本部
メガジャンボなスイカ割り
- 形態
- ショート
- 難易度
- 易しい
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 6人 / 4~8人
- 英雄
- 6人 / 0~8人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2016/08/02 19:00
- 完成予定
- 2016/08/11 19:00
掲示板
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【相談卓】
最終発言2016/08/01 23:20:23 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/08/01 21:12:11
オープニング
渚を駆けるエージェントたち。彼らが追うのは緑と黒のワガママボディ――。
●みどり色の夏景色
翠果海岸(すいかかいがん)。翡翠(ひすい)色に透き通る海水と白い砂浜のコントラストが美しい海水浴場だ。夏には、地元はもちろん遠方からの観光客も訪れ、賑わいを見せる。夕方には水平線に沈む夕日を見ることができるロマンチックなスポットとしても知られている。はずだったのだが。
スイカが跳ねる。転がる。そして――爆発する。楽しい海水浴場は一転、魔物の遊び場へと姿を変えた。
●巨大スイカ従魔
翠果町の名物と言えば『メガジャンボスイカ』である。長い歴史の中で品種改良を重ねに重ね、平均で直径50㎝、長さは70㎝の俵形のボディを持つグラマラスなスイカが誕生した。重さは30㎏を優に超え、栽培者にはかなりの筋力が要求される。そこで目を付けられたのがリンカーの身体能力だ。HOPEエージェントたちは、観光を兼ねてスイカ農場の手伝いにやって来ていた。
「うわあ! な、なんだ!?」
農場主が腰を抜かした。初老と言うべき年齢ながら見事な筋肉を保ち、真っ黒に日焼けした屈強な男だ。彼に狼狽した声は似合わないと、畑中の視線は声の方向に集まった。
「ぐあっ!」
ジャンボスイカは農場主に体当たりして、倒れた体の上をぴょんぴょんと跳ねながら、わらわらと畑を去った。
――従魔。エージェントたちは直感する。そして従魔が向かう先にも見当がついた。翠果海岸だ。ここからは数百mしか離れていない海岸には多くの人出が予想される。ライブスを奪うにはうってつけだろう。
――脳裏をよぎるのは能天気な声。
「これ、試作品のAGW。スイカが暴れ出したらこれで退治しなよ、なんちゃって~」
出発直前にHOPEの研究員が渡してくれたのは、ただの木の棒……にしか見えないAGWだった。まさか使うときが来ようとは。
「マサさん、平気かい?」
「ああ……」
腰や背中を強く打ったものの農場主は無事らしい。他の農夫に支えられて日陰に寝かされる。彼は苦しげな声で事件の解決をエージェントたちに託した。
「俺は大丈夫だ……! あいつらを、止めてくれ!」
彼らは走り出した。頭の中はすっかり、スイカ割りのイメージに埋め尽くされていた。
解説
【敵】
従魔スイカ(イマーゴ級)×30~40体?
・依代は『メガジャンボスイカ』。傷や大きさなどの規定に引っかかり、商品として出荷できないもの。エージェントたちのおやつ&お土産になる予定だった。
・転がって移動。個体によっては飛び跳ねる。
・体当たり、のしかかりが主な攻撃手段(重さは人間に例えると小学5~6年生の平均くらい)。
・海には自分からは入ろうとしない。浮くことはできるが、手足がないため泳ぐのは困難。
スキル『種飛ばし』
半分程度の個体が使用可能。皮に10円玉程度の穴を空け、そこから種を飛ばしてくる。全部吐き出させて倒した暁には、種なしスイカの完成である。当たるとまあまあ痛い。
スキル『スイカ大爆発』
使用する個体はまれ。見た目は派手だが、ダメージはさほどでもない。むしろ真っ赤な汁を浴びることにより、本人と周りの人間に精神的ダメージ。従魔へのダメージはないが、依代を失うため次のターゲットを探しに行く可能性が高い。
【武器】
『スイカ割り棒』
試作品のAGW。リンカーと英雄が1本ずつ、計2本所有。スイカ農家の手伝いに行く際に研究員がふざけて渡してきた。一見ただの木製の棒だが、イマーゴ級を倒すには十分。支部に帰ったら研究員に返す予定。
【場所】
・海岸線は4km程度。海の家の立地や浅瀬の関係で、中央の500mくらいが特に密集地帯となっており、白い砂浜を埋め尽くすようにパラソルが立っている。
・海の中と砂浜に海水浴客が多数(200名以上)。戦力となるリンカーは居ない。ライフセーバーが3名いるが、非リンカー。
・海の家は2軒。作りは簡素。
【その他】
・時刻は14時頃。快晴。
・自前のAGWを使用してもOK。
・翠果町は日本海側のある県に存在する。距離から考えてHOPEへの協力要請は不可。
マスターより
夏だ! 海だ! スイカ割りだー! スイカ割りとは言っても、目隠しは要りません。周囲にはくれぐれも気を付けて、夏の風物詩をお楽しみください。
服装はお任せしますが、スイカの汁を浴びることを考えると水着という選択肢は大いにありです。共鳴してAGWを使用しなければ従魔にダメージは与えられませんが、かく乱専門要員として非共鳴時の姿で戦うことも一応可能です。
リプレイ公開中 納品日時 2016/08/06 19:43
参加者
掲示板
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【相談卓】
最終発言2016/08/01 23:20:23 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/08/01 21:12:11