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【宇宙開拓】暗夜に向かう航路
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【相談卓】
最終発言2018/02/27 09:50:28 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/02/26 09:46:02
オープニング
● 僕らで刻む宇宙開拓使
「困ったわね」
遙華は衛星からの映像を眺めてそう告げた。
その画面の向こうには切り取られたように広がる宇宙の穴。そしてそれに挟まった大きな顔。
遠目から見ると黒い点だが、近くで見ると顔に見えるらしいおぞましいそれは、口から周囲にタコ型の従魔を振りまいていて、厄介な代物となっている。
「高性能な推進器は特にないから、百キロを超える道のりを徒歩程度の速度でこちらに近づくことになるのだけど。これは早めに処理をしないとダメね」
かといって、リンカーたちが宇宙で戦うには限界がある。
「宇宙に拠点を作るしかない……わね」
しかしその拠点も敵から遠すぎれば意味はなく。
近すぎれば攻撃の的である。
「攻撃を受けるのは仕方ないけど、地球と敵の中間地点に拠点を作りましょう」
そう遙華はH.O.P.E.と協力し、宇宙に仮拠点を設置していくことになる。
● コロニーを作ろう。
今回から皆さんには宇宙に物資を運んでいただく任務をしていただきます。
ただし、この施設短期決戦用なので、宇宙に巣食う愚神を倒したらすぐに廃棄されるようです。
地球から発射される物資を『運搬』『連結』し敵を『撃退』『殲滅』していただくことになります。
『運搬』
物資を乗せたシャトルを護衛と運転をしていただきます。
さらに何らかのトラブルでシャトルが進めなくなった場合押して運ぶ必要があるでしょう。
運転中のAGW行使についてはシャトルの説明をご覧ください。
『連結』
連結とは運ばれてきた物資を組み立て、宇宙ステーションとして作り上げる作業をさします。
これはリンカーの宇宙ステーションへの『理解度』が必要となります。
理解度は基本的に1ですがRPで上昇する可能性があり。さらに宇宙ステーションの施設によって上昇する可能性があります。
この理解度が連結の作業に参加するリンカー全員の分を足して。その施設の必要理解度に達していると、連結作業成功です。さらに理解度が必要理解度より+2多い場合、新たな施設が次回から作成可能となる事でしょう。
ここでも数は少ないですがインベーダーの邪魔が入る可能性があります。
護衛の分の理解度も加算されるので、積極的に人を割いていきましょう。
『撃退』
これは周囲に漂うインベーダーを倒すというコマンドです。
インベーダーは一回の輸送の際に100体から200体襲ってきます。
シャトルが一機もいない場合は襲ってこないようです。
このインベーダー、戦闘力がきわめて低いので。10体で一ユニット扱いです。
『殲滅』
攻撃される前に敵を攻撃しておく班の事です、襲撃の際に数が減らせますし、連結作業中の安全も確保できます。
● 作成できる施設(連結可能施設一覧)
施設にはそれぞれ必要理解度と物資重量が設定されています。
物資重量は一回のシャトルで運びきれるかどうかを見る値です。
場合によってはパーツを分割して運ぶ必要があるでしょう。
作成した施設や、運ばれているパーツ数はノベルの最後と、次回のOPに表示されます。
・ 生活管理室【必要理解度1 物質重量10】
食料や酸素と言った生きていくために欠かせない物資を保管、供給するルームです。
最初に連結した場合、皆の理解度が3上がり。これ以降連結に成功すると1ずつ効果が上がっていきます。
生活管理室の連結されている数によって新しい施設が追加されるかもしれません。
・迎撃砲台【必要理解度3 物質重量14】
インベーダーを迎撃する施設。
設置した数によって連結時に襲われる危険性を減らせる。
・戦闘準備室 【必要理解度18 物質重量80】
最終的にはこの施設を作ることが目的。
リンカーの戦闘指揮や、回収、再出撃などさせるための施設。
戦闘準備室を稼働させるためには『生活管理室』『ソーラーパネル』『???』の連結が必要。
・備蓄室【必要理解度5 物質重量4】
戦闘や施設拡張に使うための資材を保管しておく場所です、資材や素材によっては保管方法が特殊なのでそれなりに扱いが大変です。
二回目からはこの部屋に資材を運び込んでいることになります。
備蓄室は連結されただけでは効果を発揮しませんが。
資材を運び込むと、他の施設の物質重量が1~3ずつ減っていきます。
