本部

ブラッディ―・ヴェンデッタ

月夜見カエデ

形態
ショート
難易度
普通
オプション
参加費
1,000
参加制限
-
参加人数
能力者
6人 / 4~6人
英雄
5人 / 0~6人
報酬
普通
相談期間
5日
完成日
2017/07/07 05:25

掲示板

オープニング

 香港、ヴィクトリア・ハーバー。
 高層ビル群の一角にあるバーにて、二人の男性が声を潜めて話していた。
「本当に実行するつもりか?」
「無論だ。そのために俺は今日まで生き長らえてきた」
 毅然と答えたのは、右腕と両足を機械化したアイアンパンク――ブラッド。彼はドライ・マティーニを一息に呷り、深い嘆息を吐き出した。
「はぁ……お前にはわかるまい。この俺の怒りを、憎しみを、恨みを」
「理解しようとは思わない。だが、お前と同じように俺にもこの世界には借りがある。借りを返さなければ死んでも死に切れない。そうだろう?」
「……ああ、その通りだ、同志よ」
 ブラッドがにやりと口角を上げると、対面の男性――デニスは懐から大判の紙を取り出した。
「これは?」
「ビル内部の地図だ。印をつけた場所に爆薬を仕掛けてある。この爆薬の量ならビルの倒壊は免れないだろう。そうなればヴィクトリア・ハーバーはただでは済まない」
「ふむ、それでいい。これは復讐だ。理不尽な借りを返す」
 脳裏に事件の記憶が過ぎり、ブラッドは眉をしかめた。
 能力者も従魔も愚神も許さない。何故俺を救った? 何故家族を救わなかった? 何故俺を殺さなかった? 何故家族を殺した? 俺は理不尽なこの世界を許さない。この右腕には弟の魂が、この両足には両親の魂が宿っている。俺は復讐を果たすために生かされたのだ。何人たりとも俺を止められない。
「ブラッド、何も死に急ぐことはない。爆薬は遠隔から起爆できる。俺と仲よく心中するのがお望みか?」
「お前もそうだろう? それに、ビルに爆薬が仕掛けられているとわかったら能力者共が対処しに来るだろう? そいつらもついでにぶちのめしてやる」
「理不尽だな」
「理不尽さ。デニス、協力に感謝する」
「何、礼には及ばない。あとは任せたぜ。俺の持てる力を全てお前に委ねる。グッドラック、ブラッド」
 グッドラックとはひどい皮肉だ、とブラッドは思った。
 俺の死と引き換えにこの世界の理不尽を体現してみせる。俺が見た地獄をもう一度再現する。
 バーを出ると、そびえ立つビルが倒壊する映像がフラッシュバックした。失ったはずの右腕と両足に痛みが走った。
「ちっ……行くぜ、相棒」

解説

ヴィラン――ブラッドの逮捕およびビルの爆破を阻止することが目的。
ビルに仕掛けられた爆薬の数は不明。遠隔からの起爆が可能で、スイッチはブラッドが持っている。
機械化した右腕は大剣を軽々と振り回し、両足は機動性の高さを利用して壁を走ることもできる。英雄のデニスと共鳴し、事件解決に赴いた能力者たちを迎え撃つ。
ビルの爆破は人通りの多い昼。既にH.O.P.E.には犯行声明が出されており、ビルが倒壊するとヴィクトリア・ハーバーに甚大な被害が及ぶと予想される。
ビルは五十階まであり、ブレーカーが落とされているためエレベーターは使用できない。一般人は避難している。
ブラッドは最上階にいる。屋上には対ヘリ用に地雷が設置されている。

