本部
訓練 孤島編
- 形態
- ショートEX
- 難易度
- 不明
- オプション
-
- 参加費
- 1,500
- 参加人数
-
- 能力者
- 8人 / 4~8人
- 英雄
- 8人 / 0~8人
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2016/06/08 22:00
- 完成予定
- 2016/06/17 22:00
掲示板
-
サバイバル生活1日目
最終発言2016/06/08 13:08:04 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/06/07 15:38:26
オープニング
●
いつの日でも準備は欠かせない。ピクニックなら荷物整理。スポーツ大会なら事前練習。リンカーも同じように、次の大きな襲撃に備える必要があった。
そこで、主に坂山の独断で訓練任務を行う事にしたのだ。
「今日集まってもらったのは、愚神の出現、ヴィランの出現……じゃないわ。今日は、次の大きな襲撃の前に、皆の実力を底上げするために必要だと思う訓練をしてもらうために来てもらったの」
手慣れた手つきでコンピュータを操作した坂山は、モニターに映る画像を拡大して、コンピュータという枠組みの中から外へ移動させてリンカー全員に見せた。そこには日本大陸から離れた孤島が移されていた。オホーツク海方面だ。
「明日から三日間、この島でサバイバルを行ってもらうんだけれど、これにはルールがあるの」
――まず一番重要なのは、武器や防具を一切持たずにいってもらうという事。アクセサリーとかは好きにしてちょうだい。
大切なのは、島にある物を有効活用する、という事よ。今までは武器に頼り切ってた所があると思うけれど、状況を利用するの。例えば近くに枝があれば摩擦で火を起こして相手のいる場所に投げるとか、木を根元から抜いて武器にするのもいいわね。
あ、ただ、島の素材を使って武器にするのは構わないわ。食材とかはH.O.P.Eが支給するから、何かリクエストがあったら今の内に言うといいんじゃないかしら。
長い話に区切りがついたようで、坂山は一呼吸置いた。
「訓練が終わった後の清掃とかは気にしなくていいわ。後、訓練中もし強力な愚神が現れるような事があれば――九割九分ないと思うけれど、迎えのヘリを寄越すわね。三日後の帰宅の際にも、これに乗って帰ってきてもらうからね」
後はー……と、まるで全てを言い終えたかのように坂山は言ったが、「頑張ってね」とエールを送る前に、言わなければならない重要な事に気づいて句点に待ったをかけた。
「重要な事を言い忘れてたんだけれど、この訓練には一応、勝敗を設ける事にしたの。Aチーム、Bチームがあるんだけれど、それぞれ防御、襲撃とするわ。島には三つの拠点を作らさせてもらったのよ。中には……まあ、さも意味ありげなコンピュータ。襲撃チームはそのコンピュータをハッキングして、私の携帯に忍び込む。そして痕跡を残さず立ち去る……。これができれば合格。防御チームはハッキングさせないよう、拠点を守るのよ。三日間で三つの拠点をハッキングできれば襲撃チームの勝利。一つでも守る事ができれば防御チーム勝利となる……」
しかし、と彼女は付け加えた。
「勝敗はあるけれど、それにこだわる必要は全くないからね。訓練っていっても、ゲーム感覚で楽しむ事も重要。一生懸命になる事もいいけれど、頑張り過ぎるのも禁物。この訓練を楽しむヒントは、『勝つに越した事はない』と思って挑む事よ。ま、勝った時の景品はあるけれど。それじゃあ、頑張ってね」
さあ行こうリンカー達よ。名前もない孤島も歓迎の準備を終えているに違いないのだから。
解説
●目的
訓練を終える事。
●孤島について
オホーツク海の中央より上付近にある無人島。半径は0.5kmで、形は一般的な島。円形に凸凹がついたような外回りとなっている。
人が出入りする事はあまりなく、整備されていない。島に上がるための階段はなく、東西南北、全てに絶壁が存在する。西南から南の方角には海辺の砂場があるが、下に降りるには一工夫必要そう。
島に存在する物は至って普通。目立つ物はなく、森林で覆い包まれている。その分花や木の種類、動物、昆虫の種類も多く、全てが野生。
自然にある物はほとんどが存在する。
島の四住には電波塔があり、その電波で坂山の端末にハッキングが可能。
●拠点
坂山の方法で、拠点の場所は襲撃チームにのみ伝えられていない。防御チームには伝えられてある。
一階建ての小屋で、あまり大きくはない。三角屋根、木製のドアというオーソドックスな造りで、中には机とその上に置かれてあるコンピュータ以外には何もない。窓もなく、極めて殺風景。
ドアに鍵をつける場所はないが……無いのなら――。
●ゲーム、細かなルール
・開始は六月九日昼十二時から、六月十一日昼十二時まで。
・過度な環境破壊に繋がらなければ、武器を多様に作る事が可能。武器だけでなく、防具、道具としても作るといい。
・スキルは使用可だが、リンクレートは不可とする。
・食材はヘリコプターが二機ずつ二か所に、決まった場所に置かれる。食材が運ばれた時から夕食終わって一時間までは休戦とする。
※あくまでも食材が運ばれるだけで、料理を作るのは皆さんです。
※島にある物を食材に追加は可。
・海から外に逃げ出す事はルール違反。島の四カ所に設置されてある電波塔を折るのもルール違反。
マスターより
※当MSにはアドリヴ成分が多めです。
一回やってみたいとつくづく思っています、サバイバル。野生の動物を猟銃で撃ったり、それを料理する事はできませんが、ピクニック気分で島を一周してバーベキューとかもうやりたくて仕方がないのです。
テレビ番組に影響された、とかではなくて幼い頃からの思いです。そもそも森や海といった自然が好きだからかもしれませんが……。ですが残念な事に私は海鮮類の食べ物が苦手で、サバイバルには不向きだと若干諦めています。一人でサバイバルは不安しかありませんが、友人といつか行ってみたいと思います。
リンカーの皆さんも是非、そんな非日常を楽しんでみてください。自然に囲まれる三日間を。
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2016/06/14 19:26
参加者
掲示板
-
サバイバル生活1日目
最終発言2016/06/08 13:08:04 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/06/07 15:38:26