本部
秘密結社D
- 形態
- ショート
- 難易度
- やや難しい
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 12人 / 4~12人
- 英雄
- 12人 / 0~12人
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2017/12/10 22:00
- 完成予定
- 2017/12/19 22:00
掲示板
-
質問卓
最終発言2017/12/08 13:52:39 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/12/06 12:34:16 -
【相談卓】Dの調査
最終発言2017/12/10 13:25:07
オープニング
●Dの思惑
南アメリカ某所。比較的高級な土地や家々が連なるその一帯は実はすべてDの資産であった。
秘密結社D。彼らの資金力と行動力は莫大にして膨大。
ただし中枢を担う幹部は五人の超少数精鋭部隊である。
ただし、それは過去の話。
H.O.P.E.の捜査の手を逃れることができず。結社は秘密ではなくなり。またメンバーも一人が捕縛、一人が消滅という憂き目に合っている。
組織は半壊、事実上の壊滅である。
その事実にdoctor・Dは苛立っていた。
「なんだ! B、そしてEのあの体たらくは、君の采配が悪かったのではないかねA」
そう薄くなった髪の毛をかきむしりながらDDは告げる。
「ああ、そうだなこの事態は間違いなく私の責任だ」
中央に鎮座するAと呼ばれた男は椅子に座り直すと、不自然なほどの余裕を湛えDDに告げた。
「だが、計画通りでもある、どうだね。今回のEは失敗だったか、成功だったか」
「飛び立った愚神核を回収しないことには何も分からんね、よりによってH.O.P.E.日本支部の勢力下での解放だ、回収は難しいかもしれん」
そうDは意見を求められれば冷静に分析する、彼は科学者であると同時に戦術家なのだ。
「だが、Bを失った今や資金調達、愚神との交渉は大きく支障が出るだろう、その面はどうするつもりだ」
「戦闘力でも彼は上位だったからね。痛いがなんとかしよう。奪い去るのは私の本分だ」
告げてAは資料を机の上に放った。その資料にはグロリア社資本支部の写真が止められており、遙華やロクトと言った名前も並んでいる。
「計画はどうする?」
DDが重苦しく問いかける。
「計画としては早いが、龍人の墓所を暴こうか」
「封印された愚神の解放か? それはEの魂が成熟してからの手はずだったろうに」
「いや、関係はない。私が核となろう。そのために必要なのは」
「ゾーンブレイカーの力、だね」
そう告げたのはcollector・D。野球帽子をかぶった少年風の外見だが明らかに見た目通りではない。
「我ら、Dの機構、全員で人を形作る者。腕の一本や弐本なくても行動に支障はないよ」
「では、ドロップゾーンのバイヤーに連絡を、と言っても彼も最近理性が危うい。君が飲み込まれないように注意しなさい」
● 再び調査へ
BDは前回のED討伐任務以来ずいぶんと大人しくなった。
彼の表情には落胆と退屈が見えるが、それ以上に生きていることが重要らしくH.O.P.E.側の言葉によく従った。
そんな彼に関して興味深い報告が挙げられた。
「なかなか情報を吐いてくれたけど、まだまだ隠していることは多いわね」
遙華は告げる。
Dの組織が手広く何に関して息をかけているかはわかったのだが、肝心の行動目的、最終目的が分からないのだと。
「わかりやすく説明すると、ペインキャンセラーを作っているプラントや売り先。材料の取引先と言った。Dの組織が最近何をしているのか。は教えてくれたんだけど。そもそもDという組織がなにを目的に設立されたのかが分からないの」
お金目的? だったら話は早い。
皆さんはどう思うだろうか。Dという組織は何を目的に行動しているのか。
「考えすぎかしら。単なる金に汚い組織で片付けてしまうのが一番楽だけど。釈然としないのよね」
そう遙華は調査に戻ると告げて君たちに資料を押し付けて行った。
そこにはDの証言を箇条書きにして記載してある。
・ペインキャンセラーの在庫は20トン。輸入先は、アジア発展途上国いくつか。原産地は南アメリカ密林おく、リンカーに破壊されたのは第三プラントで最も大きなプラントだった。
・ペインキャンセラーの代金は少女や少年で支払われることが多かった。
