本部

ビッグボーナスステージ

鳴海

形態
ショート
難易度
普通
オプション
参加費
1,000
参加制限
-
参加人数
能力者
10人 / 4~10人
英雄
10人 / 0~10人
報酬
普通
相談期間
5日
完成日
2016/07/03 21:45

掲示板

オープニング

● 戦い続けるもの達へ

戦いたいか! 戦いたいかお前たち!
シナリオとか、ストーリーとかどうでもいいか!
とりあえず戦いたいか!
雑魚敵を蹂躙したいか!
強敵と戦いたいか!
よっしゃ、用意しよう、僕が用意しよう。
九階建てのドロップゾーンを作った。こい、来いよ
そして私の元まで来いよ。
待ってる、最上階で待ってる。

 そんな手紙が、H.O.P.E.に届けられたのが昨日の話。
 その手紙に書き添えられていた座標を調べてみると、なんと。
 縦にすごく長いドロップゾーンが形成されていることが分かった。
 さっそく斥候部隊を送り出してみたが。
 あまり多くの情報は得られなかった。それこそエントランスにあった。
『Readme』を持って帰ってくるので精一杯だった。
 そして君たちはこの説明書を読み深めることになる。
 どうやらこのドロップゾーンの中は古き良きゲーム世代の世界感らしい。
 つまりはすべてがドットで構成されていて、見た目がすごく安っぽいらしかった。
「あと、出入り自由で、中にはいっぱい従魔がいました。あとステージがいっぱいあります」
 すでに一度このゲームに挑戦してきたリンカーは言った。
「弱い敵を沢山倒せるので、ストレス解消に最適ですよ」
 そうリンカーはお肌をつやつやさせながら言った。



● ドロップゾーン内。
 このシナリオはファイナルステージ攻略まで定期的にリリースされます。
 まずゾーンの基本情報から
 ドロップゾーンは九つの階層に分かれていて、それぞれのステージにある梯子から上の階に上がれます、下の階に下がることはできません。ステージの特徴は以下の通り。

ステージ1 雑魚的ラッシュ
ステージ2 下ボスと従魔 イマーゴ級愚神撃破で次のステージ
ステージ3 雑魚的ラッシュ
ステージ4 中ボスと従魔 デクリオ級愚神撃破で次のステージ
ステージ5 雑魚的ラッシュ
ステージ6 上ボス ケントュリオ級愚神撃破で次のステージ
ステージ7 強い雑魚的ラッシュ
ステージ8 ボスラッシュ 
ステージ9 ラスボス


 基本は、空中に板がたくさん浮いていて、それを一つ一つ上りながらステージの上を目指します。
 上スクロール形式のゲームと一緒です。 
 ちなみに背景の絵柄は108種類。お城や草原や森や空などです。背景が変わると従魔の見た目だけが変わります、能力は変わりません。
*ステージ8以上は重体の可能性があります*

 このゾーンでは特別ルールが適応されます。
1 必殺技ゲージ
2 アイテムボックス
3 セーブ機能。
《必殺技ゲージ》
 従魔を一体たおす、生命を一減らすごとに ゲージが一たまり、百になると使えます。
 スキルとセットで使用し、そのスキルを強化すると思ってください。
『必殺技効果』

範囲拡大 効果範囲と対象を二倍の数に変更します
威力拡大 このスキルを放つときに物理、魔法、両攻撃力に+100されます
射程拡大 射程を二倍に変更します、またカバーリングされず、妨害もされません
効果拡大 回復量を二倍、もしくは効果時間を二倍にします。
一騎当千 選択したスキルの使用回数が二回復します。つまり使った分を帳消しにしてスキルの使用回数が一回増えるということです。
合体攻撃 任意のキャラクターとタイミングを合わせて攻撃します。すごいことになります、どうなるのかはその時の雰囲気によります(PLが決めてくれて構いません) 
 
《アイテムボックス》
 この世界の敵を倒すとアイテムがドロップします。ボスを倒すとPCの数だけ確実にドロップします、何が出るかはランダムです、GMがダイス振ってます。
 アイテムは基本三つまで持てます、たいていの者は持っているだけで効果がありますが、使うとなくなるものがあります。
 使うときはセレクトボタンを押してください。
『アイテム一覧』
<巻物> ステージやアイテムデータが更新される、新情報が追加される。持ち帰ることで効果があります。
(次回のビックボーナスステージの際にPCが有利になる情報の公開、アイテムの追加などです)
<火の因子> 攻撃に炎属性がつき移動力、イニシアチブが上がる。
<水の因子> 攻撃に水属性が付与、自動的に生命が回復するようになる。
<雷の因子> 攻撃に雷属性が付く。攻撃の範囲が1SQ広くなる
<闇の因子> 攻撃に闇属性がつく。中二病に侵される。
<輝けるもの> 光り輝く何か。使うと少しの間無敵になる。従魔が触れると蒸発する。一定時間で消えてなくなる。
<猫耳>   かわいい、語尾ににゃが付く、持ってると敵にめっちゃ狙われるようになる。
<バット>  素行が悪く見えるようになる。物理攻撃力が100加算される。
<本>    理屈っぽくなる、魔法攻撃力が100加算される。
<羽靴>   跳躍力が上がる。頭も軽くなる。
<ヘドロ>  臭い液体。持っているだけで敵に狙われにくくなる。
<金貨> レアアイテム、報酬が5000追加される、一人が持ち帰るだけで全員に効果がある。持ってると敵にめっちゃ狙われるようになる。
<髑髏>  レアアイテム、三つ集めると何かがおこる。このアイテムは続編のシナリオに引き継ぐことができ、入手キャラクターと入手数はシナリオ側でカウントを行います。
<エンプレスオーダー> 激レアアイテム 使用すると自身と、任意の味方二人の必殺技ゲージがたまり、必殺技を発動できる。またこの時『必殺技効果』を二つ使える。

