本部

黄泉いざないの鍋パーティー

鳴海

形態
ショート
難易度
易しい
オプション
参加費
1,000
参加制限
-
参加人数
能力者
15人 / 4~15人
英雄
12人 / 0~15人
報酬
無し
相談期間
4日
完成日
2017/03/02 15:38

掲示板

オープニング

● 冬だから鍋。

 二月下旬、冬もすぎさり地域によっては春の息吹も感じられるようになってきた今日この頃、皆さんはいかがお過ごしだろうか。
 唐突なる本題だが、この冬、鍋はしましたか?
 まだしていないのであればそろそろラストチャンス。
 鍋会をしましょう。
 鍋、それは日本、冬の伝統。
 熱した豆腐で、アチアチっと。
 白滝を出汁ごとずるずると。メインは肉か。魚か。
 汁は塩か、みそか。唐味噌か。
 鍋はいい、バリエーション豊か。
 一週間食べても飽きない。
 日本の良い文明。
 それを堪能せずに冬が終わってもいいのですか?
 ダメでしょう?
 であればこれを機会にみんなで鍋パーティーしましょう。
 一人一つ具材を持ち寄って。
 部屋を暗くして。
 何が入っているか分からない状態でそれをいただく。
 持ち寄る具材は、食べられるものは何でもあり。
 健康を害さない程度になんでもあり。
 ちなみに私のお勧めは、油揚げ。
 沢山の応募をお待ちしてます。

● それって闇鍋じゃーん

《場所》 H.O.P.E.第三会議室。
《時刻》 19時から24時まで
《参加手順》
 まず参加者たちはバラバラに集まり、到着したものから鍋に具材を放り込んでいく。
 この時室内は暗く、発行シールで足元は見えるが、鍋の中は見えないようになっている。
 そこに具材をどんどん放り込んでいく。
 煮立ったら全員でそれを食べる。
 どんな鍋になるかはみんなが持ち込んだ食材しだい。
 暗闇を一時間程度楽しんだら、そこから電気をつける。
 そこからは闇属性の鍋と。主催側で用意した普通の鍋数種類で宴会をしていただく。

* 持ち込み料理歓迎
* 宴会芸歓迎。
 
《参加注意事項》 
 AGWの類は必要ありません。あと英雄が二人いる方は英雄両名参加をありとする。
 ただし、鍋の大きさの関係で具材は一組につき一つで。

《参加費》H.O.P.E.協力者無料

解説

目標 みんなで遅めの新年会。

 ルール確認。
・開始してから一時間は闇鍋状態
・暗闇の中、具材を投入する。
・英雄両名参加あり。
・具材は一組一つまで。
・一時間過ぎてからは普通の宴会。

●メンバーとの会話に困ったときの。話題提供。
 参加メンバーと話がしたい、けどどうしたらいいか分からない。
 そんな人はこちらの内容についてプレイイングを書いてみてはいかがでしょう。

1 絶零で気になること、みんなと共有しておきたいお話

2 鍋に何をいれたの? 他に候補とかあった?

3 そろそろ年度末。来年度の目標とかあったら教えて?

4 嫌いな食べ物とかある? 嫌いになった経緯は?

5 おすすめの食べ物とかあったら教えて?

