本部
パワー・パワー・パワー
- 形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 10人 / 4~10人
- 英雄
- 10人 / 0~10人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2017/05/27 07:30
- 完成予定
- 2017/06/05 07:30
掲示板
-
力はパワーだぜ!(相談卓)
最終発言2017/05/26 18:31:30 -
NPC質問卓
最終発言2017/05/24 22:03:09 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/05/25 00:04:52
オープニング
●殺戮の一夜
南アメリカ、某所。突如吹き荒れた霊力の嵐は幸い人気のないジャングルを強打しただけに被害をとどめる。
午前三時過ぎの不条理に。
顔を上げたのは森の動物たちだった。危険を察知し逃走を図るため、群成す獣は固まって移動を開始して、ハンターたちは緑に身をひそめた。しかし。
その鎖が、バイソンの体を捉える。
夜を引き裂くようなンモオオオオオオという悲鳴が空にこだまし。
そして、新緑の大地に一点。赤い塗装が成されてしまう。
「ンダ? この、けむくじゃら。れいりょくなんて、カスほどにもないぞぉ」
「夜に元気だねぇ。アゴー。その毛むくじゃらはバッファローだよ。この世界にもいるんだね」
アメリカでは普通「バッファロー」と呼ばれる、その毛むくじゃらの動物は。悲しいことにもう息をしていない。
アゴーと呼ばれた愚神は軽々と体長380cmの体を持ち上げると、その手に巻きついた
鎖でさらにギリギリと締め上げたこれでは鉄のすりおろし器だ。
あたり一面に肉片が転がる。
だが仲間のバッファローたちはそれを見送ることしかできない、死んだ個体の仇を取るより、逃げ延びて種を存続させる方が大切だ。バッファローたちは地響きを上げながら草原の上を逃げていく。
そんな獣たちを見送って二人の愚神は森の奥深くへと入っていく。
むせ返る熱気、漂う鮮血の香り、それを肺にたっぷり吸いこんで。
修道女の姿をした愚神『救済者テナー』は鋭い笑みを浮かべた。
「たくよ、人間を殺せるっていうからここまで来たんだぜ、あたしはよぉ。なのになんだ? ここには毛むくじゃらの獣風情しかいねぇのかよ、はり合いねぇな」
そうテナーが召喚した銀色の刃。それが木々の枝を切り飛ばし、ナマケモノを切り飛ばす。鳥たちが空へと逃げた。
「どうすんだよ」
「ヒト。ちかい」
「歩いてどれくらいだよ」
「わからん。トオイ」
「わたしたちには便利な力はねぇからな、歩いていくしかねぇか。相棒」
「ヌ、しょうち」
● 森を赤く染めて進軍中
南アメリカ某所の森の中にて前触れもなく愚神が出現した。
プリセンサーが予測するには、このまま彼らは南下し続けいきあたった町を滅ぼすだろうとのことだった。
その陰惨な性格と残虐非道な手口を指令官アンドレイはこう称する。
「あいつらは、くそ野郎だ!」
アンドレイは机を叩く。湯呑が躍って落ちた。割れて中身が飛び散って、そしてそのお茶はもう。盆には返らぬ。
「奴らの殺戮対象は、人間だけじゃない! 森のくまさんや鹿さんたちもだ!」
アンドレイは語る。絶滅危惧種ですら問答無用で殺して進軍する奴らはド畜生だと。
「くそ! 俺に戦う力があれば!」
ひとしきり叫んだあとアンドレイは暗い面持ちで告げた。
「奴らを野放しにはできん、奴らは殺戮を好むもの。放っておけばレッドデータブックに名前を刻まれるのは我々だ、奴らを早急に排除してほしい」
そこでアンドレイは自分なりの分析を君たちに伝えてくれる。
先ず、彼等はリンカーという存在を知らないか、自分たちを倒しうる存在がいないと思っているのではないかということ。
町まで直進しているのがその証拠だという。
さらに、戦場が選べる可能性。