効果は累積します。
・採掘室【必要理解度4 物質重量27】
隕石から希少な鉱石を取り出す。
参加したリンカーの報酬(G)を一定数増やす。
この効果は重複する。
・ソーラーパネル【必要理解度7 物質重量32】
リンカーをサポートするためには多大な電力を消費する。それをサポートするために施設。
・医務室【必要理解度3 物質重量21】
リンカーが重体程度の傷を負った場合。重体を回復し生命力0点で地球に送り返す施設。
・ 寝室【必要理解度2 物質重量8】
リンカーが寝泊まりできる部屋。リラックス効果がある。
全員の理解度が1高まる。
この効果は重複する。
・ 無重力下研究施設【必要理解度14 物質重量45】
宇宙でしかできない研究を行う施設。これを作ると全員の理解度が2上昇し、新たな施設が連結可能施設一覧に登場する。
● 発射できるシャトル。
シャトルは基本的に攻撃を受けた回数で撃破かどうか判定される。
5回までの攻撃なら耐え
8回でエンジン停止。
10回で大破である。
・小型シャトル 積載可能物質重量8
人が一人乗れる、戦闘機の様なシャトル、自力で大気圏突入ができ、着地もできる小回りの利く凄いやつ。
全長20メートル程度。
リンカーが操縦すればAGWとして機能し、リンカーの回避能力がそのまま回避力になるという性質を持つので、うまくすればインベーダーの襲撃をかいくぐることができるかも。
・中型シャトル 積載可能物質重量30
人員5~6人乗れる一般的なシャトル。自衛力が無い代わりに沢山物を詰める。
全長80メートル程度(切り離し前の燃料タンク含め)のため、護衛のリンカーは必須だろう。
運転しているリンカーは戦闘に参加できないかと思いきやコックピットのハッチは開くようになっているので、遠距離攻撃系リンカーは運転しながら攻撃できる。
ただ、自由にとはいかないので、本格的に戦いたい場合はエンジンを止めよう。
・大型シャトル 積載可能物質重量50
人員25名程度が乗れる、小型戦艦と言った大きさのシャトル。
全長160メートルだが、自衛のために武装を詰んでいるので積載量は中型の二倍とは行かない。
運転者は攻撃力400程度の対従魔駆逐用砲塔『オメガ』を使用することができる。
前方に一機。左右側面に三機あるが。
一番の問題はコストの高さ。
大型シャトルの武装を使いすぎた場合、次回のシナリオで使えない可能性がある。
解説
目標 生活管理室、他一つの宇宙施設設置。
今回のシナリオの流れ
1 どのシャトルで、どの施設のパーツを発射させるか考える。
2 一斉に空から上がる。
3 届いた物資を使用して連結の作業を行う。
4 連結に成功した場合その施設の完成を見て、地球に帰る。
つまり皆さんは、物資を運ぶ作業と、連結する作業のどちらにも参加していただくことになります。
文字数の関係でどちらか片方に文量を偏らせることはあるでしょうが。
基本的にはシャトル打ち上げと連結の作業はどちらも行えます。
なので、シャトルの打ち上げに裂ける人数は参加した人数分ですし。
連結に裂ける人員は参加していただけたリンカーの数に等しくなります。
● 宇宙での機動について。
今回は簡易的なジェットモジュールを背中に背負っての任務です。
動きには問題ないと思いますが。
施設の拡張次第ではもっと宇宙空間に適した装備も出るのでお楽しみに。
● 謎の影
インベーダーの中に姿形が人間と酷似した個体がいるようです、注意してください。
リプレイ
第一章 いざソラへ
「宇宙! それは人類最後のフロンティアね!」
『雪室 チルル(aa5177)』が躍るようにそう告げると、『スネグラチカ(aa5177hero001)』も一緒になって窓の外を眺めた。
ここは作戦前の控室。ここでリンカーたちはシャトル打ち上げを待っている。
「そんなフロンティアにまで愚神が出てきているとか、いよいよもってわけわかんなくなってきたね」
「大丈夫よ! あたいがいれば宇宙だろうが夢の世界だろうが楽勝よ!」
「うんうん。でもまずは前線となる基地を作るところからだね」
そう、その通り。今回は宇宙に出現してしまった愚神を倒すための足場作りのために空に上がることになる。そんな大事な任務の最初の一回目だった。
「前回手間取ったからね」
『イリス・レイバルド(aa0124)』がしみじみと告げた。
「場所が場所だけに下準備も必要というわけだ」
『アイリス(aa0124hero001)』が頷く。
「しかし長い付き合いになるなら宇宙用装備の発展もあるかもね」
「それはないんじゃない? 長い付き合いにする気はないし」
イリスは空を突き抜けて宙に思いをはせていた。