*注意 昔のゲームみたいにシステムが不親切なため、他人にアイテムを譲渡することはできません。捨てるか取るかの二択です*

《セーブ機能》
 ちなみにこのドロップゾーン一回での攻略を目的としていません。
 格階にセーブポイントがあり、それに触れることでこのゾーンから出られます。もう一度入るとセーブした地点からやり直せます。
 また、このゾーン内で全滅すると強制的に外に追い出された上にステージ1からやり直しになります。
 *例、ステージ5でセーブしてこのシナリオを終わらせると、次回のビックボーナスステージの参加者はステージ5からのスタートになります。*

解説

目標 ファイナルステージ攻略(大成功)
   ステージ4まで攻略(成功)
   ステージ3以下でセーブ(普通)

●従魔について

レベル1、有象無象ちゃん
 さまざまな見た目をした従魔、ディーカップ、木の葉、スコップ、ハートマークなんでもありだがとても弱い、空中を漂うことができる。
 近づくと襲ってくる。物体に(―_―)こんな顔がついている
 攻撃方法は体当たり。大きさは体長5メートルから1センチのあらゆるもの
レベル2、森羅万象ちゃん
 様々な見た目の従魔。けっこうな歯ごたえがある上に有象無象ちゃんに似てるため間違いやすい、(゚□゚)こんな顔をしているため、よく見ればわかるはず。
 攻撃方法は体当たり。体長は10メートルから1センチのあらゆるもの
レベル3、唯一無二くん
 背が四メートル近くある棒人間みたいなやつです。近くの有象無象チャンを投げたり、格闘戦を仕掛けてきます。
レベル4、一期一会くん
 いきなりグラフィックがハイレベルになります、見た目はステージあった人型従魔です。鎧武者だったり悪魔だったり。
 攻撃方法が多彩で、遠距離からの魔法攻撃や二刀流やBS付与など、いろいろやってきます、ステージ3以降でないと出てこないようです。


【追記】
OP内、<髑髏>の説明にアイテムが入手可能と書かれておりましたが、アイテム入手はシナリオ内に限定するものである為修正しました。

リプレイ

ビッグボーナスステージ

 ぷろろーぐ!

『六鬼 硲(aa1148)』は茫然とタワー型ドロップゾーンを見あげていた。その硲に『ラウラ スミス(aa1148hero001)』は問いかける。
「無双というのは何でしょうか?」
「今回のことのようです」
 結局疑問が解消されないラウラだったが、硲は気にせず、ゾーン内へと足を踏み入れた。
「どちらにせよ、私たちのやることは変わりません」
 負傷者の救助とサポート。それが自分たちの役割であると再確認し二人は門をくぐった。 

