本部
ロボティカルタクティクス
- 形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 11人 / 4~12人
- 英雄
- 10人 / 0~12人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2016/02/21 15:00
- 完成予定
- 2016/03/01 15:00
掲示板
-
相談卓
最終発言2016/02/21 12:16:43 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/02/21 09:11:13
オープニング
ロボティカルタクティクス
第一話「発進、バルバルザー」
20XX年、世界は霊力技術に支配されていた。グロリア社の台頭により家電製品でさえ霊力の導入をすすめ。科学とは何か魔法とは何かその境界線すらどんどんあいまいになっている。
その霊力技術の最先端を行く男が独り。
彼の名は『ミスターデッドエンド』
彼はこの世界の科学力そのものにケンカを売るべく、わざわざ遠くの世界からやってきた。
「発進だ! GO! バルバルザー」
その日はうららかな晴天の、誰もがお外に出たくなる良き休日。
その真昼間の街中大通りに流星が一つ着弾した。
「うわああああ、何がおこったんだ!」
濛々と上がる土けむり、その中から立ち上がったのは体長16メートルの巨大ロボ。白と青を基調として。広い肩幅、ブロックを何個もつなげたような一昔のスーパーロボットフォルムだ。
胸にX印の赤いビーム発射部分、そして光る目
「焼き切れ! ブラストバーニング」
直後目の前の高層ビルが蒸発した。
「そんな、これではこの町は終わりだ」
「な、何とかならないのか。H.O.P.E.は、H.O.P.E.はどうなった」
町を住民たちの悲痛な叫びが満たす。
このままでは楽しい休日が台無しだ、何とかならないのか、その場にいる全員が救済を願った時。待ち望んでいた声が響いた。
「ここにいるぞ!」
誰もが声の方向を見る。すると大通りの四車線道路の真ん中を八人の戦士が歩いてくるではないか。
「H.O.P.E.だ!」
「H.O.P.E.が来てくれた!」
ビルの上には八つのシルエット。そしてどこからともなくライトが当たり八色のカラフルな戦闘員が姿を見せる。
「聞こえたぞ、悪しきもの達に虐げられたものの悲鳴が」
「聞こえたぞ、か弱き者の悲鳴が」
「我々が来たからにはもう大丈夫」
「希望で世界を照らすため」
「市民のかなしみを払うため」
「希望戦隊ホープンジャーここに参上!」
「参上!」
「………………」
そして爆発、八人の背後で爆発、そして決めポーズ。
正直かなりかっこいい!
「さぁ勝負だミスターデッドエンド」
戦闘が始まる、終始H.O.P.E.が優勢でことが進み。
爆発音が街中に響いた、見ればバルバルザーの膝から炎が立ち込めていた。
「く……」
デッドエンドは歯噛みする、しかし。彼には秘策があった。
「ロボットに変形、合体。換装はつきもの!」
そうデッドエンドは手元のボタンを押すと。
街中に設置してあったトレーラーの扉が開き、ジェット機のようなものがバルバルザーめがけて飛んだ。
次の瞬間胸のX字のパーツや、腕や頭のパーツが取れ。
そして、飛んできた蒼いジェット機と合体した。
まるで上からかぶさるようにガショーンと合体した。青い腕パーツ、そして追加されるミサイルポッド。青々とした角が特徴的な蒼モードに。バルバルザーは変わった。
「換装した!」
「トレーラーだと!」
住民たちがおどろきの声を上げる。そして。
「これでトドメだ! ミサイルパレード!」
そして発射されたバルバルザーのミサイルが八人のH.O.P.E.戦士たちを戦闘不能に追いこんでいく。
「こうして悪は駆逐された」
デッドエンドは決めポーズをとった。
これによりH.O.P.E.はさらなる戦力を送り込む必要があると判断。君たちを招集した。
第二話「司令官アンドレイの憂うつ」
アンドレイは召集された君たちの目の前にヘルメットを置いた。
「これは、レッドのものだ」
「レッド?」
オペレーター春香はハテナマークを返す。
「先日バルバルザー迎撃に向かったのは希望戦隊ホープンジャーだったんだ」
「はぁ、ホープンジャー……」
「非公式だけどね」
「ですよね、本当だったら怒られてた」
「彼等は八人で」
「多いですね……」
「八人で一つのチームだったのだが、残念ながら破れてしまった。決死に戦ったんだ。だが必殺技も合体技もきかなかった」
「お約束通りにはいかないものですね」
「そして残ったのはヘルメットだけ……」
「え! 中身はどこへ!」
「入院中です……」
「良かった、てっきり亡くなられたのかと」
「まぁその搬送中に一悶着があって解散の危機なのは内緒だ」
「それまたなんで」
「どう考えても二人多いらしい」
