本部
広告塔の少女~夢と終りのふぁんたじあ~
- 形態
- ショート
- 難易度
- 易しい
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 7人 / 4~10人
- 英雄
- 7人 / 0~10人
- 報酬
- 少なめ
- 相談期間
- 4日
- 締切
- 2017/09/06 19:00
- 完成予定
- 2017/09/15 19:00
掲示板
-
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/09/06 10:43:12
オープニング
● グロリア社主催、疲れを癒そうツアー
この夏皆さんはいかがお過ごしで下でしょうか、お盆はちゃんとお墓参りいきましたか?
夏休みはとれましたか?
だいたいの人がとれたでしょうか、でも取れなかった人もたくさんいるでしょう。
まぁ、例えば遙華とか、そうなんですけどね。
「やっと仕事終わった!」
山積みになっていた仕事に一区切りついたのが何と八月の27日の事。
減っては足され、足されては増えを繰り返していた書類の山がさらっと亡くなったところで遙華は目をグシグシこすって天井に両腕を突きつけた。
「私の夏休みが始まる」
「うちの会社のお盆休みは11から17までよ」
無情にそう告げたロクトはせんべえをかじりながら雑誌なぞ読み漁っていた。
「いつものことすぎてもう何も言う気が起きないけど、一応言っておくわね、知ってる」
「そして次のお仕事ももう決まってるのだけど」
「しってるわよ~」
へなへなとその場に崩れ落ちる遙華。さめざめと涙を流しながら、通り過ぎてしまった夏を思う。
「うう、次は何をやればいいのよ」
「謎解きゲームのテストプレイね」
そうロクトが差し出したパンフレット。それを眺めてすぐさま遙華は顔をあげた。
「ロクト……大好き」
「感動してないで準備に取り掛かって、まずは人数集め。いいわね?」
その言葉を聞くや否やダッシュでその場を後にする遙華。背中を見送ってロクトは一つため息をつく。
「あなた、一人でやっていけるんでしょうね」
●謎解きの島
H.O.P.E.の掲示板に張り出されたお手伝い募集。その中にこんな用紙が張られていた。
急募二泊三日、謎解きの旅。
南の島にて最後のサマーバケーション。
島全体を使った謎解きのたびに皆さんを招待します。
そして下にはマップが張られていた。
それは丸い、今では無人島となってしまった部屋で、家屋など残っていた物を改築、ひとつのアミューズメントパークにしてしまった。
そんな感じの島らしい。
島の中心が小高い山になっていて『火山』と名前が打たれている。
そのふもとには町がありそこが『村』
そして島に一つだけある『港』が一直線に繋がれていて、このエリアが冒険の舞台のようだ。
どうやら剣と魔法のファンタジーらしい。
まる三日を遊びに使うというぜいたく、大人になってしまえばもうできないが。
これは報酬が出るようである。
● 内容は以下の通り。
チェックポイントは『港』『村』『火山』でこの道中VBSの技術を転用したホログラフィックな敵が出てきます。
・エリアについて
このゲームは夜に出歩くことが禁止されています、魔王の時間だからです。なので、参加者は18時を超える前に最寄りの『港』『村』『火山』のどれかの拠点に戻る必要があります。
『港』よくある港、船が停泊していて、船の中で寝泊まりする。村までの道のりは平たんだが魔物がよくでる。
遠足気分で町まで歩きましょう、ただ五キロほどあるのでちょっと覚悟しないといけないかもですが
『村』
NPCが沢山いる村です、宿や酒場があります。ただしそれは中心街のみで、中心街から少し外れた住宅地などは人がおらず廃墟です。
猫が沢山いてひとなつっこいの、と遙華がはしゃいでいたので構ってあげるのもいいかもです。
『火山』
魔王上の近くです、ビジュアル的には普通の山ですが、火山という事にしといてください。
赤い山荘が立っており、そこで休憩します。
そして道中の魔物を倒しつつ火山まで上り魔王討伐を目指す。そんな剣と魔法のファンタジーが今回のゲーム趣旨です。
