本部
契約履行
- 形態
- ショート
- 難易度
- やや易しい
- オプション
-
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 10人 / 4~10人
- 英雄
- 10人 / 0~10人
- 報酬
- 少なめ
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2016/06/17 12:00
- 完成予定
- 2016/06/26 12:00
掲示板
-
相談スレッド
最終発言2016/06/14 10:50:33 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/06/14 22:10:59
オープニング
今、思い出せますか?
あなたの人生が変わった日。
あるいは変わってしまった日のことを。
あなたはその日から戦果を知った。あなたはその日から真の孤独を知った。
あなたはその日から温もりを知った。
今隣にいる人に教えてもらった。
その、大切な、大切な日のことを。
あなたは覚えていますか?
『誓約の日』それはリンカー全てに共通する、リンカー誰もが通っている道。
今から語られるのは。そんなあなたの誓約をたどる物語。
なぜあなたが戦うことになり、英雄と共にいるのか。探す物語。
その物語の舞台は。白い壁紙のリビング。
小鳥の声と暖かな日差しと。甘い香りの心安らぐ一軒家。
そこにあなた達は集められた。皆で皆の誓約を呼び覚ますために。
そのリビングで、あなた達は等々に目覚めることになる。
目覚めてから皆、同じ挙動をたどる。
1 あなた達は目覚めて思った。ここはどこだろう。
2 あなた達は次に思った。自分が戦っていた者はどこだろう。
3 あなた達は最後に思った。敵とはなんだろう。
そして気が付くことになる。常に胸の中にあった温かいもの。英雄との確かな絆の証。
それがなくなっていることに。
「あ、テーブルに何か……」
そう誰ともなくつぶやいたその言葉に。全員の視線が誘導された。
大きなガラスのテーブルが部屋の中心にあり。そこにはノートが乗っていた。
中には誰もが読めるようなきれいな字で。
「扉をあけなさい。過去に行けます。
部屋に閉じこもりなさい。一人になれます。
食べ物を口にしないでください。定着してしまいます。
見たいものを見て、見たくないものから目を背けなさい。
ここにあるものはすべて意味のないものなのだから」
そう書いてあった。
そして、次のページも確認できる。
次のページには、ここにいる英雄の分だけ鍵が張られており、番号が振られている。
この鍵の番号……。
そうあなたがあたりを見渡すと、初めてそこにいくつかの扉が配置されていることに気が付いた。
そして。その扉の番号が一致していた。
なんなのだ、この部屋は。
そうあなた達は頭を悩ませると同時に、疑問は最初の物に戻る、ここはどこだろう。
とりあえずそれを知るために、あなた方は行動を開始した。
● 白い一軒家
このお家は一般的な家屋。一階に玄関。ダイニング、キッチン、トイレ。和室、客間。があり。二階には私室が小さい部屋二つ。大きい部屋一つと。あります。
そしてダイニングには扉が複数あり。冷蔵庫の中には食べ物がたくさん。
● 背景(PL情報)
PC達はとあるミッションで精神干渉系の愚神『ビジョナー』を追い詰めました。
しかし彼の最後の悪あがき、絶命する直前の反撃で論理迷宮に閉じ込められてしまったのです。
論理迷宮とは、一つの矛盾の前に行動目的を見失い。何度も思考が堂々巡りしてしまうという愚神の切り札。
今回の矛盾は『誓約のど忘れ』
あなた達は誓約があるおかげで戦えています。なのに誓約が思い出せなければリンクできないはずで。リンクできないならなぜここに。
そんな脳の誤作動が。あなた達に夢を見せています。
これはあなた達の脳内で繰り広げられている光景ですが、リンカーたちの脳は脳波の共鳴により微妙にリンクしています。
ちなみにこれができるのは今回の愚神の能力が、皆に同じ悪夢を見せることができる愚神だったためです。
この矛盾を解消するために、能力者と英雄はそれぞれの誓約を思い出さないといけません。
その思いだすためのカードとして与えられたのが。
1 扉
2 別のリンカーたちとの対話。
3 二階の開かずの部屋
まず扉について。この家のダイニングには、英雄の数だけ扉があります。
ここに鍵をさしてひねると、英雄の過去、もしくは英雄が見たいと思っている能力者の過去が見れます。
ちなみに数字に意味はありません。ただわかりやすくするためだけにあります。
お気づきかと思いますが、今回の一件の主導権は英雄側が強めに持っています。
別のリンカーたちとの対話。は単純に話を聞いてもらうことによって、思い出しやすくなるという効果を狙ってです。
また別のリンカーの身の上話を聞くことで閃くこともあるかもしれません。
そして二階にはトイレと思わしき部屋がありますが、唯一この部屋だけ鍵がかかります。
そしてこの部屋に入って鍵を閉めた能力者の過去だけ。見えなくなるようです。
緊急回避用にどうぞ。
また、なぜかこの世界の食べ物を口にしすぎると、感情が暗黒面に引きずられるようです、食べ過ぎると精神的重傷もあり得ますので。
このギミックは、使いすぎないように注意です。
目的としては、無理やり精神をマイナス方向に引き込んで本音を引き出しやすくする目的ですかね、
ちなみに誓約を思い出すと、扉があき元の世界に帰ります。
元の世界に帰ると、そこには息絶えた愚神があるばかりです。
皆さんの帰りを待ちましょう。
解説
目標 誓約を思い出す。
今回は特に難しいことはありません。
ただ単純に、英雄や他のリンカーと対話して、誓約を思い出せばいいだけです。
基本的な流れとしては、英雄と契約した直後の記憶を呼び覚ますというのが一番簡単でしょうか。
そう言えばあんなことがあったよね、こんなことがあったよね。と徐々に過去を思い出していって。最終的に扉を開けるというのが一番簡単なルートでしょう。
ただ、他のドラマティックな演出も歓迎なので、たくさんのギミックを仕込んでみました。
活用できるようであれば活用してみてください。
マスターより
今回のテーマは パートナーと向き合うこと。
関係というものは長く続けば続くほど、普通強固なものとなります。
大切な気持ちがより大切になり。
好きだという気持ちはより強くなります。
けれど同時に、触れられたくない部分、無視してきた部分はさらに触れがたくなります。
それは時に爆弾として皆さんの首を絞めるでしょう。
そんなことになる前に。普段見過ごしてきた、パートナーとのあれこれ、見直してみませんか?
今回はそう言う会。英雄と能力者がよりよくあるための、一話にしていただければと思います。
もちろん、中を深めるための誓約の再確認でも問題はありません。
リプレイ公開中 納品日時 2016/06/23 21:55
参加者
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最終発言2016/06/14 10:50:33 -
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最終発言2016/06/14 22:10:59