本部
言葉遊び
- 形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 8人 / 4~10人
- 英雄
- 8人 / 0~10人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2017/11/29 12:00
- 完成予定
- 2017/12/08 12:00
掲示板
-
言霊の相談卓
最終発言2017/11/28 23:54:19 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/11/27 22:50:47
オープニング
●ないものはない
今回は最近巷ではやりがちな、変わったドロップゾーンでのお話し。
そのお話はとある店の入り口にすげ代わるように口をあけた。
そのお店の名前は『ないものはない』みせ。
世界あらゆる商品がそろっているお店なのか。
ないと言ったものは地球がひっくり返っても存在しない店なのか。
それはまぁ。置いておこう。個人的にきになるひとがいるなら任務が終わってから個人的に話をしてみればいい。
そう、まず必要なのはドロップゾーンの対処である。
このドロップゾーンを潜って中を調査したリンカーたちによるとだ。
その世界はとんでもないカオスが繰り広げられていたらしい。
翼の生えた象が滝を生みだし、その滝が森を焼き払う。その温度で沸騰した雲に神々は浸かっていい湯だなとのたまっている。
そんな世界。
もしくは、蟻が巨大でクマが小さく、猫は開けたふすまを閉め。犬はコンコンとなく世界。
なぜ、そんなカオスな世界なのかって?
いやいや、その前に。
一つ皆さんにお伝えしないといけないことがある。
私は説明する手順をねあらかた頭で考えてる。
道筋を間違えばローマにたどり着けないように。
私が話す順番を間違えば、論理の迷宮にほいっとダイブしちまう。
そんな寸法さ。
皆さん、このドロップゾーンおかしいなぁ。おかしいなぁって思うかもしれない。
けれどその本質にたどり着くためにはまず今まで消化したドロップゾーンの内部事情に、一切愚神が描写されていないことをお伝えせにゃならない。
そう、雲に浸かる神さんも、鼻から滝を流す象さんも愚神じゃない。
それは愚神によって召喚されてしまった存在なのさ。
そう、この世界はなんでもあるせかい。そしてなにもかもがなくなるせかい。
お前さんたちの存在も、もしくはなかったことになる世界。
こわいだろう? たのしいだろう?
そんな言葉遊びの世界で物を言うのは腕っぷしじゃねぇ、お前たちの頭脳さね。
頭痛ませてせいぜい、私を倒す方法を探すことさね。せいぜい苦しく、苦しくさ。
「おっといま、さっそくしりとりをしたね? 愚神だって? あーその着眼点はいい。私を消せるかもしれなかったね、けれどね、この世界にもルールってもんがある。しりとりってさ、『ん』を言ったやつが負けなんだよ」
さぁおかえり。
そう私が告げると、リンカー御一行は吸い込まれて世界の果てまで消えちまう。
さぁさぁ、次の挑戦者はいつ来るのかねぇ退屈だねぇ。
●あるものはある
その愚神は『ナレーター』と言ったらしい。
開幕調査から帰ってきたリンカーたちが告げたのはそんな言葉。
あの世界ではしりとりによって世界のルールが変更される。だからナレーターと言った瞬間。この世界のナレーターが消失し、代わりにあの愚神がナレーターを務めた。らしかった。
「何を言っているかさっぱりわからんと思うが、俺も何を言っているのかさっぱり分からない」
そう告げた、リンカーの一人はもう、頭脳労働はこりごりだと大の字に寝転がった。
その世界は最初、机と燭台。そして人数分の椅子とスーツの男しかいなかったはずだった。
ただ、男が勝手にリンカーたちの言葉尻を捕まえて、しりとりをして言った結果、わけのわからない世界が生まれていたと、そんなところらしかった。
「今回は知略に秀でたリンカーが必要だな」
指令官アンドレイは一人思考しながら告げた。
「彼らに声をかけて見よう」
そう選ばれたのが君たちである。
●あるなししりとり。
この世界では皆さんが発せられた言葉がしりとりになります。
そしてこのしりとりで使われた単語がこの世界に存在しない場合。存在が新たに追加され。
この世界に存在する場合、その存在がなかったことになります。
たとえば『こたつ』と言った人の言葉に対して『つばさ』と告げると、翼を持たない者達全員の背中に翼がはえ、翼をもつ者の背中から翼が消えます。
しりとりは、唐突に始まり、唐突に終わる可能性があります。
続ける意思がある限り続き、誰もその言葉尻を捕えなければ、しりとりはそこで終りです。
なので、誰かのうかつな言葉が命取りになるかもしれません。
そうですね、せっかくなので、危険な言葉の例について解説しましょう。
この世界ではタブーが存在します。
先ず名前を知られること。
名前を知られた時点で。あなたの存在がこのドロップゾーンから排斥されるきっかけになります。
たとえば遙華の名前がしりとり中に唱えられると。
遙華は世界から消え、ドロップゾーンの世界から追い出されるでしょう。
この世界では言葉が一番力を持つのです。
あとはスキル名なども気を付けた方がいいでしょう。
あとは現実世界でとんでもない力を持つ単語も避けた方が望ましいでしょうね。
このドロップゾーンでは重体になるより前に世界から排出されてしまいます。
借り物の力なので、皆さんを仕留めきるに至らないのです。
ですが、霊力を伴う高火力兵器なんてものを召喚されてしまった日には大変なことになるでしょう。
代わりにうまくリンカーのスキルやアイテムの名前につなげられるとあなたがそのスキルやアイテムを使用できる可能性があります。
ひょっとしたら死んだ人にも会えるかもしれません。
その人の名前を唱えれば、その人はその場に召喚される。ことになるでしょうから。
最後に、ほとんどのルールが曖昧なこの世界ですが。
二つだけ明確なルールがあります。
1 自分の言葉にしりとりを続けることはできない。
2 しりとりで『ん』がついたら退場。
解説
目標 愚神『ワードホリック(仮名)』
● 愚神について
愚神ワードホリックは素のステータスがデクリオ級に達しているかどうか怪しい愚神です、ただし頭脳面では並の愚神を圧倒します。
特にその知識量はすさまじく今回のドロップゾーンのルールを遺憾なく発揮して皆さんを追い詰めるでしょう。
見た目はスーツの紳士で、直接戦闘で倒すことは簡単にできそうですが。
分身。だったり、盾、だったり、身代わり、と言った言葉で皆さんの攻撃を回避し続けるでしょう。
回避できないほどの圧倒的攻撃力を振るうか、もしくは使いにくい言葉尻で追えるのがいいでしょう。
● 第二目標について。
最近変わったドロップゾーンを下級愚神に貸し出す上位の愚神が存在するようです。
その愚神が、既出なのか、まだ見ぬ愚神なのかはわかりませんがこのまま放っておくと更なる被害に発展するでしょう。
その前に正体を突き止めたいところですが。
今回のドロップゾーンの性質を利用しましょう。
ワードホリックのしりとりに対して『真実』『正体』など、それに類する言葉を投げてみてください、面白い真実が知れると思います。
マスターより
皆さんこんにちは、鳴海でございます。
今回のテーマは頭脳労働でございます。
言葉によって戦闘能力が大きく変わる世界では、皆さんのPCのINTが試されます。
言葉遊びの世界どうぞご堪能ください。
リプレイ公開中 納品日時 2017/12/07 16:30
参加者
掲示板
-
言霊の相談卓
最終発言2017/11/28 23:54:19 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/11/27 22:50:47