本部
それ行けサンダーバード
- 形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 8人 / 4~8人
- 英雄
- 8人 / 0~8人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2018/05/22 19:00
- 完成予定
- 2018/06/05 19:00
このシナリオは5日間納期が延長されています。
掲示板
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依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/05/20 19:38:24 -
相談卓
最終発言2018/05/21 21:55:54
オープニング
●雷落ちる町
地球温暖化が叫ばれ、世界各地で天候不順が発生して久しい。"過去に例を見ない"ハリケーンなどしょっちゅうだ。地球の気流が変動し、予測のつかない天候を各地にもたらしているのだ。
カリフォルニア州の端っこに位置するヴィンソンの町は特にひどい。どうひどいかというと、尋常じゃない数の雷が落ちる。昨日だけでも二十発は落ちた。避雷針を立ててなんとかやり過ごしているが、危なくて外出できない。
奇妙なのは、雲があろうがあるまいが、関係なく雷が落ちる事だ。一昨日は雷が十七発落ちたが、空は快晴、雲一つなかった。
こんな日々がもう一ヶ月は続いている。経済的損失も馬鹿にできないレベルになってきた。他に打つ手も無く、町役場の人々はH.O.P.E.に助力を求めることにした。
「……というわけで、先日派遣したエージェント達が調査した結果がこれです」
言うと、オペレーターはスクリーンに映像を映し出す。青い羽根を持った巨大な鳥が、岩場に開いた口から翼を広げて飛び立とうとしているところだ。羽ばたいた瞬間、翼が燐光を放ち、周囲に電撃を放った。
「ヴィンソンで発生した落雷現象は、廃坑になった霊石採掘場に住み着いたこの従魔が引き起こしていたようです」
エージェント達は鳥に攻撃を仕掛けようとするが、次々に放たれる雷に矢弾が弾かれてしまう。近づこうとしても、空高くに飛び上がってしまった鳥には攻撃は届かない。エージェント達は、次々と降り注ぐ雷を躱すのが精一杯だ。
「この通り、ライヴスを伴う雷を活用した非常に堅い防御を行う従魔です。ドロップゾーンを構築している様子はありませんが、討伐の困難性を鑑み、本部はこの従魔をケントゥリオ級として認定しました。これを攻略するには、雷による防御を何らかの方法を用いて突破する事が重要になってくるでしょう」
結局映像を撮影していたエージェント達は、状況の不利を解決できずに撤退する事になってしまった。その様子を見つめながら、オペレーターは説明を始める。
「少し危険な手になりますが、誰かがこの雷を一手に引き受け、その隙に遠距離攻撃を叩き込んで従魔を空から引き摺り下ろす、という作戦が一つ考えられます。ですが、負担が一人に集中するため、これはあくまで最後の手段程度に考えておくのが賢明だと思われます」
オペレーターはホワイトボードを引き寄せると、マーカーを取って名前を記していく。“Thunderbird”、と。
「今回の従魔の名前は、アメリカ先住民の伝説に擬え、“サンダーバード”と名づけました。決して某人形劇からとったわけではありません。それだけはお忘れなきようお願いします」
●Are Go
君達は装備を整え、落盤の危険性から放棄された霊石採掘場へと向かった。乾燥した空気が、少女の肌をひりつかせる。男の髪を痛めつける。しかし引き受けた以上は我儘も言っていられない。素早く叩き落として、素早く帰る以外に道は無い。
来るぞ。
誰かが呟く。それから5、4、3、2、1。廃坑の入り口が蒼く輝き、巨大な鳥が飛び出した。
解説
メイン サンダーバードの討伐
サブ サンダーバードに射程1の攻撃を命中させる
BOSS
☆ケントゥリオ級従魔サンダーバード
根本的な戦闘力自体はデクリオ級に近いものの、その防御力からケントゥリオ級として認定された従魔。その名前の由来はネイティブアメリカンの伝説から。……ネイティブアメリカンの伝説から。
○ステータス
両防御C、その他D以下、飛行(最大高度20sq)
○スキル
・サンダーバリアー
雷を周囲に放って遠距離攻撃を撃ち落とす。
[リアクション。防御判定に勝利した場合、3sq以上離れた位置からの攻撃を無効化する。プレイングによって無効化可]
・サンダーショット
収束した電撃で地面の敵を攻撃する。何故か刀剣類に優先して飛んでいく。
[アクティブ。物理、射程10~20。剣、大剣、刀、槍、斧装備時、回避を半減して回避判定を行う]
TIPS(PL情報)
・サンダーバリアーもサンダーショットも根本的な性質は同じ。
・討伐した後に残るのは猛禽類。あんまり美味しくはなさそう。
・近接と遠距離のバランスに注意。
マスターより
影絵 企我です。
これくらいは赦されると思いましたまる
中身的には某正三角を巡るアクションファンタジーのような、攻略法を突けばそれほど労せず撃破できる類のものとなってます。その意味では、多少このゲームに慣れてきたかな、くらいの方向けでしょうか。
従魔を食べたがる方がよく見受けられますが、今回については期待しないように。食べても構いませんけど……
以上です。よろしくお願いします。
リプレイ公開中 納品日時 2018/05/31 20:29
参加者
掲示板
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依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/05/20 19:38:24 -
相談卓
最終発言2018/05/21 21:55:54