・CDは能力をストックしておくことができる愚神と共鳴している。もしくは異世界の愚神の能力を模倣、劣化コピーすることができる。
・愚神の取引先も多く、最近までの上客はガデンツァだった。
・Dの主力商品は、使い捨てリンカー兵。インスタントドロップゾーン発生器。ペインキャンセラー。ディアクター。違法改造AGW。
● 調査項目
今回はDに関して嗅ぎまわっているうちに五つの事件が発生します。
その事件に無事対処できると情報を持ち返ることができるでしょう。
・ 遙華襲撃
情報収集のためにリンカーと行動を共にしていた遙華が敵兵に襲われます。
敵の種類は後述しますが。この戦闘によって遙華が意識不明。もしくは連れ去られる可能性があります。
敵の総数は最低五人です。
シチュエーションは街中です。具体的な地理は皆さんの気の使いようによって変わります。つまり有利な地形で戦えるように気を配ると楽でしょう。
・ ドロップゾーン暴走
日本某所で突如巨大なドロップゾーンが町を包みます。
このドロップゾーンに特別な効果はなく、展開した愚神もおらず、従魔も存在しないため。ゾーンブレイカーが出向くことになりました。
・ 封印の塔の影
かつて、ビックボーナスステージ、ハードモードトライアルが行われた跡地に最近人が出没するという通報がありました。調査に向かってください。
・ ペインキャンセラーの散布
突如街中にペインキャンセラーが散布されます。ただ、ペインキャンセラーと言っていますが。症状が似ているだけなので別物かもしれません。
この白い粉末を吸った者は霊力質が高まり、一般人であっても一時的に霊力を行使できる可能性があります。
・ Eの残留思念の回収
H.O.P.E.東京海上支部前で散ったEの体から放たれた魂、それを回収するために敵兵が周囲に展開しているようです。
敵の行動が早く、対処に迎えるのは皆さんだけでした。
さらにこの事件のうち、二つが囮の事件。
そして三つが本命の事件です。
本命の事件にはCDが登場します。
さらに時系列ですが五つの事件が、一時間程度置きに発生し、全ての事件にかかわることはできません。
なので、リンカーを派遣しない、派遣したとしても一人。等選択をする必要があるでしょう。
解説
目標 Dについての調査
今回の敵は二種類です。
●手加減するcollector・D
これが五つの事件、『封印の塔の影』以外に出没する可能性があります。四つの事件どれか一つにしか登場しません。
戦闘スタイルは二つのヨーヨーによる中距離戦闘を得意とし。シャドウルーカー寄りの戦い方だそうです。
きわめて高いステータスはなくオールラウンダーですが。他の情報はないです。戦ってるといくらかわかると思います。
●リンカー兵
例によって洗脳された少年少女たちです。
皆高機動装備で、イニシアチブと移動力が高い反面、防御力生命力が極端に低いです。
装備は軽機関銃とドス程度の長さの短剣です。
スキルは使用できないようです。
こちら総数は十二名ですが。
遙華襲撃に五名さいているので。残りは七名です。
●敵側へのアプローチ
もしかすると何らかの手段を通じて、Dという組織にアプローチを取り、敵の行動を制限、もしくは誘導することができるかもしれません。
PL情報
今回のミッションの進行具合、フラグの立具合によってはDがH.O.P.E.に対して奇襲を仕掛けてくる可能性があります。
もし襲撃があるとするならば、任務の結果が普通か、失敗と発表されてからとなり、相談期間は三日と短めになる予定です。
マスターより
皆さんこんにちは、お待たせしました。Dのシナリオでございます。
最近やられっぱなしのDですが、今回は能動的に動くようです。
これも綺麗にカウンターされると、Dはそろそろあとがないのですね。
では、今回発動上のCDも含めてよろしくお願いします。
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2017/12/19 16:16
参加者
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質問卓
最終発言2017/12/08 13:52:39 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/12/06 12:34:16 -
【相談卓】Dの調査
最終発言2017/12/10 13:25:07