「しかし人型ねぇ……元人間の案件が増えてきそうな時勢で人型とは」
「仮にそうだとしても、戻れないのなら愚神の類は叩いてつぶすだけだよ」
「ふむ、まぁ何時も通りかな。効果が薄かったといえ精神干渉された後なのだし気をつけたまえ」
告げるとアイリスは最終調整を終えたAGWと共にイリスと共鳴する。
「宇宙開拓……なーんてロマンあふれるワードなんでしょう!」
『シエロ レミプリク(aa0575)』も自慢の足をシャトルと連結できる仕様にチューンしながら告げる。するとシエロの頭に張り付いた『ナト アマタ(aa0575hero001)』が遠い空に思いをはせるように小さく告げた。
「タノシソウダナー」
「ほわっ! ユリナ、宇宙基地の建設ができるなんてワクワクだよね!」
『ウィリディス(aa0873hero002)』も乗り気であるが、『月鏡 由利菜(aa0873)』はリアリストである。
「……でも、戦いが終わったら廃棄されますよ?」
そして一行が打ち上げ場まで向かうと、そこでは数名のリンカーがギリギリまで作業している。
「……しかし、あの裂け目の先はどうなっているのでしょう?」
『構築の魔女(aa0281hero001)』が告げると『クラリス・ミカ(aa0010hero001)』が唸った。
ちなみにすでに『辺是 落児(aa0281)』とは共鳴済みである。
「それも拠点がしっかりしてからの調査になるのではないでしょうか」
二人は事前に積み込む資材の確認やちょっとした細工を施していたのだ。
『蔵李・澄香(aa0010)』が頭を悩ませながら帳簿を構築の魔女に手渡す。
「これで、全部だよ。ううう」
四人は機材の連結作業を地上で一度行っていた。宇宙空間と違ってやりづらかったが大切な作業である。
「対応するモジュール同士に目印を付けるのは可能でしたか?」
「うん、それはもうやってもらってる」
澄香が答える。
「宇宙でぶっつけ本番というのも怖かったのですが。今はもう大丈夫そうですね」
次いで澄香はシャトルに乗り込むリンカー全員に通信機のついたヘルメットと、光る腕章を配布。
全員がシャトルに乗り込んだ。
「100キロって結構近いよね」
安全のためシートベルトを着用しながら問いかける澄香。
――急ぎましょう。予習は十分ですか?
「詰め込んだよ」
クラリスの言葉に頷くと、船内スピーカーが振動した。
声の主は『九字原 昂(aa0919)』。
「では作業について再度確認します」
昂の声が三種のシャトルに響き渡る。
「基本方針としては、各種シャトルを打ち上げて守りながら物資を運搬。
運搬した分を全て汲み上げ当面の拠点を作ります。
運搬ではコストよりも物資を運ぶことを優先。
運搬後は作業をする者と護衛とに分かれ、襲撃してくる敵を排除しつつ、施設を組み上げましょう。
組み上げる際は必要理解度が低く、理解度が上昇する効果の有るものから優先して取り掛かり、必要理解度の高いものは一番最後に取り掛かります」
その言葉にリンカーたちは頷くと、管制塔からも発射の指示が出た。
――よくもまぁ、こんなところにまで愚神がいるもんだ…………。
『ベルフ(aa0919hero001)』の言葉に頷くと昂は舵を握る。
「人気のない処に拠点を作るのはセオリーだけど、人気どころか空気も無いのがね…………」
――早い処終わらせて、空気のある場所に戻りたいところだ。
次いで轟音と共に空へシャトルが打ち上げられていく。緩やかに弧を描くそれを、スタッフたちはただ祈り、見送る。
* *
さっそく重力の鎖から逃れると体がふわりと浮きあがる。そんな空間の中だと前身の痛みが和らぐことに『リィェン・ユー(aa0208)』は気が付いた。
「宇宙の開拓とはまた面白そうなことじゃのう」
そんなリィェンに『イン・シェン(aa0208hero001)』が言葉をかける。
「だな」
「きっとまだ見ぬ猛者がいるのじゃろうな」
「かもな」
「じゃというのにその一歩目をこのような形で迎えることになろうとは」
やれやれと首を振るイン。そんな彼女に申し訳なさそうに頭を下げるリィェン。
「わるかったな…………」
その目の前を『紀伊 龍華(aa5198)』がふわりふわりと飛んでいく。
――宇宙空間なんて初めて行くですね。ワクワクです!
そんな不思議感覚にはしゃぐ『ノア ノット ハウンド(aa5198hero001)』。
「…………あ、あの…………一応れっきとした仕事だから楽しむのは程々にね…………。むしろ俺は怖いんだけど…………」
「これでわたしもアストロノーツだ!」
『志賀谷 京子(aa0150)』も同タイミングではしゃぎ始め、『アリッサ ラウティオラ(aa0150hero001)』は溜息をつく。
――宇宙に出るのははじめてでしたか?
