本部
大蛇は雨がお嫌い
- 形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 8人 / 4~8人
- 英雄
- 8人 / 0~8人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2017/06/15 15:00
- 完成予定
- 2017/06/24 15:00
掲示板
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依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/06/14 05:31:02 -
大蛇退治作戦
最終発言2017/06/15 05:46:49
オープニング
モンゴル、南部。
美しい草原は見る影もなかった。地面のところどころに穴が穿たれて陥没し、土が剥き出しになって草花は枯れ果てていた。
草原を移動しながら生活している遊牧民が次から次へと消えている。遊牧民が住んでいた家代わりのテントは荒らされており、その残滓が被害の悲惨さを物語っている。
これらの被害は従魔の仕業だ。従魔の咆哮を耳にするたびに遊牧民の不安は募る。
遊牧民の間でこの従魔はヨルムと呼ばれている。北欧神話でも有名なヨルムンガンドの名を冠されたこの従魔は、大蛇の姿を形取っている。
普段は地面の中に潜っており、腹が減ると遊牧民を襲っては再び地面に潜る。体躯は丸太よりも遥かに大きく、全身は硬い鱗に覆われている。尻尾には鋭い棘があり、口から吐く息には毒がある。ヨルムが現れた草原の草花が枯れるのはその毒のせいだ。
既にH.O.P.E.からエージェントが派遣されたが、結局ヨルムの討伐は失敗に終わった。ヨルムの対策が十分ではなかったからだ。
ヨルムの鱗は非常に硬く、AGWによる攻撃にも耐性がある。動作は俊敏で、地面からの奇襲は強力。ヨルムの戦法は攻撃と防御を兼ね備えた厄介なものだ。
しかし、失敗から得られたこともある。
剥がれ落ちたヨルムの鱗を水に浸けてみた結果、透明な鱗は黒く変色し、膨張して質量が増加した。
さらなる情報として、ヨルムは雨の日は現れない。移動した経路を辿ってみたが、川や湖にも近付かない。
つまり、ヨルムの弱点は水ということだ。ヨルムが水を浴びると鱗が重くなり、動作が鈍くなると思われる。
現在、ヨルムは中国に向かって進行している。早急に食い止めなければ被害は甚大なものになってしまう。
ヨルム討伐に向かうエージェントを求む。
解説
デクリオ級の従魔――ヨルムの進行を食い止めることが目的。
大蛇型の従魔で、全長はおよそ二十メートル、胴の直径はおよそ一メートル。
モンゴルの草原に生息。普段は地面の中に潜っている。
全身を硬い鱗に覆われている。鱗にはAGWによる攻撃に耐性がある。尻尾にはおよそ一メートルの棘が生えている。毒を吐く。一般人が毒を吸うと即死する。能力者は減退のバッドステータスを受ける。
ヨルムの弱点は水。鱗が水を吸収し、動作が鈍くなると思われる。
モンゴルの天気は晴れが続いており、雨は当分降らないという予報。
ヨルムが中国に到達した時点で失敗。討伐で成功。
マスターより
いかにヨルムを地上に引きずり出すかが戦闘の鍵となります。雨の代わりになるくらい大量の水があると戦闘が有利に進みます。
リプレイ公開中 納品日時 2017/06/19 10:11
参加者
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大蛇退治作戦
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