本部
- 形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 6人 / 4~6人
- 英雄
- 3人 / 0~6人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2016/12/22 09:00
- 完成予定
- 2016/12/31 09:00
掲示板
-
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/12/21 00:39:28 -
相談卓
最終発言
オープニング
「さて……と。今年もこの季節の花形がやって来ましたな。一体全体どんな催し物になるんだかね?」
「実に楽しみですなあ」
「くっくっく」
何やら怪しげな会合を開いている謎の密集体。そいつ等はなんだかよく分からないが赤い頭巾に白いもっさりとした付け髭。そしておなじみの赤い服をそれぞれが丸めた猫背に大きな白い袋片手に背負っていた。しかしどこかみょうちきりんな印象が拭えない。まさか……!
「……そう。わしらは……」
「――そうじゃ。わしらは……」
「そのとおーり!! わしらは凍てつく真冬の寒気をも吹っ飛ばす! 平均年齢60歳! その名もサンタ族! 只今見参!」
一体誰に喋っているのか分からないがどうやらそう言う事だったらしい。それにしてもサンタ族? そのまんま初めて聞いた。
凍てつく真冬の寒気が逆に舞い戻ってきたかのような絶対零度の台詞に周囲の人達は忙しなく通り過ぎる。何だかイタイ人を見る目で通り過ぎる。何だかイタイ人を見る目で……。
近所の居酒屋のちっさいしょぼい駐輪場ともつかぬ駐車場を占拠し彼等は大好きなアニメのプリントが貼り付けてあるバイクに跨り、60年代のアイドル歌手の歌をハミングし、そして――街道を風の様に駆け巡る!!
何で痛車何だよ! それも単車で……!!
「わしらはヴィラン! 悪の王道サンタ族!」
背中に『仁義』と墨痕鮮やかに書かれたオッサンだかジーさんだかが声高に叫ぶ。痛車に跨りながら。
「正義を嫌う! 悪の花道サンタ族!」
腕周りに『網走の夜』と墨痕鮮やかに書かれたオッサンだかジーさんだかが声高に叫ぶ。痛車に跨りながら。
「孫への愛を! 悪の参道サンタ族!」
腰のラインに『孫・LOVE』と墨痕鮮やかに書かれたオッサンだかジーさんだかが声高に叫ぶ。痛車に跨りながら。
何の主張だか意味不明。もう誰でも良いから始末して下さい。
解説
もうどこをどうツッコんでもサンタ族! と、ついつい叫んでしまいたくなるそんなはた迷惑なサンタ族がやって来た!
ですがこの中年以上老人以下のサンタ族。結構侮れません。何せ痛車(バイク)を乗り回して夜の町、主に商店街をひたすら駆け巡るのですから。
クリスマスムードぶっ壊しのこいつ等サンタ族を始末しなければ、安穏とした長閑な今年の冬のイベントは間違いなくぶち壊しでしょう。
突如現れた彼等の目的は不明。果たして袋の中には何が……? 想像するだにくだらない。
サッサと始末してくれるPLさん達。待っています。
マスターより
今年も冬がやってきましたね。ふーもんです。年末年始にかけて色々と忙しい方もおられるとは思いますが、私は相変わらずマイペースです。ちょっと危機感を感じております。1年ってあっという間ですね。ホント。
皆さんの面白コメディプレイング。お待ちしております。
リプレイ公開中 納品日時 2016/12/29 19:11
参加者
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最終発言2016/12/21 00:39:28 -
相談卓
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