リプレイ

●プロローグ

『羽跡久院 小恋路(aa4907)』は途方に暮れていた。
「ここが鍋会場でいいのよね、だとしたらどうすれば……」
 鍋パーティー会場前廊下。そこには会場三十分前にもう人だかりができていた。
 その人ごみに遮られどうしていいか分からなくなっていた小恋路だったが、『ミーニャ シュヴァルツ(aa4916)』が小恋路を見つけてくれた。
「参加者の人? こっちだよ」
 そう小恋路を案内するミーニャひときわテンションが高い。
「みんなと鍋パーティーだよっ、わくわく。友達出来るといいなぁ」
 ハイなテンションで思わず突き出した手を『エマ(aa4839)』が叩いた。
「あ、エマさん」
「小恋路さんも、ミーニャさんもよろしくデス」
 一瞬きょとんとするミーニャだったが友好の証とわかると手を取ってはしゃぎ合う。
「パーティは大好きデス! 闇鍋も初めてだから楽しみデスネ!」
『逆神 笑満(aa4839hero001)』が頷いた。
「宴と祭は芸が花! 一丁楽しんで参りやしょうぜ!」
「宴だ!!」
『艶朱(aa1738hero002)』はそのワイワイ組の中に積極的に入っていく。
 巳瑚姫はそれをまねできないと思いながら眺めていた。
「騒々しい…………」
「結構人が多い……賑やかなー」
『天海 雨月(aa1738)』はそうため息をつく巳瑚姫にあっけらかんといい放つ。
「ミーニャさんは何をもってきたんですカ?」
 エマは尋ねた。
「え? 何を?」
「具材でス。闇鍋というからにはきっと相当なものを…………」
 その会話が耳に入ってしまった『ニウェウス・アーラ(aa1428)』首をかしげて疑問を投げた。
「ねぇ、ストゥル。闇鍋って…………何?」
 そう尋ねると『ストゥルトゥス(aa1428hero001)』は鼻歌交じりににやりと笑う。
「ふっふっふ。それは実際にやってのお楽しみだよ、マスター!」
「楽しい事、なの?」
「そうだよ?」
「ん…………なら、楽しみにしてる、ね」
 不穏な空気を感じつつニウェウスは列にならぶ。闇鍋に食材を放り込む、その順番待ちの列である。
 その脇を『世良 霧人(aa3803)』と『エリック(aa3803hero002)』が通り過ぎていく。自分の食材を投入し終わったようだ。
「マジで真っ暗な中でやるんだな!」
 初めての試みにちょっと興奮気味のエリック。
「楽しみだけど不安もあるなあ……。皆どんなの持ってきたんだろう?」
 しかし霧人はちらりと見えた食材に想像を掻き立てられいまからブルーである。
「ウィルにばれてないから危険物にはされてない……筈!」
 そんな霧人を見つめ『大神 統真(aa3156)』はつぶやいた。
「どんな食材をいれるにせよ、食べ物を玩具にするのはどうかと思うが……これ位なら問題は無いな」
「いや、問題だとおもう……」
『御神 恭也(aa0127)』が告げると後ろに並んでいた『レオンハルト(aa0405hero001)』がぽつりと告げた。
「何お堅いこと言ってるのですか、食べきりゃいいのですよ。そうしたらもったいないとかないですから」
『卸 蘿蔔(aa0405)』が拳を突き出してそう主張するとレオンハルトはにやりと笑う。
「じゃあ、なにがあっても食べるんだぞ」
「は……はい」
「食べきれるならいいのだけどね……」
『伊邪那美(aa0127hero001)』は乾いた笑みを浮かべた、恭也が大切に抱えている包みの中味が何か知っているためである。
「皆の食材に期待しよう……」
 そして『月鏡 由利菜(aa0873)』の前で開かれる扉、その先は薄暗い闇、転ばないように足元だけ蓄光テープで照らされている。
 だが由利菜はそんな内装よりも立て看板の方が気になっていた。
「あ、あの、リディス……闇鍋って書いてあるのですが……」
「え? だから普通のお鍋でしょう?」
 その『ウィリディス(aa0873hero002)』へ耳打ちするリーヴスラシル。
 青ざめるウィリディス。
「……もうキャンセルはできない。内容的に、普通の鍋だけ食べればいいとは考えにくいぞ」
「ほわっ!? …………ま、まあまあ、これもHOPEの修行の一環らしいよ?」
 たじたじのウィリディスである。
「えっ、そ、そうなのですか?」
 修行と聞いた瞬間雰囲気が引き締まる由利菜、その方に手を置いてリーヴスラシルは告げる。
「……そんな記述はどこにもない。純真すぎるぞ、ユリナ」
 そして闇の奥から帰ってきたのは『木霊・C・リュカ(aa0068)』
「ふふーふ、由利菜たちはいつも女子三人華やかで癒やされますねっ!」
「リュカ殿、まさかこの会に参加していたとは、言ってはなんだが……趣旨はその、理解しているのか?」
 この会に進んで参加する人物がいるとは信じたくなくてリーヴスラシルはリュカに尋ねる。
「うん、みんなでちょっと盛り上がりそうな鍋パーティーするんでしょ?」
「りゅかー」
 そうしたったらずな声でリュカを呼びながら駆け寄ってきたのは『紫 征四郎(aa0076)』後ろには『ガルー・A・A(aa0076hero001)』とユエリャンが控えていて、二人はお話に夢中な様子。
「普通に美味いものを入れても普通に美味いに決まっておるであろうが……」
「美味くて良いんだよ。なんで俺様が間違ってる風なんだよ」
「お、みんな揃ってるね」
 その声を聴いてリュカは嬉しそうに告げた。
「イザナミ、恭也の皿に、悪戯は駄目、だぞ?」
『オリヴィエ・オドラン(aa0068hero001)』はリュカの背後からひょっこり顔を出して伊邪那美に告げる。
「オリヴィエ、伊邪那美。聞きたいことがあります」
 そんな二人に征四郎は問いかける。
「ヤミナベはどうすれば勝ちですか?」
 伊邪那美は首を傾げ、オリヴィエに至っては、確かにどうしたら勝ちなんだろうと一緒に考える始末。
「闇鍋に勝ち負けはありません! お前らなぁ……」
 ガルー告げてため息をつく。そして思った、静かな食卓が恋しいと。
 その間に、恐怖の闇鍋投入会は続く。
 中に入っているのは雨月さんとこの一家である。
「……っ、……か?」
「……だろ! ……」
 だんだん室内の会話がエスカレートしてきて聞こえるようになってきた、その直後。
「だいふ……はっ? 豆腐に決まっておったじゃろ!? すり替えたな艶朱!」
 やけにはっきり聞こえる。巳瑚姫の声。
「ばっかおま、闇鍋だぞ!? 豆腐なんざ普通なモン入れてどうすんだ!! 面白くねェだろ!!」
 その騒がしく愉快な言い争いは廊下の向こうまで届いている。
「面白いか否かの問題ではないわ阿呆が!」
 その扉の向こうから聞こえてくる声に全員が思った。
 闇鍋の意味がねぇ。
 そんな風景を『ナラカ(aa0098hero001)』は楽しげに見守っていた。
「覚者よ、混ざってきたらどうかな」
『八朔 カゲリ(aa0098)』は何も言わない。
 ただ、鍋の中味を思うとすごく帰りたかった。