「真っ当に出るのははじめてのはず。地球は青かった!」
ちなみに京子たちは大型シャトルに搭乗している。
そのほとんどが荷物で占領されているが、一応リンカーたちがくつろぐスペースも残っている。
積載物は…………。
ソーラーパネル×1
迎撃砲台×1
備蓄室×1
真新しい金属装甲がてかてかと美しかった。
対して澄香が登場する中型シャトルには。
生活管理室×1
備蓄室×1
寝室×1
が積み込まれている。
それもクラリスによって極限まで接続が簡略化されている。
というのが、収納も資材のサイズ・重量からシュミレートしパズルのように組み合わせコンパクト化、シャトルの構造的に組み立ててもしまえるものはすべて組み立てパズルのピースのようにしているし、互換性がある部品を調査、データを電子化し端末に残している。
バーコードとスキャン端末で何の部品がどれくらい何処にあるかの管理システムも作ってある。
そして備蓄室を内部をグリッド化、番号を振りマップ化。
用途ごと注意事項ごとに資材管理を正確化・簡素化。
これで作業間違いを極限まで減らし効率的に設置ができるだろう。
ただでさえ難しい作業なのだ。これくらいしなければという思いがクラリスにあった。
そんなシャトルの中でも澄香は引き続きマニュアルの熟読を欠かさない。髪の毛をばらばらとひろげながら、頭をかきつつ。自分の作った電子マニュアルを熟読している。
今回の任務にかける努力は人一倍であった。
なにせ現役宇宙飛行士から直接行動のノウハウを学ぶほどに。
「クラリスこれ、データ間違ってない?」
――いいえ、澄香ちゃんの理解が間違ってます、そこが…………。
その時である。大型シャトルに搭乗する京子から緊急通信が入った。
「なんか見えるよ」
ロケットのGが軽減されたあと、京子は機外に出てAGWを構えていた。周辺を索敵した結果、三時の方向から敵集団が近付くのが見える。
京子は身体を固定して振り落とされないように臨戦態勢を整える。
「さすがに振り落とされて迷子は辛いよね」
――広大な宇宙をさまようには我らはちっぽけな存在ですからね。
次いで外に出たのは『水瀬 雨月(aa0801)』。『アムブロシア(aa0801hero001)』とは共鳴済み。
「ちょっと厄介な事になってきたわね。流石に後の祭りかしら」
迎撃態勢を整える。特に砲塔でカバーできない部分を意識。
シャトルの背面について霊力を充填する。
「地面の無い所だと360度全体を見ないといけないし。厄介ね」
相手も知能が高ければ陽動等用意して別動隊でこちらの死角を突いてくる可能性はある。
前回や、前々回の戦いからそれはない気もするのだが、警戒するに越したことはないだろう。
「全体の動きを見て対処するわ」
――さぁ、龍華、初陣ですよ。いきましょー。
そうお気楽に龍華を宇宙へといざなうのはノア。
彼女は普段と違う宇宙という環境に交付雲しているらしい。
星の光、無重力、そして空気が無いという肌感。全てが心地いい。
「わかってるけど慎重に…………」
龍華自身はは初めての宇宙で興奮よりも恐怖が勝っている。
動きにくければ、推進力を失ってしまえば宇宙に取り残される。
他に何があるか分からない宇宙は未知の世界なのだ。
敵は今まで戦ってきた愚神とはいえ、宇宙で戦うと言うだけで常識が通じない気もする。
――まずは迎撃しましょう! 行きましょう!
話を聴かないノアにため息をついて。ある程度は合わせてあげようと加速する。
普段と違い、全力の機動力を出せるわけではないのだが。
宇宙で施設を組み立てるなんて一生に一度とない機会である。持ちうる全力を尽くし仕事を全うしようと誓った。
盾を前方に構えて防衛ラインを構築すべく敵を睨んだ。敵の数はおそらく100に届く。
場合によっては撤退も考えなければならない。
そう龍華は暗夜の先に思いをはせ、開戦の先端となった。
第二章
『東海林聖(aa0203)』は宇宙の中心を駆け抜けていた。
「宇宙……! やっぱ面白い所だぜ!!」
――……無重力か……この環境なら千照流のあの技も……。
そう無数のインベーダーたちを薙ぎ払う聖を眺めて『Le..(aa0203hero001)』はつぶやく。
そんな何度目の宇宙空間。勝手知ったる我が家のごとく駆け抜けては、タコ型の従魔をバッタバッタと切り捨てる。
敵の中心に躍り出て、群がるインベーダーたちを片っ端から切り捨てた。
――……宇宙…………。
そんなハイテンションな聖と共鳴していてLeはその良さが分からないと頭を悩ませている。
――…………だって、ご飯制限される……。
チューブ食しか食べられないこともあり、Leのやる気は今最低値である。
――…………ツライ……。
帰った時に食べるものを思い浮かべて、士気を保っているがそれもいつまで続くかはわからないと言ったしまつ。
(帰ったら、あれと、これと…………あ、あれも食べたい……)
「俺らは中型船を守るぞ! いくぞ!」
――ん、仕事はするよ……ヒジリーが。
現在大型シャトル、中型シャトルは一定の距離を保って航行中。
向かってくるインベーダーたちの前に防衛ラインを敷きつつ、リンカーたちによる各個撃破が続く。そのあいだを縫ってチルルは黒い海を泳ぐように飛んでいた。
「今、とんでるシャトルは大中小ひとつづつだよ!」
ヴァンピールで敵を牽制、遠巻きに弧を描いて近づいてくる集団をばらばらと撃ち落としていく。
「大型にはソーラーパネル・迎撃砲台・備蓄室を、
中型には生活管理室・備蓄室・寝室2つを
小型には寝室を乗せてあるから注意してね」
チルルは今回は中型シャトルの防衛要員だ。
龍華が構築した防衛ラインより奥での防衛、それこそシャトルに密着して倒し切れずこちらに来てしまった敵を迎撃する。
無数の敵を撃ち落とす感覚はガンシューティングに近かった。
――射撃攻撃は範囲攻撃だから小回りが効かないのが問題だね。何か対策はないの?
