本部
求む! 冒険者達!
- 形態
- ショート
- 難易度
- 易しい
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 6人 / 4~6人
- 英雄
- 5人 / 0~6人
- 報酬
- 寸志
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2016/12/13 09:00
- 完成予定
- 2016/12/22 09:00
掲示板
-
集え!冒険者達!(相談卓)
最終発言2016/12/12 22:59:41 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/12/11 21:59:48
オープニング
●冒険者達!
宝の地図。
それ自体が都市伝説のようなその地図がH.O.P.E.へと持ち込まれた。
本来ならば宝探しなどH.O.P.E.の仕事ではない。
いくらそれが最近従魔の活動が活発な南太平洋エリアに近い無人島だからと言ってH.O.P.E.の仕事は本来ならば引き留めることで護衛を出す事ではない。
だが、宝の地図はロマンである。
そしてロマンは時に人を狂わせる。
そうして、H.O.P.E.の依頼掲示板に宝探しの依頼が張り出されることになった。
『求む! 冒険者達!』
●宝の地図
「これが、その宝の地図……のカラーコピーだ」
そう言って依頼主である青年、オ・バカが参加したエージェント達に地図のコピーを配る。
オが持つ本物の地図はとても古く、年代だけで言えば間違いなく本物であるという。
~~~~~~~地図~~~~~~~~~~
| ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄|
入口 1 | | A |
|___| |___|
||
| ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄|
| 5 | | 2 |
|___| |___|
||
| ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄|
| 3 |=| 4 |=| 6 |
|___| |___| |___|
| ̄ ̄ ̄|
| B |
|___|
(=は通路||は階段)
部屋1を一層として部屋2の二層、部屋3の三層と地下に伸びている。
~~~~~~~地図~~~~~~~~~~
地図は非常に簡素で各部屋に数個シンボルが記されているだけだった。
部屋1には四角いマス目と何かを吹き出す竜のマーク。
部屋2には丸太と振り子のマーク
部屋3には三角の上に乗った棒のマーク
部屋4には丸と下り坂のマーク
部屋5には蓋の開いた宝箱と波のマーク
部屋6には蓋の開いた宝箱
部屋Aには鍵のマーク
部屋Bには赤いぺケ印
●ダンジョンアタック
人の手の入っていない茂みをかき分けて島を登りダンジョンのある洞窟にたどり着く。
入り口は自然の洞窟のようだったが少し進むと明らかに人の手によるものである古い石の扉が現れる。
「いざ、迷宮に立ち向かわん!」
そう叫んで一生懸命に扉を押し開けようと全力で力をかけるオを押しのけてエージェント達は扉を横にスライドさせて開く。
真っ暗な最初の部屋を懐中電灯の明りが照らす。
外は普通の岩だったにもかかわらず、中は綺麗に加工された石壁だった。
閉じられていたせいかそれ程風化は進んでおらず比較的綺麗な状態で中は保たれている。
部屋の床は5x5のマス目に区切られていて、そこには四種類の紋様が刻まれている。
紋様は「大剣」「錫杖」「聖杯」「硬貨」。
そして同じ模様が東西南北の壁にも記されている。
南側、入ってきた壁には「大剣」の模様。
東側の壁には「錫杖」
西側の壁には「硬貨」
そして北側には奥に続く扉と壁に「聖杯」の模様。
さらに扉には文字が刻まれている。
「奥へ行かんとする者よ、南よりは入り、東より周れ」
その言葉をオが読み上げていく。
「だが、進むことのみが真実への道とは限らぬ。戻る事により鍵へと至ることもある。だが、一度決めた道は帰れぬ心せよ」
オが読み上げたその文字以外に何か目立つ物は見えない。
