本部
今宵は宴、舞う花となれ
- 形態
- イベントEX
- 難易度
- 易しい
- オプション
-
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 12人 / 1~25人
- 英雄
- 12人 / 0~25人
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2018/10/20 19:00
- 完成予定
- 2018/11/03 19:00
このシナリオは5日間納期が延長されています。
掲示板
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依頼前の挨拶スレッド
最終発言2018/10/20 18:56:53
オープニング
●秋よ、世界よ、夕映えの中にありて
陽が刻々と落ちる速度を速めていく。そんな季節の『王』の出現と侵攻は、少なからぬ人々の心に暗く大きな影を投げかけた。そのことに心を痛め「一夜の休息所をしつらえましょう」と誰かが言ったのが、つい先日。
――そして今、エージェントたちのもとに手紙が届けられた。信頼できる有志からのものである、とH.O.P.E.の添え書きが付された封筒から封蝋をはがし、しっとりと重い紙製のカードを手に取る。
一夜の仮面舞踏会。その誘いが、美しいカリグラフィーで綴られていた。
●秘すれば花、われらは月下美人の如くなり
ああ、と招待を受けたひとりである青年は息をつく。いくつもの尋常ならざる景色を見てきたはずだが、それでもここは異界と呼ぶにふさわしい。何もかもが美しく、何もかもが過剰で、華美で、非効率的だ。自分があまりこういう場に慣れないというのを差し引いても、この館は日常から隔たっていた。もっとも、ここは近世の洋館を模した建造物に過ぎないから、そう感じるのは最寄り駅で迎えられてから、ずっと風景の見えない車で移動していたせいかもしれない。電話などは制限されていないが、この艶やかな空気の中で端末を手に取るのもはばかられた。
常ならぬ衣をまとい、仮面をつけて館へと歩みを進める。大ホールには既に楽隊がしなやかな舞踏曲を奏で、人々の歓談や衣擦れの音がそれに甘やかなアクセントを加えていた。
煌びやかなシャンデリアの下で、戦いを思う。行く末のことを思う。ここまで続き、明日に散るかも知れぬ命と絆を思う。
――それらすべてを仮初めの姿へと秘めて花とすべく、宴が始まる。
解説
●このシナリオの目的
夜の仮面舞踏会を楽しむ。
決戦を前にハロウィン気分としゃれ込むか、思いを仮の姿に託して表明するか。それぞれの思いが交差する場となるでしょう。
●仮面舞踏会について
仮面と仮装で己の正体を隠し、会話とダンスを楽しむ一夜の祭りです。詳細はプレイングでご指定ください。お任せいただいた場合は、MSがチョイスいたします。
今回はエージェントを広く招いているため、マナーやダンスに不案内な方でも気後れしないよう、食事は部屋のひとつにビュッフェ形式での用意、ダンスなどは希望すれば事前に簡単なレッスンが受けられます。
※食事を楽しみたい方は、口まわりを覆うマスクはやめておきましょう。外しても罰則自体はありませんが、せっかくの仮面ですので。
●場所の詳説
詳細な場所こそ伏せられていますが、素性のしっかりした、ネットで調べればすぐ話題に行き当たるであろう豪奢な洋館です。
いくつものホールと部屋、そして回廊がありますが、主立った見所は以下の3ヶ所です。
1.中央大ホール
舞踏会のメイン会場で、内装・調度品ともに一級品を揃えた美しい大ホールです。ビュッフェの用意されている部屋もここから行くことができます。
2.永劫回廊
鏡と窓、そして壁紙を用いた視覚トリックで、回廊が延々と続くように見える廊下です。
実際の距離もかなり長いので、他の部屋に行きたいだけであれば他のルートが用意されています。移動を口実に、積もる話をしたい時に利用するのがお勧めです。
3.静謐の庭
色とりどりの花とよく整えられた生け垣、そして湧き水を利用した池と小川が美しい庭園です。今は秋薔薇がメインで、月明かりに似せたライトアップが行われています。
マスターより
秋めいてきてハロウィンの季節、とくればもう一足飛びにリンブレも今年もクライマックス! となっておりますがみなさまお加減いかがでしょうか、若草幸路です。
今回は私としても初挑戦の大ホールで大感謝祭!(?)的な、イベシナEXとなっております。末を見据えて思いはあれど、今は踊れただ踊れ、みたいなこう、若干耽美寄りの雰囲気が出せればな、と。
お時間も少し多めにいただきますが、ご参加いただければ幸いです。
それでは、よろしくお願い申し上げます。
リプレイ公開中 納品日時 2018/11/02 10:50
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最終発言2018/10/20 18:56:53