本部
公衆的エネミー
- 形態
- ショートEX
- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
- 1,500
- 参加人数
-
- 能力者
- 10人 / 4~10人
- 英雄
- 10人 / 0~10人
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2016/02/17 22:00
- 完成予定
- 2016/03/02 22:00
このシナリオは5日間納期が延長されています。
掲示板
-
破壊に抗え
最終発言2016/02/17 21:52:58 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/02/15 18:10:54
オープニング
●†哲学†
我思う……
この世の幸福と不幸はその絶対数を定められているのではないか?
つまり誰かの幸福は誰かの不幸で、誰かの不幸は誰かの幸福。
誰かが不幸になった分だけ、誰かが幸福になれるのでは。
思うに、幸福のみでこの世界が満ちたら、あれだ、幸福の有難味がなくなって結局は失われてしまうのではなかろうか。
で、あれば、だ。
不幸を量産すれば幸福を量産できるってことかな?
おっ、いいね。社会貢献だね! 生きてるって感じがする。
じゃあ私は全自動不幸量産マシーンになろう。
つまりは悪役。
――公衆的エネミーってことで、ひとつよろしく!
●正義と悪の大決戦
エージェントが緊急出動したのは夜の街、とある大型ナイトクラブ。
閉められたドアの向こう側、ズン、ズン、と聞こえてくるサウンド。
本来ならアッパーな心地になれる筈のそれに、感じるのは嫌な予感。
アイコンタクト。
突入。
開け放たれるドア。
光景。
血みどろ。
悲鳴とすすり泣く声。
簡潔に説明。
足を負傷した大量の一般人が表情に恐慌を貼り付けて床に這い蹲っている。
一面の人間。
一面の血液。
一面の呻き。
ナイトクラブの客が満員御礼に詰め込まれたそこはほぼ足の踏み場もない。
「マガツヒ構成員が、大型ナイトクラブを襲撃。エージェントは速やかにこれらを撃退せよ」
それがエージェントに下された任務だった。
かくして、『ターゲット』は正面のステージに。
「ようこそヒーロー」
マイクで増幅された声。
機械の顔面。スーツを着たヴィラン。その周囲には更に五人のヴィラン。
「どうもマガツヒです。私はエネミー。ここにいる罪もない一般人へいわれなき暴力を振るったクソ悪人です。しかもライヴスも現在進行形で啜ってます。悪いですねー。君達は私達を許さないでしょう。より許されないために動機も説明しておきましょうか。それは我々がマガツヒだからであります」
ミラーボールが回る。極彩色の光が踊る。機械顔のヴィランがグラスの酒を軽く煽った。スクリュードライバー。
「……され。それでは勝負をしましょうか。家族がいて平和な日常があって平凡ながらも幸せな人生を歩んでいるこの人達を不幸のドン底に叩き落した性悪クソ野郎共が恐れ多くも正義の味方の皆様を煽ってるんですから。当然YESですよね。許せないですか? さようでございますか。よいと思います。正しい反応です。健全です。さぁ、ヒーロータイムです。ヴィランはここに。やっつけてください。アニメのように格好良く」
親指で自分の首を掻ッ切る動作をして見せた。
そして、マガツヒヴィラン――エネミーは刃を抜き放つ。切っ先を、『正義の味方』に突きつける。
「ヒーロー。ヒントをあげましょう。私はここの人々からライヴスを貰っています。再生能力と能力強化してるんですよね。ので、私を効率的に倒したいなら……一生懸命彼らを運んで避難させるか……一思いに殺せばいいと思いますよ。ああ、避難用の別働隊? 要請してもいいですけれど、その場合は我々の行動は『殺戮』にシフトチェンジしますので、どうかお気をつけて」
片方の手にあったグラスを適当な場所に投げ捨てた。
重力に従う硝子が、落ちて、砕けて、破片になる。
「……ん? なんでこんなことをするのかって?
それは私が悪役だからですよ。適宜な悪役や適宜な差別は人間の間に団結を生むそうですよ。いいことですね。さぁ、レッツ社会貢献! レッツ世界平和! あなたが私を悪役にして下さるのならば! きっとそれは幸福なことなのでしょう!」
解説
●目標
マガツヒ構成員の撃退
●登場
マガツヒ上位構成員『エネミー』
アイアンパンク(生命適正)×ブレイブナイトめいた何か。
機械化部位は顔面。性別不詳。
使用AGWはマチェット。
能力未知数。憑依しているのは愚神(エネミーは愚神と親和しているタイプ)
愚神名『シャングリラ』。階級不明。機械仕掛けの人型めいた外見。チェーンソーめいた武装を持つ。
周囲の一般人のライヴスをじわじわ吸収しており、能力強化・生命のリジェネレートを行っている。
・裏表のない奴
常時発動。背面よりライヴスでできた愚神の上半身が突き出ている。
向けられる「不意打ち」の効果減少、一ラウンド二回攻撃の効果などなど。
マガツヒ構成員×5
バトルメディック(刃つき盾装備)、ソフィスビショップ(魔法書装備)、ドレッドノート(大剣装備)、ジャックポット(アサルトライフル装備)、シャドウルーカー(ナイフ装備)。
相応の実力。少なくとも一撃でくたばるようなザコではない。
一般人×130
全員、足を何らかの形で負傷しており、歩行走行不可能。同時に「動くな」と脅されている。
●場所
とある大型ナイトクラブ。広いが、フロア一面に一般人が蹲っている。
現場フロアは立地的には地下。
従業員スペースなどに一般人は居ない(一般人は全員フロアに集められている)
時間帯は夜。
現場周辺は封鎖されている(一般人の紛れ込みなどはない)
●状況
H.O.P.E.に増援要請を行い、マガツヒ側がそれを察知した場合、彼らは殺戮へ行動をシフトする。
(PL情報:ある程度劣勢を悟ればマガツヒ側は撤退する)
マスターより
マスターより
こんにちはガンマです。
ギルティ。
よろしくお願い致します。
リプレイ公開中 納品日時 2016/03/02 01:38
参加者
掲示板
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破壊に抗え
最終発言2016/02/17 21:52:58 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/02/15 18:10:54