リンクブレイブ

淡く薄紫に輝く銀色の髪、青と金の虹彩異色を持つ青年。外見は女性の様に見え声も音域が高い為、名前と相まってよく長身の女性と間違えられる。神霊等の存在に由縁のあると言われている一族に連なる名家の家系に生まれ、己の系譜に起因するのか神性に対して特殊な性質を宿し神や精霊等の存在と相性の良い躰を持つ。性格は冷徹で熱血と言う二面性を抱え厳しくも優しく、また割と義理人情に厚く礼儀正しい一面もある。日常では落ち着いた印象を与えるがその内側に攻撃的な一面を保持しており、戦いに於いてはその攻撃性を隠さずに示し、強者との戦いを好む戦闘狂の傾向が顕れ理性を宿したまま狂人の様になり、時に奥底に秘めた破壊衝動を顕在化させる。契約英雄であるクリッサとは幼い頃からの縁で、元の世界で居場所を喪失していた彼女の居場所となり共に在り続ける事を誓い、彼女の様に「居場所を失い必要とする誰か」の拠り所となる事を密かに願い続けている。

自分には人生をかけてまで見つけなければならないものがある。この活動をしながら平行世界すらまたにかけてそれを探し出す。

能力者としてあるべき役割とは別に、自身にとって持つべき何か、共に歩む者との生きている証となるモノを求めて、戦いの中に身を置きながら、それを探し続ける。平行世界を渡ってでも、いつか見つけてみせると誓って

両親の教育方針によって幼いころからそう育てられてきた

幼い頃に英雄を召還し契約を交わした事で両親から能力者としてあるべき教育と指導・鍛錬を受ける。 自身もそれが為すべき事と納得し、数年程前までは一人（契約英雄と二人きり）で愚神や従魔達と戦い続けてきていた。

付き合いも長く互いを信頼し愛情を抱く恋人そのものの関係で、クリッサはアヤネの為に全てを賭すと誓い、他者とあまり関わろうとしない彼を心配し、更には他の女性との関係に対し仲を取り持つ様なお節介を焼く事も。

普段は真面目で冷静、義理堅い部分も持つ礼節ある人物で密かに「想う相手を大切にする」一面も。理性的な狂人でもあり、他者の心情を受け止める事を矜持としているも敵とみなした存在には人であれ容赦する事は無い。