本部
- 形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 10人 / 4~10人
- 英雄
- 7人 / 0~10人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2016/12/20 07:30
- 完成予定
- 2016/12/29 07:30
掲示板
-
相談卓
最終発言2016/12/18 18:19:55 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/12/18 18:17:37
オープニング
●クリスマス・リンクス
人々がそわそわし始める季節――クリスマス。
街頭にはクリスマス・イルミネーションが輝き、商店のショウウィンドウには赤と緑と白の三色が飾られる。恋人や家庭人たちはその日を待ち望み、一部の者たちは自嘲的に当日の予定を語る。
世界蝕以降、創造の二十年を経てなお変わらないもの。
愚神が出現しても、大きな事件が起こっても。
商業主義的だとか本来の意味が失われているとか、そんな批判も何のその。多くの人々が、以前と変わらずイベントを楽しんでいる。変わったことと言えば、「どこかの異世界にはサンタのような英雄がいる。だからサンタは実在する」とまことしやかに語られるようになったことくらい。
これはそんなクリスマスの一角で起こった事件――。
● 今宵は聖夜
そして駅前、ツリーの下で多数男女が相手を待つ中とある男性が、その群の中を闊歩し、苦も無く最愛の人を見つけて見せた。
「遅れてごめん、ハニー」
「ううん、待ってないわ。ダーリン」
クリスマスにかこつけて甘々な雰囲気を醸し出す二人は寄り添い歩き、今日のデートコース、つまりは男が敷いたレールの上に足を踏み入れようとする。
その時である。
「はいよー、通るよー」
「メリークリスマス!」
「あれ、ホープマンじゃない?」
目の前をトナカイに雪ぞりを引かせた怪しい男が通りがかる。
「あれ絶対ホープマンだよ」
その男たちはまるで一昔のヒーロのような恰好をしていて、ダーリンと呼ばれた男にプレゼントを投げ渡した。そして去っていった。
「なんだったのダーリン」
「わからないよ、ハニー、あけてみようか」
そう男がリボンを解いて包装紙をはがし、箱の蓋を取って見せると。
なんとびっくり、箱の中身はピンク色の液体でいっぱいだった、そしてそこに圧縮されていた謎の液体が、勢いよく噴出したではないか。
「きゃあああああ」
「うわあああ。なんだこれ!」
その液体は二メートル近く飛び上がり、周囲の人間へと降り注ぐ、そして。
その液体衣服に付着するとそれを溶かし始めた。
「うわああああ、何だこれ!!」
プレゼントを受け取った男だけではない。周囲の女性、サラリーマン。犬が身に纏う服まで、溶けていく。
「なにこれ! 最低!」
怒ったハニー、パンツ一丁になってしまったダーリン、二人は泣き叫ぶ。。
「うわああああ、なんだこれ!!!」
デート失敗を確信し、ダーリンは意気消沈、肩を落とす。
もはや同じセリフしか言えず項垂れるしかなった。
だが、そんな彼の胸の内にも一つの大きな感情が渦巻いている、それは尽きせぬ憎悪の炎。
そうホープマン許すまじ。
こんな風にホープマンの名前を貶めるような事件が、この町で多数引き起こされていた。
● グロリア社新規アイテム(いわくつき)
その後の調査でばら撒かれた液体はアルター社の開発した『ピンク液』であることが判明した。
「これ、バラエティー番組用で一般流通はしないはずなんだけど」
そう、相談を求められた遙華はモニター越しにリンカーに告げる。
「そろそろ業務に戻るわね」
そう、そそくさと書類をまとめる遙華に一つだけ質問をぶつけてみた。本当にホープマンがこの事件の黒幕なのかと。
「あら、てれさぱ……。ホープマンがそんなことするわけないじゃない」
遙華は言い切る。
「ぱちもんよ、ぱちもん」
そして一瞬悩むとにやりと笑って君たちに告げた。
「癪ね……それに、そうだ。とってもいいことを思いついたわ。試作品の大盤振る舞いといきましょう。正直品質の保証はできない品ばかりだけど、きっと使ってて楽しいはずよ。ヒーローショーの気分でね」
そして現場に送りつけられる大量のアイテム(ガラクタ)ただ、中には使えそうなものもあったので紹介しておこう。
・チェンジベルト
自身の外見を手軽に変更できるベルト。ルネの水晶技術が応用してあり、全身に水晶を纏ってそれを変質させるためかなり完成度が高く、いろんな人物に化けられる。
今回はこれでホープマンになると、囮として機能しそうだが、どうだろうか。
・裁きの宝玉*
杖装備時に選択可能。人の悪意によって攻撃力を増す魔術を放てるようになる。
また、人の悪意に敏感になるので、偽ホープマンの場所を漠然と感知できるようになると思われる。