唯一気になるのは西側中央の大剣にだけ小さな鍵のマークが描かれている事だろうか。
だが、不気味なのは地図に描かれた竜の頭がどこにもない事である。
警戒するエージェント達を気にすることなくオが部屋の出口へ向かい真っ直ぐに進む。
最初の大剣のマスから硬貨のマスへそして中央の聖杯を越えて硬貨のマスに移ったところで天井から竜の頭が現れた。
そして竜の口から水流が勢いよくオへ向けて噴射される。
水流に押し戻されてオが入口まで戻って来る。
「海水のようですね」
別段、怪我もなくびしょびしょで入口に転がったオがしょっぱそうに顔をしかめてそう言った。
「これは謎を解かなければ奥へと進めないようです」
壊れた懐中電灯を持ち替えながらオは真剣な表情でそう言った。
~~~~~~床の模様~~~~~~
A B C D E
――――――出口――――――
1|聖杯|硬貨|大剣|硬貨|錫杖|
――――――――――――――
2|錫杖|聖杯|硬貨|大剣|聖杯|
――――――――――――――
3|大剣|錫杖|聖杯|錫杖|大剣|
――――――――――――――
4|聖杯|聖杯|硬貨|聖杯|硬貨|
――――――――――――――
5|硬貨|錫杖|大剣|錫杖|大剣|
――――――入口――――――
A-3の大剣だけ剣身に鍵のマークが加えられている。
~~~~~~~~~~~~~~~~
解説
●目標
・ダンジョンを探索する。
●各部屋の仕掛け(PL情報)
・部屋2:幅30cm長さ12mの入り口から出口への一本橋です。
部屋は12m×12mですが橋以外の部分に床は見えず、底の見えない深い穴です。
一本橋には丸太型の錘の付いた振り子が四つ、橋を横切るように行き来しています。
振り子の間隔は入り口から2m・2m・4m・2m・2mで出口となります。
入り口は南、出口は北ですが、部屋の西側の壁中央に扉が見えます。
・部屋3:15m×15mの部屋で北西と南東の角を結ぶ対角線を軸に床がシーソーのように動きます。
バランスをとらないと床が傾いて滑り落ちます。床にはつまずきそうな凹みが並んでいます。
床の下は部屋2と同様に底が見えないほど深い穴です。
入り口は南、出口は北です。
・部屋4:幅3m長さ50mの下り坂です。入ると丸い大岩が転がって追いかけてきます。
西側の壁に岩を避けられる窪みが五メートル間隔に九個開いていますが、ちょうど真ん中の窪みだけ深くなっています。
東側の壁には窪みはついていません。
・部屋5:部屋の一番奥に宝箱が有ります。
・部屋6:部屋の一番奥に宝箱が有ります。
PL情報:落下先は海と繋がった地底湖です。
泳いで外に出れば島にすぐ戻れますが落ちた穴は塞がれるのでそこからは戻れません。
落下によるダメージは考えなくて構いません。
●依頼人の青年
・名前:オ・バカ
・名前通り何も考えていません。放っておけばすぐに仕掛けにハマります。
・能力者ではなく一般人です。
●照明
・ダンジョン内部は暗いので照明が必須です。
照明はオ・バカが一人一本ずつは準備していますが、仕掛けにハマるたびに一個壊れます。
オ・バカと能力者、英雄の全員に一本ずつです。
入り口で壊した一本はこの数に含まれません。
マスターより
宝探しはロマンです!
ダンジョンの構造や老朽化はロマンの為に目を瞑っていただければ幸いです。
完全踏破を目指してもいいですし、薄暗い場所で雰囲気を作ってもいいです。
日ごろ戦闘ばかりのPC達に息抜きでもさせてあげてください。
とはいえ、宝に行きつければ多少の追加報酬を準備しています。
今回はプレイングの文字数を使うと思います。
担当分担をされた方が良いかもしれません。
あと、オ・バカを置いて行くのは不可能です。
彼は全く役に立たない男ですが見捨てないでください。
では、皆様。
ダンジョンをお楽しみください!
リプレイ公開中 納品日時 2016/12/20 09:30
参加者
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集え!冒険者達!(相談卓)
最終発言2016/12/12 22:59:41 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/12/11 21:59:48