本部
俺たちは肉を焼く。誰にも邪魔はさせない。
- 形態
- ショート
- 難易度
- 易しい
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 8人 / 4~8人
- 英雄
- 3人 / 0~8人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2016/08/24 09:00
- 完成予定
- 2016/09/02 09:00
掲示板
-
肉はわたさない!!絶対にだ!!
最終発言2016/08/23 21:01:51 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/08/21 22:43:20
オープニング
●突発的な事件続発によりロクに食事も摂れずに10時間以上ぶっ続けで働いていたエージェントたちがようやくありつけたBBQの肉を強奪せんとする従魔が大挙して押し寄せてきやがった。キレた。
その日、エージェントたちは続発した特殊事件に追われて東奔西走していた。
東で従魔を倒せば、西でヴィランが暴れているとの情報が入り。
西でヴィランを捕らえれば、北で再び従魔が現れたとの情報が入る。
その度に彼らは動員されて、休む間も食事をする間もないほどに忙しかった。当然ながら解決できるのはリンカーだけであり替えは利かない。こういう時はさすがにH.O.P.E.の人手不足を呪わずにはいられなかった。
夜、最後の事件を解決した時、エージェントたちはキャンプ場にいた。そこに現れた従魔を駆除するのが彼らの仕事だったのだ。
ハードな1日の終焉とともに、天は彼らにご褒美を与えた。
正確には天というか、H.O.P.E.が。
「お疲れ様でした。えーと、今日はこれでもう仕事はありませんが……どうします? そこキャンプ場ですよね? 打ち上げのBBQとかしますか? 大変な1日だったので、それぐらいは役得ってことで。何なら食材送りますよ? 労いの意を込めて!」
よっしゃああああぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーー!!!!
喜びに打ち震えるエージェントたち。
酷暑の中で連続出動させられてクソみたいな1日だったと思っていたが、最後の最後でがらっと好転してくれた。空はすっかり暗くなっていたが、BBQという音声で彼らの心は完全に晴れ渡る。
冷静に考えれば、費やした労力に比べるとささやかな褒美に過ぎないのだが、この時のエージェントたちはそんなことなどどうでもよくなるほど疲れていたのだ。
しばらく待っていると、遠くから輸送機の飛行音が聞こえた。接近したそれは、エージェントたちの数メートル横に大きな荷物を投下した後に去っていく。パイロットのおっさんがドヤ顔でサムズアップしていたが、普通に危険すぎである。死ぬわ。
ともあれ、BBQの機材と食材はH.O.P.E.の手によって揃えられた。空中から地面に激突しても内部の物品には傷ひとつない。これもライヴス技術の賜物なのだろうか。グッジョブ。
さぁ、宴の始まりだ!!
ってな感じでスーパーハイテンションでBBQを準備し始めたエージェントたちだったが、彼らの傍には有象無象の影が迫っていた。
次第にその気配は濃くなっていき、火を受ける網を眺めて浮かれていたエージェントたちもようやく何者かの存在に気がついた。
近くの茂みから、流れゆく小川の水中から、遠方の山から。
従魔。従魔。従魔。
おびただしい従魔の群れだ。形は猿のような、魚人のような、トンビのような。とにかく数が多い。
奴らは狙っていた。ギラついた目が自分たちから何を奪おうとしているのか、エージェントたちにはすぐにわかった。頭でなく肌で奴らの意思を感じた。
肉だ。あいつら……肉を狙ってやがる。
もっともそれは盛大な勘違いで、疲労と高揚感で若干クレイジーになってしまっていた彼らが勝手に思いこんでしまっているだけだった。従魔は普通にエージェントたちのライヴス狙いです。肉じゃないです。
にじり寄る従魔たち。
対して、エージェントたちも武器を取る。
盗人猛々しいとは、まさにこのこと!!
悪辣なる簒奪者(※誤解)を打ち払い、己の食べる肉(と野菜)を守るため。
若干おかしくなっているエージェントたちは今、肉体の限界を超える!!
解説
※戦闘っぽい解説ですが、コメディです。
■概要
何故か続発した事件に振り回されたエージェントたちは、最後にキャンプ場に行き着いていた。
夜まで何も食べられなかった彼らはオペレーターに「BBQする?」と聞かれて狂喜してイエス。
H.O.P.E.のお膳立てで、夜のキャンプ場でBBQを楽しむことになる。
しかしそこに現れる従魔たち!
こいつら、BBQの肉を狙ってやがる!
疲労と空腹でクレイジーになっていたエージェントたちは問答無用でそう認識。(実際は肉狙いではない)
肉は、渡さない。
そう決意して武器を取るエージェントたちの目は、まさに虎の目になっていたのです。
■敵
・魚人っぽいデクリオ級従魔×10
動きはのろいが、攻防ともに力強い。
口から水球を吐き出して攻撃、肉にツバをつけるかのごとくマーキングを狙う。(エージェント視点)
また、水球の着弾点によってはBBQの火が消えてしまう。何ということだ。
・猿っぽいミーレス級従魔×∞
動きは素早いが、攻撃が軽い。
スピードで撹乱して肉をかすめ取ろうとする。(エージェント視点)
・トンビっぽいミーレス級従魔×∞
飛行タイプの従魔。銃や弓、投擲武器でなければ届かない。
地上の隙を見計らい、肉を持ち去ろうとする。(エージェント視点)
■場所
夜のキャンプ場。石だらけの川原に、小川を挟んで森が広がる。涼しい。
まさにザ・キャンプ。
■状況
・四方を敵に取り囲まれた状態。
・PCたちは凄まじい空腹と疲労でスーパーハイになっており、肉体の限界を超えている状態。
半ば狂戦士化しており、超人的な強さを発揮できる。
・お肉を食べるとスキル使用回数が何故か全回復する。たぶん内奥から色々あふれ出す感じだろう。
・ただし1人は肉を見ていないと、肉を焼けません。
・戦闘が終わる頃には朝になってます。朝チュンです。
マスターより
どうもです、肉くもゆきです。
今回は、従魔と戦闘しつつBBQをして夜明けを迎えるシナリオとなります。
皆さんは従魔から肉を守る、肉の狂戦士となるのです。
戦闘そっちのけで肉を食うもよし。
肉そっちのけで超人的アクションで従魔を狩りまくるのもよし。
肉を頬張って口からはみ出させながら従魔との戦いを両立させるもよし。
あ、でも肉はパワーアップアイテムなのでたくさん食べるとよろし。
リプレイ公開中 納品日時 2016/09/03 19:07
参加者
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肉はわたさない!!絶対にだ!!
最終発言2016/08/23 21:01:51 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/08/21 22:43:20