本部
黒炎
- 形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 6人 / 4~6人
- 英雄
- 6人 / 0~6人
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2015/11/27 19:00
- 完成予定
- 2015/12/06 19:00
掲示板
-
怪しい依頼の相談卓
最終発言2015/11/26 20:05:16 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2015/11/25 23:21:34
オープニング
●趣向
暗い部屋の中で低い唸り声が響いてる。
「さぁ、私の可愛い子たち……そんな狭い場所から開放してあげるわ」
女は艶っぽい声で囁く。
「でも、簡単に殺されちゃダメだからねぇ」
がちゃりと、重い金属の音を立てて頑丈な錠が外された。
「成果を楽しみにしているわ」
軽快な足音が遠ざかっていく闇を見つめたまま女性は妖艶に微笑んだ。
●ハンティング
イギリスの並木道で日が西へと沈んでゆき霧が出始めた頃。
帰りや仕事から家へと向かう人々が行き交う中、黒い獣は路地等に息を潜めていた。
並木道には美しい彫刻が彫られている街頭が立ち並ぶ美しい道だ。
「きょうも、きりがすごいねー」
幼い少女が母親の手を握り締めながら街道を歩いていた。
「本当ね。濃くなる前に早く帰りましょう」
優しく微笑む母親に、少女は小さく頷いた。
「きょーは、シチューがいいなー♪」
無邪気に笑う少女は母親の方へ顔を向けた瞬間ー……
首が霧の中へと飛んでいった。
「あ、あぁっ!……お、おかあさん……?」
赤い目が霧の中で光る。
「え?」
少女の細い首に牙が立てられる。
「ごぽっ!」
口から大量の血が溢れ出し服を赤く、赤く染め上げた。
それを見た通行人は悲鳴を上げた。
赤い目の狼は、牙を剥き出しにして唸り声を上げていた。
「こ、子供が殺されたわ!み、皆、に、にげて!」
女性が声を上げた。
恐怖で腰を抜かす人も多数いたが、近くに居た男が抱えてその場から逃げていった。
(さぁ、どう動くのかしら?)
女性は妖艶に微笑んだ。
●思惑と願い
H.O.P.E.会議室に呼ばれたアナタ達は、椅子に座って待機していた。
「こんな夜遅くに呼び出してしまってごめんなさいね」
事務の女性は申し訳なさそうな表情で頭を下げた。
「けれど、被害が広がる前に討伐して欲しいのよ」
事務の女性は、事件の概要が書かれている資料を配った。
「ペットが逃亡して人を殺した……どういう事ですか?」
「詳しくは依頼者である。飼い主のミレーレ様から話してくれるそうよ」
会議室に入ってきた妖艶な女性を、事務の女性は紹介した。
「とある筋から珍しい狼が手に入ったと聞いてだね。一目ぼれして買ってしまったのだよ。10匹ほどね」
ミレーレはため息をついた。
「しかし、厳重に管理していたのにも関わらず逃走されてしまってな。檻には鍵を掛けていたのだが……外れていたので、狼の一匹につけていたGPSで示している場所まで行ったら……既に二人ほどやられててね。皆さん、飼い主として責任を果たしたい。お願い、これ以上被害者が出る前に討伐してくれないでしょうか?」
ミレーレは、目から涙を零しハンカチで顔を覆った。
「どうか、お願い……」
アナタ達は、声を殺して泣くミレーレが居る会議室を後にし現場へと向かった。
「お願い……」
ハンカチの下でミレーレはニヤリと口元を吊り上げた。
解説
●人物
事務の女性:名前【ティリア・マーティス】29歳独身
依頼の女性:狼の飼い主、名前【ミレーレ】見た目20代後半の美女
●目標
一般人救出とブラッドハウンドの討伐
●敵
ミーレス級従魔『ブラッドハウンド』10匹
開始時は並木道の何処かに潜んでいる。
見た目は狼で虎ほどの大きさがある。
凶暴。知性はケモノ並み。
素早いが、攻撃力は低い。
一般人
逃げ遅れている人が居る可能性があります。
●状況
町外れ、並木道。広い。
時間帯は夜。街頭はあるが霧が出ている。
マスターより
初めまして、紅玉と申します。
玉ちゃんと呼んでくれれば嬉しくて土下座します。
今回は戦闘重視ですが、軽く任務要素を入れております。
戦闘に力を入れるだけでもよし!
苦手なら捜索、ナビ中心でもよし!
熱いプレイングをお待ちしております。
リプレイ公開中 納品日時 2015/12/01 22:23
参加者
掲示板
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怪しい依頼の相談卓
最終発言2015/11/26 20:05:16 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2015/11/25 23:21:34