●ステージ1 森林エリア 雑魚的ラッシュ


 そこは全てが点で表現された世界、まるで一昔前のテレビゲームのような見た目だが、少し違うのは、それが奥行と確かな質感を持って目の間に表現されているということだった。
 リンカーたちの目の前には大きな樹が背景としてそびえたち。そして、人が三人ほど乗れそうな葉っぱがどういう原理なのか宙に浮いている。
 幸い足を駆けても沈むことはない、これを上っていけということらしい。
 それを見て、この手のゲームが好きなもの達は、ほうと感嘆の声を漏らした。
 その時である。突如風が吹き、背景に張り付いていた葉っぱが舞い散り始めた。
 その数三十以上。すべての葉っぱにやる気のなさそうな(―_―)←こんな顔がついている。
 有象無象ちゃん、大量出現である。
その光景に大興奮の『シャルティ(aa1098hero001)』
――さあ……敵を刈り尽くすよ
「うん。頑張るなの」
 そう『豊浜 捺美(aa1098)』は気合一発セイクリッドフィストを構えた。
――ドット絵は、芸術よ!
『アリス(aa0040hero001)』が上ずった声で叫び
「……ん、どうでもいい」
『佐藤 咲雪(aa0040)』は心底めんどくさそう答え。
『志賀谷 京子(aa0150)』は銃を構えると『アリッサ ラウティオラ(aa0150hero001)』が笑って言う。
――挑戦、しかと承りました。撃って撃ちまくればよいのでしょう?
「あれやこれやのしがらみなしにガンガン行けるね。やるよ、アリッサ」
 そして戦いの火ぶたが切って落とされる。
 あっという間に三体の従魔が、キューっという断末魔を響かせ葬られ。それが開戦の狼煙となった。
 重なる銃声、弓の風を切る音。そんな中近接アタッカーたちは次々と足場を駆けのぼり、次のステージへの入り口を探す。
――三枚抜きです!
 九陽神弓の威力に耐え切れない従魔たちは次々とその身を散らしていく。
――あ、ほらあっち硲さんが狙われていますよ!
 楽しそうなアリッサに思わず京子の頬も緩む。
「しかしドットって懐かしい雰囲気を感じるな」
――最近の3Dゲームは確かに綺麗なCGを使うわ。
「唐突にどうしたの?」
 アリスの言葉に冷静に返しつつ、咲雪は両手を前につきだすと周囲に糸が展開される、それは防壁となって一体の従魔を切り割いた。
――でもドット絵の良さはそれじゃないのよ、限られた容量でいかに要素を伝えるか。
 次いで背後から襲いくる一体を糸で絡め捕るも、従魔は咲雪の体に張り付く。
――ドット絵は1点1点打ち込むからこその美しさがあるわ。
 対したダメージでもないのでそれを放置して、もう一体をところてんのように切り割くと。胸に張り付いたそれを無理やり引きはがして踏みつけた。
 なんだかちょっと楽しそうな有象無象ちゃんである。
――棒スーパーな家族コンピューターの末期に最盛期を迎えた……
 アリスの熱弁を従魔を倒しながらスルーする咲雪、
 こちらに来てサブカルチャーにディープにハマったアリスは古き良きゲームも嗜んでいる。この仕事を持ってきたのもアリスだ。
「うわ、なんだかんだ言って百体も倒さないといけないのか……」
 そう無表情になる『ハーメル(aa0958)』、彼は目の前に漂う葉っぱを手でつかみ握りつぶすと、ゲージが一つ増えたのを確認した。
――では、攻撃をひたすらに受けてみるか?
『墓守(aa0958hero001)』がいたずらっぽくそう言う。
「それは絶対に嫌だ!」
 ハーメルは身を翻して従魔の攻撃を避ける。なぜかハーメルを付け狙う従魔の数は四。
 身を屈めて回避し。起き上がりざまに短剣で切り割く。
 次いで背面とびで別の足場に移動して真正面から襲いかかる従魔を一刀両断した。
「セレティアさんとか、一ノ瀬さん大丈夫かな?」
 そう生前戦で戦う二人を見あげるハーメル。
――心配性だな、まぁこのステージでダメージを受けることはそうないだろう。
「僕たちは結構危ないけどね」
――相手の動きなんて止まって見えるだろ?
 そうハーメルは背中に気配を感じ振り向きざまに有象無象チャンを叩き切った。
 するとその亡骸がぼわんと消失し、別の何かに姿を変える。
「ははは、闇って書いてあるよ……」
 それも見事にドット絵で表現された、一枚の板のようなもので、闇という文字からは陰鬱なオーラが放たれている。
 どうやら闇の因子のようだ。
「……これは、欲しい人にあげよう」
「しかし、レトロゲームに詳しい愚神ですね……」
『構築の魔女(aa0281hero001)』が、トリガーハッピーよろしく魔銃を撃ちまくっていると。背後からバリバリという音が聞こえ振り返った。
「あー、なるほど、一定時間で背景が復活して、そこからぺりぺりと剥がれてまた登場するんですね」
 そう、生まれたばかりの有象無象ちゃんをつついて遊んでいる構築の魔女だったが、すぐに戦闘中だったことを思いだし従魔に向けてトリガーを引く。
「あと、70ほどですか」
 ちなみにこのドロップゾーンに入ってから自分の頭の上に二つのバーのようなものが見えるようになった。
 片方がHP、もう片方が必殺技ゲージのようだが、このバーはあくまでも眼前に表示されているだけであった、物体としてそこに存在しているわけではないようだ。
「気になるのは……従魔の上にもHPゲージと必殺技ゲージが見えることなんですよね」
 そう思案にふける構築の魔女。ちなみに彼女の相棒『辺是 落児(aa0281)』は今回も大人しくしているようだった。
「おい、あったぞ」
 魔女が見上げると『セレティア(aa1695)』の体の中に納まった『バルトロメイ(aa1695hero001)』上を指さしていた。、とてつもなく長い梯子が上へと続いていいる。
 ここから登れと言うことだろう。
―― 一気に全員は登れないんだね
『シウ ベルアート(aa0722hero001)』は周囲の安全確認をしながら、ゲージのたまったものから先に進むことを促す。
――そうだ、黒絵体の主導権を渡してよ
「あ、わすれてた」
 そう『桜木 黒絵(aa0722)』は目を瞑ると、光が彼女を包む、次いでそこにたっていたのはシウである、彼主体の共鳴姿がそこにあった。
――杏奈、離れて!
 シウのその姿を見た『ルナ(aa3447hero001)』は唐突に警戒心をあらわにする。
「あらあら。嫌われてるわね」
『世良 杏奈(aa3447)』が穏やかに笑う。
「そんな、のんきなことを言ってないで……」
 シウは張られた頬の痛みを思いだし、ほっぺたに手を当てた。
 それは忘れもしない。作戦会議時のことだった。