ただし今回はゲームなので皆さんは共鳴して参加することはできません。
二人から六人までの人数でグループとなって参加していただきます。
ジョブは六種類、リンカーのクラスに対応していて名前が一緒です。スキルも一緒ですが、スキル名を口にするだけで、初期装備の剣や杖、弓、からエフェクトが出て敵を倒してくれます。
実は戦闘は重要な要素ではないのでほとんど負けることはないのですが、普段自分がやれないクラスになりきって遊べるのでそれはそれで楽しいのではないでしょうか。
問題は謎解きです。謎解きは四つありますが。全てを解く必要はありません。
絶対とかなければならないのは四番。ですが。他のものに関してはとかなくても大丈夫です。
1 魔女の宿
町から離れた森の中に、小さな家があります。魔女の宿と呼ばれており、薬草を取ってくることでこの家に泊めてもらえるそうです。
この魔女の宿を拠点として利用できるようになります。
薬草は魔女の家から500メートルほど離れた青い泉のほとりに生えていて、ここからだと星がとても綺麗に見えます。
2妖怪牧場
変な角が装備された犬や猫や羊やヤギがいる牧場です。手作り感あふれるのは準備する時間がなかったためです。
ここでは全六問ある立体パズルに挑戦していただきますが、対象年齢が十二歳なので皆さんは時間がかかっても溶けることでしょう……とけない人もいるかもですが。
パズルを解き切った人は妖怪牧場を拠点として使うことができ、夜ご飯が焼肉にグレードアップします。
牛もいるのでしぼりたての牛乳とかいい感じです。
3 封印の灯台
灯台は港から歩いてテトラポットの群を超えるとひっそりそびえたっています、もう使われることはないようですが、灯りが灯り拠点として使えます、さみしいところですが、逆に秘密基地感があるでしょうか。
ココでは
1→2→3→?→8→13→?→34
この法則で正しき足場を選定し、灯台を登れという問題が出ます。
正解すると、魔王の正体という巻物がもらえ。
ただの遊んでほしい少女であることがわかります、剣で殴る以外にも頭をなでなですることによって倒せるという事がわかります。
4 旅の証を示す志錬、碑文が扉にかかれている、内容はこんな感じ。
―― 旅とは重荷を運ぶこと。重すぎては歩めなくなってしまい、軽すぎれば旅は意味のないものになってしまう。
ココが旅の執着点。重荷を下ろし、まっさらな自分になりなさい、
ココでは五つの宝玉が存在し。それが扉を守っています。その宝玉のうち四つには色が刻まれており、感じで喜怒哀楽と書かれています。
これはこの長旅の思い出を喜怒哀楽のお題で語りなさい、という問題で。
皆さんに旅の中での思い出を語っていただきます。
結果、夏休み楽しく過ごせた皆さんをねたむ、魔王遙華が登場し。
それを切り伏せたり、説き伏せたりするとゲーム終了です。
解説
目標 旅だと思って楽しむ。
今回は、旅の記憶が物語の鍵となっています。
このイベント自体ファミリー向けを想定されているので簡単ではあるとおもうのですが、そこは大人な感じで遙華につきあっていただけると嬉しいです。
三日もあることですし、異世界を冒険していると思って、町中探索しながらのんびりと過ごしてみてはいかがでしょうか。
あ、デートシナリオとしても機能すると思うのでぜひぜひご利用くださいませ。
マスターより
みなさんこんにちわ、北海道のとある島で島をあげた謎解きゲームやってるって聞いてすごくいきたい鳴海です。
でも謎解きゲームのために何日も休みとって一緒にいこうよとは、誰にも言えない、そんなチキンな鳴海なのでした。
なので、友達とか、家族とか、恋人とかで、離島に行ってまったり過ごすのいいよね?
という思いを込めてシナリオ作ったのでぜひご堪能くださいませ、それではよろしくお願いします。
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2017/09/14 17:09
参加者
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最終発言2017/09/06 10:43:12