本部
Dark signal
- 形態
- ショート
- 難易度
- やや難しい
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 10人 / 4~10人
- 英雄
- 10人 / 0~10人
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2018/02/25 22:00
- 完成予定
- 2018/03/06 22:00
掲示板
-
相談卓
最終発言2018/02/25 20:24:34 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/02/22 13:52:52 -
質問卓
最終発言2018/02/24 12:59:30
オープニング
● 最終決戦
研究所の資料、およびBDから新たに得た情報から、敵の隠れ家がいくつか明らかになった。
その一角に潜入することができ、その間にもドラマがいくつかあったのだがそれらはすべて別の機会に語ることとしよう。
何せ今回は時間が無いのだから。
リンカー一行は南アメリカ密林奥にある軍事施設にたどり着いていた。
そこにADがいるのはとあるリンカーの調査によって明らかになっている。
さらに現在ADはガデンツァ勢力との戦闘により手が離せないでいる。
つまり。
今、敵城はほとんどの無防備という事である。
実際、司令室までは何の妨害もなくたどり着けた。
そのモニターに囲まれた一室。玉座に座っていたのは全ての黒幕、Absorb・D。
「ついに、我らの全てが明らかとなったか」
Aは君たちを見つめ溜息をついた。
「いや、組織は半壊。施設もほとんどが落城。残るは資金のみ、それでは壊滅も時間の問題だった」
告げるとAはモニターの画面を塔との戦闘から切り替える。そして映し出したのは無数の愚神、従魔の映像。
「我々はこの世界に現れた愚神のほとんどを観察している」
そしてとある信実にたどり着いた。そうADは告げる。
「生存戦略として我々は愚神を囲い、それを飲み込まなければいけない」
だがADは全ての事実を語りはしない。
君たちは知っているはずだ、彼から真実を聞き出す方法。
さんざんやってきたはずだ。それをまた繰り返す必要がある。
「愚神兵器の開発……」
「そのために人類すべてが愚神と同質のものになる必要がある、お分かりいただけるかな?」
「人類すべてが強くなれば、君たちの言う悲劇は訪れない」
「さあ、強くなろう、それこそわが提案」
「ただ……」
その時ADの体から力が抜けた。
その体が揺らめいて、四つに割れるような錯覚を見た。
直後、魂としか言いようがない光が、ADの体からほとばしり。
そして、それは四体の愚神としてそこに顕現した。
「それをわれわれは許さない」
告げた愚神は四柱。
突如ひろがるドロップゾーン。
彼らは心を決めたようだ。背水の陣。何かを失うことが確定であれば。
彼らは一方的に失うことを許しはしないだろう。
● 四柱の愚神
ADの体に入って、ADをコントロールしていた愚神は多数いるようです。
ADはその性質上、体内に多数の愚神を住まわせることが可能で。ADもそれを許していたと言います。
彼の目的は判然としませんが、そもそも目の前の愚神を片付けない限り問い詰めようもありません。
と言っても今回全ての愚神を相手にする必要はないようです。
というのが、この愚神たちそれぞれ戦うことがあまり得意ではないようで。互いをサポートしあうことで戦闘力を水増ししているのです。
ですから、リンカーが手を出さなければ戦う候補には上がりませんし。
傍観していてくれるでしょう。
なので、今回は戦う相手を自分で選ぶ形です。
もちろんデクリオ級。今となっては雑魚扱いですがレベルの低いリンカーにとっては脅威となるでしょう。
今回の依頼で最も重要なのは、自分の力量を自分が把握できているか、です。
『個人のアヴァラエル』
もっとも人に近い愚神、180センチの身長で身体能力も一般人男性程度しかない。
ただその能力はリンカーにとって多大な影響力を与える、彼の支配するドロップゾーンでは共鳴できないのだ。
基本攻撃はナイフによる刺突だが、自身の周囲に防壁を張り巡らせる能力があるため、物理防御力は高め。
正確には共鳴できるが、共鳴してもステータスが上がらない。
そのため、この愚神を倒さないままでは本来の強さが発揮できない。
ただし、リンクレートが7を超える場合。
もしくは英雄と能力者の絆を強く意識する発言、行動をすることによって、影響を振り切ることができる。
「狭き門より入れ。その門は二人では潜れない」
一人であることの試練を与える愚神。
ただ、二人で強くなることもあると示せれば彼の意表をつけるだろう。
