本部
- 形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 8人 / 4~8人
- 英雄
- 8人 / 0~8人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2016/09/29 07:30
- 完成予定
- 2016/10/08 07:30
掲示板
-
質問卓
最終発言2016/09/25 23:43:42 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/09/27 23:32:18 -
【相談卓】花園からの脱出
最終発言2016/09/28 21:42:15
オープニング
●ミッションタイプ:【エリア探索】
このシナリオはクリアと成功度に応じて様々なボーナスが発生します。
詳細は特設ページから「ミッションについて」をご確認ください。
●見てはイけない者
「うわぁ、なんだかすごいね。本当にゲームの中みたい」
タオ・レーレ(az0020)があたりを見回し咲き乱れる綺麗な花々に瞳を輝かせながら歩いている。
そのやや後ろでゼファー・ローデン(az0020hero001)が肩を竦めた。
「ふっ、こんなふぁんしーな世界ではこの俺の真の実力を発揮する必要などなさそうだな」
「ゼファー君が怖いの全部イヤだっていったくせに何言ってるの、もう!」
余裕しゃくしゃく顎に手を当て本人がカッコいい、と思っているポーズを決めているゼファーを糸目で振り返りながらタオが不満げに突っ込みを入れた。
「これから起きる大きな波に俺の力を蓄えておく必要が――」
「あ! いっけない! 見失っちゃう!」
更にどうでもいいことを続けるゼファーの言葉の途中で慌ててタオは前へ向き直り足を速めた。
彼女達は今、テーブルトークRPGのルールブックを媒体にし形成されたドロップゾーン内にいる。元のシナリオはほのぼの系、探索シナリオのようだ。
迷路のような花園を4枚の蝶のような羽根を生やした小さい妖精が道案内してくれる。
妖精について回り、お茶をしたり喧嘩を仲裁したりというミッションをクリアして花園を抜ければクリア。それがこのシナリオのルールだった。特に危険はなさそうだ。
「そんなに急がないでも大丈夫だろ、タオ」
悠長にゼファーがタオの後を追いかけよう、とした時――ざわり。
草花が騒めいた気がした。
空気が一瞬で何か別のものに変わってしまったような感覚。
咄嗟に振り返ったゼファーは見てしまった。
たった一つだけの目を。
●狂気に染まりし発狂者
「……タオ」
「あ、ゼファー君! はぐれちゃったら危ないよ、早くこっちに……あれ?」
後方から呼ばれタオが振り返り手を振りながらゼファーを急かそうとするが彼の手に握られたナイフに気が付く。
どうしたの? そう問いかけようとしたタオの真横の空気が裂かれた。
頬に赤い一筋がじわっと浮かび上がる。
「さあ、タオ。俺と一緒にその美しい鮮血をもっと、咲かせようじゃないか」
タオの頬に流れる血を親指で掬い上げながら恍惚とした笑みを浮かべるゼファー。その瞳はいつもとは違う何かを湛え、威圧さえ感じさせる。
そして、タオが何かを理解する前に二人の体は溶け合った。残ったのはゼファーの姿のみ。
――共鳴。
普段とは異なる姿。
「……始めよう。この世界全てを赤く染め上げてやる」
口端を釣り上げ一人つぶやくゼファー。
明るさを保っていた世界は夕暮れ時のように空が赤み、何かの変調を知らしめていた。
解説
●目標
メイン:妖精の導きに従い迷路のような花園を抜けること。
●ゾーンについて
迷路のような花園を妖精が道案内をしてくれ、その導きに従っていくと脱出することができます。
ただし、敵の力によってルールが増えているようです。
●敵について
【デュース】
ヘドロのような得体の知れないクリーチャー。怪しく光る眼光が1つあります。
目撃すると目が一つ、という情報以外忘れてしまうため、はっきりとした姿は誰にも目視できません。
デュースを目にすると特殊な発狂状態となります。
花園を徘徊しているようです。
【発狂状態】
・発狂する条件
デュースを目視すること
・発狂中
発狂中の記憶はなくなります。発狂中の行動はPCによって違います。
※発狂中の行動はプレイングに自由に記載してください。
・発狂を治すには
抵抗判定により持続ターンが確定する。
発狂状態は発症回数が増えるごとに持続ターン数が増えていく。
幾度も発狂状態に陥ると最終的に発狂状態が元に戻らなくなる。
・ゾーンルール
現在のゾーン内では、発狂状態になる度にステータスに補正が付きます。
発狂した後、正気を取り戻した際もステータス補正は上がったままになります。
シナリオをクリアすることによりゾーンの影響下から抜け発狂状態は収まります。
【ゼファーについて】
タオと共鳴している状態のゼファーです。
シナリオのNPC化はされておらず、PC達と同じように「VR-TTRPGシステム」を利用してゾーンへ入ってきています。
最終発狂状態に陥っており、ターンでは正気を取り戻しません。血を求め花園を徘徊し、見境なく襲ってきます。
戦闘不能にすることは可能ですが発狂状態を繰り返していたため、大幅にステータス補正がついています。
マスターより
発狂した仲間に襲われる、というのはホラー系では偶にあることですね。
というわけで、発狂してみよう! もしくは発狂した仲間と戦ってみよう! というシナリオになっております。
ゼファーは発狂しても中二病は治らなかったようです。
発狂中の行動は自由ですのでプレイングに好きに書いてください!
他のPCを襲う、というのでなくても、パニック状態でひたすら逃げ回ったり、急に泣き出す、幻覚が見える、急に花を食べ始める、など、またコメディ調でも問題ありません。
いつもと違うPC達の姿を楽しめればと思います。
どうぞよろしくお願いします!
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2016/10/06 20:27
参加者
掲示板
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質問卓
最終発言2016/09/25 23:43:42 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/09/27 23:32:18 -
【相談卓】花園からの脱出
最終発言2016/09/28 21:42:15