● ステージ2 暗黒城 下ボスの間

 それは塔の入り口での作戦会議の時に起こった、塔の入り口に置いてあったReadmeを読みながら必殺技談義に花を咲かせていたころである。
「合体攻撃、ロマンだなぁ」
 そうシウがニコニコの笑顔でReadmeから目を上げると杏奈と目があった。
 二人は意気投合、一緒に合体攻撃をしようという話になったのだが、どうにも視線が痛い。
 ふと見ると、ルナがシウの足元で何やら素振りをしていた。左手布団でも叩くように、うつべしうつべし。
「えっと……、どうしたのかな? ルナちゃん」
「アンタ! 杏奈と距離が近すぎるわよ。もっと離れて」
 そんな可愛らしいナイトの登場に思わずシウの表情も緩くなる。
「いや、それは失礼したね。お嬢さん」
 その時ルナがあからさまにイラッとしたのがわかった。
 次の瞬間。ぴょいんとジャンプしたルナはその左手を振りかぶり。
 強威力のビンタを放った。
(ああ、そういえば出ていたな)
 ぼんやりとした思考の中思い出していた。
(女難の相……)
 そしてなんでそんな話を今したのかというと。シウがこれ以上ない顔で絶望している理由を説明するためである。
「黒絵。替わる?」
――ううん、いいよ。シウお兄さんやっちゃって。
 目の前にはイマーゴ級従魔、名前をメドューサ。グラマラスなボディーは最小限の布で覆われ、濡れたような黒髪。しかし下半身は蛇。
 蛇要素そこかい、と誰もが思うフォルムであったが、髪の毛が蛇というだけよりはよほど脅威だ。
 なぜなら。とぐろを巻いてばねのように体を弾き、ドット絵で表現された暗いダイニングを飛び回り始めたからだ。
「なんだあの機動力!」
「私がやる!」
 そう京子が前に出て膝立ちのまま弓を構える、しかし唐突にキャンドルや、椅子や調度品に羽が生えて襲いかかってくる。
 有象無象ちゃん、および森羅万象ちゃんである。
――ワンショット・ワンキルでいきます!
 アリッサがそう告げると、体纏う霊力が濃くなった。
「でっかいのもいけるかな?」
――いけるいけないじゃない、やるんです
 デカければ弱点を突けばいい、例えばあの眉間とか。
 そう森羅万象ちゃんの眉間を穿つ矢。狙いは鋭く、有言実行、一撃で従魔たちを屠っていく。
 そんな京子を狙って蛇女が飛んできたが、それをバルトロメイと硲が叩き落とし、後衛には絶対近づけさせないという意志を見せる。
「まずは敵の動きの把握と必殺技ゲージの確保が出来ればですね」
 構築の魔女も敵を狙い撃っていく、なるべく(゚□゚)←この顔をさらした森羅万象ちゃんを狙い落していく。
「問題は必殺技を放つタイミングですか……」
「ええい! 雷鳴拳!」
 バチバチと轟音放って捺美の拳がさく裂する。直後、蛇女が吹っ飛んで、机の従魔に突っ込んだ。
「おお、すごい」
 捺美は雷の因子の力に感動しながら体制を立て直す。
「てめぇ、俺のこと忘れてもらっちゃこまるぜ!」
 そう極悪な表情を浮かべて。蛇女に歩み寄る『一ノ瀬 春翔(aa3715)』はバットで床をたたいた。
「おうおう、いい気なもんだなお寝んねとはよう」
――とはよう!
「おら、立てや」
――たてや!
 ノリノリの『アリス・レッドクイーン(aa3715hero001)』である。
 彼はすでにバットと火の因子を装備し、ドレッドノート真っ青の火力を持っているのだからたまらない。
 ずぱんと振り下ろされる屠剣に蛇女は悲鳴を上げる。
「え、あの人怖い……」
 咲雪が言った。
「なんだか親近感が……」
 杏奈が言う。
「わりといつも通りだぞ」
 バルトロメイも言った。
「あぁ? んだよ、女どもなんか文句あっか?」
――おうおうガンガンこいやー!
 そう悪態突きつつも、蛇女が起き上がればその顔に裏拳を叩き込み、蛇女にもう一度地面を這わせる春翔。
 やってることはヤンキーである。
「さすがに可哀そうになってきたな」
 そうシウは拒絶の風を纏いつつ、敵従魔するりとかわして、体制を立て直した蛇女の後ろをとった。
「じゃあ、さっそくだけど、必殺技を使わせてもらおうかな」
 その時、ピキーンと効果音がなり。シウの体が輝きだした。
 そしてカットイン。構えをとるシウの周囲に無数の魔方陣が浮かび上がり。そこから無数の蝶が放たれる。
「バタフライエフェクト!」
 黒く穢れた蝶が従魔を襲う。しかし一騎当千の効果によって使用回数は減るどころか一つ増える。
――あ、シウお兄さんいつの間に闇の因子をとっちゃったの!
 そうアイテム欄を見た黒絵が嫌そうな声を上げる、これ以降シウと黒絵の攻撃と言動に闇属性が付加されることになるから当然だ。
「私たちも!」
 構築の魔女も一騎当千を発動、トリオの回数を増やしつつ、蛇女の取り巻き従魔を狙う。
「はあああああああああ!」
 そして無防備になった蛇女へ迫る大刃。
 ずんと一際重い音が響いたかと思うと、その大剣でバルトロメイが従魔を切り捨てていた。
 HPゲージは0。画面にはWINの文字、ぱぱぱーぱーぱーぱっぱぱーという安っぽい音楽と共に、上空から梯子が伸びてきた。
「古き良き8bit! たまらねぇな!」
――アリスにはよくわかんないけど……でも楽しー!