●闇鍋の中味

 ここで皆さんの闇鍋投入風景をお届けしよう。
 先ず一番最初に入出したのはナラカとカゲリ。
 彼らが投入したのは鶏肉だった。一口サイズに切ってある。
 良心的である。ナラカの優しさが見て取れる。
「……共食いじゃないのか、それ」
 事もあろうにデリカシーにかける一言を浴びせるカゲリ。
「我が本来の姿は“鳥の姿をした神威”であって、神威と鳥は別物であろうが。そも焔の鷲と言う鳥類がいるものかよ」
「《鳥の王》が良く言う」
「我が姿を讃えての呼び名に過ぎぬよ。元より名乗る名など有してはおらぬでな」
 そう告げて去って行った。
 ちなみに鍋は誰が何をいれるか分からないので、一般家庭の鍋と比べて三倍大きい鍋を用意してある。
 そして風架がその鍋にありったけの緑の物体を投入した。
「乾燥わかめ100g入り1袋」
 風架がそう無感情に告げた。
 しかも塩抜きも何もしていない、そのまんまわかめである。
「他の具材によってはすごく塩辛くなるけど」
 鶏肉はもう、わかめに絡みとられて見えなくなっていた。
 次に統真が入出しただが彼のお土産はなかなか凝っていた。
 籠包のような饅頭を幾つか。自家製の普通より少し大きい物だった。
 加熱もばっちりなので食べても問題ない
「皮が解ければ具、皮、肉汁とかが広がって、解けないなら皮の内側は影響ないからスープによって割るか否か選べるから被害を減らしやすいかなと思って」
 そう告げた統真には悪いがその饅頭も、わかめの手によって鍋の底に沈められてしまった。
「被害は少ないほうが安心できるもんねー」
 ちなみにここまではまぁ量はおかしいが至って鍋に入ってても問題ない物ばかり入っている。
 塩系のあっさりした鍋。これこそ冬にふさわしい。
 だが、そんなまとまった方向性に意を唱える男がいた。リュカである。
「鍋には、チーズです」
 そう凜道の強い押しで、煮込んでも溶けない割け●チーズ系の袋を両腕に抱えてリュカ御一行様が入出した。
 先ほどのわかめもビックリな量を投入していく。
 なんだろうこれは、チーズフォンドュだろうか。いや溶けないって言ってた。違うみたいだ。
「出汁の味が濃くなっていれば美味しく染みるかもしれな……い……?」
 疑問形のリュカである。だがそんな彼らすら生ぬるい。
 なんとその後に現れたユエリャンがタコツボに手を突っ込むと、うねうねうねる軟体生物をとりだした。
「本当にいれるんですか~」
 半ばあきらめの表情で征四郎は告げる。
「せめてさばきませんか?」
「魚介類は新鮮なものにしろと大型犬(ガルー)が言っておったぞ」
 ユエリャンが告げる。
「俺様のせいみたいに言うのやめて…………!」
 暗闇に暫く響く水音。というかもがき苦しむ音。
 その音が収まらないうちに由利菜たちは暗室に通された。
「え? この音はなんなんですか?」
「それより私思ったんだ」
 ウィリディスは告げる。そして暗闇に響くきゅぽんっという音。
「闇鍋に普通のものを入れても面白くないよね……そ~れっ!」
「な……何をいれたリディス」
「ずんだサイダー」
 ラシルもたじたじである。
「なんてことを!」
 そんな感じで人が参加すればするほど鍋はカオスになっていく。
 全員が良かれと思ってやっていることなのに、鍋は迷走していく。
 まるで現代社会の様ではないか。鍋は人類史の縮図なのかもしれない。
「…………ねぇ、ストゥル。なんで暗くするの……?」
 そして最後に現れたのはニウェウスとストゥルトゥス。
「そうじゃないと楽しくないからに決まってるじゃないか」
「待って…………なんか、嫌な予感、してきた…………」
「時既に遅しですしおスシ」
「やっぱり…………なんか変なのなんだ!?」
 あわてはじめるニウェウス。
 恐る恐る暗闇の中の鍋に歩み寄ってみると鍋の中で何かが蠢く気配がした。
「え、え、何っ、皆…………何入れてるの!?」
「さー、何だろうねぇ?」
「何だろうねって、あの、これ、匂いが、え、え!?」
「ふはははは! ここでボクのターン! 食らいやがれー!」(ズボォ)
「な…………何入れたのストゥルー!?」
 こうして準備は整った、会場そして恐怖の実食会が皆を、待ち受けている。