リプレイ

 ビルの爆破が予告された時間は午後一時きっかり。ちょうどヴィクトリア・ハーバーの通りが昼食で賑やかになる時間帯だ。
 犯人は一人、正確には英雄との共犯だが、その一人の指がスイッチを押すことでヴィクトリア・ハーバーを壊滅させかねない。それを未然に防ぐため、ひとまずエージェントたちはブラッドと交渉を試みることにした。
 ツラナミ(aa1426)と38(aa1426hero001)は交渉役の護衛を務める。
 たかが一人とはいえ、ブラッドは右腕と両足を機械化したアイアンパンクのヴィラン。交渉役一人では分が悪い。
「相手……ゾンビじゃ……ない。生き、て……る」
「……それが?」
「……? ゾンビ、じゃない……よ?」
「……いや、普通はそんなもんだろ。ま、どちらにしろ面倒なのは変わらない……さっさと終わらせたいもんだ」

 アリス(aa1651)とAlice(aa1651hero001)は、爆破予告されたビルに隣接したビルの屋上で待機していた。ライヴス通信機で状況を把握し、合図があるか交渉が失敗し次第突入する手筈だ。
 ブラッドさん……とかいうヴィランの復讐に関しては是も非もない。こちらも同じように家族を失ったけれど、私たちの復讐の対象が愚神だったのに対し彼は世界だった。それだけ。だからこそ個人の感情としては止める権利も理由もなく、やるならやればいいと思うけれど。
「まあ、止めろっていうオーダーだからね」
「悪く思わないでくれる?」
 ブラッドとの交渉が始まり、アリスたちはマジックブルームによって生成された箒に腰かけた。

 火蛾魅 塵(aa5095)と人造天使壱拾壱号(aa5095hero001)はH.O.P.E.にヘリとパラシュートを申請し、ブラッドについての情報を収集していた。
 犯行声明を出した時、ブラッドは「復讐」という言葉を口にした。そこで、塵は彼が過去の事件の被害者なのではないかと睨んだ。
 調査したところ、十年前に香港のニュータウンでビルが倒壊して多数の被害者が出たという通称ニュータウン事件が怪しかった。愚神と従魔が関わった事件らしく、能力者の奮闘も虚しく悲惨な結果となってしまった。さらに調査を進めていくと、新聞の死者一覧にブラッドとその家族と思しき名が載っていた。
 これは交渉の道具になりそうだった。
 交渉の目的は三つ。潜入役と狙撃役が位置につくまでの時間稼ぎ、犯行の目的を探ると同時に戦意を削ぐ、隙を作り出し強襲に繋げる。必要以上の時間稼ぎはせず、意味のない挑発はしない。
 交渉の道具が整い、塵と人造天使壱拾壱号はヘリに乗り込んでビルへと急行した。

 鬼灯 佐千子(aa2526)とリタ(aa2526hero001)は、H.O.P.E.東京海上支部で依頼を受けてすぐさま準備に取りかかった。
 まずは現地の地図と航空写真を入手し、ブラッドがいるビルから四百メートルを基準に狙撃地点となるビルを選定した。それから、H.O.P.E.のオペレーターを通じて小型トラック、信頼できる運転手、非AGWの対物ライフルおよびケース、狙撃地点のビルへの立ち入り許可を手配した。
 H.O.P.E.香港九龍支部に転送された後、二人は手配しておいた小型トラックでビルまで移動した。
 ビルの屋上に立ち、改めてターゲットがいるビルとの距離を測定する。距離は四百メートル以内。AGWのアンチマテリアルライフルーーAMR「アポローンFL」を取り出す。リタと共鳴し、狙撃体勢に入る。
 犯行声明は出ているけれど……こういうヤツって、実際にエージェントが現場に到着したら改めて爆弾の詳細を教えてくれるのでしょうね、どうせ。それも、わざわざスイッチを見せびらかして。だから、狙いはたった一つ。ヴィランがスイッチを見せた瞬間、それを持つ手を撃ち抜いてスイッチを弾き飛ばしてやるわ。
 大型のアンチマテリアルライフルから撃ち出される弾丸の威力は凄まじいものだが、その上にさらにスキルをかける。ヴェルグスナイピング、弱点看破、ロングショット。
 ダメージはなくても、その圧倒的な運動エネルギーまで消せるわけではないわ。手からものを弾き飛ばすには十分でしょう?

