻想蝶の中から聞こえたティアラの声に興味を持ってくれたと思った桃愛は嬉しそうに話す。それに声を落として、康広が名前を呟けば、ティアラもわかったのだろう、頷いた。
集落から少し離れたところまで来ると鳥居が見えてきた。それに桃愛が嬉しそうに駆け寄り、「この先にもう一個鳥居があるの。で、そこまでくると、もうお社様もすぐ傍にあるのよ」と社があるであろう方向を指差す。そして、早くとばかりに康広の手を引く。
「ほら、お社様!」
二つ目の鳥居に辿り着き、見えたぼろぼろの社。桃愛が桃愛が走りだそうとした瞬間、康広の目に黒い影が映った。それに反応し共鳴をすると、彼女の体を己に抱き寄せる。
そうして、彼女が抱き寄せられなければ、いたであろう場所にはずっしりとした棒。視線でそれを辿れば、大鎧を纏った猿。いや、頭だけが猿だった。
「え、なに、お猿さん?」
「いーや、猿じゃねぇよ。そんな可愛いもんじゃねぇな」
その猿の奥には犬の頭を持っている人型と鶏の頭を持つ人型の姿も見えた。片側に桃愛を抱え、空いている手にはソルディアを持つ。ただ、自分一人だと分が悪い。
「一先ず、退く。桃愛、しっかりとオレに掴まってろ」
「う、うん!」
ギュッと康広のコートを握る桃愛。それを確認すると同時に襲い掛かってきた三体。康広はそれを後ろに飛びずさることによって、回避する。そして、鳥居を抜け、社から離れた。一つ目の鳥居まで戻り、後ろを振り返れば、三体が付いてきている様子はなかった。
「あの中だけで動いてるのか?」
『考察は後よ。とりあえず、先に集落に戻りましょ』
「それもそうだな」
集落に戻った康広はすぐさま夫婦に話をし、H.O.P.Eへ依頼と集落の人間が社に近づかないよう注意喚起を頼んだ。それに夫婦はすぐさま動き、康広はどうするのかと尋ねる。
「オレは他のエージェントたちと一緒に討伐に向かう。ここまで関わったんだ。最後までやってやるぜ」
だから、オレたちに任せてくれと康広は笑みを浮かべた。その一方で、連絡を受けたH.O.P.Eは至急、岡山近辺にいる君たちの許に討伐依頼が発信した。
解説
愚神及び従魔の討伐
前作等、読んでいなくても問題ありません。
●寂れた社
百姫の拠点。集落より少し離れた山間部にある。ボロボロになった社とその隣には蔵が隣接している。鬼を封じていたなどという伝説も残っているらしい。二つ目の鳥居からの範囲は25×15スクエア。
●同行NPC:椿&ティアラ
桃組パニック!? 終了後もティアラの引きこもり脱却のため、暫く集落に滞在していた。指示があれば、プレイングに。質問があれば、卓へ。
●その他NPC
・老夫婦
前作で協力してくれた老夫婦。
・桃愛
老夫婦の孫。香川に住んでいるのだが、無理を言って老夫婦のところに遊びに来たらしい。
以下、PCが知りうることができない情報
一部OP既出情報もあり。
●デクリオ級愚神
百姫(ももひめ)
角が生えており、麻呂眉で綺麗に切りそろえられた髪を持つ、平安武士のような姿。ライヴスを奪っては桃組を作っていたもよう。武器は薙刀。攻撃範囲は1~2。
●ミーレス級従魔
百姫守護役。ライヴスをたっぷり摂取しているため、若干デクリオ級に近づいている。神社の境内に入って来たものを攻撃するようになっている。また、境内(鳥居より先)から出ると追いかけてはこない。
・戌(いぬ)
犬の頭を持つ人型従魔。動きは鈍いがパワーがある、刀を武器とする。攻撃範囲は1。
・申(さる)
猿の頭を持つ人型従魔。身軽で小柄、三節棍を武器とする。攻撃範囲は1~2。
・酉(とり)
鶏の頭を持つ人型従魔。翼があり、数十秒(1~3ターンほど)のみ飛行(空中浮遊)可能。戟を武器とする。攻撃範囲は1~2。
●他ミーレス級従魔(生まれたてほやほやの小間使い)。
猿、犬、烏、小鬼の桃組。体長はかなり小さいものになる。そのため、回避率だけが格段に高い。が、一撃当たれば壊れるくらいの雑魚。それぞれ2体。攻撃範囲は1。
マスターより
どうも、東川です。
漸くだよ。漸くですよ。少し長かったですね。前作では桃組の討伐お疲れ様でした。いよいよ、最終局面というべきでしょうか。百姫の討伐戦になります!
どうぞ、よろしくお願いします。
質問に関しては康広たちで答えられる範囲でのみ答えさせていただきますので悪しからず。
いざ往かん、鬼退治!!
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2016/08/25 22:50
参加者
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プレイング卓
最終発言2016/08/16 03:28:36 -
いざ往かん、鬼退治!!
最終発言2016/08/16 13:03:13 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/08/12 21:57:48