本部
苦情来てますよ
- 形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 6人 / 4~6人
- 英雄
- 6人 / 0~6人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2017/02/20 22:00
- 完成予定
- 2017/03/01 22:00
掲示板
-
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/02/18 19:16:13 -
やつらを止めろ
最終発言2017/02/20 07:37:30
オープニング
●これでも休暇中
海上。
「武器はオートマチックか。なら、ハンデをやろう」
ビキニアーマー、ALB「セイレーン」、黒漆太刀 をのぞく全てのアイテムが取り外される。
「随分、気前がいいな」
ジェンナ・ユキ・タカネはリボルバーを構えながら淡々と言った。リンクしているせいで言葉遣いがいつもと違う。
「気前がいい? みくびっているの間違いだろう」
「挑発か?」
「事実だ。来い」
ユキは地を蹴った。間合いに入り、オートマチックを撃つ。黒漆太刀でそれを弾くと海へと飛び退く。ユキはそれを追って間合いに入った。すぐに黒漆太刀の一撃がユキを襲う。ユキは寸ででそれをかわすと一発撃った。だが、それはあっさりと避けられる。わずかに体勢を崩した途端、とんでもないスピードで斬りつけられる。慌てて身を引いたが、剣先はローブに引っかかり、引き裂いた。それにより剣のスピードが落ちる。チャンスとばかりに オートマチックを撃つが。
「!」
弾を弾かれたばかりかオートマチックまで宙を飛ぶ。ユキは後ろへ高くジャンプするとオートマチックをキャッチ。そのまま引き金を引いた。だが、それも避けられ、信じられないようなスピードで追いつかれる。刀が振りかぶられた。
「狙いが正確なのが仇になっているぞ」
「だろうな」
からくもそれを避け、オートマチックから手を離す。そして―
「!」
猫騙しで一瞬だけ動きを止める。一瞬遅れて来た剣撃をかわし、その剣を踏みつけ固定。その時既に銃を構えている。だが、後退したのはユキ。踏みつけられた剣を軸にした凄まじい蹴りがユキの腕を直撃した。
「まだ勝負はこれから、だろう?」
相手はにやりと笑った。ユキは改めて悟る。
本気で やらなきゃ殺される。
●帰ったら始末書かな
時遡って戦闘前。
「1つ聞いていい?」
青い空。白い雲。輝く太陽。そしてきらめく海。これぞ地上の楽園たる景色の中、クリーム色のビキニを着たレター・インレットがパートナーのユキに問う。
「なんでリンクした袖乃とほさぬがいるの」
レターの目の前には狼の耳と尻尾を生やした妙齢の女性がビキニアーマーを着て立っている。
「サプライズ。嫌だった?」
「ううん。実は友達呼んでましたーってサプライズ、嫌いじゃないわ。大歓迎よ。でも、どうしてリンクして武装までしてるのかは気になるの」
「特訓しようと思って」
「何の?」
「水上戦」
「はい!?」
「言っておかなかったのか」
妙齢の女性―朽名袖乃が呆れ顔 で言う。
「駄々こねると思って」
「正当な抗議でしょーが!」
レターが叫ぶ。
「何が悲しくて休暇中に白刃振り回さなきゃならないのよ」
「前に水上戦でてこずったから」
「何ヶ月前の話よ。この負けず嫌い」
レターは脱力した。シュミレーションだってあるのに実戦でやろうとするのがユキらしい。
「やるのか。やらないのか」
袖乃が急かす。レターは溜息をつくと顔を上げた。その時は既に不敵な笑みを浮かべている。
「やりますよ。じゃなきゃ、遊べそうもないしね!」
そして最初に戻る。
1時間後、騒音と高波でHOPEに通報されることを4人は知る由もない。
解説
●目的
・リンカー同士の戦い(特訓)を止める。
*近隣の迷惑に なっているため(現地の長老に話を通したのだが、長老が住民に伝達を忘れた)
●場所
・アフリカ連邦領の島。平均気温27℃。海が綺麗で浅瀬でも魚が取れる(場所によってはつかみ取りも可能)環境保全のため、車より馬車や牛車が使われている。
戦いは海上。
●登場人物
ジェンナ・ユキ・タカネ
・休暇中のロンドン警視庁刑事。リンカー。水上戦の特訓の為、朽名に稽古をつけてもらう。武器はリボルバーとオートマチック、竜の小太刀。ぼろぼろのローブにゴーグル姿でぱっと見誰かはわからない。
かなり本気で戦っている為、周りを見る余裕はない。片腕は打ち身、全身に軽い切り傷。
レター・インレット
・休暇中のロンドン警視庁刑事。英雄でパートナーはユキ。何も知らされずに現地入り。早く終わらせて遊びたい為、ユキに協力的。
朽名 袖乃(くちな そでの)
・95歳、女性。リンカーで剣士。ユキとレターの友人。水上戦の特訓に付き合うため、現地入り。ユキたちと違い余裕があるものの、止まる気はない。武器は黒漆太刀。リンクするとビキニアーマーを着た狼の耳と尻尾が生えた妙齢の女性の姿になる。現在無傷。
ほさぬ
・朽名の英雄。浴衣を着た250cmの大柄な人狼少女。どことなく愛嬌のある顔立ちで喜怒哀楽がはっきりしている。よく食べ、よく遊ぶ子。魚捕りが上手。ユキとレターの友人。
●戦いの後(どちらかと言えばこっちがメイン)
・ユキたちが海近くのコテージで料理を振舞う予定。その間、自由行動可(海遊びや散策など。小一時間ぐらい馬車に揺られれば市場にも行ける。海の幸、山の幸、南洋フルーツ盛りだくさん。お洒落な服や小物、お菓子も売っている)
お詫びも兼ねて現地の人たちも呼ぶ。
マスターより
こんにちは。落合陽子です。
寒い日が続いております。もう嫌こんな現実。というわけで今回の舞台は平均気温27℃の島。
さて、今回は2人のリンカーの斬った張ったを止めて遊んでご飯作ってもらうお話(あれ、違う?)特訓とは言えほとんど実戦。考えなしに割って入ったりするのは危険です。最後は現地の人たちも交えて歌う踊るは当たり前のどんちゃん騒ぎですので怪我のないようお願いします。ちなみに朽名袖乃は”秘剣の森を下れhttp://www.wtrpg0.com/scenario/replay/2189”に出てきましたが、例によって本編にはあまり関係ないです。
さあ、仕事を終わらせて海とご飯を満喫しましょう!
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2017/02/26 19:53
参加者
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依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/02/18 19:16:13 -
やつらを止めろ
最終発言2017/02/20 07:37:30