本部
- 形態
- イベント
- 難易度
- 難しい
- 参加費
- 500
- 参加人数
-
- 能力者
- 25人 / 1~25人
- 英雄
- 21人 / 0~25人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 7日
- 締切
- 2015/12/30 19:00
- 完成予定
- 2016/01/13 19:00
このシナリオは5日間納期が延長されています。
掲示板
-
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2015/12/25 07:32:52 -
後背対策会議室
最終発言2015/12/30 18:51:07 -
前方対策会議室
最終発言2015/12/29 21:14:27 -
相談卓~♪
最終発言2015/12/30 01:16:48 -
質問卓
最終発言2015/12/28 14:40:42
オープニング
●
大規模作戦の戦場から姿を消したヴォジャッグ。彼が撤退を決断したのは、H.O.P.E.エージェントに想定以上の苦戦を強いられたからだ。だが、それはライヴスを喰らい、自らを強化せんが為……。
「これを放置すれば新たな被害が出るだろう。今なら、大規模作戦での消耗によって配下も少ない状況だ」
プリセンサーの未来観測を駆使し、H.O.P.E.が総力を挙げて捕捉したヴォジャッグの未来……それは、
「奴は約46分49秒後、明石海峡大橋を通る。幸い俺たちには奴らにはない武器――ワープゲートを持っている。ヴォジャッグを確実に討つには『今』しかないんだ」
オペレーターの語気は強い。だが消耗したのはH.O.P.E.も同じ……火急の件、人員を割くことは難しい。そこで、少数精鋭によるヴォジャッグ掃討作戦が始動した――。
●>>>一方通行>>>
姿をくらますのなら、四国へ。その理由は定かではないが、何にせよH.O.P.E.も必死だ。ここで彼を取り逃せば、次に捕捉できるのがいつになるか分からない。
「チッ、奴ら……追跡部隊だけじゃなく待伏せまでしてやがったか」
兵庫県は神戸市、明石海峡大橋。避難命令によって一台の車もない6車線道路で、巨大な改造バイクを一時停止させたヴォジャッグが行く先を見て忌々しげに吐き捨てた。橋の出口には装甲車両が展開され、H.O.P.E.の迎撃部隊が待ち構えているのが分かる。
「どこまでも……どこまでも愚神様の邪魔をしやがって……! こンのイヌゥゥ!」
ヴォジャッグの表情は憤怒と憎悪そのものだ。彼は気付いていない、この場さえ凌ぎ切れば自身が逃げ遂せるという、あと一歩のところまで迫っていることに。
「落ち着けい、頭に血が上りやすいのは、お前の欠点だぞ」
その声に、ヴォジャッグははたと括目した。顔を上げれば、瀬戸内海の空には炎の軌跡を描く巨大な戦牛車が浮かんでいる。鉄輪の慟哭も、魔牛の咆哮も、その主の名も、彼の知己のものだ。
「戦士ヴォジャッグが兄弟ヨウケル、窮地と聞いて馳せ参じた」
ヴォジャッグにも劣らぬ巨躯を持つ野蛮なる愚神ヨウケル、彼は四国に縄張りを持つケントゥリオ級だ。これまでH.O.P.E.に対して表立った敵対行動を取ることはなかったが、愚神ヴォジャッグの死は彼にとって見過ごせないもののようだ。
「ヨウケル! まさか貴様の手を煩わせることになるとはな……」
「勘違いするなよヴォジャッグ、お前が将来有望だと思ってのことだ。なに、ことは容易い。そこな人間共を軽く蹴散らしてやればよいのだろう」
「ああ、そう、か。そォォだなァ。貴様が加勢したとなりゃ俺様の勝ちは決まったようなモンだ!」
一時は我を忘れたヴォジャッグだが、弟分の登場で再び余裕を取り戻したようだ。彼は配下を振り返り、自信たっぷりに言い放つ。
「オイ、てめぇら! 俺様があのクサレ待ち伏せ部隊をミンチにする間、後ろのイヌ共と戯れて時間を稼ぎな!」
足止めを命じられた朧族は次々にバイクを反転させ、橋を渡ってくるエージェントたちの方へ向かった。轟きをあげる戦牛車もそのあとを追う。
「すぐに追いついてやろうヴォジャッグ。10分とかかるまい」
「ク~~ッ、グアンナドリガの血飛沫繚乱コースかァ?! クソイヌ共がおったてられてピーーピー泣き叫ぶのが目に浮かぶゼァ!!!」
●>>>明石海峡大橋・中央径間>>>
ヴォジャッグ挟撃が成功した! 奴を橋上に追い込み、前後にエージェントを配置することができたのだ。あなたたちが眼前の敵を追い詰めたことを確信した刹那、それは現れた。
「……追い詰めた、だと? ククク、笑わせる」
炎と共に飛来した巨大な戦牛車はあなたたちの乗ったバイクより後方に降り立ち、現れた野性的な長髪の大男はエージェントを見渡して低く嗤う。気が付くと、行く先からは朧族が続々と集結していた。挟み撃ちにあったのはH.O.P.E.も同じということだ。
「うぬらの考えなど水鏡よ。あやつはこのヨウケルが兄弟と認めた男ヴォジャック。美しき戦闘狂、頭の軽い売女……どれも奴の実力を引き出すには役不足だったというだけのこと」
ヨウケルは遠く生駒山の方向を見て鼻を鳴らす。なかなか面白いことを考える輩であった。だが、彼らは敗北した。やはり最も強いのは生に執着する者……ヨウケルとその兄貴分ヴォジャッグこそ最強の戦士なのだ。
「愚神の強さを証明してやろう。か弱き人間よ、ヴォジャッグの許には行かせぬ。我が戦牛車『朧車』の前に散るがよい」
解説
●20ラウンド以内により多くの敵を倒せ!