【ゲーム大好きマン は 大興奮している!▼】
【紅い少女(?) は 適当に楽しんでいる!▼】

「なんだこのテロップ」
 バルトロメイはステージ下に突如出てきた文字を蹴った。粉々に砕けた。
「……いや、何かドロップゾーンの機能としてできるみたいだぞ」
 春翔が言った。むむむっと念じると、同じように画面下にテロップが出る。

【ハルト は レベル が あがった!】

「隠し機能があるのか……。それもまたゲームっぽいな」
 残念ながら戦闘には何の役にも立たない、むしろ邪魔だが。遊び心あふれるドロップゾーンだということに、ゲーマーたちの好感は上昇していく。
 そして剥ぎ取りタイムである、ルールではボスから大量のアイテムがゲットできるようだったが。
「お! 髑髏じゃん」
 そう春翔は髑髏をさっそく装備。
《わっはははは、あと二つ!》
「水の因子がたくさん出ましたね。蛇だからでしょうか」
 そう構築の魔女がそれを手に取る、さらに京子も水の因子を装備。
「うわあああああ。へどろだぁ」
 晴れやかな表情で遠ざかるハーメルである。
「よければ私にくれないか?」
「え!」
 誰も装備したがらないヘドロの候補に、リンカーたちの傷を回復していた硲が名乗りを上げた。
「い、いいとおもうよ」
 この日一番の戸惑いをハーメルは浮かべた。