「こればっかりはどうしようもないわね。上手く切り抜けられるよう他の味方に期待かな」
チルルの基本戦術はバイポットをシャトルに設置して射撃による対空防衛。
その高火力と範囲攻撃で突っ込んでくる相手の出鼻を挫きつつ一網打尽にして、その後は孤立した敵を撃ち落としていく形をとる。
「あと、特に小型シャトルは小さい分相手をひきつけてくれそうだし、後ろを追いすがる敵になら十分効果が見込めるんじゃないかな」
そう頭上を駆け抜けていく小型シャトルを見送ってチルルは告げる。
昂が運転するそれは輸送と攪乱を兼ねているインベーダーの襲撃を掻い潜りつつ、必要があれば囮としてインベーダーを引き付けているが、やはり厳しい。
――数が多い……澄香ちゃん。
「わかってるよ!」
澄香は迎撃ハッチから出て、体をロケットアンカーで固定。どっしりと陣取り近づく的の団体さんを撃ち落としていた。
範囲攻撃ならリフレクトミラーでお手の物。密集したタコたちを焼きだこに変えていく。
だがそれでも火力が足りない。敵の小規模な団体、十体程度の従魔が船体に張り付いて、表面を溶かし始めた。
「もう! たべるな!」
――動きを止めなさい!
クラリスがそう命じると、すぐさまインベーダーは動きを止める。
――これは切り札を切らないとまずいですね。澄香ちゃん。
そう焦りを隠して告げるクラリス。はじかれたように澄香は振り返った。汗がこぼれて滞空し、月の光で煌き揺れる。
「うん! シエロさん、お願いします」
そう澄香がシャトル外壁のスイッチを押すと、ハッチが開いた。
そこから生えてきたのは完全武装のシエロ。
その体には自前の重火器にプラスして本来中型シャトルには詰めないロケット砲なども積まれている。
代わりにシエロの自慢の足はシャトルに接続されており、身動きはとれない。
「うーちゅうーはひろいーなーおっきーいなー!」
ノリノリのままに全武装を展開。
――…………キラキラ。
ナトが目を走らせるその輝き遮るものすべて。
「待ってて、ナトくん、いま夜空を取り返してあげるよ」
全てロックオンして、衝撃に備える。
「はぁい、いらっしゃい!」
超魔導兵器フルアーマーシエロが今獰猛な笑みを浮かべている。
――…………やっちゃえ。
全ての火力が解き放たれた。
スキルも惜しみなく使っていく。トリオからの度重なる爆撃と取りこぼした物共を次は速射砲でうち飛ばす。シャトルに張り付こうものなら牡丹灯籠を口から噴出、舐めるようにインベーダーたちを溶かしていく。
「ハハハハハ…………エハハハハハ!!」
そのままぐるりと背後を振り向くと背面から奇襲してきた集団に火炎放射と速射砲を交互に使用。
「宇宙なら、全方位がウチの攻撃範囲さ!」
たまらず距離をとるインベーダーたちを追撃で爆破。
嘗て超魔道六脚戦術兵器と呼ばれた力をここに再び再現した。
「殲滅! 撃滅! 大壊滅! 」
燃え盛るインベーダーをかがり火に、シエロの鋭い視線が浮かび上がる。
次いでポジションを変えるため、シャトルとの連結を切るとともに次弾を装填。
シャトルの防衛は彼女の手にゆだねられた。
それと同時に派手にドンパチやっているのは大型シャトルの方。
小回りの利かない船体に張り付くように銃弾をばらまくのは京子。
その弾丸は一撃必中、的確に少ない手数で敵を迎撃していく。
「魔女さん、操縦は任せるね。こっちは実力行使してくる……!」
埒が明かない、そう判断した京子はいったん船体から離れて敵の群へ突っ込む。
聖の応援と船体への攻撃両方をこなせる位置に陣取ってそのリーチの長さを遺憾なく発揮した。
「任せてください、状況を再構築して見せましょう」
そう大型シャトルの武装を補うように護衛を務める構築の魔女。
その驚異の長射程で、吐出した敵の集団の頭を押さえるように弾丸を見舞う。
衝撃波で当たらずとも昏倒するインベーダーたちを、的確に撃ち抜いて数を減らしていった。
「……前回は生物のようなものが隕石に詰まっていたのでしたよね」
今回はそのような物体は見えない。ゲートが遠いからだろうか。ゲートが地球から遠ざかっているような話も聞く。
「宇宙空間では異物がない限り星は瞬かないはずですからその点も警戒を……」
