本部
- 形態
- ショート
- 難易度
- 易しい
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 8人 / 4~8人
- 英雄
- 8人 / 0~8人
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2018/04/06 15:00
- 完成予定
- 2018/04/20 15:00
このシナリオは5日間納期が延長されています。
掲示板
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依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/04/06 13:59:12 -
質問卓
最終発言2018/04/04 15:36:14
オープニング
この【AP】シナリオは「IFシナリオ」です。
IF世界を舞台としており、リンクブレイブの世界観とは関係ありません。
シナリオの内容は世界観に一切影響を与えませんのでご注意ください。
「おかえりなさい」
「おう」
権堂 龍士(az0119)と眞魚(az0119hero001)が帰宅すると彼らを迎えてくれたのは赤い髪の綺麗な女性だった。龍士は彼女を一瞥し、一言だけ言うとその横を通り過ぎる。
「卯月さん、ただいま戻りました」
その点、眞魚は女性――卯月に丁寧に挨拶を返す。
「りゅーちゃんには目を合わせて挨拶するように言っておきますね」
「あら、いいのよ。男の子は一度は通る道なんだろうし、眞魚さんは気にしなくて大丈夫よ」
それにああいうところは昔の旦那にそっくりなんだからと卯月は楽しそうに眞魚に話す。すると遠くから「ぶえっくしょん」と大きいくしゃみが聞こえてきた。
「あれはどっちがくしゃみしたのかしら」
「どちらともじゃないでしょうか」
和尚とりゅーちゃん、変なところで息ピッタリなのでと付け加えるとそうねと卯月は笑う。
「ところで、眞魚さんもりゅーちゃんも怪我はしてない?」
「はい、ご心配ありがとうございます。この通りけがもなく無事に戻ってまいりました」
「それはよかったわ。こうして、元気に帰ってきてくれるのは母として凄く嬉しいわ」
いろいろ勉強になるから旅に出るのは反対しない。でも。必ず、元気に帰ってきて欲しい。母としてはそれが一番の願いよと語る卯月。
「あ、勿論、眞魚さんもよ。あなたも今では私の子なんだから」
そういって微笑む彼女に眞魚ははいといって頷いた。夕食時、卯月が手伝ってと龍士に声をかければ「なんで俺が」と文句を口にする。しかし、眞魚が手伝おうしたため、それを止めるために渋々承諾。嬉しそうに調理をする卯月の隣で包丁を握る龍士。眞魚はそんな二人を眺めていた。
「おふくろ、これでいいか」
「ええ、ありがとう。りゅーちゃんは本当、器用ね」
「いい加減にその『りゅーちゃん』って呼ぶのやめろ。ガキじゃねぇんだから」
「あら、いくつになってもあなたは私の子供よ」
だから、やめませんという卯月にくそっと不貞腐れながらも龍士は手を動かしていた。その様子を見て、眞魚と卯月はくすくすと笑うのだった。
それは穏やかな時間。それはもしかしたら、あり得たかもしれない一幕。
今、ここに君が、あなたが、あの人がいたら、どんな時間を過ごすだろうか。
解説
亡くなった方がもし、今、この世界に生きていたら、あなたはどう過ごしていますかという話です。
亡くなった方は人や動物など問いません。
リプレイでは一幕を切り取る形になりますので、ほぼプレイング重視になります。
他者絡みに関してはプレイングに○○と△△する(例:康<対面禁止の脱出に登場したアズラルアンカーのリーダー>が龍士の家に突撃してくる)などと記載がない限り絡みはないものと思ってください。
マスターより
優しい嘘の世界です。
例にすらならないかもしれないですが、OPでは龍士の母がもし、生きていたらこうなっていただろうという形で書かせていただきました。
もし、皆さんでしたら、どう過ごしてますか。
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2018/04/21 12:18
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最終発言2018/04/06 13:59:12 -
質問卓
最終発言2018/04/04 15:36:14