『全域のスローン』
この世界すべてを観察する目を持つ愚神。
ガデンツァの監視などもこの愚神が担っているようだ。
彼の能力は監視と認識共有。
周囲に無数の目を浮かべた……頭を黒い布でぐるぐる巻きにした男。
全身を縛っているが、目からビームを放って攻撃してくる。
攻撃は魔法攻撃である。
命中がべらぼうに高い以外に特出した点は存在しない。
彼を倒すと塔への干渉が消える。
「全知にいたるためにまず、全域に私は手をかけた。私はすべてを知るための力を望む」
全てを知ろうとする愚神。彼の知らないことはないという。リンカーの行いに関しても詳しく知っている可能性、リンカーの作戦を看破している可能性がある。
『天啓のアグロ』
アグロは背中に翼を湛えた天使として降臨する。
もっとも戦闘能力が高く、自身の天才的なひらめきによって、幸運を引き寄せたかのように致命的、あるいは奇跡的行動を起こす。
つまり判定で有利な愚神である。
通常攻撃は手に携えた槍の刺突。および槍から発射する熱光線である。
飛行能力を有する。
「神を信じるか、ならば授けよう、貴様の生きる道だ。私を崇めよ」
天啓とは天上の神から教えが降ることをさす。
アグロはそれを誰にでもやってしまうのだ。
正しい行動、間違っている行動限らず、他人の直観に干渉する。
人の脳内に直接情報を埋め込むことによって瞬間的判断を誤認させるのだ。
『囚役のジフェイタス』
その身は軍服に包まれた女性、身長は低めだが常にサディスティックな笑みを浮かべている。
その手のウィップと短刀が武器。
鞭で拘束し、短刀で切り裂くのが基本スタイル。
さらに彼女は拘束することに長けている。
動きを封じられて接近を許せばいつの間にか手錠がされている。
手錠の能力は単純に両手をつかわせない……以外に自分と手錠を繋いで遠ざかることを防ぐ能力もある。
地味だが真の能力はそのドロップゾーンにあるため仕方ないだろう。
「私が管理する監獄に脱獄は許されないわね」
囚役とは彼女自身をさす言葉ではない。
彼女は永遠に囚人を繋いでそれを眺めることを至上の幸福とするが。
はたして彼女にとって、どこまでが監獄なのだろう。
● 相互作用について
愚神がお互いにサポートしあっているといいましたが、お互いのサポート効果について書き加えていきます。
これはその愚神が存在する限り、四人の愚神全員に及ぶ、付加効果です。
『個人のアヴァラエル』
愚神の攻撃でリンクレートが下がるようになる。
ただし、特殊抵抗が高ければその効果を受けないことがある。
『全域のスローン』
全愚神の回避能力を二倍にする。
『天啓のアグロ』
愚神全員のクリティカルする可能性が二倍になる。
『囚役のジフェイタス』
この研究所から出られない。つまり撤退が許されない。
解説
目標 愚神一体でも撃破する。
今回は最悪四体の愚神との同時戦闘の可能性がありますが。
正直四体同時に戦うことは想定していません。
二体、もしくは三体を同時に相手して、倒す順番を工夫するという作戦が重要となります。
今回戦わなかった愚神は次回に持ち越しです。
今回頑張ると、次回の難易度を下げることができます。
●戦場について
研究所は広く、皆さんは地下一階にいます。
一つの階層が六つの部屋、大ホールという形で構成されていて。
三階建てデス。
一つの部屋は学校の教室程度、大ホールは体育館程度を想定してください。
ただし、撃ち捨てられた機材、弾薬、爆薬。
など、軍事施設、研究施設におかれてそうな物が無造作に投げ捨てられているので、それにも注意が必要でしょう。
戦うにしても、皆さんがスタートする地下大ホールは二体の愚神を相手取るには狭いと思うので移動する必要があるでしょうか。
● 最後に。
この戦い少し様子がおかしいです。
というのが、彼らはお互いに力を貸し合っているようですが連携ができていません。
そのあたりに付け入るすきがありそうですが。
付け入られる隙にもなりそうです。
それでは、二度頭の痛いシナリオですが、よろしくお願いします。
マスターより
皆さんこんにちは、鳴海です。
今回のシナリオで、のこりのDのお話の話数が変わります。
今回、ADとか愚神がめちゃくちゃ語りかけてくるかもしれませんが、伏線だと思い、ご容赦いただければと思います。
リプレイ公開中 納品日時 2018/03/05 18:09
参加者
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相談卓
最終発言2018/02/25 20:24:34 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/02/22 13:52:52 -
質問卓
最終発言2018/02/24 12:59:30