その言葉に頷いて、京子の早打ちが披露される。
針の穴を通すように打ち出された弾丸は聖に絡みついていた一団を打ち抜いて霊力へと変えた。
「おい! あぶねぇぞ!」
「そう思うならそこから早く逃げた方がいいよ!」
京子は弾丸に霊力を込める。その不穏さを感じた聖はあわてて射線上から退避。
放たれた弾丸は星のように一瞬煌くと周囲に弾丸を散らばらせ、それが飴のように従魔たちを襲った。
ごっそり数が減ったインベーダーたちは本能のみで部隊を再編成させる。
それを切り崩そうとイリスが迫った。
「煌翼刃・天輪」
黄金の回転切りをみまうと、その回転力そのままにライブスショットを放って、別方向のインベーダーを撃退。
敵の数が多いため、決戦装備ではなく多対一を想定した装備で今日は登場である。
――リフレックスを装備して歌(守誓)で引き付ければ誘蛾灯の如く落とせる気もするね。
「全部が突進してくるだけならそれもありだったかもねー」
イリスが追い込み漁のごとく敵を一か所にまとめ始めた。
「これなら!」
そう京子が歓声を上げた時、流星の様な輝きが猛スピードでこちらに突っ込んでくるのが見えた。
「あれは、いったい?」
「気を付けてください、他の敵とフォルムが明らかに違います!」
それは京子の目にも見えていた。人型をした謎の敵。
「中隊長機? リーダーなら先に落としたほうが良いよね」
そう狙いをつけると、その直後、京子の視界が霞んだ。
「なに? 全然、捕えられない」
放たれた弾丸はまるでその人型機をさけるように飛び、そして。京子に接敵するまであと数十メートルという段階まで迫った。
次の瞬間。
目の前に姫騎士が降り立った。由利菜である。
京子の前に盾になるように割り込み、隊長機の突撃を阻止すると。
由利菜を追っていたインベーダーたちを京子が代わりに排除した。
「あの従魔、いえ愚神は私が相手します」
告げると弓に持ち直し、その姿を狙う。しかし遠距離攻撃が全く当たらない。
「もう少し踏ん張れますか?」
そう由利菜は京子の傷を癒すと問いかける。
「私は大丈夫だけど、どうするの?」
「追いすがる!」
由利菜は一直線に敵を目指して走った。
シャトルへと延びるその奇跡を途中でカット。愚神は動きを停止した。
すると由利菜は弧を描くように再び距離を詰めて再度アタック。
停止していては、敵の思うつぼだと判断した愚神は急加速。二人は二重螺旋を描くようにぶつかっては離れるを繰り返す。
「汝ら、自らの怒りにて滅びよ! 来たれ、光の鏡!」
――ルーメン・スペクルム!
吹き飛ばされた愚神、それに対して由利菜が追撃を仕掛ける。
「失礼、あなたの素性を確かめさせて頂きます。……アルビテル!」
パニッシュメントに手ごたえあり。
愚神で間違いなさそうだ。
「だったら死ね!」
そう愚神を背後から襲ったのはイリス。
それに不利を悟ったのかその愚神は反転。一気に戦線を離脱する。
体中を緑の鎧で覆った愚神だった。
それを見送ると、残った十分の一程度の従魔も続く。
最初の奇襲は防ぐことができた。
第三章 宇宙開拓
その後一行は、何もなーい空間についた。
一応ここがH.O.P.E.側で定めた、作戦のためのポイントXであるが、まだ何も設置してないので何もないのである。
そんな何もない空間で隕石を足場に建築しているロボットがいた。
シエロである。
「ウィーンガシャン、ウィーンガシャン♪」
実際そんな音しないのにそんなオノマトペを口ずさんで、パーツを並べていく。
「で、接続についてだけど、そもそも組み立て方がわかんないと問題よね?」
そうチルルが言うと、シエロは手をあげて言った。
「わかりません!」
「だから出発前に予めマーカーとかで組み立て方の番号とかを書いておくことで、
何処に何をつなげれば良いのか? 何処にパーツをおけば良いのかをわかるようにしておいたの!」
そうチルルが胸を張る。
「すごーい!」
チルルの言葉にシエロが目を輝かせた。
――チルルだけでやったんじゃないでしょ?
「これならド素人のあたい達でも何処に何をつければ良いのかをわかるしね」
咳払いをしてそう告げたチルルは少し顔が赤かった。
――じゃあチルルは今回接続担当?