● 実食

 統真は胸に手を当てて精神を統一させていた。
「不味いだけなら、殺人料理じゃないならいけるいける。別に蛸の足が生えたオムライスとか、虹色のお汁粉とか見た目だけとかな正気を削る料理を食べる訳じゃない!」
 暗闇の中に光赤い点。それはビデオカメラの撮影中を示すランプで、それを構えているのはユエリャンだった。
「こう暗いと我が子の愛らしい食べ姿が撮れぬではないか」
 オリヴィエはちらりとユエリャンを見るが、めんどくさいので無視した。
「暗視機能を付けるべきであったな!」
「そ、それだとルール違反なのですよ…………!」
 征四郎がそう愕然としているとガルーがその手にお椀を握らせる。
「心して……食えよ」
 匂いからしてなんともいえない。濃厚なミルク臭の影に隠れた、薬臭さというか、甘ったるさというか、さらに磯臭さまで加わって、口をつけるには少し恐ろしい。
「あわわわわ」
 震える征四郎。同じく隣で震えているのは金糸の髪の少女である。 
「イリスちゃん!」
 蘿蔔が『イリス・レイバルド(aa0124)』に駆け寄った。
「ルゥだよ!」
 ルゥなスフィアもいる。彼女の頭が撫でやすい位置にあったので蘿蔔は頭をもみながらイリスに告げる。
「知り合いが少なくて寂しかったのです」
「ああ、卸さんもいたんですね。なぜこんな会に」
「それはお互い様です」
 蘿蔔もお椀を持って震えている。
「すずしろ、征四郎もいますよ」
 そんな二人に征四郎が歩み寄る。
「いざなみもいます」
 伊邪那美の手を引いて征四郎が歩み寄る。
 小っちゃい子の集団がそこに出来上がった。
 一行は口をつける前の鍋について語り始める。
『アイリス(aa0124hero001)』は笑いながらそれを見ている。
「じゃあ、そろそろ飲み物も鍋もいきわたったと思うから」
 小恋路が告げる、彼女は皆に鍋を配っている間にまとめ役に任命された。
「それじゃあ、乾杯!」
 そう告げるとグラスを当てる音が暗闇に響く。
 そして実食。
「わ。わかめが」
 征四郎が鍋に端を突っ込むと、最初に探し当てたのはわかめだった。
「わかめしか入ってないのです」
 蘿蔔が涙ながらに語る。
「……しかも、わかめ長い」
 伊邪那美はビヨーンと目一杯高いところまで箸をあげてみるがそれでもわかめは御椀から出てきてくれない。
「カットしてないのです?」
 イリスはそれをあきらめてはむはむと食べ始める。
 実際わかめは悪くなかった、意外とチーズの風味と合うのだ。それに安心するとイリスはわかめを啜り始めた。


