リンクブレイブ

忘れ物を思い出し、人間性と人形の境界に立つ少女。大いなる力そのものとなることで全存在に自身の脆弱さを思い知らせ、それにより欺瞞と悪意の芽を摘み取ることを目指す。日本人で名前は偽名。 嘗て愚神による事件で重傷を負い、そのとき惹かれるように現れた英雄と「忘れものを探し出す」誓約を交わしていた。それを思い出した今は「追い求めること」に誓約を更新している。 内面は摩耗しきって酷く空虚。都合がいいから悪人を選んでいるだけであり、必要ならば善悪問わず斬れる戦鬼。過去の自己の模倣とペーシングを合わせることで「物静かで気さくな人」をぎりぎり演じている。摩耗の影響は肉体にも現れており、髪は焦げ付いたように黒く、瞳は光沢を失い、声はサンプリングボイスのように抑揚なく透き通ったものになっている。 かなりの甘党。エネルギー効率が悪い体質だが味覚の鈍化も相俟って、砂糖をシガレット状に固めた固形食とサプリを主食とする。

自分には人生をかけてまで見つけなければならないものがある。この活動をしながら平行世界すらまたにかけてそれを探し出す。

巨いなる力そのものとなることで全ての存在に自身の脆弱さを思い知らせ、欺瞞も悪意の芽も生まれる前に摘み取る抑止力となる。すべては世界を平穏で満たす為に。

能力者の力に目覚めたからにはこの力を世の為に使うのが使命だと思ったため

目的を果たすためには戦い続けなければならない。都合のいい敵を斬る為には、能力者となることが一番の近道だった

自身の英雄を意思持つ存在であると理解しながら、同時にただの「力」として見てしまい会話出来なくなるほど自分のことで手一杯。愛称で呼ぶのも相手が生きた存在であると自分に言い聞かせるために近い。そのようにしていてもなお、自身の英雄と会話出来ない。 英雄もその扱いを受け入れており、言葉を交わさないのは能力者の「探し物」に対して先入観を与えないため。

目上の人の基準はLV、年齢、IDで先輩呼び。該当外の人にもさん付け+基本敬語。忘れ物に執着する余り人間性が希薄。そんな自分を人形と自虐し受け入れているが、無意識では人間にしがみついていたいと思っている