「ううん、引き続き防衛を担当ね」
先ほど出現した強い個体が現れてもおかしくないのでチルルは気を這って周囲を警戒していた。
「流石に設置場所のど真ん中にバイポットを設置する訳にはいかないからね~」
とりあえず必要な物資を展開し終えたシエロ、そして由利菜。
ついに連結の作業に入る。
無数のパイプや、壁、と言った大きなパーツはまだいい。
それより厄介なのは、配線や施設機能の設置や溶接、等々の細かな作業。
それを行うために構築の魔女が指揮を執った。
「作業は【A班】【B班】【C班】計6名で実行しましょう」
構築の魔女の計画は昂である。
まず最初に全員で生活管理室と寝室1の接続を実施する。
感覚がつかめてきたなら以降【A班】【B班】【C班】に別れ組み立てる。
各班は接続要員と護衛で構成し作業が早く終わった場合は他班の手伝いを実施する。という内容。
各班の作業の割り当てとしては。
【A班】生活管理室⇔迎撃砲台を接続後、生活管理室⇔ソーラーパネルを接続
【B班】寝室1⇔寝室2を接続後、寝室1⇔寝室3を接続
【C班】生活管理室⇔備蓄庫1を接続後、備蓄庫1⇔備蓄庫2
となる。これで作業効率がぐんっと上がるだろう。
「さすが魔女さん!」
「たよりにしてるわよ、澄香ちゃん」
澄香はマニュアルをタブレット事配布するとエンジェルスビットに工具を取り付け展開。手早く正確に組み立てる。
特にクラリスが自動砲台に衛星経由の通信で遠隔操作のシステムをくっつけることをグロリア社にお願いしていたので、迎撃砲台の機会周りは彼女の担当になった。
目論見としては、リンカーたちが離れた後、接近する大型デブリを破壊する手段とするためである。
「殲滅と迎撃で得られた情報もしっかりと確認と共用しましょう」
その手のデータもまとめて地球に送信できるようにはする予定だとクラリスは説明した。
巨大なソーラーパネルを一枚一枚並べて接続するのはシエロが行うこととなり。
「発電の為に太陽の位置も確認しておきましょうか……」
足にひっかけて大きな荷物を運ぶ姿は猛禽を思わせた。構築の魔女の指示で一調整が行われる。
この接続が終われば自動砲台もきちんと機能するだろう。
「地球と違って上下という感覚がないのが困りますね」
構築の魔女の視線の向こうで澄香は宇宙空間をくるくる回りながら大型工事に着手する。
「なんか思っていた宇宙開拓と違う!」
――完全に企業人ですね。
ちなみに、A班の指揮は構築の魔女がとっているのでずいぶんとスムーズに事が進んだ。
そんな一行の食事のサポートや、資料調整、H.O.P.E.からの通信の相手などはリィェンが行っている。
直前の依頼で重体になってしまったためである。
共鳴するのも辛いので、宇宙服を着こんでの作業とさせてもらっていた。
――つまらん……つまらんぞ。妾も外で動きたいのじゃ。
インが告げる。
「じゃぁ、外の状況を直で見てその情報をくれ。リンクして動けない現状なら分かれて目の数を増やすほうが効率いいだろう」
そう、外に出なくても仕事はたくさんあるのだ。身に染みてそれはわかっているのだ。
そんな中周辺警戒中の昂が顔をあげた。
先ほどよりも部隊数は少ないがインベーダーの群れがやってきたのだ。
「邪魔はさせません」
真っ先に敵の集団に向かう昂。優位をとるために初手でジェミニストライクを使用。
敵の隊列を崩そうとしたが。
それを間にはいってかばうものがいた。
それが先ほどの緑の愚神だ。
「またですか!」
昂と愚神は数号打ち合うと女郎蜘蛛での拘束をねらうが、愚神には避けられた。
そのまま愚神は一度離れると持ち前の加速度で弧を描き流星のように敵陣中央に突っ込んだ。
それに足して雨月が爆撃をみまうが止まらず、その体は資材置き場とされるはずだった区画を貫いて粉砕した。
「あああああ! せっかく組み立てたのに!」
激昂するシエロが口から火を吐いて敵を威嚇した。
それを見た聖は、電動ねじ撃ち機を投げ捨てた。
壁のように広がるインベーダーを見すえると、それに突っ込んでいった。
「っし、やってやるぜ!! 有象無象が何体来ようが全部蹴散らしてやるッ! 行くぜ、ルゥ!」
――…………ごはん……。
――いや、お前が満足できる飯なんて積めねェから……。
告げると聖はアサルトユニットを利用して体勢制御。ロケットアンカー砲で射出したクローで自分の位置を固定するなど、宇宙空間での素早い身のこなしを実現した。
かなり難しい作業と思われるが聖はやってのけた。
「……動きが単調なら狙いやすいぜ……! つぅか、数が多いから下手撃ちでも当たりそうだな!」
「みんな伏せて!」
そんな一行のを積極的に防御するのが龍華。
常に敵指揮官機へ視線を向けて揺るがさない。
「お前、いったいなんなんだ!」
龍華が叫ぶと、その愚神がニッタリと笑った気がした。
そして先ほどより加速、突っ込んでくる。
それを……。
「タイミングをあわせてください」
後ろから出てきたイリスと共にはじく。
衝撃で二人は後ろに吹き飛ばばされるが。小さな隕石に足をつけてなんとか戦線離脱する。
そしてそれは愚神も同じようで、いったん距離をとろうと反転した。その瞬間を見逃す京子ではない。
「わたしたちの秘密基地に傷はつけさせないよ」
――襲撃されてる次点で秘密ではないのでは……。
その顔面をねらった弾丸が、頬をかすめると愚神は京子を見下ろした。
――作業に集中するのではなかったのですか?
