本部
ねこさんぽ
- 形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 6人 / 4~6人
- 英雄
- 6人 / 0~6人
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2016/07/11 12:00
- 完成予定
- 2016/07/20 12:00
掲示板
-
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/07/07 23:03:14 -
ねこさんぽ
最終発言2016/07/10 02:10:36
オープニング
●能力者の能力が十分に活かせるお仕事です☆(注:報酬なし)
「あっつーい!」
扉が開かれる音と聞き慣れた声にタマ子はスタッフルームから顔を出して猫カフェの入り口を確認した。
「タマ子、アイスコーヒーちょうだい!」
いとこの九条が後見人となっているヴィクター、その相棒の沙羅は、その特殊な関係性からタマ子にとっては遠縁の親戚のような存在だ。
最近、エージェントの仕事で一定の収入を得るようになった沙羅は暇さえあれば猫たちに会いに来てくれるため、二人はとても親しくなっていた。
「いらっしゃい」と沙羅に笑顔を向けた後、タマ子はその後ろに目を向けた。
「ヴィクターも来るなんて珍しいわね」
「……暇だったからな」
「今飲み物用意するから、二人とも猫たちの相手しててくれる?」
「もちろん、そのつもり」
沙羅は早々に猫たちがいる部屋へと向かう。
「ヴィクターも早く!」と、ヴィクターの腕を引っ張った。
「可愛いでしょ?」
まるで自分が飼っているかのように自慢気に部屋にいる猫たちを見渡す沙羅。
そうして猫たちを見渡して、沙羅は驚く。
部屋中の猫たちがわらわらと寄ってきたのである。
「え? 何? どうしたの?」
猫が自ら寄ってくるなど珍しいと、沙羅は喜びに頬を緩ませたのだが……どうやら、猫たちの目当ては沙羅ではないらしい。
猫たちのクリクリと丸い目は真っ直ぐにヴィクターに注がれ、猫なで声でヴィクターの足元へと擦寄る。
『わぁ〜! ヴィクターだ!』
『なんだよー! 久しぶりだなー!』
『遊べよー!』
『撫でろよー!』
『ヴィクター! ヴィクター!』
沙羅には猫たちの声が聞こえるような気がした。
「……な、何よ……」
急に涙目になった沙羅にヴィクターは意味がわからずに眉間に皺を寄せる。
「ヴィクターのばか〜〜〜!」
走り出し、猫カフェから出て行ってしまった沙羅にヴィクターが驚いていると、アイスコーヒーを持ったタマ子が猫たちの部屋に入ってきた。
「追いかけなくていいの?」
「……追いかけるものなのか?」
「それがレディーに対する礼儀ね」
「……そうか」
意味がわからないまま猫たちのいる部屋から出ようとしたヴィクターをタマ子は引き止める。
「あ、ちょっと待って」
タマ子は数本のリードを差し出した。
「……?」
「ついでに猫たちの散歩も行ってきてちょうだい」
数本のリードと二十匹程の猫たちをヴィクターは交互に見た。
「何も全部連れて行けなんて言ってないわ。散歩好きじゃない子もいるし。ただ、散歩行かないと鬱憤がたまる子もいるのよね。能力者なら足も速いし、猫たちが逃げても捕まえられるでしょ。そもそも猫に好かれてれば逃げられることもないでしょうし」
「じゃ、よろしく」と、タマ子は鮮やかに営業スマイルを作ってみせた。
解説
●目標
散歩好きな猫たちを満足させてください。
●登場
・ブッチー
やんちゃ三匹のうちの一匹。切り込み隊長的存在。
・グゥちゃん
やんちゃ三匹のうちの一匹。ドライヤーは敵。
・虎之助
やんちゃ三匹のうちの一匹。頭脳派。
・ロケット
急に駆け出します。猫カフェの中で一番足が速いという噂も……(走る姿を見せたことがない猫もいるので、検証不可能)
・オリ
猫草大好き。冷静沈着。
・めたぼ
一切のくびれがないメタボ体型。散歩は好きではないが、ダイエットのために強制参加。
●場所と時間
場所:商店街から小さな公園へ向かいます
時間:日中
●状況
・タマ子から猫の散歩を頼まれました。
・気まぐれな猫を一人で六匹散歩させるのは至難の技なので、ヴィクターは商店街で見かけたあなた達に声をかけました。
・相性の良さそうな猫を一匹選び、散歩させてください。(指名が重なった場合、複数名で一匹の猫を散歩していただきます。余った猫はヴィクターが担当します)
・商店街を通り、猫カフェから人の足なら十分ほどで到着する小さな公園を目指してください。
・壁沿い行ったり来たり、路地裏探検、途中の虫遊び、急な日向ぼっこ等々、猫による散歩妨害もあるでしょうが、辛抱強く乗り切っていただければと思います。
・ちなみに、沙羅は猫恋しさに自分で戻ってきますので、放っておいていただいて大丈夫です。
マスターより
こんにちは。gene(ジーン)です。
我が家のにゃんこは暖かい季節になると道の駅までドライブに行き、道の駅敷地内をお散歩します。新しい場所ではなかなか前進しませんが、慣れてくると興味のあるところにグイグイ行きます。
特に、わんちゃんに出会うと、必ず近寄ります……そして、猫パンチします。被害に遭われたわんちゃんと飼い主さん、本当にごめんなさい。
プレイングには、心情・行動などをPC口調で書いていただけると、多少のアドリブを書かせていただく際に、PCの思考の特徴や口調などが想像しやすくなり、大変参考になります。
大いに気まぐれ猫ちゃんたちに振り回されていただければと思います♪
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2016/07/18 15:57
参加者
掲示板
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依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/07/07 23:03:14 -
ねこさんぽ
最終発言2016/07/10 02:10:36