「全ての不義に鉄槌を。お仕置きの時間ですね」
 夢洲 一二三(aa4846)は、理不尽を言いわけにするブラッドに対して静やかな怒りを募らせていた。
 恨み言泣き言が溜まっているようだが、そんなものは巻き込まれる無関係な存在からしてみればはた迷惑以外の何者でもなく正当性など微塵もない。
「少なくとも、私よりは強いのでしょうが……悲劇と強さに酔っているだけの存在が、自分が正しいと勘違いしている様は滑稽ですね」
 交渉が通用しないのなら、お仕置きで教訓をその身に刻むのみ。言いわけや言い分なんて上等なものは全部終わってから病院のベッドの上でゆっくりと聞いてやればいい。
「わたしのような子供に理屈や感情や法律のバランスの取れた素晴らしい回答を用意できると期待する方が不自然というものでしょう?」
 背の高いビルを見上げる。
 このビルが倒壊するか否か、甚大な被害の有無は全てブラッドの手の中。それを変えられるのはエージェントたちのみ。ヴィクトリア・ハーバーの命運は彼らにかかっている。
 百万ドルの夜景とそれ以上の価値があるたくさんの命を守るべく、一二三はビルの自動ドアを通り抜けた。

 ビルのロビーにて、阪須賀 槇(aa4862)と阪須賀 誄(aa4862hero001)はどうするべきか思案に暮れていた。
 事前に見取り図を独自の地図サポートアプリに写し、ノクトビジョン・ヴィゲンで暗中対策をしてある。念のためイメージプロジェクターで全身も漆黒に覆っている。
 しかし、エレベーターと階段を調べると、取ってつけたように堂々と爆薬が設置されていた。解除してみろと言わんばかりの潔さだ。
「専門家ではないのですし……ヴィランを無力化する方が恐らく早く確実かつ安全に解決すると思います。あくまで素人考えですが」
 一二三の意見には賛成だった。下手に弄って爆発されたらひとたまりもない。
 罠が仕掛けれられる可能性がある階段を上るわけにはいかない。かといって、エレベーターを作動させても爆薬を刺激してしまいかねない。現状、安全なのはエレベーター構内部だ。
 そういうわけで、下からの潜入班はエレベーター構内部を自力で上ることにした。
「お、おおお弟者……か、華麗に潜入……」
「……兄者、声が上ずりまくってるぞ、大丈夫か」
「だだだ、大丈夫、大丈夫だ、弟者……」
「相変わらずだな……降りるか?」
「OK、弟者。ソイツはナシ」
「ぉ、急に勇んできたな」
「だって、ここで引いたら、人や街が犠牲になる。そんなの、人間として見逃すのは……カコワルイ、だろ?」
「……OK、リアルテロ鎮圧開始だ。行こうか」
 このビルは五十階まであり、交渉は最上階で行われる。中ほどまで上って下を見るとかなりの高さがある。
「OK、弟者。気分は潜入スパイだな……っと!」
「兄者、無駄口たたいてる暇があったら足を動かせ。爆弾が作動したら一巻の終わりだぞ」
「お、おおお弟者、やばい、ドキがムネムネしてきた……」
「…………(言うんじゃなかった)」
 なんとか最上階まで辿り着き、槇は部屋の前でオプティカルサイトを搭載したAK‐13を構えた。
 狙うは起爆装置のスイッチ。佐千子の狙撃でブラッドの手から離れたところを撃ち抜き、破壊を目指す。
 戦闘の準備は整った。あとは交渉の成立を祈るのみだ。もしブラッドが交渉を飲み込まないのなら――その時は殺す気で止めなければならない。