「挨拶もしなきゃいけないしね!」
離れる愚神、それを見送ると、さっさと連結してしまおうと作業へ移る。もう少しで終わりなのだ。
――マニュアルはこちらに……って何を作っているんです?
「チェックシートだよ。これで相互確認していこう。人間は絶対ミスをする!」
そう自前のチェックシートを眺めると作業は八割完了していることが分かった。
「やっと勝手がわかってきたわね」
そう本日の撃墜王、雨月がレーザーを照射するように従魔たちを焼き払っていた。
近づきすぎた敵にはブルームフレア。
そして離れようとする敵にはゴーストウインド。
識別可能な攻撃は資材を傷つけないので便利である。
ただ、敵の指揮官は話が別で、先ほどから攻撃が当たらずとり逃してばかりいた。
おそらくだが、遠距離から狙おうとすると、バッドステータスをもらうのだ。
「狙いが定まらなくても、当たればいいのよね」
告げると雨月はその手に霊力の塊を召喚。それは空気があれば轟音を周囲に伝えていただろうが、今では星のごとく光るエネルギーの塊である。
それを雨月は振りかぶって投げると、その光が愚神を包みこんだ。
撤退していく愚神。
「結局名前はなんだったのかしら」
雨月があとで遙華に尋ねると、遙華曰くみんなでつけていいわよとのことだった。
そんな戦闘風景を眺めながらリィェンは内部作業に従事している。
「しかし……あれだが。こういった場所にこういった状態で立ってみると改めてリンカーというのは規格外だと実感するな」
その窓ガラスの向こうには撤退していく敵の背中がみえた。
「もう少し早ければ」
それを由利菜が残念そうな面持ちで見送る。迎撃砲台完成である。
ここに電力を送ればインベーダー程度どうにでもなるだろう。
「一度のシャトル打ち上げだけでは物資を運び切れません。完成まで、何度か往復する必要が出てくるでしょう」
――でも、それだけインベーダーの襲撃リスクが増えるよ。だから迎撃手段は必須だね。
「砲台は多砲頭にしたり、可動範囲を広げて迎撃しやすくしたいです。耐久性は……基地破棄まで持てば問題ありません」
それを皮切りに着々と設備が完成していく。
歩く光源イリスも最後は澄香の持ち場のみとなり、びたっと張り付いて澄香の作業を手伝っていた。
「あの、こんなにくっつく必要ありますか?」
「ん~? あるよ~」
気のない返事を返す澄香。
――にしても共鳴せずに分断できれば手数も増やせるのだが。
アイリスが告げた。
「邪魔が入るからねー。すぐに排除できるようにしないと」
「ところでこの部品はどこ?」
――それは向こうに運ぶやつだね。
アイリスのナビで手際よく作業を進めていくイリス。
――しかし、人の居ない所を移り住んできた私たちが宇宙に来るとはね。
「ここも人がいないよねー。これから招く作業をしているわけだけど」
――ここもまた自然なのだろうが……まぁ、自然だとしても私とは方向性が違うかな。
「水も植物も動物もいないしねー」
――まぁ、力ある石の宝庫と考える事もできるだろうがね。
そして無事に作業が終了した。
エピローグ
「やー!なかなか立派になったんじゃない?」
「…………♪」
「ロマンが形になるってのは最高だね、ナトくん!」
そう完成した施設を外から中から見て上機嫌なシエロ。これでまともに寝泊まりできると思うと嬉しかった。
ただ、お別れの時間はすぐにきてしまい、名残惜しそうにシエロは帰りのシャトルに乗ることになる。
「よし、それじゃあ次はもっと立派にしてあげるからね。またね!」
【設置終了施設】
生活管理室
備蓄室
寝室×3
ソーラーパネル
迎撃砲台
設置待ち施設
備蓄室(破壊)
新施設
ブースター【必要理解度11 物質重量18】
修繕ロボット【必要理解度15 物質重量21】
エネルギーウイング充電施設【必要理解度7 物質重量13】*必要ソーラーパネル×2*
結果
シナリオ成功度 | 成功 |
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