● 雑談

 そんな少女の群へとナラカが合流した。
「仲間に入れてあげてくれないか」
 その腕にカゲリを捕まえてナラカは告げる。
「私達も!」
 そのナラカの後ろからウィリディスを筆頭に由利菜とリーヴスラシルが顔を見せる。
「はい、一緒に食べましょう、そして苦手な食材は擦り付け合いましょう」
 後半をぼそぼそという蘿蔔である。
「入れるところが間違ってる。子供ばかりじゃないか」
 カゲリは告げる。
「私、高校生なのに……」
 一人寂しくなっている蘿蔔であった。
「どちらかというとこっちだよな?」
 艶朱がそうカゲリの肩に腕をかける、ちなみに彼の息はすでにアルコール臭い。
「俺は未成年だ」
「グラスにはジュースで構わないからさ」
 レオンハルトはそうグラスを揺らす。
「いい酒だ」
 ガルーやリュカのグラスにも同じ酒を注ぐ艶朱である。
「宴と言えば、酒だ!」
「お姉ちゃ~ん」
 そんな大人たちを掻い潜ってイリスはアイリスに泣きついた。
「変な物食べちゃった」
「なんだったんだい?」
 アイリスは尋ねる。
「鶏肉じゃないけど、鶏肉じゃない奴」
「なんだろうね、これ」
 レオンハルトもイリスと同じことを思ったのだろう、会話に混ざる。
「この食感…………味も、少し不思議になってるけど、たぶんトドだろうか、いや、シカ? でも陸生生物ではないと思うんだ」
と、三人で食材当てゲームを楽しんでいる中エリックが歩み寄ってきた。
「ワニだな」
 迷える三人にエリックが告げる。
「ほほう、珍しい」
 興味惹かれるアイリス。
「鍋の中で出会いたくはなかったね」
「自然界でも出会いたいくないです」
 レオンハルトの言葉にイリスがそう返す。
「まぁ、何でもいいだろ、暗いと、何食べてるのか分からないしな」
 そのエリックの言葉に不安になる霧人。
「……だ、大丈夫かなコレ。食べても良い物なのかなぁ……」
「せっかく美味しく作ったのに…………こんな目に合わされるなんて」
 対してレオンハルトは哀愁を漂わせていた。
「何が一番いけなかったと思う?」
「闇の中でなべをしようとしたことだね」
 アイリスは答える。
「ちなみにワニは僕達がもってきたんだよ、ちゃんと下ごしらえしてるから、美味しくできてるはずだけど、ヤッパリ最初は抵抗があるよね」
 霧人はイリスに優しく告げた。
「よければ僕が食べるよ」
 そんな霧人の肩にまで腕を駆ける艶朱。
「アンタもどうだ一杯」
「いえ、ボク一口でも飲んだら」
「まぁまぁまぁ」
 そんな様子を眺めながら巳瑚姫は溜息をついた。
「ははははは」
 その隣で御椀を一つ平らげているアイリス。
 その隣でルゥナスフィアもわかめに苦戦していた。
 そんな様子を眺めて零月 蕾菜(aa0058)はわかめパニックの元凶に問いかける。
「そういえば聞いていませんでしたが何を入れたんです?」
「まぁ誰が入れたとか気にせず食べるものですよ」
 風架は答えた。
「そうですけど……灰汁とりとかしないで大丈夫だったでしょうか」
「んぅ……へんなあじ?」
 ニロ・アルム(aa0058hero002)はそう首をかしげる。すると風架はこう答えた。
「闇鍋はそういうものです」
「あんまり無理して食べないようにね?」
 蕾菜は苦笑いを浮かべる。
 そんな鍋の具材で一喜一憂するリンカーたちを見てニウェウスは告げる。
「あなた、何のことか知ってたわね」
「もちろんさ」
 ストゥルトゥスは答える。そしてニウェウスはあらためてお椀の中に端を突っ込むと、半分溶けかかったちーるがべったり箸にまとわりついた。
「ぅあぅ…………これ、食べるの…………?」
「勿論さー。良し、ボクがマスターの分を取ってあげるよ!」
 そう鍋から引き揚げたのは巨大な物体。足は八本、頭は丸く。しかしその柔らかいはずの四肢は熱で硬直してしまってる。
「ひぃタコ!? た、食べるって言ってないよ!? 私、普通のお鍋が出るまで待ってる…………っ」
「皿に取ったものは食べねばならぬ。それが最低限のマナー」
「だから! よそわないでって言ってるでしょ。ぁわわわ…………」
「ククク。ではボクも行こうか、修羅の道を!」
 そうストゥルトゥスはタコをさらに乗せようとした瞬間、レオンハルトが割って入ってきて、ニウェウスのさらに黄色いちんまりした何かをおいた。
「この餅巾着なんてどうかな?」
「……え? なんで餅巾着」
「餅入りの巾着です。美味しいですよ」
「あ、ありがとう」
 たじたじのニウェウスである、彼女は一難去ったと思って、その餅巾着を口に運んだ。しかしその瞬間溢れる汁。
 口の中に広がるずんだの爽やかな風に、ついでに熱い。
 何重にも苦が重なって悶えるニウェウス。
「蘿蔔、恐ろしい人ネ。覚えたネ」
 エマが鍋のおかわりをよそいがてら告げた。
「…………え、なんで入れたかですか? ふっふっふー。
 普通のものと油断させておいて、実は愉快な具材達のエキスがギュッと詰まったとんでもない代物ですからね。
 食べたらどうなるか、考えただけでも楽し…………あ、いえ。
 間違えました。食べてホッとするような普通のものはあったほうがいいかなーって思いまして?」
「いや今更言い直しても遅いからな」
「……狙ったんじゃないの! 鍋の方がよっぽどよかったわ!」
 涙目のニウェウス。
 ちなみにからし入りの物もあるのだが、それはウィリディスが引き当てて苦悶の表情を浮かべていた。
「餅巾着は、辛いですね」
 凛道は箸の先にそれをぶら下げてため息をつく。
「そうねぇ、まさにいつも闇鍋、まさにエキサイティン!」
 テンションが高いリュカ。そんな彼に押し付けるわけにもいかず凛道は持参したケチャップを餅巾着にかけて食べていた。
「ケチャップは美味しいんですよ。だからどんな味でもケチャップで塗りつぶしてしまえば美味しいんですよ」
「よく、はいるであるな。メガネ」
 ユエリャンが呆れるほどのに鍋を平らげていく凛道。
 それは味覚的な意味もあるし、量的な意味でもある。
「ユエさん、お皿がこの前テレビで見た地獄の映像のようになっています。香りもなんだかそれっぽ……」
「なぜそれなのに、そこまで平然と食べられるであるか」
「お腹減ってるなら、征四郎の分をあげます」
 そう征四郎は御椀を差し出すがガルーが告げる。
「食べるもの、食べないと。大きくなれないぞ~」
 そう言う彼は鍋より酒に夢中だが。
「この酒うまいな」
「ああ、どこで買ってきたんだ」
「でしょでしょ?」
 ガルーと艶朱に酒の趣味を褒められて嬉しくなるリュカである。
 そんなガルーの酔いをいいことにユエリャンは素早く箸を走らせる。
「なんか俺様の器に具材増えてるんですけどぉ!」
「気のせいでは無いかね」
 そっぽを向いて口笛を吹くユエリャン。
「そういえば、リュカはいつも闇鍋みたいな感じ、なのです?」
「ここまでまったく見えないわけじゃないけどね」
「見えないとどきどき、しますね」