● ステージ3 天空

「無敵状態だ!! 行くわよ従魔、塵になれーーー!!」

 バルトロメイが梯子を上がってみると、そこは地獄絵図と貸していた。
 蛇女からでたドロップ品の中に輝けるものが、ありそれをとった杏奈は急いで次のステージに向かった。
 結果、杏奈の周りに従魔の死骸が山のようになっている。
 それを唖然と見つめている黒絵。
「私もやりたかったな……」
 そう黒絵は拒絶の風を纏い、迫りくる従魔を見据える。それらをとりあえずブルームフレアで焼き払った後に、統制が乱れた敵一体一体をライヴスガンセイバーで倒していく。
「ちょうどいいにゃ」
――どうしたんですか、バルトさん
「いや、敵のPOPに法則性がない確認するつもりだったんにゃ」 
 猫耳を装備したバルトロメイは言う。
 Lv1、2の従魔ばかり狙って倒すとLv3、4の従魔が飽和してくるのか。
 Lv1従魔を倒せば次に湧く従魔もLv1か、そうとは限らないのか。
 ゲーム側から教えてもらえる情報だけでは、甘い。情報とは自分で探して得ていくものであるとバルトロメイは考えている。だからこそ次につなぐために思いつくことは全てやる必要があったが。
「唯一無二くんすらでてこないにゃ……」
 そう、語尾ににゃをつけて話すバルトロメイ、この二人の共鳴姿がセレティア主体でよかった。本当によかった。
「ふむ、アイテムの効果は表に出ている奴しかうけないようだにゃ」
――え、だったらアリスさんはいったい……
 戦場の端っこで一緒にヒャッハーしている春翔を見た、その春翔を積極的に煽っていくアリス。
「おらああああああ!」
――らああ!
 紅に輝く刃『神壊』で敵を切り上げ、切り伏せ雲のような従魔を一刀両断、返す刃で薙ぎ。振り向きざまに天使のような見た目の森羅万象ちゃんを蹴りつけ。地面を転がるそれに刃を突き立てた。
 そのタイミングを狙って群がる従魔たちへ。
「甘い! チェインヴェノム」
 その刃は紫色の輝きを纏う。必殺技ゲージが音を立てて消費され、カットイン。
 天高く振り上げた刃を地面に叩き下ろすと、衝撃波が従魔たちを切り割いていく。その毒の風の中で従魔は生きられない。
 あっという間に大量の従魔が死滅した。
――なぁにコレ気持ちイイ~!もっとガンガン行こうよぉ~!
 アリス(赤い方)は机をバンバン叩きそうな勢いでそう言った。
「気持ちは分かるが取り敢えず落ち着け!」
 その表情はとても楽しそう。
「楽しそうだなにゃ」
 そう周囲の状態を観察していたバルトロメイも、猫耳のおかげで敵からのにんきが高い。
 その手の大剣ですべてを薙ぎ払う勢いで応戦していたが、突如感じた殺気にふる変える。
「おいでなすったにゃ」
 その視線の向こうには見上げるほどの巨躯。唯一無二くんの登場である。
 軽く巨人と呼べる大きさのそれがや咲雪や捺美に襲いかかる。
「えええええ!」
 まるで抱き着くように長い両手を伸ばして薙ぎ払う攻撃、だがシャドウルーカ―である二人を捉えるには速度が足りない。
――そんなのじゃ私は捉えられないよー
――咲雪、気を付けて
「だいじょぶ」
 二人はその攻撃を避けて一撃見舞うと距離をとる
「うう、回避UPアイテムも出してほしかったの!」
 そう八つ当たりめいたジェミニストライクが彼を襲う。
――唯一無二君は歯ごたえのある敵のようですね
「そうね、私たちを無視してあっちに走っていったのが気になるけど」
 京子の魔弾が唯一無二君の首に命中する、その攻撃をもって力尽きた唯一無二君は倒壊するビルのようにハーメルのほうへ。
「え?」
 ドーンと土煙を上げる唯一君
「まあ、わたしたち地味だよねえ」
――そこは安定感があると言わせたいですね
 そう京子が下の段に降りていき、ハーメルに手を貸して起こした。
「ごめんね」
「し、死ぬかと思った」
 硲が現れ回復をハーメルに回復を施す。
「ねぇ、へどろ、大丈夫? へどろ」
「意外と臭くないですよ」
「確かに匂いはしないし、六鬼さんがいると僕も狙われなくていいけど……」
 そう治療中何気なくあたりを見渡していたハーメルであったが、彼は蒸発している棒人間の中からアイテムが出現するのをみた。
 そこに光り輝く謎の物体があった。
「いけ、スーパーアリッサ!」
 そう真上から落ちてきた京子がスカートを翻し、ダァン! と着地。
 さっそく光り輝くものを使用する。
――そんなものになった覚えはありませんが……、全て吹き飛ばしてみせましょう。
 京子は全身のスピードに身を任せ、群がる有象無象を殲滅し始めた。
 銃を投げ捨て。
 振り上げたレーヴァテインは、触れるだけで従魔を風船のように弾き飛ばす。
 出現数が増えたLV2、3の従魔たちですら、彼女の一撃でHPが0になり。ステージ3は断末魔の大合唱大会となった。
 そんな京子は自分の倒した従魔が巻物を落したことに気づいていなかったので。代わりに硲がそれを回収した。
「また、巻物ですか。出現率が高いのかもしれないですね」
――必ずしも望むアイテムが拾えるとは限らないのでは?
「だとしましてもやるべき事に変わりはありません」
 そう考え込む硲ペア、その隣に回復待ちのバルトロメイが立つ。
「そういえば?」
――どうしたんですか? バルトさん
「いや、ポップの感覚がだんだん長くなっている気がしてにゃ」
――いつと比べてです?
「前のステージと比べて、さらに、このステージに来てから徐々に長くなってる気もするにゃ」
――つまり?
「そのうち、一時間に一体のPOPとかになるかもしれないにゃ」
――え、それは
 その時バルトロメイの背後に重たい足音。
 振り返るとそこには、空のステージに似つかわしくない、リアルな甲冑姿の大男が立っていた。
「グラフィックのレベルが上がったにゃ。これが……」
 そう一期一会くんである。彼は大天使のような豪奢な鎧、六枚の羽、黄金の剣を持ち、強大な威圧感と膨大なHPを有していた。
 バルトロメイは一瞬で感づいた。
「こいつ、強いにゃ!」
 しかし、空気も読まず天使の後ろから接近する姿がある。
「おら! 油断してんじゃねえぞ!」
 春翔である。彼は落下の威力+バット+火の因子+回転力という無数の力を合わせて、燃え盛る大車輪のように天使につっこむと、天使は前のめりに弾き飛ばされてごうごうと燃え始めた。
 そうバルトロメイは武器を構えなおす。
 そんな一期一会くんを横目に杏奈は戦場を駆けていく。邪魔な敵はブルームフレアで焼き殺しているが、先ほどからどうにも一撃で倒せないことが増えてきた。
「倒せば、倒すほど、ステータスが上がってる?」 
 杏奈はそんな不穏なことをつぶやきながらうえの階に上るための梯子を探す。


