本部
カウントを止めろ!
- 形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 6人 / 6~6人
- 英雄
- 6人 / 0~6人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2015/10/05 19:00
- 完成予定
- 2015/10/14 19:00
掲示板
-
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2015/10/02 10:05:51 -
山火事を防ぎましょう!
最終発言2015/10/09 15:25:50
オープニング
●焼きつける者
合掌造りの家屋が残ることで有名な岐阜県の山岳地帯、その奥の奥。
朝露に湿った空気がゆらり。背の高い木々を伝い登ってその枝葉を揺らす。
その様を無機質な目で見上げながら、その者どもは半開きの口から赤炎を吹き漏らした。
急加熱された湿った空気が、またもやゆらりと景色を揺らしてみせた。
「キュッキュッキュ」
錆びのまわったボルトを回すような音を発した1体が、土の中から突きだす木の根を踏みしめ、歩き出した。
「キュッキュッ」
応えた者どもが後に続く。
根や地に降り積もる木の葉の上に、黒い足跡を焼きつけながら。
●燃やすか燃やさないか
「は~い、みなさんおつかれさまで~す」
HOPE本部ブリーフィングルームに、新人女子職員がバタバタ駆け込んできた。
「みなさん旅行とか興味あります?」
集まっていたライヴスリンカーたちが、思わず顔を見合わせた。いきなりそんな詐欺っぽいこと言われても……。
「いやいや、チケット売るよ~とかって話じゃないんですよっ。岐阜県の超有名な、合掌造りの家とかある村のこと知りません?」
その世界遺産の集落がある、岐阜県と石川県にまたがる霊峰の深部で、不穏なライヴスの揺らぎが検出されたというのだ。
「みなさんにお願いしたいのは、山の奥に現われたデクリオ級従魔5体の退治なんですけど……ライヴスの揺らぎだけじゃなくて、実際の空気も揺らいじゃってるって問題がありまして」
空気を揺らがせるもの――風?
「さらにそれの基になる熱。もっと言っちゃえば火、です」
山に熱。それはまずい。山火事になれば、文化遺産だけでなく、山で生きる無数の生命が一気に失われることになる!
「で。その熱源が従魔なんですよ」
スクリーンに映し出されたのは、おそらくは衛星カメラで上空から撮影された件の従魔たちの姿だったわけだが。
「口から火、噴いてますし、シッポが燃えてるんですよね。放置しとくだけでも近いうち山火事になるんですけど、こいつらが暴れたら確実にまわりの木に引火して、即山火事になるという……」
敵は火トカゲ。
だとすればただ戦うだけでなく、「山火事を引き起こすだけの本数が燃える前に倒す」か、「木に引火させない手段を考える」か、とにかく山火事対策をしなければならないということだ。
「敵に集中しきれない状況で戦うことになります。装備と心の準備をしっかり整えて、火事にならないよう事に当たってください」
解説
●依頼
山火事を起こす前にイグアナ従魔6体を倒してください。
●状況と地形
・戦闘エリアに人はいません。
・特に作戦実行時間帯を夜で指定しなければ(昼の間に作戦を実行すれば)、視界が阻まれることはありません。
・樹木の密集率はそれほどではありません。普通に動く分には問題なしですが、剣や長柄武器を自由に振り回せる広さは確保できません。
・対策なしで従魔と対した場合、1ラウンド経過するごとに1本の樹木が引火して燃え上がってしまいます。
・各種対策により、樹木1本につき1~∞ラウンド引火を遅らせることができます。
・10本めの樹木に引火してしまった時点で依頼は失敗となります(最短10ラウンドで依頼失敗)。
●火トカゲ(デクリオ級従魔)×6
・口から噴く火と燃えるシッポを持つイグアナ型従魔です。
・攻撃は口からの「火炎弾(遠距離単体魔法攻撃)」をメインに、シッポによる「打ち払い(近接範囲物理攻撃)」を行ってきます。どちらも炎による「減退」のBSを与えます場合があります。
・樹木への点火はシッポで行います。
・身体的特徴は「イグアナ」のものを引き継いでいます。
マスターより
はじめまして。電気石八生(でんきいし はちお)と申します。
火トカゲの炎に急かされつつ戦っていただく戦闘シナリオとなっております。
情報を得て対処していただければ大事には至らないはず。準備を忘れず戦闘にのぞんでいただければ幸いです。
リプレイ公開中 納品日時 2015/10/09 13:42
参加者
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依頼前の挨拶スレッド
最終発言2015/10/02 10:05:51 -
山火事を防ぎましょう!
最終発言2015/10/09 15:25:50