本部
- 形態
- ショートEX
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
- 1,500
- 参加人数
-
- 能力者
- 10人 / 4~10人
- 英雄
- 9人 / 0~10人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2016/01/27 19:00
- 完成予定
- 2016/02/05 19:00
掲示板
-
自分の乳は自分で守れ
最終発言2016/01/27 11:48:18 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/01/24 22:04:22
オープニング
●グリムローゼのバレンタインぶっころさくせん
雪解けの季節。世界的、というより主に極東の島国でのみ、需要が激増する菓子がある。
平和だったころに比べ、輸送には危険が伴うようになったが、子供たち、恋人たちの笑顔の為に様々な人々が尽力していた。
今も、カカオを山積みした小さなトラックが山道をゆく。それを岩場から見下ろす、怪しい影があった。
「……連中が最近、やったらこそこそ運んでるアレは、いったい何なのかしらね? 秘密兵器か何だか存じ上げませんですけど」
愚かな神、と書いて愚神と読む。一敗地に塗れたことで人間を警戒するようになっていたグリムローゼは、何やら激しく誤解をしていた。
「善はハリー、必死こいて守ろうとする連中を蹴散らして蹂躙して踏み潰して憂さ晴らしでもしないとやってらんねー気分ですし、ちょうど良い生贄ですわね」
パーリーは盛大な方が楽しいですし、殺し合いならなおのこと、という彼女の意向で、その「情報」は一部の愚神たちの間に広まっていった。不幸な事に、そんな残念過ぎる発想に至った彼女を誰も止めてはあげなかったらしい。
本部に並ぶ依頼に、輸送中のカカオやチョコレート工場、果ては街角の手作り教室までを襲う従魔や愚神の対策願いが並ぶようになったのは、その数日後だった。
●3. 1415926535
「わたくし、遂に気付いてしまったのですわ」
トリブヌス級愚神、グリムローゼはくつくつと笑った。
「――人間共は! 『おっぱい』のこととなると途端に理性を失う!!」
それは【白刃】での戦いにおいて、だ。やけに自分の体目当ての人間がいると思ったら、つまりはそういうことだったのだ。
人間は、おっぱいに弱い。
これはグリムローゼが気付いてしまった宇宙的絶対真理。
更にこんなことも知ってしまった。
特に、大きいおっぱいになるとその『理性を失わせる力』を上昇させる。
なので愚神はこう思った。
人間共のおっぱいをめいっぱいにしたら、人間共は理性を失い混沌が訪れるのでは?
よし、これだ――!
●Ππ
「きっ、緊急事態です!」
H.O.P.E.エージェント達が集められたブリーフィングルームに、慌しく駆け込んできたのはオペレーターの綾羽 瑠歌だった。
「トリブヌス級愚神グリムローゼの活動をプリセンサーがキャッチしました!」
ざわ――にわかに衝撃がブリーフィングルーム内を駆けた。
トリブヌス級愚神、グリムローゼ。
かの愚神についての情報はまだ耳新しい。その筈だ、【白刃】大規模作戦――その渦中にて猛威を振るった強力な愚神なのだから。
そんなグリムローゼが一体何を……緊張をかんばせに浮かべながら、エージェント達はオペレーターの説明を待つ。瑠歌は一呼吸分の間の後、言葉を紡ぎ始めた。
「一連の事件……『愚神勢力によるチョコレート襲撃事件』はご存知ですね? 今回の任務は、それに関する内容です。……ええと、ですね、はい。簡潔にまとめますと……」
人間はおっぱいのことになると理性を失う
↓
町中をおっぱいをめいっぱいにすれば数多の人が理性を失う
↓
混沌が訪れる
↓
グリムローゼ歓喜
「……という感じでして」
ホログラムスクリーンに映し出される資料。これ、瑠歌がわざわざ、ブリーフィング用にまとめたのだろうか……。
「それで、この具体的な『町中をおっぱいをめいっぱいにすれば数多の人が理性を失う』についてですが」
真面目な口調のまま瑠歌が説明を続けていく。これ、絶対に笑ってはいけないH.O.P.E.東京海上支部24時かなんかかな?
「グリムローゼが特殊な従魔を召喚しました。識別名『メガボイン』」
メガボイン。
「メガボイン」
……メガボイン。
「このメガボインですが、非常に特殊な魔法力場を常時展開しています。その魔法の効果は『力場範囲に立ち入った人間や英雄の胸部を筋骨隆々で屈強な成人男性のそれに変える』というものでして」
マジか。
「マジです。特殊抵抗などで抵抗は……残念ながらできません。スキルによる解除も不可能です。強制的に発動してしまいます。が、半日も経てば元に戻るそうなのでそこはご安心下さい。
ちなみに、少女であろうと容赦なく筋骨隆々で屈強な成人男性の胸部に変貌します。なお、既に筋骨隆々で屈強な男性の場合は、なぜか……平坦な……すっとんとんの胸部になります。何故かは不明です。加えて、身体変貌による能力値の変動は確認されていないとのこと」
ん、あれ? おっぱいの話……してたよね?