● ステージ4  学校 中ボスステージ

 デクリオ級『モンスターペアレント』
 それは横たわった巨大な頭だった。
「きもちわるい……」
 咲雪がいつも以上にまして、げんなりとした表情で言う。
 それも当然だろう、紫いろで、目は濁り、何かうわごとのようにぶつぶつ言ってくる。
「まああああああああ!」
――しかも飛んだわよ
 アリス(銀色のほう)が、どういう原理で高く跳躍した顔を見つめて言った。
 怖い、怖すぎる。その顔は教室内をピンポン玉のように跳ねまわる。
「いや、それより厄介なのは」
 シウが言う。彼が見据えているのは二人の一期一会くん。
 名前は高校教師A、高校教師B
【数学の時間ですよ!】
【ここ、テストに出ます!】
 テロップで語りかけてくる二体の従魔。そして同時に湧き出してくる大量の本やボールと言った小物従魔たち。
 直後、ペアレントが叫び声をあげた。それは全員の脳を直接揺さぶりHPゲージががりがりと削れていく。
 まともにHPゲージが削られたのはこれが初めてなだけに、全員の顔に緊張の色が浮かぶ。
 そこに走り寄ってくる高校教師たち。
 彼らは遠いものにチョークを射出し。近いものには本で殴り掛かってくる。
【起きてください! 授業中です】
「ねてないにゃ!」
 その二体の前衛を退けるのは春翔とバルトロメイ。
 一瞬動きの止まった高校教師たちに構築の魔女は弾丸を叩き込んだ。
 のけぞる高校教師たち。
「攻撃も多彩……、油断できませんね。自由に行動させないようにしないと……」
 そんな魔女をペアレントの絶叫攻撃が襲う。
「出し惜しみしている場合ではないね。あれをやろう」
「わかりました、少し時間を稼いでください、みなさん」
――その前にシウお兄さん闇の因子捨てようよ、いやな予感がするよ。
 そう背中合わせに立つ杏奈とシウ。その必殺技ゲージが同じ速度で脈動し、そして輝きを放つ。
 そこから流れ出した青い霊力の塊が二人の足元に文字を刻んでいく。
 それは広がり一つの魔方陣となると、二人の顔を下から青く照らし出した。
「紅の誇りよ」
 杏奈は目を瞑り歌うように言った。
「白銀の意志よ」
 シウは英雄経巻を展開し、周囲を漂わせながら告げる。
「うねり猛り、命やどし。言葉を持たぬ器を屍に変えよ」
 次いで二人の頭上に巨大なエネルギーの塊が出現する、それはさながら青い太陽。
「「二つの理は連環する、見よ。これこそ大罪の呪法、十一番目の呪文」」
 合・体・攻・撃!! そうテロップが流れ二人の表情がドアップでうつされる。
 二人が選択したのはそう、ブルームフレア+ブルームフレア。
「灰へと帰りなさい!『大魔法デュアルフレイム』」
 次いで膨張を始めたデュアルフレイム。それは点を焦がし、教室を焦がし、やがて爆ぜ、一つ一つの火焔が従魔たちを追尾して焼き殺していく。
 効果は、視認できる対象全体への同時攻撃。
 場に存在する下級従魔は一掃された。
「え? えええええええ!」
 唖然とするシウ。
 その肩を叩いて各々、すごいね、やるじゃん。など言葉をかけてくる。
「やりましたね、これで一気に敵までの距離が開けました」
 杏奈がそう喜んでシウの手を取ると。シウは目をそらしながら。
「えっと、そ、そう。これを最初から狙っていたのさ」
――うそばっかり……
 黒絵に見透かされている。そう背筋を凍らせるシウであった。
 そんな二人のコメディをよそに、戦場は刻一刻と姿を変える。
「今がチャンス!」
 ハーメルは駆ける。その隣を追従するのは春翔である。その視線はモンスターペアレントに注がれている。
「その前に私たちが!」
「いこう! 魔女さん」
 合体攻撃!
 直後、構築の魔女が弾丸を放つ。それを跳躍しかわそうとしたペアレントだったが、先回りしていた捺美が銃弾を撃ち、跳弾させたそれがペアレントに突き刺さる。
「まだまだ!」
 捺美はペアレントの前に出てフェイント攻撃。後ろから襲ってきた銃弾に動きを縫いとめられるペアレント。
「どう? これが」
「虚実入り混じった一撃避けられますか?」
 前後不覚、360°から襲いくるフェイントと実体のある攻撃の嵐。
「ストロボフラッシュ・バレット・ビート!」
 効果は回避不能な連続攻撃である。
「んんん、まぁああああああ!」
 たまらず跳躍し逃げようとするペアレントであったが
「やらせない」
 そう咲雪はキリキリと手首を引き絞るとペアレントの動きが完全に止まる。女郎蜘蛛によって完全に拘束されてしまう。
 そして……
「よっしゃァ! ハーメル、やるぜェ!」
「このタイミングをまってた」
 どこで拾ったのか知らないが、雷の因子で刃に電気を帯びさせているハーメル。
 黄色い閃光と赤い閃光が一直線に敵に向かう。

 合体攻撃!
 
