本部
進撃! となりの伊勢海老
- 形態
- ショート
- 難易度
- 易しい
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 6人 / 4~6人
- 英雄
- 6人 / 0~6人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2017/04/24 19:00
- 完成予定
- 2017/05/03 19:00
掲示板
-
相談卓だよ
最終発言2017/04/23 09:20:24 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/04/23 02:05:51
オープニング
「緊急事態です!」
警報音が鳴り響いてもおかしくないようなテンションで、HOPEスタッフが叫んだ。
「たった今、従魔を一体討伐完了したという報告が入ったのですが、それが近隣の一般人に漏れてしまいました」
ざわ、とどよめく本部。今討伐の任務がある従魔と言ったら、彼らが思い出すのはちょうど一体だけだったのだ。
まずい。非常にまずい。現場が開放された場所――というか海水浴場にもなっている観光地の海岸だったのも、一般人に目撃されてしまう原因だったろう。当然近づけないように当局が警備していただろうが、障害物のない高いところから写真や映像がSNSで拡散されるなどすればもう世界中に筒抜けだ。
しかし、過ぎてしまったことはもうしかたがない。問題は、今起きていることだ。
「討伐に向かったエージェント達は、戦闘の疲れでもう動くことができません。今から誰かに急行してもらうしかありませんが……」
ある意味、戦闘より厄介かもしれない。居合わせたエージェント達は互いに顔を見合わせる。
今回の討伐対象になった従魔は、伊勢海老だったのだ。
海老の中の海老、海老の王。キング・オブ・エビ。従魔伊勢海老の大きさはだいたい二メートルほどだったというから、遠くからでもよく見えたことだろう。
そんな伊勢海老がめでたく討伐された。そしてここ数年で一般人にも認知されてしまった事実。
――倒した従魔は美味しくいただける。
人々は歓喜したに違いない。倒したばかりの新鮮な巨大伊勢海老を食べられる、と。つまり、現場付近に集結した野次馬達の目的は、伊勢海老食い倒れ。
一度走り出した食欲は止まらない。なぜならそれは、人間の生存本能だからだ。伊勢海老仕様になった人々の胃袋を満たさなければ、大なり小なりの騒ぎは覚悟しなければならない。
「既にお気づきだと思いますが、この任務に当たるエージェントの方々には、伊勢海老の調理をしていただかなければなりません。それも、殺到する人々を満足させるだけの料理を」
新鮮な食材、特に魚介類を最も美味しく食べるには刺身が一番なのだろうが、刺身ばかりでは人々は納得しないだろう。焼く、煮る、ゆでる、炒める……考え得るすべての調理法を駆使するレベルが求められるに違いない。
あるいは、その先にある究極の味、至高の味すらも。
「というわけで、ある意味熾烈を極める任務です。伊勢海老従魔をおいしく調理し、居合わせる人々に穏便にお帰りいただくように頑張ってください」
解説
●目的
倒したばかりの伊勢海老従魔を調理して、野次馬の一般人に振る舞います。できうる限り、思いつく限りの調理法、究極にして至高の伊勢海老料理を完成させてください。
●伊勢海老従魔
キング・オブ・エビ伊勢海老が従魔化したもの。もうすでに倒されているので、動く心配はありません。ただの巨大な新鮮とれたて伊勢海老です。体長は二メートル、重さは計測不能ですが通常サイズ(2、30センチくらい)なら身が詰まって美味しそうだなと思えるくらいです。
マスターより
食べ応えがあって美味しいですが、あまり高級なのは食べたことがありません。食材の良さをフルに生かしてください。
リプレイ公開中 納品日時 2017/04/30 22:56
参加者
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相談卓だよ
最終発言2017/04/23 09:20:24 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/04/23 02:05:51