●鍋を君が覗くとき、鍋もまた君を覗いている

「ごめんさい……ボクに出来るのは恭也が持ち込んだ食材に当たった人がトラウマにならない様に祈るだけだよ」
 そう闇鍋開始直後から口数の少ない伊邪那美は、楽しそうにしている仲間たちの背中にそっと誤った。
「あんなもの、なんで、えらんだんだろう……」
 伊邪那美は恭也が持ち込んだ食材を見てしまった、せめて誰かのトラウマにならないように伊邪那美は仲間たちの端の動きに注意している
「球体の物が出てきたら……言ってほしいな」
 そんな伊邪那美の言葉に首をかしげる一行。
「ああ、もしかしてこれのことかい?」
 そう告げたのはナラカである。
 その橋の上には、何と羽を全てむしったひよこというか。この闇の中では生贄にされた鳥の雛とした思えない何かが乗っていた。
 悲鳴が上がる。
「な! なんなのそれ」
 小恋路は恐れ飛びのきエマは思わず笑った。
「写真を撮りたいでス。これはバロットですカ?」
 そしてさすがに戸惑いを隠せないナラカを見てカゲリは告げる。
「どうした食べないのか? 鶏肉だろう」
「しかし、これはあまりに」
「頭がないな」
 そんな声を背に伊邪那美は震えていた。
「ごめんなさい、ごめんなさい」
 ちなみに頭の部分はエマが引き当てていて
「ワ! コレ何ですカネ!? 判らないケド、美味しいデス! あはははー!」
「そんなの食べちゃダメ!」
 小恋路の静止も振り切ってエマはそれを口に運ぶ。
「何か変なの当りましたヨー!」
 その隣では笑満も何やら箸でつまんでいた。それに迷わずかぶりつく笑満。
「おお! コイツぁ美味美味!」
 その黒い塊から溶けたチョコがあふれ出してきた。
「あ、それは私が持ち込んだチョコ饅だね」
 統真が告げる。
「デロリととろけるチョコレートがミスマッチ! おおっと!? そして妙なのが当たりやしたか!?」
 そう謎の黒い塊を転がしている笑満。
「死にそうな程疲労困憊していても、一粒食べれば立ち所に活力と精力が漲る素晴らしい逸品だって」
 ミーニャが告げる。
「しかしお残しはしない主義! 一丁いただきやす!」
「それはうちの忍者がもったせてくれた、謎の黒い塊だよ」
 ミーニャが告げる。
「そしてこれは何かな……」
 またもや不審なものを引き当てるナラカ
「あ、それワタシの持ってきたカエル肉デスネ!」
「ちなみにそいつぁあっしが仕留めやしたぜ!」
 エマが答えるとさらに悲鳴を上げる小恋路。
「バロットとは孵化直前のアヒルの卵を加熱したゆで卵である」
 カゲリの隣で恭也が説明する。
「ああ、あのひよこの化け物みたいなやつか。持ってきたのはあんたか」
 カゲリは溜息をついた。
「見た目は確かに悪いが美味いんだがな……どうにも解せん」
 そう告げて恭也はカゲリの御椀にもバロットを投入する。
「他の候補としては、豚足か蜂の子を考えていたんだが伊邪那美は強烈に反対してな」
「横文字に騙されたよ。まさか、あんな代物だったとはね……」
 ナラカに平謝りしている伊邪那美。その背後でカゲリはバロットを口に運んでいた。
「まぁ。確かに味は悪くない」
「覚者よ」
 ナラカはカゲリの袖を引いた。
「食べるか?」
「お願いするなら考えてやる」
 その時である、会場にキィンとノイズが響き小恋路の声が響き渡った。
「一時間……たったの」
 その小恋路はエマに支えられぐったりとしていたが自分の役割を全うするために頑張る。
「これからは部屋を明るくして……みんなが持ち寄ってくれた普通の料理も交えてご飯に、しましょう」
 灯りが灯る室内。
 そして真っ先に目に入ったのは。鍋の中央にそびえたつ。巨大なエビフライ。
「あ、忘れてた」
 ストゥルトゥスがそう言い放つとニウェウスは苦笑いを浮かべる。
「あ、あれが……」
 運ばれてくる普通の料理と、鍋たち。
 それを小恋路と風架がよそっていく。
「さて艶朱、わらわ自ら食わせてやろう、喜べ(暗闇で見えない為勘で具をつかんだ箸を突き刺す」
 巳瑚姫は言った。
「いや要らねああっちィ!!」
 そんな艶朱を眺めて雨月は告げる。
「賑やかなー」
「お菓子も持ってきたヨ!」
 そう絵馬が広げたのはカラフルなマカロン、トランプ柄のクッキー、小さく小分けしたムース、スフレ、ゼリー。
 そのコーナーにオリヴィエとガルーが吸い込まれてくる
「折角なのでお菓子も沢山持ってきまシタ! 手作りの自信作デスヨ!」
「味はあっしが保証しますぜ! 何せ来る前に山ほど味見させられたんで!」
 その差し入れの中でもひときわ目を引くのはきりたんぽ鍋と、あんこう鍋である。
 きりたんぽ鍋は由利菜からの差し入れだ。
「秋田の郷土料理ですか…………闇鍋の後だとすごく安心しますね」
 その言葉にウィリディスが頷く。
「最近ではこれをモデルにしたご当地キャラも作られたんだって」
「ずんだ以外にも東北にはキャラクタービジネスが色々あるのか……」
 リーヴスラシルはそう言った。
「由利菜よ、私達もくれないか」
 ナラカがお椀を差し出す。
 そしてあんこう鍋は恭也の差し入れ。
「こっちを闇鍋用にすれば良かったんだよ」
 伊邪那美が告げる。
「馬鹿を言うな。折角のアンコウを台無しにするつもりか?」
 恭也は答えた。
「闇鍋が失敗する可能性が高いって知っていたんだね」
「寧ろ成功すると思っていたお前に驚きなんだが」
 そんな二人にカゲリが問いかける。
「これにまでバロットは入ってないだろうな」
「安心しろ、真剣に料理したものには、そんなふざけたものは入れない」
「やっぱりふざけてたんだね」
「おお覚者よ見るがいい、由利菜が腕を披露しているぞ」
 そうナラカに連れられてカゲリや恭也は由利菜のテーブルへ。
 そこでは由利菜がエプロン姿でよく泡立てた卵を熱した出汁に流しいれていた。その後蓋をしてむらす。
「たまごふわふわという。
 そして出来上がったものをお椀によそう。
「安心できる味だ」
 伊邪那美は涙を流せそうなほどに喜んだ。
「ずんだ餅はいかがかな?」
 ラシルは御手製のずんだ餅を皆に配っている。
「リーヴスラシルのイメージからするとかけ離れているね」
 そうナラカが告げるとリーヴスラシルは答える。
「ずんだ餅は意外か? 以前東北へ旅行した際に買った料理本で覚えた」
「なべ、沢山だね。日本の冬の伝統……そうなんだ」
 イリスは大量に並べられた料理の前にしり込みしていた。
 全部食べてみたいが、お腹の容量的にそこまで入らない。
「伝統や文化などと無縁の生活だったからねぇ。最近はそうでもないが」
 アイリスは答える。
「HOPEで本格的に動くまでは人がいるところは積極的に避けてたからね」
「それが今ではアイドルか。感慨深……」
「お手伝いだからね!?」
「はははっ食い気味できたね」
 そんな二人は闇鍋にほとんど手を付けなかったルゥナスフィアを眺めていた。
「それっておいしいの? おいしいならルゥは楽しみ、楽しみ」
「初めての鍋料理がこんなとんでも企画って……鍋物に偏見とかできないかな?」
「この蜂蜜、すごくおいしいの」
 そんな中アイリスがもってきた蜜が気に入ったようで小恋路とミーニャは足を止めていた。
「このフルーツもすごくおいし~」
 恍惚とした表情を浮かべてミーニャは告げる。
「ああ。それは私の羽なんだ」
 アイリスは翼を鳴らして見せた。
「すっかり食卓にお姉ちゃんが並ぶようになりました」
「言葉だけで聞くと猟奇的だねぇ」
「アイリスママおいしい!」
「そう言えばアイリスさんは何を闇鍋に入れたの?」
 ミーニャが問いかける。
「熊の手です」
「あ、あれね」
 ミーニャは一度お玉ですくい上げたのだが、どうやって食べたらいいか分からなくて鍋に戻したのだった。
「蜜をそのまま鍋にぶちまけるわけにはいかなかったし丁度いい具材が手に入った」
「自分でとってきたの?」
 小恋路は驚く。
「ある日森の中熊さんに出会ったら一撃でしとめたお姉ちゃんがいた」
「暴れ熊だったからね。仕方ないね」
 言葉を失う二人。
「ええ丸ごと解体していました。まだ残っています」
 そんな話を聞いていると絵馬が小恋路に歩み寄ってきた。
「何を食べているノカナ?」
 そんなエマの口の中へ小恋路はアイリスフルーツを放り込んだ
「あーん……もぐもぐ……美味しいデスネ! ワタシばっかりじゃなくて小恋路さんも食べまショウ! アーン!」
「えへへ、どうしようかな~」