町までの距離は約50キロ。絶対防衛ラインを町から20キロの地点に創るとして。
森の長さがリンカー到着時に5キロ分の長さがあるかどうか。
その先にはサバンナが広がっており。15キロ程度。そこから町までは草原が広がっているらしい。
森の中で乱戦を狙うか。見晴らしのいい場所で準備をして敵を攻撃するか。
作戦のたてようはいくらでもある。
そして。最後に。
「今回はデクリオ級二体が相手だ。決して侮れる戦いではない。だがあの単細胞たちの
裏をかけば我々が勝てないことはないはずだ」
そしてさらに細かい作戦会議にこれから移る。
● 愚神たちについて
今回戦う愚神はデクリオ級愚神『殺戮者アゴー』そして愚神『救済者テナー』です。個性については後述します。
彼らは全くリンカーたちを警戒していません。
稼働当初は八人でないと戦えなかったデクリオ級、それが二体、
つまり五人で狩るひつようがありますが編成によっては偏らせる必要も出てくるでしょう。
四人。最悪の場合三人でデクリオ級が倒せるのか。
倒せたとしたならそれはリンカーの成長を示す強い証になるのではないでしょうか。
愚神『殺戮者アゴー』
腕に鎖を巻きつけた愚神アゴーです。
見た目は三メートルを超す巨体なのにもかかわらず足や胴体は補足、腕だけが発達し、柱のように長く太く大きいです。
さらに腕に鎖を巻きつけていまして、鎖はある程度操れるようです。
接近する敵を巻き取って回避力を下げたり、自分へ引きつけたり、そのまま
締め上げたり、結構器用です。
動きは遅いのですが攻撃範囲が広い上に、地面を揺らしてくるので体制を崩されやすいです。
遠距離攻撃に対しては対抗手段を持ちませんが。そこら辺にあるものを投げてきます。霊力を帯びてないのでダメージにはなりませんが、視界が遮られます。
愚神『救済者テナー』
見た目はシスター。しかしその首からぶら下げる無数の十字架は全て武器。
小さなアクセサリーですが彼女が霊力を込めると160センチほどの大きさまで伸びます。
その十字架にて、罪人をお救いするのが彼女の役目。
十字架は側面が鋭く。その中央にあいた穴に手をかけてテナーは振るっているようです。投げて使うこともできます。
またテナーはちょっとばかり知恵が回ります。
魔法攻撃を跳ね返すバリアーを常に張っていますが
物理攻撃で破れればそのラウンド間は魔法ダメージが通るようになります、彼女は
テナーは機動力に優れ、回避力、移動力共にデクリオ級ではトップクラスです。
解説
目標 愚神二体の討伐。
●まとめ
町までの距離は約50キロ。
絶対防衛ラインを町から20キロの地点に創るとする。
森の長さがリンカー到着時に5キロ分の長さがあるかどうか。
サバンナは15キロ程度。
そこから町まで30キロ草原が広がっているらしい。
どこで迎撃するかは自由。
リンカーを発見した場合二手に別れようとするようです。
片方は町へ、片方はリンカーを攻撃する足止め。
どちらがリンカーでどちらが街なのかは気分のようです。
今回のOPの情報は全てアンドレイから与えられたPC情報です。
マスターより
そんなわけで。あまり何も考えなくても戦えるシナリオを考えてみました。
ぜにこれを機会に、PCのカッコいい戦闘描写や、必殺技描写など考えてみてください。
一度確立させた戦闘描写はいろんな依頼で使えますし、困ったときに白紙を埋める
たすけになりますよ。
そんなわけでよろしくお願いします
あとすみません、翼依頼は次リリースします、すみません、すぐにリリースします。
リプレイ公開中 納品日時 2017/05/31 17:23
参加者
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力はパワーだぜ!(相談卓)
最終発言2017/05/26 18:31:30 -
NPC質問卓
最終発言2017/05/24 22:03:09 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/05/25 00:04:52