 その攻撃は敵に衝突する瞬間に、無数の幻影へと姿を変えた。
 雷と炎の実態を持つ分身たちは、花火のように周囲に散る。
 そして、ペアレント向けて殺到した。
 
「クアドロイドッ!!」
「ストライクッ!!」

 効果は強力な一撃+強力な狼狽である。
 その効果は絶大で強力な狼狽、さらに咲雪の女郎蜘蛛によって自由を奪われた従に対し。
「ふう、一件落着だにゃ」
――わりとノリノリですね、バルトさん
 そう二人の高校教師をぼろぼろになりながらも倒したバルトロメイも合流してタコ殴りにした。
 さすがにデクリオ級というだけあって、耐久度はなかなかだったが。



●作戦会議。

 そしてここで作戦タイムである。
 まず現状、全員の体力が四割弱削れている状態。
 問題点は二つ。おそらく次の階層から従魔が一撃では倒せなくなるということ。一期一会くんが割と強いこと。
 ぶっちゃけ状況としてはかなり微妙である。
 さっきの必殺技連打の光景を見るとケントュリオ級も倒せない気もしないでもないが。
「ちなみに、回復スキルはもう残っていません」
 そう硲が言う。
 スキルに関しても、ブルームフレアやジェミニストライクと言った使いやすいスキルも心もとない回数になっている。
「俺は一期一会くんに、わりとスキル使ったからにゃ」
「気になるのは、この私達の手元に大量にある、巻物の中身ですよね」
 杏奈が言う。
 それも当然だろう、この場にいる全員が巻物を持てるくらいにドロップしていたのだから。
 これはおそらく管理者もびっくりだろう。
「敵のPOPに関してだが、いくらか気付いたことがあるにゃ」
「それは私も……」
 構築の魔女とバルトロメイの話をまとめるとこうである。
 POPは時間経過で、場にいる従魔の数関係なく出現する、しかしステージが上に上がるごとにその時間は遅くなる。
 また、従魔は倒せば倒すほどステータスが強化される。
 これはセーブしてリセットされるのかは不明である。
「そして、LV1,2の敵を一定数倒すとLV3.4の敵が出現するように感じた」
 バルトロメイは言う。

 結果今回は帰ろうという話になった。

 セーブポイントは探せばすぐに見つかった。天空から妙に神々しい光がさしている場所で、その光に触れると体が天にのぼっていくのだ。
 こうして一行はドロップゾーンを脱出した

「いやぁ……楽しかったぜ。次は最上階まで行きてぇなぁ」
「こんなに暴れられたの久しぶり~! んはぁ……くせになりそう」
 そう口々に感想を言い合うアリスと春翔。
 その隣で、晴れ晴れとした表情の京子とアリッサが笑いあっていた。
「満足した?」
「――また来ましょう!」


ステージ4までクリア

巻物の個数  11
髑髏      1
満たしたフラグ 3

 無事セーブデータが作成されました。

結果

シナリオ成功度 大成功

MVP一覧

  • 双頭の鶇
    志賀谷 京子aa0150
  • 誓約のはらから
    辺是 落児aa0281
  • 黒の歴史を紡ぐ者
    セレティアaa1695
  • 生命の意味を知る者
    一ノ瀬 春翔aa3715

重体一覧

参加者

  • 魅惑のパイスラ
    佐藤 咲雪aa0040
    機械|15才|女性|回避
  • 貴腐人
    アリスaa0040hero001
    英雄|18才|女性|シャド
  • 双頭の鶇
    志賀谷 京子aa0150
    人間|18才|女性|命中
  • アストレア
    アリッサ ラウティオラaa0150hero001
    英雄|21才|女性|ジャ
  • 誓約のはらから
    辺是 落児aa0281
    機械|24才|男性|命中
  • 共鳴する弾丸
    構築の魔女aa0281hero001
    英雄|26才|女性|ジャ
  • 病院送りにしてやるぜ
    桜木 黒絵aa0722
    人間|18才|女性|攻撃
  • 魂のボケ
    シウ ベルアートaa0722hero001
    英雄|28才|男性|ソフィ
  • 神月の智将
    ハーメルaa0958
    人間|16才|男性|防御
  • 一人の為の英雄
    墓守aa0958hero001
    英雄|19才|女性|シャド
  • つむじ風
    豊浜 捺美aa1098
    人間|16才|女性|回避
  • エージェント
    シャルティaa1098hero001
    英雄|10才|女性|シャド
  • 天啓の医療者
    六鬼 硲aa1148
    人間|18才|男性|生命
  • 羊狩り
    ラウラ スミスaa1148hero001
    英雄|18才|女性|バト
  • 黒の歴史を紡ぐ者
    セレティアaa1695
    人間|11才|女性|攻撃
  • 過保護な英雄
    バルトロメイaa1695hero001
    英雄|32才|男性|ドレ
  • 世を超える絆
    世良 杏奈aa3447
    人間|27才|女性|生命
  • 魔法少女L・ローズ
    ルナaa3447hero001
    英雄|7才|女性|ソフィ
  • 生命の意味を知る者
    一ノ瀬 春翔aa3715
    人間|25才|男性|攻撃
  • 生の形を守る者
    アリス・レッドクイーンaa3715hero001
    英雄|15才|女性|シャド
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