●楽しい時間にも終わりは来る。
 ワイワイと賑やかさを増していく鍋会場。皆がいくつかの塊になって話している中、その塊も流動的に形を変え、メンバーを変える。
 その様子をナラカは見守っていた。
 そして視線をカゲリにうつす、彼は先ほどまで恭也たちと話していたのだが、少し目を離すと壁の花になっている。
「覚者よ……」
 そんなカゲリにナラカは声を駆けた。
「こんな時まで一人でいなくとも……」
 カゲリはナラカを一瞥するとぽつりと告げた。
「落ち着かないんだ」
「場の空気がかな?」
「こうやって普通に話している自分自身が」
「楽しくないかな?」
 ナラカは問いかける。そもそも彼をここに連れてきたのはナラカ、であれば彼の心情を察する、きにする、義務がある。
「それは、関係ない、楽しいか楽しくないかではなく。俺は」
 ここにいてはいけないのではないか。
 その言葉をカゲリは飲み込んだ。
 ただ、楽しくない、そうは言わなかったことにナラカは安堵した。
「私は、覚者の孤高を否定はしないよ、ただね。ここでなければならないとは思っていない」
「それはお前が思っていないだけだ」
「ああ、だから私は覚者が変わることを、自ら進んでそれを求めることを期待しているのだよ」
 だからか、そうカゲリは納得してため息をつく。
「最近、らしくない依頼にばかり連れて行かれると思ったら……」 
「今のままでは、同じ孤高の位に座する者を、どうすることもできないのではないか?」
「何の話だ」
 カゲリはナラカを睨みつける、その視線にひるまずナラカは微笑をうかべた。
「地獄を目指すもいい、だが地獄を目指す意味こそ他人に求めているのであれば、覚者は、この場に降り注ぐ光を、求めてもいい。それだけは言っておこう」
 そう告げるとナラカはカゲリをおいて輪の中へ向かった、しばらく頭を冷やす必要がある、そう思ったのだ。
 だが無情にも鍋会終了の時間がきてしまう。
「っしゃ! 宴ってェと最後はあれだな! 手締めといこうぜ!!」 
 そう高らかに告げたのは艶朱
「皆様お手をはいしゃーく!」
 よーっと唱和。そしてタイミングを合わせその手を叩く一同、笑い声と歓声が上がった。
「お疲れ様でした!」
 その後真っ先に片付けへ走った小恋路をエマと笑満が追いかけた。
「一緒に片付けまショ」
 笑満は絶妙のバランス感覚と鍛え上げられた筋力で、中身が入ったままの鍋でも悠々と運ぶ。
「立つ鳥跡を濁さずって言うのデスヨ!」
「全力で楽しんだ後こそきっちり締めるもんですぜ」