「ええ、おっぱい――俗に言う雄っぱいのお話、ですが」
生真面目な声で瑠歌が答える。説明を続ける。
「メガボインは大型ショッピングモールのバレンタインチョコレートセール会場に現れます。メガボインはそこで数多くの一般市民の胸部を筋骨隆々で屈強な成人男性のそれに変貌させつつ、大量に売り出されているチョコレートの焼却をせんと行動します。
エージェントの皆様には、この従魔の討伐、周辺一般人の守護、そして、チョコレートの守護もお願い致します」
スクリーンに現場が映し出される。
広いフロアの真ん中に、たくさんのワゴン。たくさんのチョコレート。バレンタインチョコセール。
オペレーター曰く、このチョコレートにミーレス級従魔が憑依する恐れがあるという。
しかし……危険がある、愚神が狙う、などであれば、勿体無いがいっそチョコを廃棄してしまえば安全なのでは?
「それではバレンタインを破壊せんとする愚神の思惑に敗北しているも同然ですよ!」
瑠歌がキリッと言い放った。
幸い、チョコに憑依した従魔を攻撃してもチョコが粉砕されることはない。
今回、エージェントは従魔を倒すだけでなく、チョコを――バレンタインを護らねばならないのだ。
人類として、バレンタインを邪魔せんする愚神の邪念に屈するわけにはいかないのだ!
ところで、問題のグリムローゼについての情報は?
「ああ、グリムローゼなら、メガボインの魔法の所為で自身の胸がガッチムチになったショックで現場から逃走しました」
解説
●目標
従魔の殲滅。
チョコレートの守護(総数の50%以上が商品価値を失ってしまったら失敗)
一般人の保護(10名以上死亡で失敗)
●登場
デクリオ級従魔『メガボイン』
THEファンタジードラゴンめいた風貌。象より一回り大きい。
特殊な魔法力場を常時展開しており、踏み入った者のおっぱいをガチムチ雄っぱいに変える。力場範囲は広大。一度雄っぱいになったら半日たたないと元に戻らない。
スキルや特殊抵抗などで解除はできない。ロリ巨乳だろうがなんだろうが容赦なくガチムチになる。こいつぁコメディだ、諦めてボインしな。なおガチムチな男性はなぜかツルペタ絶壁東尋坊になる。
火を吐いたり、火を纏う尾や爪や牙で攻撃を仕掛ける。能力はフラットなバランス型。
高温を放っており、チョコの近くに長時間留まられると従魔以外のチョコが溶ける可能性。
能力リソースを雄っぱいのアレに割いているためか、そんなに強くない。
チョコレートを優先して狙う傾向がある。
イマーゴ級従魔『ブラッディバレンタイン』×15
チョコレート製品に憑依した従魔。1~3m程度をふよふよ浮遊して突進攻撃をしかけてくる。
能力的には物凄く大したことない。
目標内容的にも食べたらあかん>< 食べたい人は買ってね!
一般人×多数
H.O.P.E.からの連絡を受け避難の真っ最中。
避難誘導については別働隊が行う。
トリブヌス級愚神『グリムローゼ』
逃走中。探せば見つかるかも。ただし逃走を最優先するので戦闘は発生しない(戦意がない)。雄っぱい。こころがつらい。もうかえる><。
●場所
とある大型ショッピングモール、一階の広いフロア。天井は吹き抜け。
フロアの真ん中に大量のチョコレートが陳列している。
時間帯は日中。
●状況
エージェント突入と従魔登場は同時。そのシーンからリプレイは開始。
従魔は壁を突き破って現れる。
なお、逃げ惑う一般人は雄っぱいである。
マスターより
こんにちはガンマです。
コメディなので一番はっちゃけた人が優勝です(`・ω・´)b
プレイングには雄っぱいリアクション 略して 雄っぱン があると実にCOOOLです。
存分に雄っぱンしてください。もしくはムキムキさんはかなりまな板なツルペタフラットスットントンしてってください。
なお、服がはじけ飛んでもチクビは都合のいい土煙とか都合のいい光とか通りすがりのマビノギオンの光の刃とかで絶対に見えません。絶対にだ。
よろしくお願い致します。
リプレイ公開中 納品日時 2016/02/05 01:25
参加者
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自分の乳は自分で守れ
最終発言2016/01/27 11:48:18 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/01/24 22:04:22