本部
豚汁は燃えているか
- 形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 8人 / 6~8人
- 英雄
- 6人 / 0~8人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2015/09/22 15:00
- 完成予定
- 2015/10/01 15:00
掲示板
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行動相談とか
最終発言2015/09/21 22:03:08 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2015/09/18 01:17:31
オープニング
●老人の苦悩
「困った困った……」
老人が、頭を抱えていた。
この街のHOPE支部の前庭は、支部内での使用はもちろんだが、地域との振興のためにイベントを開催する時にも使われる。今、ここには老人の他誰もいない。だが、設置されたテントにはテーブルがずらりと横に並べられ、その上にはガスコンロや鍋、調理器具などが置かれている。いかにも、これから食のイベントが始まりますよという楽しい光景だが、不思議なのは見事なまでに人の気配がないことだ。集合時間に早いから誰も来ていない、ということも考えられたが、老人の困り果てた様子はその可能性を否定するのに十分だった。
今日は、町内会での祭りがこの広場で行われることになっていた。しかし何がどうなったのか、連絡の行き違いで今になっても必要な食材が揃ってすらいない事が判明した。老人はすぐに運営担当者に連絡を取ったのだが、今日は都合が悪いとか現在自宅にいないとか様々な理由から、集合すら難しい状況だった。それでも何人か動ける者がいたので、買い出しに行ってもらっている。だが人手が足りず、豚肉はまだ買いに行けていないのだった。
一大事だ。豚肉の入っていない豚汁は、すでに汁だ。何という悲劇。
●肉を求めて3キロ(推定)
数名のリンカーと英雄が広場にやってきて、老人の困り切った様子が気になって声をかけたのはまさにそ時だった。老人は事情を説明したあと、はっと顔を上げた。
「そうじゃ、君達もしよければ、ちょっとでいいから手伝ってくれんかのう? 向こうにある商店街で、豚肉を買ってきてくれればいいんじゃ」
知らない人だが、困っているのを見過ごすのは寝覚めが悪い。たまにはこういうのもいいだろう。
だが、商店街の肉屋だけで十分な量の豚肉を調達できるだろうか。さらに向こう側にはスーパーがあるが、大量に肉を買い込むことを考えれば移動手段が確保できなければ買い物は難しいだろう。
しかしそれも、手段がありさえすればスーパーで肉を買えるということだ。車が駄目なら自転車でも、人数を募っての大量搬送でも。
●急げ!
「じゃあ、頼んだぞ! 何? 豚汁の調理や配膳も手伝ってくれるのか? そりゃあありがたい! でもまずは肉じゃ。いい肉を頼むぞ!」
老人に見送られて、まずは肉屋を目指す。会場からは近いが、小さな店なのでそれほど大量の肉は置いていない。何より、買い占めてしまえば他のお客さんの迷惑になってしまう。
それに今日は暑いので、生ものが悪くなりやすい。速やかに会場へ肉を運び、調理に入らなければならない。特にスーパーから会場へ向かう際は気をつけなければならないだろう。信号が多く、交通量も多いので、うっかり混雑に巻き込まれてしまうと移動に時間がかかってしまう。道も直線距離の移動ができず、右折、左折が二回ほどある。自転車などを使えば近道ができるので、自動車よりも移動がスムーズになることもありそうだ。
臨機応変に、素早く的確に行動することが求められる任務だった。
解説
●目標
豚汁に使う豚肉を無事に購入して祭り会場に届けること。
祭りで豚汁を作ってお客さんに売ること。
●登場
老人
町内会の代表者。運営スタッフが少ないことと、土壇場になっても豚汁の材料がまったく揃っていなかったことで大変困っている。
●状況
町内会の祭りでのメイン料理豚汁を作るための材料がまだ揃っていない。豚肉以外の食材は、辛うじて集まった町内会の人が買いそろえに行っているところ。会場の近所の商店街にある肉屋あるいは少し遠くにあるスーパーで豚肉を買ってこなければならない。材料が揃ったら、調理と販売を手伝う。
マスターより
初めまして。霜村雪菜です。町内会のお祭りで豚汁を作ります。調理と販売の助っ人もするので大変ですが、よろしくお願いいたします。たかが豚汁、されど豚汁です。まずは、必要不可欠な豚肉の確保を目指しましょう。
リプレイ公開中 納品日時 2015/09/28 23:53
参加者
掲示板
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行動相談とか
最終発言2015/09/21 22:03:08 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2015/09/18 01:17:31