敵の目的は時間稼ぎです。残った従魔は連動シナリオに増援として合流します。
●状況は挟み撃ち
背後から朧車が迫り、前方では朧族が突破を阻みます。戦闘エリアは橋上(広さ200×6スクエア)と非常に狭いです。PCには一台ずつバイクが貸与され、+5の移動力ボーナスを受けます。
●敵構成
ケントゥリオ級愚神「ヨウケル」×1
技
・闘気を飛ばす2回攻撃「指弾」
物理、射程~8、BS『衝撃』(特殊抵抗による抵抗ロール有)(各判定は2回行う)
・貫通攻撃「指突」
直線2スクエアに効果、BS『減退』
・伸縮自在の頭髪「触手」
カウンター攻撃、または防御で使用
解説
世紀末風のモンク。移動力は並なので朧車に乗って戦う。(朧車に防壁などはない)
デクリオ級従魔「朧車」(グアンナドリガ)×1
技
・移動中に接触した対象に魔法攻撃判定(ノックバック有)が発生する「炎輪」
・5ラウンドの間通過したスクエアを炎上させる「炎轍」
炎上スクエアに侵入した対象にBS『減退(Xd6)』を付与する。Xには侵入回数が代入され、BS回復時に0に戻る。この効果による生命力減少は移動直後に発生する。この効果は他のBS『減退』より優先する。
・5ラウンドの間移動力が2倍になる「拍車」
解説
大型(2×2スクエア)。移動力が高い。
魔牛4頭引きの戦牛車。御者の代わりに付いている乱れ髪の巨大頭が制御を行う。魔牛の手綱は髪の毛製(切れてもすぐ再生する)。魔牛単体でもデクリオ級相当。小回りはきかない。
デクリオ級従魔「朧族」メイスタイプ(前衛/物理攻撃特化)×7
クロスボウタイプ(後衛/物理攻撃特化)×7
アーマータイプ(前衛/カバーリング特化)×7
技
・移動中に接触した対象に攻撃判定(ノックバック有)が発生する「ロードキラー」
解説
改造バイクに乗った首なし骸骨。バイクと骸骨で一体。
マスターより
こんばんは。白刃、最終局面ですね。
今日の明石海峡大橋は一方通行、敵味方煩雑な戦況が予想されます。狭いのでフレンドリーファイアや、一台の転倒に多数が巻き込まれたり、なんてこともあるかもしれません。
>>>この道を引き返すことができないのは>>>敵も同じです>>>それでは皆さん、ご武運を!>>>
※皆さんはここまでバイクで来ましたので、バイク以外は使えません。車種の指定は(普通なら)通ります。状況的に管理道路で戦闘することはできません。
※このシナリオの結果は連動シナリオに大きく影響しますが、参加者様が明確な描写を得るのはこのシナリオのみとなります。また、シナリオを越えたプレイングは採用出来ません。
リプレイ公開中 納品日時 2016/01/14 18:29
参加者
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最終発言2015/12/25 07:32:52 -
後背対策会議室
最終発言2015/12/30 18:51:07 -
前方対策会議室
最終発言2015/12/29 21:14:27 -
相談卓~♪
最終発言2015/12/30 01:16:48 -
質問卓
最終発言2015/12/28 14:40:42