 ヘリが最上階まで上昇し、塵は拡声器のスイッチを入れた。
「あ、あー、マイクテース、マイクテース。わかってると思うがH.O.P.E.だゼ。マズは話をしよーぜ? テメーが何をしたいのかとかヨォー? 話す気がネェってんなら、考えがあるぜ。テメーは実は愚神に操られてたアワレな男だった、とか後で脚色するぜ。なぁ、アワレなニュータウン事件の被害者さんよ? 無茶する前にしゃべるくれーはいいんじゃねーのかァ? ナァ?」
「…………」
 窓ガラス越しにブラッドは頷いた。やはり能力者を迎え撃つ気があるらしく、快く交渉に応じた。
 ツラナミと共に屋上の地雷を避けて中に入り、ブラッドと対面する。
 共鳴を解いて両手を挙げると、ブラッドは肩に担いでいた大剣を床に突き立てた。
「さて、始めようぜ。まずはアンタの犯行の目的だが……復讐ってトコか? ニュータウン事件の被害者さんよォ?」
 ブラッドは静かに瞼を閉じた。
「……そうだ、これは復讐だ。この街の人間にもお前たち能力者にも恨みはない。俺はここでニュータウン事件を再現するつもりだ。お前たちにとってははた迷惑な話かもしれないがな。俺がやろうとしていることは無差別テロと同じだ。罪のない人間を殺す愚神や従魔と変わらない。馬鹿なことをしていると思うだろう? だが、俺はどうしても理不尽が許せない。この恨みを晴らすには理不尽しかない」
「……バカらしいとは思わねーよ。俺ちゃんも、親兄弟も、彼女も……愚神のせいでH.O.P.E.にブッ殺されたしな」
 ブラッドは訝しげに目を細めた。
「嘘だと思うか?」
 塵が古い写真を見せると、ブラッドの表情に翳がかかった。
「だがヨォ? だからってカタギ巻き込むのはおかしくね? じゃあテメーはよ? トオイみてーな無関係なガキが何万と死んでもいいってのかァ?」
 人造天使壱拾壱号に見つめられて、ブラッドは黙り込んだ。
 ヴィランとはいえ、ブラッドもまた愚神や従魔の被害者。彼にも良心の欠片はあった。
「……俺ちゃん、共鳴解いてるからよ……爆弾、起動すりゃ……トオイは木っ端微塵だぜ? それでもヤんならヤッてみな。爆弾のリモートスイッチ、持ってんだろ? テメーの家族のツラ、思い出しながら持てよ」
 ブラッドが迷っている隙に、塵は窓の外を見やった。
 スイッチを押すべきか否か。復讐という自己満足のために同じ過ちを繰り返してもいいのか。ほんの少しの指の力で数え切れないほどの人間が死ぬ。
 承知の上だった。が、後悔がないわけではなかった。どうしていいかわからなかった。大した計画も立てず、感情的になってテロを実行に移した。
 俺は一体何がしたい? 俺は――
「こんなことをしても家族が帰ってこないのはわかっている。俺の心が満たされないのもわかっている。だが、途中でやめるわけにはいかないんだよ。これから死ぬ者たちに失礼だろう?」
 ブラッドが起爆装置のスイッチに指をかけた刹那。
 桁外れの威力を伴った一発の弾丸が窓ガラスを破り、スイッチを持った右手にヒットした。弾丸を受けた右手は衝撃に耐え切れず、スイッチを取り落とした。
 反射的にブラッドが左手をスイッチへと伸ばす。彼の手がスイッチを掴むまであと一寸もない。
 しかし、槇のAK‐13から放たれた必中の弾丸がスイッチを貫いた。その直後、フラッシュバンがブラッドの視界を奪った。
 閃光の中、ツラナミは既に動き出していた。三日月宗近を振り上げ、脇腹の下から斜めに斬り上げんとした。
 だが、ブラッドの右腕が辛うじて刃を受け止めていた。床に刺さった大剣が抜かれると同時に、ツラナミは苦無「極」を投擲した。
 ライヴスの衝撃波は機械の脚部にダメージを与えた。ふらついたものの、ブラッドは体勢を立て直して跳躍した。
 すかさず女郎蜘蛛。ライヴスの蜘蛛の巣で左腕を絡め取り、壁への移動を妨害する。
 ブラッドの動作が鈍くなったところで、アリスは極獄宝典『アルスマギカ・リ・チューン』で氷属性を選択した。炎を選択しなかったのは、爆薬を刺激しないようにするためだ。
 一二三は拒絶の風で回避力を上げ、間合いを調節しながらオーラルスウィップを振るい銀の魔弾を放つ。
「その義手と義足がご自慢のようですね。面倒ですので込もった魂ごと腐食してください」
 氷塊が機械の足を抉る。ゴーストウィンドが足元に纏わりつき、防御力を低下させる。
 ブラッドが床に膝をつき、槇はAK‐13のトリガーに指をかけて止まった。
「……っつ……!」
「……OK、兄者、代われ」
「だ、だが、弟者……それじゃ弟者が最悪人殺しに……」
「いいんだよ。兄者にはこういう役は似合わない……さらばだ、テロリスト」
 胴体へのシャープポジショニング。ぎりぎり即死を免れるかどうかの際どい一撃を受け、ブラッドは倒れ伏した。