「ああ、まぁ多くても五人プラス一人がお約束ですもんね」
「そこでだ!」
「どこで!? 話を唐突に変えないでください」
「君たちも戦隊ヒーロー風に戦ってみてはくれないかぁ」
アンドレイは不思議なテンションで君たちの瞳の中をのぞきこんでくる。
「いや、きっと! きっとみんな喜ぶと思うんだぁ。かっこよく登場して決め台詞があって、きっと。前のへぼヒーローとは違う、本当のヒーローが来てくれたんだと思うと思うんだぁ……」
「へぼって! 希望戦隊に失礼ですよ!」
「ヘルメットは32色用意してある」
「色鉛筆ですか!」
「だから頼む! きみたちであの悪しき科学者の手から平和を取り返してくれ!」
以下住民たちからの情報と御声。
「トレーラーは赤、蒼、黄が確認されている、つまりこの三パターンにいつでも換装できるわけね」
「頑張ってねH.O.P.E.、あんな奴に負けないで」
「しかもトレーラーには換装パーツの修理機能があるから。換装するたびに一定値体力が回復している物だわ、これは厄介ね」
「蒼はまるで稲妻のような鮮烈な色合いと。クリスタルで作られた角が特長的なんだ。かっこいいぜ」
「ミスターデッドエンドは、この混乱に乗じてドーナツ盗み食いしてやがったぜ」
「黄色はまるで砂の巨人のようね。黄色い帯のようなカラーリングはとても目を引くわ」
「だれがあんなものつくったの? ばかなの? って言ってたら激しく起こる、はげたおっさんにからまれたけど、あれがミスターデッドエンドだったのかしら」
「トレーラーはわかりやすく赤、蒼、黄に着色されてたわよ」
「うわああ、早く倒してくれ、でないと町が」
「たのんだぞ、ヒーローたち!」
なぜか今回住人達は遠くからあなた達の活躍を見守っています。ちょくちょく解説やリアクションを挟んでくるようです。
楽しそうで何よりですね。
解説
目標 全敵性勢力の排除
X町 大通り
周囲に背の高いビル群、大型ショッピングモールがあり、四車線道路が十字に交差している、その中心が戦闘区域。
愚神 『ミスターデッドエンド』
・禿げた白衣のおじさん、肌が緑色。
・戦闘能力は皆無、しかし逃げ足は一人前
・攻撃手段は格闘、弱い。さすがに一般人よりははるかに強いが
・町のどこかに隠れている。バルバルザーに指示を送る必要があるので半径百メートルから離れられない
ロボット型従魔『バルバルザー』
・基本的にパンチとキックしかできない、換装することによって攻撃方法が変わる。初期装備は赤で
・パンチ・キック 単体攻撃、極めて攻撃力が高いが、外れやすい。
赤 火力重視。広範囲を熱で焼き切るような攻撃が豊富。ただし装甲が薄くなる。
・Xレーザー 広範囲を焼き払う魔法攻撃
・Vレーザー 一方向に貫通するレーザーを放つ、かなり遠距離まで届き障害物を無視する。
蒼 機動性と利便性を重視、魔法攻撃に著しく弱くなり、命中率が高く遠距離を攻撃できる。
・ホーミングミサイル 全方向に追尾性のミサイルを放つ、複数の対象を同時に攻撃でき、命中精度が高い。
・バトルアロー 曲がる矢を放つ。当たるまで追いかける性質を持つ。かわしても迫ってくる。
黄 近接戦闘、そして防御力に秀でたタイプ
・サンドウォール。砂の嵐で近距離にいる敵を全て吹き飛ばしてしまう。
・プロテクトウォール。前面に盾を張り著しく防御力を上げる。
この赤、蒼、黄の装備を換装しながら戦うが、換装を行うたびに体力が一定値回復する。
暴走モード。
出力を上げ暴れまくるが、3ラウンドで活動を停止してしまう。
ミスターデッドエンドが死亡したり、信号が途切れるとこのモードになる、べらぼうに攻撃力が上がり危険。
・トレーラー
町のどこかにあるトレーラー。あからさまに怪しいのですぐわかるでしょう。護衛もなく、ある程度攻撃すれば破壊できるでしょう
マスターより
今回は戦闘回です。
どうも鳴海です、鳴海ロボット好きなんです。ちょっとロボットにはうるさいです。
好きなのはグレンなんチャラや、ゼーガなんチャラです。でもロボットは大体好きです。
でも今回は好きなロボットがぼこされるということですこし悲しいです。
でも倒してください、悪事を働くロボットもまた見たくないです。
それではよろしくお願いします。
*注意、無理に戦隊ヒーローする必要はありません。
アンドレイさんのわがままにつきあってたらみが持ちませんよ!
え? やりたい? なら仕方ないね!ぜひ!ぜひ!おねがいします!
あ、仮面ライダーっぽく一人で戦うのもいいかもですね!
よろしくお願いします!
リプレイ公開中 納品日時 2016/02/28 13:47
参加者
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相談卓
最終発言2016/02/21 12:16:43 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/02/21 09:11:13