本部
外来生物を捕獲して食べようinサファリ
- 形態
- ショート
- 難易度
- やや易しい
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 8人 / 4~8人
- 英雄
- 8人 / 0~8人
- 報酬
- 少なめ
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2017/06/08 19:00
- 完成予定
- 2017/06/17 19:00
掲示板
-
相談用スレッド
最終発言2017/06/07 22:24:53 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/06/08 07:34:32
オープニング
●依頼
「あっ、うちのカミツキガメが!」
その客の悲鳴に、オーナーは慌てて振り返った。
ザブン!
柔らかなランプの灯りの中、男のトランクケースは水面へと沈んで行ってしまった。
「ちょっと、うちの庭にカミツキガメを放ったの?」
客は真っ青になってオーナーに謝った。
彼がこのホテルで休んだ後に町のペットショップでサンプルとして引き渡し予定のカミツキガメの卵だったのだ。
「……朝になったら、探さないと……」
……それからしばらくの後。H.O.P.E.へ下記のような依頼が舞い込んだ。
──『外来生物を捕まえて自然を守り、その外来生物を美味しく食べよう』。
その依頼を受けたエージェントたちは何故か自家用ジェットに乗せられ、アフリカの大地にやってきた。
●外来生物
「こいつらを倒して欲しいんですよ」
屋根のあるテラスに集められたエージェントたちは、壁に映ったプロジェクターの映像を観せられていた。
そこには鋭い牙のある亀が映っている。
「これ。カミツキガメ。この鋭い牙がどんだけ恐ろしいものなのかって君らもたぶん知っていると思うけど、怖いよね、こんなんでバクっとされたら。うちの動物たちがこれで噛まれたらいちころなわけよ」
そう言って、ホテルのオーナーは外に広がる自然の中の動物たちを優しい眼差しで見つめた。
視線の先にはあくびをするライオンが居た。
「このカミツキガメがこの辺に何匹いるか、正確にわからんから一番厄介なのだわ。大体どれも甲羅の大きさが三十センチくらい。十メートルを超えるのはわかってるだけで一匹くらいだけやね」
メートル。その単位を聞き逃さなかった者は違和感を覚えたが、口を挟む間もなくオーナーの話は続いた。
「次にこの鳥なんですけど」
画面に翼竜が映った。
「でっかいんで、仮にプテラノドンって呼んでます。大体七メートルくらいかな? こっちで二体は確認している。これもカミツキガメ」
トサカのついたプテラノドン、ちょっと鶏に似ていた……。
「あと、これがトリケラトプスっぽいカミツキガメね。草食っぽいんだけど、ライブス食べるからね。草食とか関係ない。うちの動物たちが倒れちゃってて困ってるですよ。それぞれ九メートルくらい。もしかしたらもう一体くらい居るかも」
軽く言っているが、図鑑で見たことがある恐竜そっくりである。
「そして、一番困ってるのがこいつら」
画面の端に火柱が上がったのが見えた。
「体長十二メートルのドラゴン型カミツキガメ。これはまだホテルの近くまでは来てないからウチはまだ安心なんだけど、動物たちがことごとくやられちゃって、ほんと困ってる。あと──」
地面が突如割れて、大木のような太さの蔦──いや、足がうねった。
「これはクラーケンって呼んでる。ココ、海じゃないんだけどね? 地面の中から突然襲ってくるからよくわかんないけど、大体ニ.五キロメートルくらいかなー? これも元カミツキガメ」
プロジェクターの画面に今まで映ったカメと『外来生物』たちの画像が並んだ。ちなみにクラーケンは足だけである。
「これが今回うちの庭にやってきた『外来生物』たち。安心して、どれも元カミツキガメだし、従魔って言うんだっけ? あれに憑かれて変化しただけだから」
そう言ってオーナーは愛おしそうに眼前に広がる大自然を見た。