 ブラッドが懐に入れていた地図を参考にし、仕掛けられていた爆薬は全て解除した。
 ビル倒壊の危機が迫っていたことなどヴィクトリア・ハーバーの住民は知る由もなく。それは穏やかなランチタイムが過ぎていった。
 ブラッドは病院のベッドの上で目を覚ました。
 胴体の銃創が痛む。痛みをこらえてどうにか上半身を起こす。
「はぁ……結局、俺は……何もできなかった」
 本当に何もできなかった。元より計画もくそもなかったが、くだらない復讐が果たされることはなかった。
「最初から心中する気なんかなかったんだろう?」
 ベッドの端に座るデニスはそう言って笑った。つられてブラッドも苦笑した。
「そう、だな。やはり死ぬのは怖い。本当は誰かに止めてほしかったのかもしれない。あの事件が忘れ去られることを心のどこかで怖れていたのかもしれない」
「お前はガキのままだよ。出会った時から何も変わらない」
 ブラッドは目を見開き、やがて声を上げて笑った。デニスの言う通りだった。
「はははははっ! ガキのまま、か。確かに、俺はあの頃から何も変わらない」
 なんとなく――生きている意味がわかったような気がした。あの時、生かされた意味がわかったような気がした。
「もう少し……生きてみるか」
 決意を込めた呟きは、溜め息と共に白い天井に吸い込まれていった。

結果

シナリオ成功度 成功

MVP一覧

重体一覧

参加者

  • エージェント
    ツラナミaa1426
    機械|47才|男性|攻撃
  • そこに在るのは当たり前
    38aa1426hero001
    英雄|19才|女性|シャド
  • 紅の炎
    アリスaa1651
    人間|14才|女性|攻撃
  • 双極『黒紅』
    Aliceaa1651hero001
    英雄|14才|女性|ソフィ
  • 対ヴィラン兵器
    鬼灯 佐千子aa2526
    機械|21才|女性|防御
  • 危険物取扱責任者
    リタaa2526hero001
    英雄|22才|女性|ジャ
  • エージェント
    夢洲 一二三aa4846
    人間|11才|女性|防御



  • その背に【暁】を刻みて
    阪須賀 槇aa4862
    獣人|21才|男性|命中
  • その背に【暁】を刻みて
    阪須賀 誄aa4862hero001
    英雄|19才|男性|ジャ
  • 悪性敵性者
    火蛾魅 塵aa5095
    人間|22才|男性|命中
  • 怨嗟連ねる失楽天使
    人造天使壱拾壱号aa5095hero001
    英雄|11才|?|ソフィ
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