本部
盲目孤高の剣士
- 形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 10人 / 4~10人
- 英雄
- 10人 / 0~10人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2017/02/19 15:00
- 完成予定
- 2017/02/28 15:00
掲示板
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相談卓
最終発言2017/02/19 12:26:45 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/02/15 20:51:20
オープニング
私は、生まれたときから目が見えない。
だから、誰かの邪魔にならないように生きていこうと思っていた。
「お譲さん、お茶はいかがですか?」
使用人に扮した悪人が、私に囁く。
この屋敷の中の使用人たちは、全員がここに攻め入った悪党たちが成り代わっている。どうやら夜のうちに、ここの使用人たちは全員が捕えられてしまったらしい。私が育った屋敷は、もう乗っ取られてしまった。
――私は、身代金を引きだすための人質か。
「いらないわ」
目が見えないから、舐められたのであろう。
声の違いで、使用人が別人になりかわっていることぐらいは分かる。
「疲れましたので、少し休みます。私室には、入らないでください」
私は自分の部屋に戻る。
こうやれば、少しでも時間を稼ぐことができるかもしれない。
「私は、誰の助けもいらない」
こんな局面ぐらいは、一人で乗り切らなければ。
私は、誰の邪魔にもなってならない。
「この屋敷も使用人も、私が守らなければならない」
●HOPE支部
「ヴィランズが、屋敷をのっとりました」
HOPEの職員が、集まったリンカーたちに説明を始める。
「大富豪の満田氏の邸宅。そこにいた娘さんエリさんを人質に取った犯人グループが、身代金を要求しています」
屋敷に隠密に侵入し、娘を助ける。
依頼内容は単純である。
「仕事自体は単純なのですが、不安要素が一つあります」
HOPEの職員はため息をついた。
「エリさんが、最近英雄と契約したということです。ですが、密田氏いわくエリさんの視力は契約しても戻らないとのことで……」
「つまり、人質が暴走する可能性があるということですね」
リンカーがため息をつく。
その時、電話が鳴った。
「大変です。今、現場の屋敷で発砲音がしたそうです!」
●盲目の剣士
自分の私室で、私は刀を抜いていた。
英雄と共鳴しても、私の目に光は刺さない。それでも、気配には敏感になる。まるで、部屋全体が私の体になったかのようだ。この部屋に入った敵を、私は逃せない。
私の間合いに入った敵を切り倒す。
「あの娘! リンカーだったのか!!」
「銃を持ってこい!!」
悪党の叫び声が聞こえる。
でも、平気。
私の間合いからは、誰一人として逃がさない。
解説
・使用人および人質の救出
エリ……最近契約したばかりのリンカー。実戦経験はないが身体能力は高く、勘もいい。共鳴しても目は見えないが、気配にかなり敏くなる。自分の私室の内部ならば、目が見えているかのように戦うことができる。なお、エリはよっぽどの理由がなければ部屋からは出てこない。部屋に入りこんでくる人間のすべてが敵だと思っており、問答無用で切り捨てようとする。武器は刀。
フェイント――急に目標を入れかれて、別に敵に急接近する技。敵が複数いるときに使用。
居合切り――部屋に入った最初の敵に急接近し、敵を切り倒す。
袈裟切り――敵の背後に回り、背中から切り捨てる。
ウィランズ……屋敷に押し入った身代金目当ての悪党たち。十人出現するが、すでに二人がエリに切られている。全員が拳銃と刀で武装している。腕はかなり立つ。
・屋敷――大豪邸(日中)
1F
庭……石造が多く飾られており、遮蔽物が多い。二名の敵が見張りについている。
居間……さまざまな豪華なインテリアに囲まれた部屋。物が多く、戦いづらい。
台所……使用人四人が閉じ込められている。敵二名が見張りに立っている。比較的狭く、戦いづらい。
客間……ベットなどが置かれたホテルのような部屋。
2F
私室……エリの私室。広い部屋であり、エリが出現する。切られた二名の敵が倒れている(PL情報――エリを無力化すると、倒れていた敵がエリを攻撃しようとする)
主人の部屋……私室。エリの部屋の隣のため、敵四名が壁を突き破り、奇襲をかけようとしている。
マスターより
こんにちは、落花生です。
今回は人の話を聞かない(攻撃してくる)人質を助けようという話になります。
ところで、この屋敷ってたぶん広いから暖房費が大変なことになってます。
冬は本当に暖房費で頭が痛いです。
リプレイ公開中 納品日時 2017/02/24 20:54
参加者
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相談卓
最終発言2017/02/19 12:26:45 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/02/15 20:51:20