「あと、うちの動物たち──大雑把に言うとライオン、アフリカゾウ、バッファロー、ヒョウ、サイ、シマウマ、カバ、ワニなんかが居るんだけど、そっちは傷つけないでね」
オーナーによると今回の討伐隊は『第二弾』だと言う。
第一弾のエージェントたちによって、『外来生物』は倒した後も肉体が残って調理可能であることは実証済みである。
ホテルには一流シェフが勤めていてエージェントたちが倒した『外来生物』の肉を調理してくれるという。
調理を希望する者は屋外用キッチンを自由に貸してもくれるそうだ。
もしかしたら、美味しいものばかりとは限らないがその辺は愛嬌だ。
ちなみに、第一弾の討伐隊のエージェントたちは三名ほどだったそうだ。
オーナー曰く、今よりもまだ『外来生物』の数も多い状態での討伐だったため、全員試食する前に回復を必要として撤退した。
「だいじょーぶ、多くてもあと十体くらいでしょ? H.O.P.E.のエージェントサンなら、なんとなかるってー」
解説
※OPの内容とOP解説の情報は全てPCが知っている情報です
●目的:外来生物(従魔)を全部捕らえて、美味しく食べよう
●外来生物(従魔に憑りつかれたカミツキガメ)
生き物名の後には全て「のような従魔」という言葉がつきます
主食はライヴス
すべてミーレス~デクリオ級従魔と予想されている
・カミツキガメ:最大甲長10m×1、30cm×?体
・プテラノドンのような鶏型カミツキガメ:全長7m×2?
・トリケラトプスのようなカミツキガメ:全長9m×1?
・ドラゴンのようなカミツキガメ:全長25m
・クラーケンのようなカミツキガメ:体長2.5km?
カミツキガメの肉体は従魔の憑依とともに何故か突然変異を起こし、すっかり同化・進化・変化しており、
従魔を倒した後も新たな進化を遂げたその肉体のままである。
白い花びらを食べたせいだとか、以前ここにあったオーパーツのせいだとかいう話もあるが、
根も葉もないくだらない噂だとオーナーは言う。真相はもう誰にもわからない。
●ホテル『バラバラ・ヤ・マジ』
アフリカ某所にあるお金持ちのオーナーが半ば道楽で建てたホテル。
小さなオアシスを見下ろす、少し小高い丘に建つロッジ、隣には小さな施設サファリパーク※。
※境を示す柵があるくらいで、他東西・幅十キロ程度をなんとなく「うちのサファリパーク」と称しているだけに過ぎない。
しかし、『ビッグ5』と呼ばれる大型動物(ライオン、アフリカゾウ、バッファロー、ヒョウ、サイ)を見ることができる。
ロッジに泊まった客に四輪駆動車などに乗って野生生物の観察をする「ゲームドライブ」などのサービスを提供。
また、時々、水を飲みに象が傍を通り過ぎる。
オーナーの言葉はエージェントたちにはリンカーの力で意訳されているが、アフリカの方である。
ちょっと大らかな性格である。
・一流シェフ:リンカーであり、なぜかAGW製のこだわりの特製調理器具を持っていて貸してくれる。
マスターより
外来生物(従魔)から、アフリカの大自然の生き物たちを守って下さい、宜しくお願い致します!
共鳴時・英雄は普通の動物から直接的なダメージは受けませんが、
ビック5(ライオン、アフリカゾウ、バッファロー、ヒョウ、サイ)なども居ますので
なんとなく気を付けて頂ければと思います。
シェフのAGWの調理器具は趣味であり、完全に討伐した後はAGWでなくても調理可能です。
従魔の活き造りは禁止です。
『【白花】サファリパークで全力疾走花集め』の舞台になったホテルです。
リプレイを読むと雰囲気がわかるかもしれませんが、
今回参加するために必読というわけではありません。
リプレイ公開中 納品日時 2017/06/18 19:37
参加者
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最終発言2017/06/07 22:24:53 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/06/08 07:34:32