装備すると性格が尊大になる。まるで自分がこの世界の王であるかのように振る舞うようになる。
・魔導トナカイ*
トナカイの背中に乗って町を駆けることができます、移動力30が約束されますが。制御AIにアルスマギカを詰んでいるので、前頭葉の働きが鈍り、理性が利かなくなります。つまり、クリスマスに対するあれこれ、や日頃のストレス。普段からやりたかったことを積極的にやるようになる。
・ ディメンションクラウン
霊力科学の理論を加え、新たに提唱された霊子力学論。その応用によって、ついに量子転送が可能になったかもしれない、アイテム。
原理は詳しく明かせないが、ちょっとした距離をテレポートする。
これを装備したものは、2SQ分の移動を1SQであるものとして計算できる。
ただし、この効果を使用するたびに服が一枚、その場に置き去りにされる。
なぜか強く祈ると置き去りにしたい服が選べる。靴下一枚とか、パンツだけとか可能。
注釈
*がついているアイテムは強靭な精神があればこれを押さえつけることができます。
●戦域について
今回は街中でヴィラン五人を迎撃していただきます。
時刻は夕暮れ時、夜のクリスマスパーティーのころには事件を解決したいので、二時間程度でやっちゃってください。
早く倒せれば倒せるほど、ボーナスがあります。遅くなってもペナルティはありません。
ちなみに24日は土曜日です。
一マス500M四方程度です。
□文□□□□
□□□□◆□
高□■■□□
□□□□□□
□□□▼▼□
□□□□□□
文…… 学校、この文字は小学校をさす。この時間帯子供たちが体育館に集まってレクリエーションをしているらしい。
高…… 閑散としている、この日は休み
■…… 駅。さらに周辺にはデパート、家電量販店、本屋、レストランと、人が生活するのに必要なものがだいたい残っている
▼…… 住宅地
◆…… 飲み屋街、治安が悪い。
《ピンク液》
これはAGWを溶かす能力はないが、付着するとなぜか透けさせるので注意が必要。洗うと元に戻るが、戦域からいったん離脱しないと、洗うということは難しいだろう。
解説
目標 偽ホープマン退治。
偽ホープマンは町で五人確認されており、全員が霊力を操っていることからヴィランと認定。
そして、直近で刑務所から釈放されたヴィランがちょうど五人いたのでこの者の仕業であることが有力。
彼らは皆ホープマンに逮捕されているので、逆恨みかと。
もし、そのほかの理由を疑う場合は直接聞いてみるしかない。
《武装について》
彼らに潤沢な武装はない。一振りのナイフとリボルヴァー。そして移動力が上がるブーツだけ。
装備は貧弱だが、三人がシャドウルーカーのため、逃げ足は速いと思われる。
残る二人はドレッドノートである。
ステータスはそんなに高くないが、潜伏している彼らを探し出すという今の状況は我々にとって不利、奇襲の警戒なども怠らないように
《余罪について》
彼等五人はそれぞれ行動パターンがあるようだ。
そして首に巻いているスカーフで大体識別可能。
赤 食い逃げや自販機荒らしをしているところが防犯カメラに映っている。気性が荒く、ホープマン失墜に積極的なので「ホープマンに何か文句でもあるんですかぁ」と周りを挑発する
蒼 他のメンバーのサポートがメイン、一番情報が少ないが一度だけ他のホープマンと一緒にいるところをカメラでとらえられている。
駅前のカメラだった。
一番ホープマン失墜に積極的
緑 クリスマスにイライラを募らせる。ピンク液をばらまく張本人。スカーフの色に合わせた女性物の下着をかぶっている。
紫 緑と一緒に行動、乗り物の操縦に長けている。割と消極的
黒 全員をたきつけたリーダー的な存在。女児誘拐で捕まっている。ホープマンに対してかなりの恨みを抱いている。
《作戦》
おびき出すか、彼等がいそうな場所に行って探す。
この二つが有力。
行きそうな場所がある程度予測できれば、目立つのですぐ見つかるでしょう。
詳しい方法は皆さんにまかせますし、他にいい方法があるならそれで構いません。
マスターより
こんにちは、鳴海です。
みなさんいかがお過ごしでしょうか、鳴海は今年のクリスマスは友人の引越しを手伝って過ごす予定です。
どういうことでしょうか、クリスマスに引越し。
他の日じゃ駄目だったんでしょうか。
どういうことでしょうか、困惑している中引越しそばを食べる。
早めの年越しそばな気もしている
そんなクリスマスらしくないクリスマスを送る予定ですが、みなさんは楽しんでください。
リプレイ公開中 納品日時 2016/12/28 17:50
参加者
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相談卓
最終発言2016/12/18 18:19:55 -
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最終発言2016/12/18 18:17:37