「楽しかったね」
 ウィリディスも由利菜とリーヴスラシルの片づけを手伝いながら言った。
「ええ、あなたが喜んでくれたならよかった」
 由利菜はそう微笑みを返す。

結果

シナリオ成功度 大成功

MVP一覧

重体一覧

参加者

  • ひとひらの想い
    零月 蕾菜aa0058
    人間|18才|女性|防御
  • 料理の素質はアリ
    ニロ・アルムaa0058hero002
    英雄|10才|?|ブレ
  • 『赤斑紋』を宿す君の隣で
    木霊・C・リュカaa0068
    人間|31才|男性|攻撃
  • 仄かに咲く『桂花』
    オリヴィエ・オドランaa0068hero001
    英雄|13才|男性|ジャ
  • 『硝子の羽』を持つ貴方と
    紫 征四郎aa0076
    人間|10才|女性|攻撃
  • 優しき『毒』
    ガルー・A・Aaa0076hero001
    英雄|33才|男性|バト
  • 燼滅の王
    八朔 カゲリaa0098
    人間|18才|男性|攻撃
  • 神々の王を滅ぼす者
    ナラカaa0098hero001
    英雄|12才|女性|ブレ
  • 深森の歌姫
    イリス・レイバルドaa0124
    人間|6才|女性|攻撃
  • 深森の聖霊
    アイリスaa0124hero001
    英雄|8才|女性|ブレ
  • 太公望
    御神 恭也aa0127
    人間|19才|男性|攻撃
  • 非リアの神様
    伊邪那美aa0127hero001
    英雄|8才|女性|ドレ
  • 白い死神
    卸 蘿蔔aa0405
    人間|18才|女性|命中
  • 苦労人
    レオンハルトaa0405hero001
    英雄|22才|男性|ジャ
  • 永遠に共に
    月鏡 由利菜aa0873
    人間|18才|女性|攻撃
  • 花の守護者
    ウィリディスaa0873hero002
    英雄|18才|女性|バト
  • カフカスの『知』
    ニウェウス・アーラaa1428
    人間|16才|女性|攻撃
  • ストゥえもん
    ストゥルトゥスaa1428hero001
    英雄|20才|女性|ソフィ
  • 綿菓子系男子
    天海 雨月aa1738
    人間|23才|男性|生命
  • 口説き鬼
    艶朱aa1738hero002
    英雄|30才|男性|ドレ
  • ウマい、ウマすぎる……ッ
    大神 統真aa3156
    獣人|22才|男性|命中



  • 心優しき教師
    世良 霧人aa3803
    人間|30才|男性|防御
  • フリーフォール
    エリックaa3803hero002
    英雄|17才|男性|シャド
  • 大道芸人
    エマaa4839
    機械|10才|女性|命中
  • 道化師
    逆神 笑満aa4839hero001
    英雄|28才|男性|ソフィ
  • 鎖繋ぐ『乙女』
    羽跡久院 小恋路aa4907
    人間|23才|女性|防御



  • おもてなし少女
    ミーニャ シュヴァルツaa4916
    獣人|10才|女性|攻撃



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